2022年10月04日

軽やかロゼ・トスカーナ


月初の入荷はいつも沢山なのですが、今月は1,2日か土日だったこともあり昨日出荷の今日着という荷物が予想以上に多かったようで…
東京からくるはずのワインが2社、届きませんでした

がーん

自然現象(台風とか)以外では初めてです…
運送業界も大変なんだろうなぁ〜



でも、届いたワインから新たなおすすめを紹介します
でも時間がないから手短に。

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ラ・スピネッタ ロゼ・ディ・カサノーヴァ2020
イタリアの辛口ロゼです
ギフトボックス付きでプレゼントにも最適

スピネッタは有名だと思いますが、ご存知でしょうか?

この蔵はイタリア、ピエモンテ州で1977年創業の人気ワイナリーです
今ではバルバレスコやバローロ、バルベーラ等ピエモンテのワインを広く生産しています。
サイのラベルでお馴染み(サイだけじゃないですが)

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昔、このブログでも何回か紹介した事あります ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/427697273.html

https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/462873046.html?1664876507

↑ 2つ目のブログには中身が全くありませんが。

輸出部長のルカさんと話してて、
てんちょ:ピエモンテ1回だけ行きました、バローロに。
ルカさん:なぜ、うちに来なかったの?
     …
     あー、分かった! フォンタナフレッダに行ったでしょ
と、行動がバレバレだった事が面白かった(なんせ輸入元に連れて行ってもらったので)
…蛇足


で、今日のロゼ、素敵な色ですよね

透明瓶はこれが魅力ですが、日本向けの輸出はやはり長旅なのでワインの品質保存を優先して透明瓶を使わないメーカーも多いです。
アンドレクルエはそう言っていた。

この素敵なロゼ、ピエモンテ産じゃなくてトスカーナのワインなのです

ラ・スピネッタ・カサノーヴァとしてトスカーナ州でもワイナリーを設立。
ピサの近郊にあるらしい

整然として美しい畑 ↓

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HPより

セパージュは、サンジョベーゼ、プリュニョーロ・ジェンティーレ各50%
IGTトスカーナ

軽いセニエで作られています、樽なし。
使われているブドウはトスカーナ州の地場品種です、スピネッタは「土地の固有品種」を大事にする蔵なのです

プロヴァンスのロゼが大流行りしてるのを見て、彼らもロゼに挑戦しよう、となったそうです

辛口のロゼ、香りは繊細で華やかという程ではありませんが欠点がなく心地よい。
飲み口も同様で、軽い口当たりと程良い酸味があり、プロヴァンスロゼが人気になったのと同じスタイルです。
難しいワインじゃありません。

バローロやバルバレスコだと諭吉さん2人くらい必要になってしまうんですが、このロゼは3000円台で買えます
カッコいい箱も付いてるし。

イタリアンじゃなくても気軽に飲めますよ〜
そろそろ冷たいワインが敬遠される時期ですが、晴れた休日のランチにはいいかも
美味しかった〜

ロゼの飲み比べしたとして、産地がどのくらい分かるだろうか
誰かやってみませんか








posted by cave MITSUKURA at 19:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする