予報通り、寒いです
晴れなんで車に乗ってる方は暖かいかも
フランスでも寒波が到来しています。
ボーヌの夜は̠−4度
アルザスのカイザーベルクでは雪景色↓
ポール・ブランクSNSより
来年のカレンダーですが、ファインズからも届いております↓
こちらも卓上。
しっかりしたケースに入ってます
写真のワインも解説もついていますので、勉強にもなりますよ
ファインズのワインをお買い上げの方に差し上げます
今日はこのワインを紹介します
シャトー・フェリエール2005&2015
当たり年ペア✨
05年に比べて15年の方は、ラベルがシンプルになってますね
エコの為(華美な印刷を控える)なんでしょうけど、どのシャトーでも同じ取り組みをしてます。
緑色のラベルとキャップシールって珍しいですよね
フェリエールは格付けシャトーなので知ってる方も多いでしょう
飲んだ事ある方はどのくらいいるかなぁ?
今日のワインは、フランス、ボルドーのメドック3級ワインです
生産地(AOC)はマルゴーです。
メドックなので赤ワインです(メドックは赤ワインしか名乗れません、内包するAOCでも同様です)
メドックの中にポイヤックやマルゴーなど、6つの単独のAOCがあり、包含関係になってます。
格付けワインとは、1855年にメドック全体(と例外でペサックレオニャンのオーブリオンが一つ入ってます)から60シャトーを選んで5段階に格付けされたワインの事で、1973年にムートンが1級に昇格した以外では不動のランク付けになっています。
(古くは統廃合で名前が変わったりしたシャトーもありますが)
30年くらい前までは格付けと言っても、あんまり手を掛けられていないシャトーもあったりして、品質がイマイチなワインもまま、あったんですが…
90年以降は「格付けシャトー」である箔が非常に重要になってきて、誰もその恩恵を無駄にせず、誠実に栽培・醸造に取り組んでいます
(これ、何回も書いてますけど)
その結果、しょぼい格付けワインて本当に無くなりましたね
そして価格も上がって、それはそれで複雑な気持ちですが。
消費者としては、お手頃で高品質でいて欲しい。
シャトー・フェリエールは、1700年代の後半に設立された蔵で、1792年には創業者フェリエール氏の従弟がボルドー市長を務め、共同経営者としてシャトーの拡大に貢献したそうです
1855年には3級格付けに選出される栄誉にあずかりますが、創業者の死後、所有畑は売りに出され一時バラバラになってしまいます。
その後もフェリエール家がシャトーの運営を続けますが、1914年に蔵を手放すと、何人かの手を渡って1991年に現在のヴィラール・リュルトン家の所有になりました。
リュルトンの一族は沢山のボルドー有名シャトーを持っており、デュルフォール・ヴィヴァンやオー・バージュ・リベラルも所有しています。
シャトー・フェリエールを語る時に必ず言及されるのが、その小ささです
フェリエールは格付けシャトーで最小の蔵で、その所有畑は僅か8haしかありません。
シャンパーニュやブルゴーニュの家族経営で、中規模のドメーヌでも15ha程度は自社畑があることを考えると、その規模の小ささはボルドーでは極少と言われてしまうでしょう
年間生産量は48000本程度、アメリカ向けがほとんどのようでフランス国内でも日本でもかなり少ない流通になっています
それでも中身は素晴らしい
シャトー・マルゴーに隣接する最高の区画を持っています
素敵なシャトー ↓
HPより、以下同様
ショップもあります ↓
セパージュは、大体50〜60%がカベルネソーヴィニョン、30〜40%がメルロ、残りがカベルネフランとプティヴェルドです
4割程度を新樽で18ヶ月以上熟成しています。
いいブドウ ↓
カベルネソーヴィニョンでしょう
繊細で洗練されたフルボディです
落ち着きがあるしっとりした構造でしょうか、もちろん熟成させた方が圧倒的にいい香りがします。
ブケが出るまで待った方がいいけど、今飲んでも辛いまではいかないでしょう。
深窓の令嬢、なイメージです(勝手な個人意見)
そう言えば最近、メドックが格付けシャトーを中心にカベルネ回帰してるようです。
メドックらしさ、があるのは重要ですよね、賛成です
セカンドワインも二つ、あるんですが、最近では滅多に見ませんねぇ
あったら是非買いたいです
価格は、格付けではまだお手頃な方かな。
05や15年は当たり年で多少高いですが、05でも諭吉さんでお釣りが来ます。
店頭にまだありますので、お正月にトライしてみませんか〜
05年に比べて15年の方は、ラベルがシンプルになってますね
エコの為(華美な印刷を控える)なんでしょうけど、どのシャトーでも同じ取り組みをしてます。
緑色のラベルとキャップシールって珍しいですよね
フェリエールは格付けシャトーなので知ってる方も多いでしょう
飲んだ事ある方はどのくらいいるかなぁ?
今日のワインは、フランス、ボルドーのメドック3級ワインです
生産地(AOC)はマルゴーです。
メドックなので赤ワインです(メドックは赤ワインしか名乗れません、内包するAOCでも同様です)
メドックの中にポイヤックやマルゴーなど、6つの単独のAOCがあり、包含関係になってます。
格付けワインとは、1855年にメドック全体(と例外でペサックレオニャンのオーブリオンが一つ入ってます)から60シャトーを選んで5段階に格付けされたワインの事で、1973年にムートンが1級に昇格した以外では不動のランク付けになっています。
(古くは統廃合で名前が変わったりしたシャトーもありますが)
30年くらい前までは格付けと言っても、あんまり手を掛けられていないシャトーもあったりして、品質がイマイチなワインもまま、あったんですが…
90年以降は「格付けシャトー」である箔が非常に重要になってきて、誰もその恩恵を無駄にせず、誠実に栽培・醸造に取り組んでいます
(これ、何回も書いてますけど)
その結果、しょぼい格付けワインて本当に無くなりましたね
そして価格も上がって、それはそれで複雑な気持ちですが。
消費者としては、お手頃で高品質でいて欲しい。
シャトー・フェリエールは、1700年代の後半に設立された蔵で、1792年には創業者フェリエール氏の従弟がボルドー市長を務め、共同経営者としてシャトーの拡大に貢献したそうです
1855年には3級格付けに選出される栄誉にあずかりますが、創業者の死後、所有畑は売りに出され一時バラバラになってしまいます。
その後もフェリエール家がシャトーの運営を続けますが、1914年に蔵を手放すと、何人かの手を渡って1991年に現在のヴィラール・リュルトン家の所有になりました。
リュルトンの一族は沢山のボルドー有名シャトーを持っており、デュルフォール・ヴィヴァンやオー・バージュ・リベラルも所有しています。
シャトー・フェリエールを語る時に必ず言及されるのが、その小ささです
フェリエールは格付けシャトーで最小の蔵で、その所有畑は僅か8haしかありません。
シャンパーニュやブルゴーニュの家族経営で、中規模のドメーヌでも15ha程度は自社畑があることを考えると、その規模の小ささはボルドーでは極少と言われてしまうでしょう
年間生産量は48000本程度、アメリカ向けがほとんどのようでフランス国内でも日本でもかなり少ない流通になっています
それでも中身は素晴らしい
シャトー・マルゴーに隣接する最高の区画を持っています
素敵なシャトー ↓
HPより、以下同様
ショップもあります ↓
セパージュは、大体50〜60%がカベルネソーヴィニョン、30〜40%がメルロ、残りがカベルネフランとプティヴェルドです
4割程度を新樽で18ヶ月以上熟成しています。
いいブドウ ↓
カベルネソーヴィニョンでしょう
繊細で洗練されたフルボディです
落ち着きがあるしっとりした構造でしょうか、もちろん熟成させた方が圧倒的にいい香りがします。
ブケが出るまで待った方がいいけど、今飲んでも辛いまではいかないでしょう。
深窓の令嬢、なイメージです(勝手な個人意見)
そう言えば最近、メドックが格付けシャトーを中心にカベルネ回帰してるようです。
メドックらしさ、があるのは重要ですよね、賛成です
セカンドワインも二つ、あるんですが、最近では滅多に見ませんねぇ
あったら是非買いたいです
価格は、格付けではまだお手頃な方かな。
05や15年は当たり年で多少高いですが、05でも諭吉さんでお釣りが来ます。
店頭にまだありますので、お正月にトライしてみませんか〜