2023年03月06日

ロゼと思って飲んでもえーやん


昼間は上着要らないくらいの気温と日差しですね
帰り道が寒いのでコートは必要ですが。

今年の花粉はひどいもんですね
ほんと公害だわ



さて、今日も春っぽいワインを紹介します
この前の試飲会でいいなと思いまして、早速買ってみました。

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ガヴィオリ ランブルスコ・ディ・モデナ アンチェストラーレ2019 

イタリア、エミーリャ・ロマーニャ州の発泡ワインです
スプマンテよりも少し気圧の低いフリッツァンテです。
ワインはDOC、ブドウはソルバーラ100%

今日のはシリアルナンバー入りの上級品です
6838本中の2327本、とても少ない生産です ↓

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皆様、ランブルスコはご存知でしょうか?
結構知名度あると思いますが。

以前、カビッキオーリのランブルスコを紹介しました ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20220710-1.html

しかし、ランブルスコは色々細かくて、何だかよく分かりません
割りと何でもアリだし、その辺りはイタリアらしいかも



アンチェストラーレとは、フランス語のアンセストラルと同じで、タンクで発酵させているワインを発酵途中で瓶詰めした物を指します。
発酵中の二酸化炭素が瓶内に取り込まれるので発泡ワインとなるのです。
メトード・ルーラル(田舎方式)などとも呼ばれる古典的な手法です。

瓶内二次発酵と比べて、新たに糖分や酵母を添加していない分、優しい泡立ちとなります。
だからフリッツァンテ。
そして、瓶詰め後は澱引きもドサージュもしていない分、よりナチュラルなワインと言えるでしょう


ガヴィオリは1794年創業のとても古いランブルスコメーカーです
歴史と伝統もさることながら、モデナ郊外に醸造所と大規模なフェラーリ(車)の博物館(6000平方メートル)を持ってます

今日のランブルスコはソルバーラ種で作られている事から、なんでしょうけど、
外観は綺麗な濃い目のピンクなので、まるでロゼの様です
ランブルスコは赤でもフルーティですし、見た目は特に鮮やかなロゼみたいです。

春だし、ロゼでもいいんじゃないの
ダメかしら。

皆様、
チェラスオーロ
キアレット

という言葉を聞いた事ありますか?

どちらも濃いロゼを表すイタリアワイン用語ですが(イタリア語でロゼはロザート)、そう言ってもいいくらいの見た目です

ボトルが黒いので透けて見えないのが残念ですが。
今日のランブルスコではありませんが、HPにソルバラの写真があったので参考にしてください ↓

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こんな感じ、赤色が鮮やかですが透明感もある

味はすっきりした辛口です
甘さゼロ。

アルコール度数は11.5%なので、ランチやピクニック(花見)で飲んでもいいですね
春のワインに相応しい。

価格はランブルスコにしては多少立派かな、野口君2人半(高くはないでしょ)
おすすめです〜






posted by cave MITSUKURA at 17:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする