2023年05月23日

ナイアガラと言えば


快晴で風が涼しい名古屋のお昼
初夏はこうであって欲しい。

メオ・カミュゼ、ロベール・グロフィエ、プリップ・シャルロパンの新ヴィンテージの割り当て案内が来てますが…
少ないし、高いし

シャルロパンなんて、「今の店頭での販売価格」「次の仕入れ値」と変わらないくらいです
えー
どゆこと
…悲しさしかない

入荷次第で順次、ネットショップにも掲載していきますが来月入荷もありますのでお待ちください



ネットでは北半球のブドウ畑が緑に包まれてとても美しい風景が見られます

ブドウ樹に鳥の巣が ↓

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ブルゴーニュ Pierre Morey SNSより
何の鳥でしょう??わたくし、鳥の事は全く無知でして


こちらも綺麗な花が ↓

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オーストリア STEININGER SNSより

今のところ、どの産地も大きな障害はないです
順調に収穫まで行って欲しい(まだ先は長いけど)




今日のワインはこれを紹介します
何年か前にも紹介した事あるんだけど。

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ケイヴ・スプリング ロゼ2018

このワインをご存知の方は名古屋にはそこそこいらっしゃるかな
輸入元が名古屋市の隣の愛知県春日井市にあるので。

今日のワインはカナダ産です
カベルネフラン100%のロゼ、辛口で美味しいです

カナダのワイン産地を詳しく知ってる人は少ないでしょう
大まかなイメージがあるだけでもいいと思いますが。

カナダの代表的なワイン産地は大きく二つあります

1.太平洋側でアメリカワシントン州の北に当たるブリティッシュ・コロンビア州
バンクーバーの周辺で、オカナガンバレーが著名産地です

2.ナイアガラの滝がある五大湖の北、オンタリオ州
ナイアガラ・ペニンシュラという産地が最も有名です

カナダのワイン法はVQAという名称で産地を登録しています。
上記のオカナガンバレーやナイアガラ・ペニンシュラはVQAに当たります。
(その下にテーブルワインなどがありますが)

カナダのブドウはかつてはナイアガラ(コンコード)などが主流でしたが、80年以降ヨーロッパ系のヴィニフェラ種への転換がされ今ではシャルドネやメルロー等お馴染みの国際品種が大部分を占めています

カナダで特筆すべきは、やはりアイスワインでしょう
観光のお土産としてもとても人気がありますし、品質の高い良品もあります

このアイスワインになるブドウの一つにカナダ独自のヴィダルがあります
ユニ・ブランとセイベルの交配品種で、カナダの固有品種と言っていいでしょう。
寒冷地でも育つのでマイナス8度(カナダのアイスワインの収穫はこれ以下の気温である事が条件なのです)にもなる環境でも収穫出来るそうです

こういうオリジナルなのが好きですね、個人的には。

マイナス8度、どんくらい寒いんだろう
緯度の高いカナダだからこそ、のアイスワインですが今後、温暖化でドイツの様になってしまわないか心配です


で、今日のワインはオンタリオ州の方です
VQAナイアガラ・ペニンシュラで、ガメイ100%

ケイヴ・スプリングは1986年設立、この産地ではパイオニアとして著名なドメーヌです
創業者は後の産地呼称VQAの制定にも尽力しており、ワインは世界的にも色んな賞を受賞しています。

今ではホテルも経営してますし、結婚式もできるみたい。
リゾートみたいなテイスティングルームです ↓

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SNSより、以下同様

試飲の他にも畑探索やヨガなど、色んなプログラムがあるようです
カッコいいワイナリーです ↓

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行ってみたいですね〜

HPが一部ですが日本語にも対応しています

でもね…
今日のロゼはもう作っていないのか、アイテムも詳細もない
うーん、セニエかなぁ

実はこれ、最後の1本です。

お手頃価格のロゼ、辛口で白と変わらず楽しめます。
香りは華やかですが、味は全く甘くありません。酸味があって爽やかですよ

来月、新ヴィンテージのロゼが入荷して来ます ↓

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ので飲み比べでしてもいいかも

カナダの冷涼な気候のせいか、繊細で可憐ですよ
是非飲んでみて〜


最後に、ナイアガラと言えば、てんちょは花火です
ずらーっとすだれみたいに火の滝が流れる、アレ。
もうずーっと見てみませんけど。










posted by cave MITSUKURA at 17:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする