2023年05月28日

サントーバンとコート・デュ・ローヌ


もう週末は6月ですねー、2023年も半分終わりに近づいた


昨日はマルク・コランサントーバンを美味しく飲みました
 
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和食に合わせて良かったです
少し若かったですが、ブドウの質の良さがとてもよく分かった。

本当は全ての区画を飲み比べしたかったけど、手に入らず断念
マルク・コランは近頃すっかり人気で入手困難です
しかし、これはこれで満足。

一人で区画の復習しました

マルク・コラン サントーバン地図.png
マルク・コランHPより

↑ ちょっと簡略化された地図ですね、全ての区画名が載ってない、アトラスの出番だ。

やはり、ピュリニー・モンラッシェの特級の上部に繋がる区画、アン・レミリシャトニエールスー・ロッシュ・デュメイは高品質
立地からしても納得。
リュスは村名フォントノットなどのブレンドでおばあさんのお名前だとか。

今度は何を飲もうかな



棚卸をしなくちゃいけないのでその準備で色々ワタワタ
何回やっても棚卸は苦痛だー
しかも新システムなんで余計に面倒で…はよ慣れねば。



今日はこのワインを簡単に紹介します

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フォン・デュ・ヴァン(ファミーユ・ゴネ) コート・デュ・ローヌ・ルージュ レ・プロメス2020

フランス、南部ローヌの赤ワインです
グルナッシュ70%、シラー30%

カッコいいエッチングボトルですが、お値段は超リーズナブル。
野口君二人でおつり余裕

オリジナルのエッチングが入ったボトルは当然ながら特注ですので高いのですが、それをこうしたベーシックなワインに使ってるあたりにプライドと余裕を感じます

まぁ、当然と言えばそうかも。
フォン・デュ・ヴァンはシャトー・ヌフ・デュ・パプの生産者として、とても有名です
1600年に既にベダリッドというアヴィニョンから北へ6キロほどの場所に居を構えていた記録が残るほどの家系。
この場所はシャトー・ヌフ・デュ・パプのすぐ東隣です。
今でもパプの5つ星生産者です ↓

フォン・デュ・ヴァンCuvees-PrestigesOK.jpg
HPより、以下同様

長い歴史を持つゴネ一族、ワイナリーを立ち上げたのは1950年ですが、この初代の当主はベダリッドの市長も務めた名士の家柄です。

このフォン・デュ・ヴァンが新しく取得した区画で造るワインが今日のコート・デュ・ローヌです
畑はアヴィニョンの西にあるドマザンという町の周辺。

シャトー・ヌフ・デュ・パプと同じく、ガレと呼ばれる丸い石がゴロゴロする地区です。 ↓

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農機具が使えないので(石だらけでねん挫しそうなほど)、ほとんどが手作業になります。
大変だぁ

この石が昼間の太陽熱を蓄積して、夜になると放出するので冷えに強く良く熟したブドウが出来る、のですが。
最近の温暖化でそれもどうなんでしょうねぇ…
水不足の方が心配かな。

お、なのでこの区画は北向きだそうです
なるほど。
(ドマザンはローヌ・ヴィラージュが名乗れるはずですが、それ以外のブドウも入ってるのかな、だからただのローヌかと)

100%除梗で発酵後、12ヶ月熟成。

まろやかで甘さと濃さのバランスがいいですね
難しい事まったくなし、ツルツル飲めます
誰でも好きと言ってくれそう

フランス人が食卓で一番愛飲すると言われるコート・デュ・ローヌ、正にそんなワインです
お値段も手頃だし、見た目もいいし、もちろん味も〇
文句なし

HPにはスパイスも合うと書いてある、カレーやクスクスに合わせて、だそうです
夏でも赤の方、おすすめですよ〜

















posted by cave MITSUKURA at 18:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする