2023年07月19日

シャトーシャロン行ったぜ


もうあと一日で帰国の途につくとは、
フランス滞在もあっという間でした👋

お留守番ありがとうー😊
お土産買って行くよ



今日は今回の訪問のもう一つの目的である、ジュラへ行って参りました🚗
ボーヌから車で1時間半くらい、下道です。

途中はほぼ牧草地やひまわり畑で、視界の開け具合が日本とは大違い😵
空の広さや、広大な牧草地は何度見てもほえーって思います。
そこをまっすぐの道路が通ってます。
100キロで走っても日本での60キロくらいにしか感じません😅
安全運転でっせ。


まずは、シャトーシャロンへ🚗

近づくにつれて、山間へ登って行きます。
久しく見ていなかった山地だわ。

シャトーシャロンはほんとに陸の孤島です。
高台の上の小さな集落がそれなんですが、上からの眺めは絶景です✨

E686C440-A486-4530-BAE6-1C2B008BAD27.jpg

9E762DA8-B3FE-41A6-B728-E05FCA83776C.jpg

村の反対側から ↓

7322587E-1497-4AE1-A90E-A12F52945252.jpg

自転車の人が割といるんですが、ここまで登ってくるの⁉️
うそでしょー💦

これが中心ですが、これだけ ↓


A3C60E8A-F6F1-436E-8F69-839BAAE129DE.jpg


畑のある側から町を見るとこうです ↓

E616C264-3229-43D1-9ECF-A13F97B8BAA6.jpg
山の上に屋根が見えますか?
クネクネ道を登って行きます
ヘアピンカーブだらけ

A4BC7490-F5C1-4A23-AD3C-4D689A1D1A78.jpg
街の入り口、南側



ドメーヌ訪問は、ベルテボンデ⭐️

81343168-D842-416E-9022-57F3FBE6D634.jpg

CF642D18-8E11-4ADF-8BF1-A124C1DEE8C8.jpg
素敵なお庭

娘さんのエレーヌさんが待っててくれました😊

87432291-313B-4E2E-987C-238E14F4DAB0.jpg
セラー入り口

まずは醸造設備とセラーを見学 ↓

030A1AD3-8284-4E2C-982F-131F7FB1C72A.jpg
発酵にはステンレスタンクと樽を併用

これが、シャトーシャロンのセラーです⭐️  ↓

1C56FE3B-FE26-40BD-9A6F-31C4E83C4FDF.jpg

6年以上の熟成が義務付けられているヴァンジョーヌ、熟成中は減って行くワインの補填は行わず、表面に付くフロールがあの独特の風味を作り出します。

最終的には3分の1程度の容量まで減ってしまうんだそう。

372E1627-1670-4EB2-AB57-3F706388C7E0.jpg

この6年目のシャトーシャロン、樽の中を覗かせてもらいました㊙️
表面にうっすらとフロールができ始めていて、あの香りがしています。
まだまだ熟成させないといけないようですが。

熟成中には、健全なフロールが生まれないで他の菌が繁殖してしまうリスクもあるそうで、少ないながらも2%程度は廃棄することもあるそうです。

そおか、確かにほったらかしなので、良くない細菌(主に酢酸菌)や、バクテリアが入り込むこともありえるんですね💦
大変だなぁ


1985年にエレーヌさんのお父さんがこの農家を買った時には、このセラーは空っぽだったとか。
畑を買い足して、樽を入れて少しずつ整って行ったんでしょう。

5ADC90E6-3694-4C00-A709-597CD18F35C6.jpg


ベルテボンデの畑はシャトーシャロンの村を中心に、15キロに渡って広がっています🍇
全部で14ha

あちこちに畑があるのは作業的には大変ですが、雹や霜、病害など、一箇所に固まってない分、リスクヘッジができる利点もあるとか🌿
なるほどね!


ベルテボンデでは新樽はほぼ使わず、ムルソーなどのドメーヌから2.3年ものの樽を買っているそうです。

「ほぼ」というのは、アカシアで作った新樽を一部のワインに使っているからです。
写真撮り忘れましたが、オーク樽と見分け付きません💦

オーク樽に比べて風味が付き過ぎず、優しいタンニンがあるからなんだそうです㊙️

アカシアの樽って、オーストリアのブリュンデルマイヤーのとこで大樽がアカシアだったなぁ、それくらいしか知らないですね。

51CB5126-658D-41EC-9903-7E1B2818B7C9.jpg

1D6F43C5-FE94-4150-961F-69E1E77076D2.jpg

マールも作ってます。
マグヴァンドジュラに添加する用なんですって。

ショップ店頭にて試飲🍷

2B029742-6060-4B4F-8D6F-4AF442E01A2A.jpg
センスの良い店頭、ご近所の人いいなぁ

DDADDA37-9FAF-4E50-9383-7B82A0497FEE.jpg

コートドジュラ サヴァニエ サヴァニャン21
コートドジュラ サヴァニャン20 アカシア
コートドジュラ トラディション18
コートドジュラ サヴァニャン18
シャトーシャロン15
マグヴァンドジュラNV

21年はこちらも例外ではなく、収穫が激減したそうで、クレマンも赤のピノノワールやプルサールも全て完売してるそうです。
なので試飲もなし😓

シャトーシャロン、やはり複雑で良いですね❤️
バゲットの焼き立ての香りや、ローストピーナッツみたい香ばしい。

シェリーのフィノだとこうは飲めないよね、って話してたらエレーヌさんが、日本語でもフィノだけは分かったようでうんうんって😊

2AAA4780-59B3-4856-885C-0EEAD996B106.jpg
店内からの眺め


まだ古酒が残ってましたので、非常に貴重なワインをがっつり購入しました‼️
これは一度に飲みたいと思いますので、帰国報告会やります。

ワイン、送ったので…
無事に届いてくれますように‼️

試飲の後は、畑へGO🚗🍇

4520625F-06FE-49BF-8759-FC82E8659EA2.jpg
そう見えないかもしれませんが結構な急斜面です、全てサヴァニャン

83F5A3DF-21D8-44AD-92AD-1D65A48F6A8E.jpg
のどかな景色

エレーヌさん曰く、雹害もなくラッキーだと。

今年の畑は見渡す限り緑色をしているが、これは水が充分にあるから。
22年のような暑くて水不足が心配されるような年には、葉が黄色くなっていてこんなに緑色の畑ばかりじゃない、と。

66C552CD-FBAF-43B4-A7E9-B6BE3A5CA906.jpg
いいブドウです


こちらは青い粘土質の土壌 ↓

D9A92A7F-B687-4DF7-B4D0-60A00438485B.jpg

もう一つ、石灰岩の典型的な土壌もあり ↓

1D113000-3B32-4AE6-8669-B17714017746.jpg

日差しが強いですが、風が吹いて気持ちいいです✨
やはり緯度が高いからでしょうか
日差しのギラギラ刺す感じは日本以上な気がします😓


犬も可愛いかった😘 ↓

AB6ABDD2-A771-4083-9940-0D905B3F4EF4.jpg
お利口さん
グレー猫さんもいました
















posted by cave MITSUKURA at 03:48| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする