2023年08月01日

冷えた泡がいいね


今日から8月

しかし、こう暑いとバテますねぇ
死者が出るほどの暑さが続くって、怖い。
降って欲しいです


先日、長年の知人が商売の側で養蜂もやってるんですが、いきなり巣密を1枚持ってくてくれまして…
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こ、こんなに
丸ごと一枚

もらっていいの?
ハニコムって10センチ四方で3000円とか(もっと?)、高価だよね。

蜜がパンパンに詰まっていて、すごーく贅沢

人生初、解体してみた。
途中、溢れる蜂蜜が輝いていてすごくキレイなんですが、写真撮ってる余裕なかったです
蜜蝋が特に厄介だと教わったので、なるべくこぼさず、ギリギリの所をすばやく切り離してみた

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…やっぱり、容器の中で多少は流れるなぁ

貴重な物を沢山ありがとうございます
帰国報告ワイン会でいただきましょう




今日は新しい泡を紹介します
当たりの美味しいのですよ。

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シャトー・オー・カントループ
クレマン・ド・ボルドーNV


フランス、ボルドーのクレマンです
クレマンは瓶内二次発酵で作られたスパークリングワインに与えられる呼称で、産地名を一緒に名乗ります。

現在、フランス国内で認められたクレマンは8か所
全部言えますか??
書きませんけど。
ディが一番マイナーかな、クレレットの方が知られてますよね


クレマンの産地としてはそんなに主要とは言えないボルドー(スティルワインの方が圧倒的に有名ですし)、これまでも傑出した品質のスパークリングは少なかったです。
ですが、今日の泡はすごく良いですよ

生産者のシャトー・オー・カントループブライにあります ↓

シャトー・オー・カントループ.png

ブライはジロンド川の河口近く、メドックの対岸です。
ブドウ栽培の歴史は長くあるようですが、元詰めのシャトーになったのは1972年からです

こじんまりしたシャトー ↓

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HPより、醸造所は別に立派なのがあります

シャトーは小さめですが、所有畑は51haにもなります
結構な規模です、家族経営なのにすごい。

ここでは、赤、白、ロゼ、クレマンを生産しています。
メルロー主体の赤も柔らかくてジューシーで美味しいですよ

今日のクレマンは、年産僅か7000本の希少品です
セミヨン85%、ソーヴィニヨンブラン15%

白ブドウだけで作られているのはよくわかる、透明感の高い外観です。
薄ーい黄色ですが、なんとなく緑っぽさが見えるような白色にも見えて、清涼感があります

瓶熟12ヶ月、細かな泡が長く続きます。
繊細な香りが複雑でもあり、いいですね
適度にフルーティで、キレイな酸がありますが印象は柔らかいです。

コクがあるほどの重さはありませんが、細やかでクリーミー、今の季節には最高です

白ブドウの成功例です

良ーく冷やしても香りや泡は変わりませんので、スッキリ、そして優しく飲めます
白いラベルのイメージ通りでしょうか、おすすめします〜
久しぶりの当たりスパークリングです

お試しください


ところで、余りに暑いとビールでさえ売り上げが落ちるそうで、ワインも同じかと
それに、この暑さでワインを持ち歩くのお勧めいたしません。

冬の寒さも嫌なんですけど、この暑さは流石にダメでしょ
これからどうしよう…









posted by cave MITSUKURA at 15:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする