2023年12月27日

海に向けた赤ワイン


あと数日で今年も終わり
年末に向かってカウントダウンしてる気が全くしないのは、なぜだ

暖かいから?
今年はクリスマス気分もあんまりなかったような…
(自分が年だからだろうなぁ)



もう今年の新入荷はほぼありませんが、このワインを紹介します
てんちょもお客様に教えてもらった銘柄です。

frappato_vda_2023.jpg

ヴァッレ・デッラカーテ フラッパート2021

フラッパートと聞いてどこのワインか、分かったらすごい

今日のワインは、イタリア、シチリア島の赤ワインです。
フラッパートはシチリアの固有品種です、100%
DOCシチリア

生産者のデッラカーテは創業1981年とまだ新しいワイナリーで、ご当主はガエタナ・ヤッコノさんという女性です。
女性醸造家協会の会員で、地元ラグーザとシチリア唯一のDOCGであるチェラスオーロワインの大使も務めています

ヤッコノ一族はこのラグーザで100年以上もブドウ栽培をしており、ガエタナさんは自分の土地のブドウを世界に知ってほしくてワイナリーを立ち上げたそうです。
ガエタナさん ↓

デッラカーテ.png
HPより


ラグーザはシチリアの県の一つ、南に位置しています ↓

Map_of_region_of_Sicily,_Italy,_with_provinces-it.svg.png


いかにも南国な雰囲気のワイナリーです
黄土色の畑に緑のブドウが美しいです、が、載せられる写真がなくて残念


今日のフラッパートは、ミディアムボディの優しいワインです。

南イタリアでよく見かける、真っ黒でアルコール度数が高い、つかれるタイプのワインではありません
魚を食べる地域の赤ワイン、っていうのは納得の説明です
アクアパッツアとかおいしそう〜

ステンレスタンク発酵&熟成で樽の使用はなし、それがすっきり軽やかなスタイルで、香りからくるイメージ通りになっています。

このワイン、
「紅茶の香りがする」って教えてもらったんですが、本当にします
赤い果実だけじゃなくて、若いのに不思議です。

味わいは、21年でやや若いので、本当にバランスが良くなるのにあと半年から1年は待ったほうがよさそうです。
ですが、香りの良さやボディの柔らかさはすぐにわかると思います
アルコール度数13.5ですが、疲れる感じは皆無です。

和食にも無理なく合わせられそうです。
イタリアワインのいいところは、やはり食卓にあって料理とともに100点となるようなワインだというところですね
やや若いので、早めに抜栓してもいいかも。

そしてお値段も買いやすい、野口君3人と少し。
島のワイン、是非お試しください〜







posted by cave MITSUKURA at 17:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする