2024年04月13日

高貴な甘口・文句なし


名古屋市在住の皆様、今日から名古屋プレミアム商品券・金シャチマネーの申し込みが始まってます
カーヴミツクラでも使えますので、是非お申込みください
てんちょも申し込みます〜



今日の名古屋は暑いくらいの昼間の気温です
桜ももう終わりかな、もう黒い服装じゃない方がいいですね。

決算が終わって、保管期間を過ぎた書類をひたすらシュレッダーにかけてますが、
10年以上前のワインの価格って本当に安い
ついつい見入っちゃう


来週半ばには、フーリエ2021が入荷してきますが、やっぱり21年は高い
めちゃくちゃ値上がりしてます
数も種類も全然ないのにぃぃ

プリューレ・ロックもそろそろ入荷予定です
こちらは種類はぼちぼちありますが、本数は全くありません
そして、こちらもすんごく高いぃぃx

23年はやや価格が下がるかも、なんて一部のネット情報がありますが、人気の蔵は絶対値下がりしないでしょう




今日は甘口の白ワインを紹介します

オレムス トカイアスー6.jfif

オレムス トカイ アスー 6プトニュス2013

ハンガリー甘口白ワイン

前にもオレムスのレイトハーヴェストを紹介しました
今年の頭にも紹介してますね ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/488912190.html
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/502208919.html

今日のワインは500mlボトルです。

トカイの名前を知らずしてワイン通を自称することは許されないでしょう
由緒正しい甘口、正統派ワインです

今日のワインは、エッセンシアに次ぐ甘さの6プトニュス
フルミント 80% 、ハーシュレヴェルー 10% 、シャールガ ムシュコターイ 5% 、ゼータ 5%

↑ この4つのブドウのほかに、カバル、クヴェルスールーという2つの品種を合わせて6品種がトカイ生産に認められています。


トカイはハンガリーの東部にある地名で、首都ブダペストからは200キロ弱かなぁ。
そこから東へ車で30分も行けばウクライナです

ここです ↓

トカイ.png

トカイ村を中心に27の村で構成されています。
(資料によっては26との記載もありますが、具体的な村が全て分からずはっきりしません

この地ではローマ帝国の属州となる前からブドウ栽培とワイン作りが行われており、起源はギリシャやローマよりも古いと考えられています。
カスピ海沿岸のブドウの起源にも近いのでもっともな事です。

そのため、土着の品種は馴染みがない名称ばかりで、ハンガリー固有の品種でもありとても興味深いです

ハンガリーの品種はマジャール語での呼び名なので、日本人には非常に発音が難しい。
しかも文字で見てるから、音が不明でアクセントが分かりません
ワイン用語も然り。

…カタカナの限界を感じます

しかし、てんちょ、そこにしかない固有品種って大好きです


前に紹介した時にも少し書きましたが(覚えてる人いないだろうなぁ)、トカイの法規制は2013年に改正されてちょっと難しくなったと思います
製法と共に糖度での管理が厳しくなったので、生産者も大変かも。

ハンガリーはEU加盟国なのでEU法に準じたワイン法を採用していますが、合わせて任意ではありますがハンガリー独自の法格付けも持っており、二つの法が並行して施行されている状態です。
EU法もハンガリー国内法(任意)もどちらもそれぞれ3ランク構成になってます。

…が、これがまたややこしいだよ

任意の最高ランクはDHCと略され、この表記があるワインは確かな品質であるという信頼が国内ではあるようです
この名称は名乗ることが出来る地域が、ハンガリー国内で7地域に限定されており、どこでも名乗れるわけではありません。

最高ランクのDHCはさらに3つの名称、クラシクシュ、プレミアム、スーパープレミアムに分かれてます。
(ここは英語なのね
任意とは言え、厳格な審査を経る必要があり、名称の中身は保証付きです

因みに、今日のオレムスのラベルには、EU法のPDO(=フランスAOCと同じ)の記載があるだけですね、トカイは特に名前が通ってますので他地域のワインほど「宣伝」が必要ないかもしれません。
それにオレムスは最古のトカイワイナリーであり、ベガ・シシリアの所有なので、余計に色々書かなくてもいいという姿勢なんだろうか。

そして、トカイですがEU法だけでもPDOに属するカテゴリーが9つあります。

1.エッセンシア
2.アスー
3.サーラズ・サモロドニ(辛口)
4.エーデシュ・サモロドニ(甘口)
5.フォルディターシュ
6.マーシュラーシュ
7.ケーシェイ・シュテーレシュ・ボル
8.フェヘール・ボル
9.ペジュグー(これはスパークリングワイン)

サモロドニが「自然のままに」という意味で(これはスラブ語なんですって)、アスーのように粒に分けないで房ごと醸造するのは知ってる方もいるかも
この房にどのくらい貴腐葡萄が含まれるかによって、甘辛の味わいが分かれるのです。

今日のアスーは、粒選りした貴腐ブドウを辛口の白ワインの醸造中に漬け込んで甘さを移したワインです。
漬け込むブドウの量を桶で測って数えます。
この桶、グンツィという名前で24キロのブドウ粒が入ります。

6プトニュスだと6杯
結構ギューギューに詰まってます

桶と貴腐ブドウが粒になってる様子 ↓

image-moyen-eszencia-2.jpg
HPより


法改正前は3から6の表記があったんですが、現在では3と4が廃止され、5と6も任意記載になってます。
糖度が規定以上ならアスーと名乗れるので、桶の杯数を書かなくてもよくなったのです
書いてもOK
3とか6とか、分かりやすかったのに、ちとさみしい気もする

…まぁ、これで、法律うんぬんは書くのやめときますね…
読む人いなくなりそうなので


オレムスのトカイ・アスーは黄金色の深い甘口ですが、同時にちゃんとも感じられます
甘さを引き立たせる酸味がしっかりあって、かなり長熟間違いなしです
10年くらいではあまり変わらなかったりして。

とっても美味しいです

6プトニュスは流石にお値段はしますが、どうせ飲むなら最高の物をどうぞ〜
日持ちするので2週間くらいかけて飲んでも






















posted by cave MITSUKURA at 17:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする