2024年05月23日

トカイ オレムス訪問 醸造所編

今日は今回の旅の大本命、オレムスを訪問しました‼️
朝は雨が降っていましたが、出かける8時過ぎには晴れ間も出てました🌞
曇ったり、照ったりといったところ。
湿度が高いので蒸し暑かったかも💦

宿から車で20分くらい、途中にはグランドトカイ社の大きなボトルの形の看板があったり、ボッチェと呼ばれるフルーツの白い花が咲いていたり。

オレムスに行けて嬉しいー✨✨
営業さんとブランドマネージャーさんに感謝‼️

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↑ これがオレムスの醸造所です
斜面に建っていて3階構造になってます。
ここが3階部分。

だからこれだけ見ると小さく見えるかもしれませんが、内部はかなりの広さです。


模型 ↓

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屋根に土をもって草を生やしてあります

この建物はこの土地から取れた岩を壁や道の材料にして作られているそうで、保水性の高い黄色い岩と火山性の黒い岩が特徴的です。


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壁は黄色、歩道は黒

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道の向かいにショップがあります ↓

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そして、美女の谷でも見た、斜面を掘ったセラーの入り口がいくつもあります。

入り口はずらっと10か所も並んでいます。

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最初、これもう使ってないのかなーと思ってましたが、いやいや全く現役バリバリでした‼️
セラーの見学した時の記事でまた詳しく書きます
迷路でした…💦

まずはテラスでペトラッチの畑を眺めながら、マンドラスで乾杯🥂

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よく冷えててとても美味しいです。

マンドラスは17年と比べると現行の2021年の方がより酸が強く、切れのあるシャープなスタイルになっています
今回、すべての訪問を通して、アスー6プトニュスを飲んでもフルミントの酸の強さを感じました
それが長熟の要因でもあり、温暖化でフルミントはもっと注目されていくのではないでしょうか。

しかし、朝の9時だよ、しかも車なので、吐き出してます🚗 
あーもったいない😭
後半は全部飲みましたけど。

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↑ 真ん中の木が3本立ってる辺りがペトラッチという高級辛口ワインの区画です。

マンドラスはフルミント100%の辛口で、複数の区画のブレンドです。
オレムスの入門的ワインです。

キレのある辛口、いい酸味があって、フルーツのアロマがたくさん✨
美味しいです。

対して、ペトラッチは単一区画のフルミント100%で、樹齢70年超えの古木のブドウを使用しています。
(だからマンドラスよりずーっと高い)

トカイの畑はどこも垣根仕立てですが、このペトラッチは密植の棒仕立てになってます㊙️

遠くから見ても周りと見た目が違うのですぐか分かるくらいです。

詳しくは次の畑編で。

今回も設備を色々見せてもらい、醸造や熟成の説明を聞くのは他社と同じですが、オレムスはすごい⭐️

行く先々にワインが準備してあって、辛口から.なんとエッセンシアまで、移動しながら試飲もすると言う粋な計らい❤️❤️❤️
(残念ながらペトラッチは飲めなかった)

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レイトハーヴェスト2021と3プトニュスス2018

最初は醸造所、グラヴィティシステムを導入してますので、ブドウはまずここ、3階に搬入されます。

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選果台を通り、除梗されて、2階で圧搾


オレムス以外でも、今回訪問した全てのワイナリーで圧搾機は円筒型(プヌマティック)を採用していました
アスー(貴腐)のブドウを絞るにはとても時間がかかるので、均等に圧力が加わる円筒型の方が効率が良く、果汁の質も良いのだと思います。
半日以上かけて圧搾するそうです。

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昔使っていたエッセンシア用のアンフォラ

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5プトニュス2017と6プトニュス2014、後ろにエッセンシアが飾ってある

この下に発酵設備があって、さらに下へ降りると保管庫があります

オレムスでは世界100か国に向け、生産量の90%以上を輸出していますが、全てのワインはいったんスペインの本部へ向けて出荷され、そこから世界へ向けて送られるそうです
ハンガリーは内陸なので、スペインの港から直接発送する方が管理効率が良いので、というのも理由の一つだそうです。


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黄色の山〜
そのまんま、山吹色のお酒です✨✨

セラー編へ続く




posted by cave MITSUKURA at 19:27| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする