2024年06月06日
キョショーの泡
ずーっとブログ書いていませんでした
いつの間にか6月になってました
ここ数日は真夏の様な日差しです
夜はそこまでの気温ではありませんが、昼間は暑い〜
4日に開催した、ブシャールP&Fセミナーは大変良い時間になりました
流石は西山さん、お話が上手
穏やかな口調で、詳しいワインの背景を説明してもらったり、裏話を聞いたり、飲むだけじゃない貴重な経験でした
最後はフリートークになってたような。
また違う形でお願いしたいですね〜
セミナーは座ってるだけでいいので、興味ある方は気軽にご参加ください
また何か開催できるようにしたいです
さて、店頭には新しいワインも多少は来ておりますが、まだ飲んでいませんので銘柄の紹介だけ
クラス エストリッヒャー・レンヒェン アルテ・マイスター リースリング・ゼクト エクストラブリュットNV
長い名前。
今日のワインはドイツ、ラインガウの辛口スパークリングワインです。
ゼクトというのです。
マティアス・クラスさんという方のワイナリーです、彼がワイナリーを継いだのは2014年。
娘婿さんですね。
モダンなショップを持つワイナリーで、レストランも併設されています ↓
HPより、以下同様
ラインガウ北側のエルバッハにあります。
ここ ↓
創業は1850年で、マティアスさんの曽祖父が始めた蔵です
畑の所有だけなら1630年から記録があるような大変長い歴史を持っています
クラスは所有畑4haと小さなワイナリーですが、畑の管理には細心の注意を払い、ブドウの半分を捨ててしまうほどの厳しい選果を行っています。
出来るワインの質には定評があります。
マティアスさんと義理のお父さん ↓
今日のゼクトはこの義理のお父さんが深く関わっています
ブドウが取れるエストリッヒの畑はワイナリーの西隣にありますが、
ここは義理のお父さんが50年以上に渡って手入れをしてきた区画です
前は自家用のワインを作っていましたが、マティアスが蔵を継いだ後、醸造を変えて販売しています。
瓶内二次発酵で18か月の瓶熟を経ており、とても細かな泡がありながら酸が引き立った極辛口になっている(らしい)
…飲んでみなくては
ラベルに書かれているのは、お義父さんと友人だそうで、畑仕事を手伝っているところです。
このご友人はラインガウの生産者組合のケラーマイスターだった方なんだそうです。
それもあって、ワイン名が「アルテ・マイスター」=巨匠となってます
ますます期待したいです。
今日みたいな日には良く冷やして、ぐびぐび飲めそうですね
温暖化の影響で、ドイツの辛口白や赤ワインは今後、もっと注目されていくと思います
同様にゼクトの需要も増していくと思われ、良質な物が沢山出てくるといいですね。