2025年05月17日

買うなら今だ


雨は午前中で上がりましたが、湿度が高くて蒸し暑さを感じます
名古屋の夏はそれはそれは暑いので、もう少し涼しい時間をください〜



15日のシャンソンディナー会は皆様に楽しんでいただけたのではないかと思います

IMG_4361.jpg

お料理もすっごく美味しそうでした(てんちょ達は食べていません
流石はスーツァン陳さん、佐々木料理長に感謝です

ご参加の皆様、ありがとうございました
またこういう会、やりたいと思いますので、興味ある方は気軽に参加してくださいね〜




今日はお買い得な高級スパークリングワインを紹介します

006178.jpg

モンテ・ロッサ フランチャコルタ プリマ・キュヴェ ブリュットNV

イタリアのスプマンテです

フランチャコルタはロンバルディア州のDOCGで、瓶内二次発酵のスパークリングワインに与えられる名称です。
瓶熟期間は最低18カ月が義務付けられている本格的なスパークリングワインなのです。
白とロゼがあります。

ところで、イタリアのスプマンテの消費はプロセッコがダントツでトップです
そのためか、ワインにあまり詳しくないイタリア人は何でもかんでもスプマンテ=プロセッコだと思ってるらしい…
製法もブドウも全然違うのに、とイタリアンの店長が嘆いていた


ワイン通の間では、高級スプマンテといえばフランチャコルタ、な存在で、大手のベラヴィスタカ・デル・ボスコは有名だと思います

反対に今日のモンテ・ロッサは、家族経営の小規模ワイナリーなのですが、買いブドウなし、すべて自社畑のブドウで作られるフランチャコルタは非常に高品質で定評があります

始まりは1972年、実業家のパオロ・ラボッティ氏がブドウ栽培をスタートします。
彼は妻のパオラの協力を得てワインづくりを始めますが、早々にスティルワインからスパークリングワインへと生産を転換します
この先見の明が今日のフランチャコルタの成功のもとになってる言っても過言ではありません。

パオロ氏は初代フランチャコルタ協会の会長として、フランチャコルタの知名度向上のために尽力した功労者です
1995年には念願のDOCGの認定を得ています。

邸宅はとても趣のある館ですが ↓ セラーや醸造設備は最新です

monterossa-cantina-00.jpg
HPより

今は息子さんのエマヌエーレさんが中心となって事業を拡大しています



今日のプリマ・キュヴェは、モンテ・ロッサで一番ベーシックなものです
まずはこれから、という位置づけ。

これがモンテ・ロッサが最初に作ったスプマンテなのです

19の自社畑の区画からとれるシャルドネ、ピノネーロが主体で、少しピノ・ビアンコが入るというセパージュです。
ヴィンテージワイン(リザーヴ)を20%ブレンド、瓶熟には最低でも20カ月を費やしています。

年産10万本の定番です。
(家族経営といっても70haもの自社畑を持っているので、全然「小規模」ではないですね


シンプルですが洗練されており、高貴さを感じるいいフランチャコルタです

瓶熟の長さからくる香りが非常にいいですね、複雑な香りで色んな花やフルーツ、ブリオッシュやコーヒーみたいでもあります。
味はすっきりしているけれど余韻が長く、後にコクがあります。
こういうスパークリングワイン大好きです
シャンパーニュだと言っても区別がつかないでしょう
美味しいです。


モンテ・ロッサでは最高級のカボションというフランチャコルタも生産していますが、これが非常に美味しいのです
お値段もそれなりなんですが。
そちらも機会があれば是非飲んでみてください。



ミュズレがビリヤードの玉のデザインで、各色あるので集めたくなります
写真がないのが残念。


定価7189円もしますが、今だけ大特価で販売しています
税込で北里君4人でおつりが来ます

是非今、買っておいてください〜



















posted by cave MITSUKURA at 13:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする