夏の空気になってきた名古屋です、湿度を感じますね
九州ってもう梅雨入りしたたんですね、知らなかった…
もう5月も下旬になろうとしているのに、昨日、フランス、ヨンヌ県(シャブリ)では気温が1.3度まで下がって霜が降りた場所もあるそうです
ブドウ樹への被害があったかは分かりませんが、高くても3度ほどの気温でかなり冷えてるようです
流石に低すぎです
今日はこのワインを紹介します
ワインもいいんですが、一族が重要かも。
ヴァンサン・ブーズロー コトー・ブルギニョン ブラン2021
ブルゴーニュの白、シャルドネ100%です
21年は霜害で収穫が激減した年で、夏の間もそれほど気温が上がらず、温暖化の中にあって珍しく細やかなワインができた年です。
最近は暑すぎて、ピノノワールは真っ黒、シャルドネも黄金色でトロピカルフルーツみたいなのが増えてますので、こういうクラシックスタイルは貴重なのです
多少開くのに時間がかかるかもしれませんが、本来のブルゴーニュはこうだった、という感じです
コトー・ブルギニョンは広域名称で、昔はブルゴーニュ・グラン・オルディネールと言っていました
2011年に改名したのですが、何故名称変更したのか、理由は知りません。
赤白ロゼの生産が認められています。
赤はピノノワールとガメイが使用可能で、大抵はこの二つのブドウがブレンドされています。
たまにピノノワール100%のコトー・ブルギニョンもありますが、わざわざこの名称を名乗る理由がよく分からない
収量や醸造の関係かもしれません。
白はシャルドネがほとんどで、アリゴテ、ピノブランも認められていますが流通しているのものはシャルドネ100%が多いです。
今日のワインもそれです。
村名認定外の畑のブドウや、ブレンドも認められていますので、緩い規制が農家の救済になってる側面もあります
さて、今日の生産者ヴァンサン・ブーズローですが、ムルソーにある有名ドメーヌです
HPより
このブーズロー一族も沢山いましてややこしいかも
ヴァンサン・ブーズローのほかにも、
ジャン・マリー・ブーズロー
ミッシェル・ブーズロー
フィリップ・ブーズロー
ブーズロー・グリュエール
沢山あります
全部親戚。
現在、ブドウ栽培に関しては最初のブーズロー氏から数えて7代目となっていますが、それぞれまた子供が蔵に入っていますので8代目も従事中です。
ブーズローの一族は16世紀からムルソーに定住してる記録があるそうで、長い歴史がある名前です
ドメーヌの始祖に当たるのは、1812年生まれのピエール・ブーズローで、石工として働く傍らでブドウ栽培も手掛けていました。
フランス革命で入手可能になったブドウ畑を買ったのが始まりです
その息子が2代目エドム、そして3代目エドモン、4代目ロベール、5代目ポール(ここでヴォルネイの女性との婚姻でヴォルネイにも畑を得ます)、6代目ピエール、そして7代目ヴァンサンと続いています。
ですが、他のドメーヌの関係がいまいちはっきりしません
年齢から推測するに、兄弟・従弟なんだろうな、くらい。
ヴァンサン氏には6人もお子さんがいまして、息子のルイ氏は醸造学を学んでドメーヌ仕事に積極的に関わっています
ルイさん、ピエールさん、ヴァンサンさん
次世代も着々と育ってる訳ですね
ヴァンサン・ブーズローはムルソーを中心に8つの村に10ha強の畑を所有しています
白はグランクリュのコルトン・ブラン(珍しいですね)、1級ピュリニー・モンラッシェのフォラティエールと筆頭に、
赤もグランクリュ・コルトン、ヴォルネイ1級シャンパン、
等、20種類以上のワインを生産しています
今日のコトー・ブルギニョン・ブランは、ムルソーの若木と、ムルソーの区画にありながら認定されていない古木(70年)のシャルドネを使っています
HPより、いいぶどう
ですから、中身はムルソーといっても過言ではない
ものすごくお買い得です
天然酵母で樽発酵、MLFはそのまま樽内で行われ、12カ月程度の樽熟成後におり引きされてボトリング。
21年の繊細さを持った貴重なシャルドネです
今飲んでも非常に美味しいです。
あんまり冷やさず、ゆっくり飲んでほしいですが、流石に暑いので初めは冷たいほうが美味しいですね
23年みたいな、肉厚で太い骨格のシャルドネが好きな方も多いでしょうが、21年の細く繊細な構造は古き良きブルゴーニュのスタイルです
こういうワインも今のうちに是非体験してみてほしいです。
これが、最終在庫につき、特価で税込み4000円以下
今時、3000円台で買えるシャルドネなんてほとんどありません。
しかも、ヴァンサン・ブーズローが3000年代では絶対に買えません。
因みに定価5720円です
15本しかありませんので、お早めにご来店してください〜
買って半年待つのがお勧め、今飲んでもいいですが、クリスマスくらいにはもっと落ち着いてコクが増してると思います。
名古屋のワインショップカーヴミツクラの店長のブログです


