2025年05月26日

サンチアゴデルイス


今回、初めてガリシアに行きましたが、日本人はほとんどいません。
というか、ホテルで一度日本人を見かけただけで、後はアジア人も含めて全く遭遇しませんでした💦

日本人がスペインに行くときには、ほとんどの人がバルセロナへ行くと思います。
その次がマドリードで、後はアンダルシアのグラナダになるのではないでしょうか。


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大聖堂は流石の姿です。
ですが、大きすぎてバシリカの入り口が分かりづらい

サンティアゴデコンポステーラは、3大巡礼地としてキリスト教にとって非常に重要な街であるので、仏教徒の日本人には馴染みがなくて当然かもしれません。
非常に治安が良くて食べ物も美味しい魚介が多いので、旅の目的地にお勧めいたします❤️❤️

タコ、イカ、ムール貝、ホタテ貝、伊勢エビなど、火の通り具合が絶妙で、素材が新鮮なのがよくわかります🐙🦑🦞🦀🐟

すごくおいしいです✨
いや、ほんと。

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ちょっと塩は強いですが😅 

タパスならいけるだろうと思って、二つ頼もうとすると多いからやめろと止められます💦💦
みんな優しいですねぇ
人も良いのは嬉しいです😊




今回のリアスバイシャ訪問にあたって、真っ先に絶対ここだけは行きたいと思ったワイナリーががありまして、それがサンティアゴルイスです‼️

このワインは、30年以上前、日本で飲める唯一のリアスバイシャスワインでした。
覚えてる人いませんか?

てんちょがこの業界に入ったばかりの頃、名酒事典に載っていたただ1つの銘柄です。

ラベルが手書きの変わったデザインでなんだろうと思っていました。
当時はアルバリーニョと言うぶどうも知りませんでしたし、ガリシア地方と聞いても何も知りませんでしたし。

今では多くのリアスバイシャスワインが日本でも飲めるようになっています。
逆に、サンチアゴルイスの輸入がなくなってしまって残念でなりません。

ですから、今回は絶対に行こうと思っていました‼️

しかし、サンティアゴルイスがあるのはオロサルと言う1番南のサブリージョンで、国境のミーニョ川を渡ると、もうそこはポルトガルです ↓

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向こう側はポルトガル、ヴィーニョヴェルデのモンサンです。

サンチアゴコンポステーラからオロサルは遠いですが、頑張って行ってよかったと思います。
と言っても高速使って1時間半程度 ↓


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ところで、ガリシアの高速道路は有料でして、片道途中で2回も料金所がありまして、1回で1000円ちょっと、距離によってはあと少し、取られる😣😣😣
仕方ないですね💦💦

出発して少しは山間を走るので風が強くて、走りづらいかも。
南へ行くにつれて海が見え始めます。

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大西洋の青さに感動です。

ヴィーゴの街を過ぎて、大西洋を眺めて走るのはとても気持ちいいですね💕
リアス式海岸の名の通り、入り組んだ海岸線です。
よそ見厳禁ですけど。



ところで、サンチアゴルイス、営業してるはずなのに、何度かメールしても返信なし、電話にも出てくれない😭
ので、ちょっと奥の手を使ってみました😘

そうしたらすぐにメールの返事くれまして、訪問オッケーとの事でした。とても嬉しいです。

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赤と白の素敵な建物です 
今はここでは醸造は行なっていないそうで、博物館的に残してあるそうです。

案内してくれた女当主のローザさん、優しくて素敵な方でした。
彼女の曾祖父がこの蔵を始めた人です。

DO制定のずーっと前からアルバリーニョの名声の向上に貢献して来た重要人物です🌟


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200年以上前の台所も保存してありました。


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ご先祖がここで本当に料理してたんですね

こちらでは、5種類のブドウを栽培しています ↓

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最後のカイニョというのは初耳。
こことは違う場所に、ほぼ一箇所に集まった広い畑を持っている珍しい蔵です。

お庭には小さな畑もありました ↓

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奥の部屋で試飲させてくれました。
このラベル、結婚式の招待状に添えられた家までの地図なんですよ‼️

その話をしたら、ローザさんのお姉さんの結婚の時のものだそうで、お揃いのクーラーもかわいいですね😊💕

今はワインを2種類作っているだけのそうですが、もう一つは完売しており試飲も購入も叶わず、残念。

今、オロサルには9軒しかワイナリーがないそうです。
ミーニョ川沿いに上流に行くと、もう一度サブリージョンである
コンダードデテア
があります。
ここもそんなに多くのワイナリーがある訳じゃないそうで。

ローザさんに日本から持って行った抹茶のお菓子を渡したら、とても感激してくれて良かったです😊
1時間ちょっとの滞在でしたが、来られてとても嬉しく思いました。

もちろんワイン買いました





posted by cave MITSUKURA at 02:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする