2025年06月24日

続 泡好き・いらっしゃい


雨の名古屋
梅雨らしい天気ですが、湿度が高くて非常に不快です
蒸し暑い〜

気象庁が「これから2週間で10年に1度の高温になる」って言ってますけど、
去年も十分過ぎるほど高温だったんじゃないの??
ボジョレー・ヌーボーみたい、毎年100年に1度って宣伝してましたよね




さて、今日も美味しい泡を紹介します

IMG_4810.jpg

グリュエ ブラン・ド・ブランNV

このワイナリーもずいぶん前に紹介した事があります。
覚えてる人いますかね〜

今日のワインは、アメリカ、ニューメキシコ州産という少し珍しいスパークリングワインです
瓶内二次発酵でシャルドネ100%の本格派です

アメリカのワインは圧倒的にカリフォルニア州産が占めており、オレゴン州、ワシントン州が続きます。
内陸に位置するニューメキシコ州は乾燥した砂漠地帯も多く、あまりワインのイメージがないかもしれません

真四角の州です。
州都はアルバカーキ、少し北にサンタフェがあります ↓

ニューメキシコ州.png

グリュエの事務所&テイスティングルームもアルバカーキにあります。

グリュエは同名のシャンパーニュがありますがご存じでしょうか?
名前が同じなのは同じ一族だからです

1931年生まれのギルバート・グリュエがフランスのシャンパーニュでレコルタンとしてシャンパーニュ生産をしている中で、旅行中に出会ったニューメキシコ州の自然条件を気に入り、1984年にシャルドネとピノノワールを植えます。
慣れた品種です
その後二人の子供が移住を決意、新天地でワイン作りをスタートして今に至ります

瓶内二次発酵のスパークリングワインだけを生産しています

知っている人がほとんどいませんが、ニューメキシコ州には1600年代には既にブドウ畑があったそうです。
乾燥した砂漠のイメージですが、独立以前のアメリカでブドウ栽培があったのは意外です

載せられる写真がない


今日のスパークリングワインは、シャルドネ100%、瓶熟18カ月以上なので熟成による複雑な香りが楽しめます
シャルドネの酸味も穏やかでシルキーです。
良く冷やせばキリっと、高めの温度ならふくよかな印象になります。

これだけの高品質のスパークリングワインが3000円台で買えるのは非常にお得だと思います
いつ飲んでも美味しいスパークリングワイン、シャンパーニュがかなり高くなってますのでこういう本格的な製法のスパークリングワインで代わりにするのはアリだと思います










posted by cave MITSUKURA at 14:47| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする