久しぶりに一日雨の名古屋です
蒸し暑さは変わらず
今日は先日飲んで非常に良かったロゼワインを紹介します
(昨日書きました、そのワインです)
フランスでは今、ロゼが日常に飲まれており、白よりも親しみがあるくらいです
6年前の写真ですが、今でも同様にどこもスーパーの棚がびっしりピンク色になってます ↓
2019年エペルネ郊外のスーパーにて
反対側も ↓
最初は、ガリュだったかな。
プリウール・リシーヌ出身者が作る高級ロゼが話題に。
これでプロヴァンス・ロゼが注目されてアッという間に南仏ではロゼが主流になったと思います
しかし、イギリスやスペインは今現在でも、ロゼがブームかと言えばそうでもなかったですね…
ロンドン市内ではロゼのスパークリングが流行ってる(流行らせようとしてる)感がありましたが
さて、今日のワインです
こちらのドメーヌは前にも紹介していますが、覚えていますか?
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/502350784.html
去年ですね。
昨年はお手頃な赤と白を、今日は少し高級なロゼを紹介します。
シャトー・ド・オーシェール コルビエール ロゼ2022
南仏、ラングドッグのロゼ、辛口です
コルビエールという町は、ラングドックでも西端に位置しています ↓
トゥールーズの南東
ところで、ラングドックの中のAOCとプロヴァンスのAOCがごっちゃになってる方、意外と多いのではないでしょうか?
ロワールのアンジュー・ソミュール地区とトゥーレーヌ地区のAOCが区別できない方と同じく、あまり馴染みがないと忘れてしまうものでしょうか
シャトー・ド・オーシェールというのは、ドメーヌ・ド・オーシェールが作るワインの一つのカテゴリ(ブランド)です。
丘の上部の限定的な畑のブドウを使用する上級クラスです
ドメーヌはコルビエールよりも海に近いナルボンヌにあります ↓
オーシェールは1999年にボルドーのラフィットを所有するバロン・ド・ロートシルトが取得しています。
ブドウ畑はローマ時代までさかのぼることができる古い起源があり、中世にはシトー派の修道院の所有だった場所です
フランス革命で競売に掛けられて以降は様々な所有者に継承されていましたが、90年代にはラングドックは「安いだけのワイン」というレッテルがぬぐい切れず、苦戦する地域となってしまいます
1962年アルジェリアがフランスから独立した事で安価なワインの供給地を失ったフランスが政策としてラングドックで安いテーブルワインを大量に作らせたことのツケが生産者に回ってきたという訳です。
安いワインが大量に売れていい思いをしたのは大手メーカーの偉い人だけだったのかなぁ…
農民が潤わなくてどうする。
まるでどっかのコメが高くて、という国と同じ
選挙行こう
…話が逸れました。
苦境に陥ったオーシェールをラフィットグループが買い取り、畑の詳しい地質を調べたり醸造設備も刷新して、ボルドーでのノウハウを生かした新たなワイン作りをスタートさせました
現在はエコシステムを採用し、自然と人との対話をモットーにしています。
自然と共存した、のんびりしたライフスタイルです
こちらの所有面積はとにかく広大で600haもあり、そのうちのブドウ畑も160haもあります。
ドメーヌの周辺には家もなく ↓
HPより、以下同様
シャトーはこれかな ↓
こりゃ行くのも大変そうです
でも行ってみたいな、うっしっし
長くなってしまいましたが、肝心のロゼの中身です
グルナッシュ73%、シラー27%
砂質と砂岩の薄い土壌で水はけがよく乾燥しているために自然と低収量になる畑で、敷地の中でも最も涼しい場所になるためにゆっくりと熟すのでとても繊細なアロマを待っています。
グルナッシュとシラーのバランスが非常にうまく取れていて、酸のある緊張感と爽やかさ、旨味を包むふくよかな気品が上手に調和しています。
製法に言及がありません…
色から察するにブラッシュでしょうか。
樽はなし(のはず)
詳しいことが不明ではありますが、味はてんちょが保証します
いやー、このロゼ、本当に美味しいです
色は薄めですが、香りも味もちゃんとあります。
酸味とコクが程よくて欠点がないので、飲み続けても嫌になりません
近頃の休日なら、良く冷やして昼から飲めますよ
3000円ちょっとしますが、それだけの価値があります
これは飲んでおくべきだよ
追記:このブログって、もう少し短く書くべきでしょうか
facebookと共有したいと思っていますが、あっちは簡潔な方がいいように思うのです…
最低限の事だけ書くべき????
迷う
名古屋のワインショップカーヴミツクラの店長のブログです



