2025年07月25日

洗練と素朴さの両立


週末な雰囲気がないわたくし。
お休みしてなくて曜日の感覚がなくなりつつあるかも

来週、7月30日水曜日は臨時休業します
よろしくお願いします。




今日はこのワインについて

IMG_4880.jpg

パラシオス・レモンド フィンカ・ラ・モンテサ2020

字が多いラベルが好きです

最近のヨーロッパワインは、なるべくシンプルなラベルにする傾向が強く、それが余計な印刷をしない=エコという考えらしい。
まぁ、キンキラキンだとやり過ぎかなとは思いますが、多少の装飾くらいいいんじゃないの???
ダメかしら


今日のワインはスペイン、リオハの赤ワインです
ガルナッチャ95% その他5%(その他ってなんだ??← これが分からない)

スペインで最も権威ある赤ワインの産地であるリオハ、19世紀の後半にフィロキセラでダメになったボルドーから醸造家が沢山移住してきて、ワイン作りのノウハウが向上したと言われています。
リオハの赤ワインを抜きにしてスペインワインは語れません

そのリオハにあるワイナリー、パラシオス・レモンドは、アルバロ・パラシオスという有名な方の実家です。

アルバロ・パラシオス氏はプリオラートという、スペインでリオハと並ぶDOCa認定産地を有名にした一人です。

プリオラートはバルセロナの南の産地で、何にもないド田舎です ↓

プリオラート.png

かつては修道士が開墾したブドウ畑があり、細々と受け継がれてはいましたが、急斜面のブドウ畑は作業が大変で収入に直結しないこともあり、長らく耕作放棄されていたような場所でしたが、1980年代の後半にここに目を付けた若い醸造家が何人か移住してきて、新しいワイン作りを始めます
それが大成功して、彼らはプリオラート4人組(或いは5人組)と呼ばれるようになり、アルバロ・パラシオスは(そのうちで最も成功してます)の一人なのです。

アルバロ・パラシオス氏はリオハのワイナリー出身でしたが、プリオラートへ単身やってきて、土着のガルナッチャ、カリニェナ等を復活させ、国際品種も取り入れた新しいスペイン赤ワインを生み出しました。
今では彼の作るレルミタ2021269500円もします

うっそ…
昔の8万でも信じられなかったのに

と、そんな勝者のパラシオス氏はですが、実家に戻って父親が創業したエレンシア・レモンドというワイナリーを2000年に改名、パラシオス・レモンドとして現在に至ります。

今日のワインは自社畑のモンテサという区画のガルナッチャを使っています
長年かけて植え替えた畑では、ビオロジック栽培を行っています。

発酵後はMLFを行い、フレンチオーク100%で12カ月熟成しています。
一見濃い外観ですが、味わいはそこまでのフルボディではありません
アルコール度数は14%あるので、やや強いですが、エレガントさもちゃんとあります。

綺麗なワインで、スペインらしい素朴さがあります。

ドライ、というほどではありませんが、地味な感じが個人的には大好き。
前に出過ぎてないワイン、こういうのが食事にはいいんですよね
テンプラニーリョよりもジューシーでまろやか、食事の邪魔になりません。

夏の間でも楽しめます〜










posted by cave MITSUKURA at 16:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする