ようやくワインの紹介ができそうです
最後の1本が売れて、新たに仕入れをしようとするとものすごく値上がりしてまして…
断念
などという事が、まま、あります
円も以前安いままですが、アメリカなどでは少しですが、来年から値下がりする銘柄もあるようです。
今日のワインは最後の1本です
リンゲンフェルダー グロスカールバッハー カビネット・トロッケン ドルンフェルダー2020
ドイツの赤ワインです
産地はファルツ、ドルンフェルダー100%の辛口です。
あれ?
輸入元の2026年版のカタログに載っていませんね…
取り扱いやめちゃったんでしょうか
ファルツは、フランス・アルザスのすぐ北にあります。
リンゲンフェルダーはここ ↓
フランスに近いでしょ?
(前にベルンハルト・コッホを紹介しましたね、コッホもファルツです)
リンゲンフェルダーはこの地で14代にも渡って受け継がれている老舗ワイナリーです
初代は1520年生まれ
「現在、リンゲンフェルダーの名前が世界的に知られることになるとは想像もしていなかっただろう」とライナー・カールご当主。
点数つける人にも高評価されてます。
かつては、ブドウ栽培とワイン作りは過酷な環境の重労働で、今のような華やかなイメージは皆無な時代です。
それでもご先祖はあきらめることなく家業を誠実に継承して今に至ります
所有畑は15ha、中堅規模ながら非常に質の高いワインを生産しています。
しかもお値打ち
かつてはアイスワインなどの甘口もありましたが、現在では生産しておらず、よりデイリーに消費されるような赤白にシフトしています
特に今日のドルンフェルダーは目を見張るものがあります
オーナーのライナー・カール・リンゲンフェルダー氏は、自分を醸造家というよりブドウ栽培家としてより意識してるそうです。
今は息子さんのゲオルグさん(14代目)も一緒に仕事をしています。
HPより、ライナー・カールさん
ドルンフェルダーという品種は、ドイツで生まれた新しい品種です
1955年にヴュルテンベルグの研究所で、ヘルフェンシュタイナーとヘロルドレーベを交配して作られました
ヘルフェンシュタイナー? 作曲家ですか(違います)
ヘロルドレーベ? ハロルドおじさん?(もちろん違います)
HPより
1980年に正式に認可されています。
名前の固い響きとは裏腹に、ドルンフェルダーはミディアムボディでフルーティなワインになります
タンニンは穏やかですが、高い酸があります。
シュペートブルグンダー(ピノノワール)が好きな方にも人気があるのがうなずけます
主にファルツとラインヘッセンで栽培されています。
温暖化で濃くてアルコールが強いワインが増える中で、リンゲンフェルダーの樽で熟成させたドルンフェルダーは酸が綺麗なアクセントになっています。
リンゲンフェルダーでも人気のワインで、年々生産が増えています
ドルンフェルダーは、ドイツでは日照が十分でなかった時代にはマセラシオン・ア・ショーと言って、発酵中のワインを熱して作られていました。
皮や種が入った果汁(果醪=かもろみ)を70度くらいまで熱して、果皮からアントシアニンを抽出する方法です。
少しでも赤くなるようにする工夫ですが、弊害も多い
果汁を加熱するなんて
色々壊れそうでやめておきたまへ、って感じですよね
そうすると、やはり高品質なワインにならず、早々にテーブルワインとして飲まれてしまう「安物」と思われていた側面があります。
今はほとんど行われなくなってますが。
そうした「下級ぶどう」的な扱いを受けていたドルンフェルダーですが、リンゲンフェルダーのワインはものすごく美味しいのですよ
大樽で熟成されていて、柔らかな印象です。
繊細でバランスが良く、ブランインドなら「ドイツワインって言えるだろうか?」と、じっくり考えさせられるような良いワインです。
とは言え、そもそもドイツの赤をよく知らないんですが(すんません)
このワイン、ずーっと1本だけあるのですが、ブドウの名前のせいなんでしょうか???
怖い響き????
なぜか売れず今に至る。
2000円台で買えるなんて、とっても嬉しいのに
まーいーや
てんちょが飲もうかな
この2020はもう買えません。
因みに2019年のシュペトレーゼ・トロッケンが購入可能ですが、そちらは3000円台後半。
これは飲んでおくべき1本だと思います
名古屋のワインショップカーヴミツクラの店長のブログです


