寒い〜
名古屋市内でも積雪になりました
道路は全く問題ありませんが、午前中にはまだ植え込みや駐車車両の上に白く残ってました
今日はこのワインを紹介します
マルク・クレイデンヴァイス ラルシェンベルグ ピノグリ2022
フランス、アルザスの白ワインです
随分久しぶりの入荷です。
このワインもかなり値上がりしましたね〜
5年前の2倍くらいになってます…
クレイデンヴァイスのラベルは毎年、アーティストの作品を元にデザインされています
全てのワインのラベルがヴィンテージで統一されていますので、分かりやすいです
2019年に訪問して、てんちょもポスターもらいました
お店に貼ってあります
ドメーヌは作品が飾られていて、ギャラリーになっています
が、写真がない…
クレイデンヴァイスは自然派として知られています
しかし、根本からアルザス古典回帰なダイスとは違います、対処的というか(悪く言ってるのではありません)
やはり、クレイデンヴァイスもビオディナミに取り組み始めた時には、周囲から「何やってるんだ」とかなり好奇の目で見られたようです
クレイデンヴァイスがビオに転換した89年当時は制限いっぱいまでワインを作るのが当たり前だった時代に、収量を減らして品質を高めようとした際にも、狂ってると言われたそうです
しかし、当主のマルクさん(71年に両親からドメーヌを継承)は「このままの農業を続けていたら、いずれぶどう畑はなくなってしまう」と、農薬を減らし健全な農業へ転換することを始めました。
子孫に残せる財産を守りたい、という考えです
クレイデンヴァイスは家族経営のワイナリーで、ブドウの栽培家としては300年以上の歴史を持っています。
ドメーヌがある小さな集落のアンドローには中世には修道院があり、その所領を19世紀半ばに購入してワイン作りを始めている老舗のドメーヌです
マルクさんの思いもうなずけます
そしてそれが結果として品質の向上にも繋がっている訳です
ドメーヌの所在地のアンドローはオー・ラン県の南端にあり、小さな区画が山沿いにあって、多くが急斜面です。
シュロスベルグなどの著名なグランクリュが連なるバ・ラン県とは異なる土壌だと言われますが、この辺は理解するのが難しいです
アンドロー周辺も複雑な土壌で、青い粘板(スレート)、ピンクの岩(とその砕けた堆積土壌)などが混ざり合っています。
のどかな家並み
所有する畑が全てドメーヌから近い場所にあるという利点がある、とのこと
いい眺め、アルザスワイン委員会より
今日のラルシェンベルグは特級メンヒベルグの隣の区画です。
(ところでMoenchberg=メンヒベルグ、って読めない
アンドローのすぐ東の畑で、ドメーヌからもすぐです。
ここはなだらかな傾斜の区画で、ベネディクト修道会が開墾して管理していたという銘醸畑です。
粘土交じりの砂岩の土壌で、グランクリュと共に力強いピノグリが育つ場所です
最近、アルザスは暑いせいか、リースリングの野太い感じが嫌で…
それもあって、切れのあるシルヴァーナーや、繊細なピノブランを選ぶようになっているかもしれません
てんちょが訪問した2019年6月も暑くて、グランクリュにピノノワールだけじゃなくて、メルローとかあってもいいんじゃないの?っていうくらい強い日差しと高温でした
もう線の細い、青リンゴや白桃のようなリースリングは全然ありません
しっかりした骨格や酒質は悪じゃないんですけど、もはや「冷涼な産地」のイメージではない…
いかん、全然本題にたどり着けない
今日のピノグリは、品種の特徴がよく出ています
優しくやわらかで、適度な酸があります。
完熟してる感がよく分かりますので、細いとは言えないかもしれません(MLFを行っているから一層そうかも)が、綺麗なワインです。
和食にも合わせられる辛口です、酸が優しめで、とんがっていないのがいいですね〜
甘口だとアプリコットジャムみたいになるピノグリですが、やはりフレッシュな辛口が個人的には好きです
アルザスのピノグリが選択肢になかった方には、ぜひ飲んでみてもらいたい1本です
名古屋のワインショップカーヴミツクラの店長のブログです


