昨日は久しぶりに雨でした、乾燥が多少和らぐといいんですが
最高気温が二桁続きで、これで寒さにはサヨナラみたいです。
が、そうなると今度は花粉が… いらっしゃいませです…
先日、オーストラリア専門の輸入元さんが来てくれて、珍しいオージーワインを色々試飲させてくれました
ミツクラ、全然オセアニアワイン頑張っていませんので申し訳ないのですが。
やはり世界的な傾向として、
赤よりも白
こってりシャルドネより酸が綺麗な他品種
が人気になってきている、というのはオージーでも同じかと。
暑さでアルコール度数が上がりすぎてますから赤が辛くなって来た訳。
一つ、マクラーレン&アデレードのヒュメ・ブランがとても興味深い香りと味でした
写真、真ん中ワインです。
皆様、「ヒュメ・ブラン」という呼び名を知っていますか?
これはソーヴィニヨンブランの事なんですが、
かつてアメリカのロバート・モンダヴィがソーヴィニヨンブランのワインを作った時に、
アメリカ人にはソーヴィニヨンブランという言葉が覚えづらく、言いにくい
と、
簡単な単語になるようにヒュメ・ブランと名付けて販売したことに由来しています
ロワールのプイイ・ヒュメから取ったんですが、今では誰もがソーヴィニヨンブランと呼んでいますので、ヒュメ・ブランはそこまで広まらなかったのかもしれません。
赤のカベルネソーヴィニヨンがありますので、ソーヴィニヨンという言葉が定着しやすかったのもあるでしょう。
ヒュメとはFumeで、薫香、煙の事です
プイイ・ヒュメは、土壌由来でもありますが、燻したような香りがする、と言われ、火打石のような金属的な香り、鉱物香をヒュメと表現したものです。
テイスティング用語だと、アンピルマティック=Empyreumaticと分類される香りです。
焦焙性(しょうばいせい)の香り、と言われ、焙煎、焦げた香りを指します。
ただ、てんちょがこの業界に入った30年前でも既に「最近は薫香がするプイイ・ヒュメはほとんどない」と言われていましたので、もはや幻になってます
当時は、対岸のサンセールの様に、酸が爽やかで(当時は)青リンゴのようなフルーティなワインがソーヴィニヨンブランでした。
リースリングも同様で、白桃みたいだなーといつも思っていました。
が、時代が変わって、もうそうしたフルーティなサンセール&プイイ・ヒュメ、リースリングってなくなりなしたねぇ
ソーヴィニヨンブランはどれもパッションフルーツが全面に出ていて青々しています、グリーンペッパー事件とかアホかと思うんですが(失礼)、もはやフルーティとは言えません
フルーティ、いいじゃないの、ダメかしら?
*グリーンペッパー事件とはNZの生産者がソーヴィニヨンブランをサンセール風にするためにワインにグリーンペッパー入れちゃったというスキャンダルです
リースリングはもう石油香バリバリが主流になってしまったようですし
気候が変わったことは大きいでしょう
市場の好みにも変化があります
で、ようやく本題。
試飲させてもらったヒュメ・ブランが薫香するんですよ
閉店してから、一人で夜飲んで、
「ん???」
って、なりました。
おお、ヒュメだヒュメ
味わいは意外とジューシー、オレンジみたいで、青くない。
もう一度ちゃんと飲まねば。
一度買ってみて、試飲会にでも出したいですね
皆様に飲んでみてほしい
オーストラリアと言えば…
てんちょ、この前、個人的にパースへ行ってきましたが、オーストラリア最大のワインショップの一つ、BWSでも泡や白の棚が赤よりも充実していたような気がします
あちらは今は夏なので余計に冷やして美味しいワインが人気な時期ではありますが
ウールワース(スーパー)のイチゴとソーヴィニヨンブラン&セミヨンを楽しむ
ホテルのバーでも美味しいオセアニアワインが沢山ありました
パースは気温25度くらいで暑くはありませんでしたが、ニュースでは南東部で気温が50度を超した、とか、山火事が発生した、とか、毎年お馴染みになってきているようです
パースは実に平和です
大都市と自然が共存しています
「つまらない」「退屈」という意見もあるようですが、確かに大都市ではありますがこれといった観光名所はないかも。
フリーマントル(大西洋側にある港町でかつて囚人が最初に着く港)や、ロッドネスト島(クォッカというかわいい動物が見られます)に行くとか、ワイン産地やビール醸造所へのツアーもあるので、そういう物を活用しないと時間が余りそう
今回の旅はワイン関係なし
ヨーロッパとはやはり少し違いますね。
オーストラリアは食品の持ち込み規制がEUよりもかなり厳しく、軽く見ていて罰金取られる人もいますのでご注意ください
また、アルコールの扱いも規制が多く、スーパーやコンビニ、キオスクなどでは販売が禁止されています。
専門店でないと売ってません。
また、公園や道端のベンチなど屋外での飲酒も禁止されていますので、ビール買ってプシュ、とかできません。
結構な罰金を取られるそうです
後、どうでもいい事ですが、歩行者用の信号がめちゃくちゃ短い
信号が変わって渡ろうと1歩踏み出すと、もう赤でパカパカしています。
「えーっ、短すぎ
それからやはり英連邦なので、車は日本と同じ左側通行です。
駅のエスカレーターが日本よりも急で結構長い、これがちょっと怖いくらいです
空港駅、綺麗ですが ↓
ロンドンと同じですが、お年寄りとか大丈夫なんでしょうか(非常停止ボタンはたくさん途中にあります)
スワン川が広大でまるで海です、夕方になると風が非常に強くて岸の小道は歩けません ↓
先進国の大都市なので、どうという事はないんですが。
人生初の南半球でした。
名古屋のワインショップカーヴミツクラの店長のブログです


