もう4月、新年度がスタートしました
名古屋は雨が上がりましたが、今朝は風が強くて
花粉もまだまだたくさん飛んでいるようです
それでは早速、新入荷のワインを紹介します
個人的にとても気に入ってます
ラバヤ・ディ・ブルーノ・ロッカ ドルチェット・ダルバ2024
イタリア、ピエモンテ州の赤ワインです
ブルーノ・ロッカはバルバレスコの生産者です、羽のラベルでお馴染みですね
バルバレスコ、ネイヴィエの地名が見えますね
有名なので知ってる方も多いと思います
ブルーノ・ロッカの起源は、この地で少なくとも1834年に遡ることができます。
公証人役場の記録にロッカ家の名前が記載されているからです
ブドウ栽培の先祖であるフランチェスコ・ロッカ氏がバルバレスコ村に住んで、農場を営んでいた、という記録があります。
この時代にはブドウ専業ではなく、他の農業の傍らでブドウ栽培をして、とれたブドウは全て業者に売っていたようです
ヨーロッパでは元々、栽培と醸造は別の仕事、と考えられており、ブドウを育てる人とワインを作る人は完全に分業化されていました
1958年に一族は今のドメーヌがあるラバヤに引っ越しますが、元の中心部から南部の外れに移住したのは、このラバヤという場所が特に優れたブドウを生む土地であると知っていたからです
ラバヤのブドウは他地区とはブレンドされず、「ラバヤのバルバレスコ」として瓶詰め、販売されていたことからも評価の高さが覗えます。
ドメーヌはそのラバヤの丘の上にあります ↓
収穫の時期には霧が出ます、これがネッビオーロ(ネッビオ=霧)の語源になっています
1978年についに一家は自家醸造を始めました
すぐにお金に代わるブドウ販売をやめて、数年かけてワインを作ることは経済的なリスクを負うものでしたが(現当主ブルーノさんのお父さんは反対したそうです)、81年に初のワインをリリース、これ以降はブドウ栽培を専業にすることになります
ブルーノ氏はブルゴーニュに通って、当時は誰も使っていなかったバリック(小樽)や、ロータリーファーメンテーターなどを導入します。
ちょうどバローロ・ボーイズの人たちバローロを再生させようと奮闘していた時期です
バルバレスコでも同様に、新しい技術を導入して世界で人気になれるワイン作りを目指す人がいた訳です。
ブルーノさんはテクニックだけを真似したのではなく、テロワールという概念を学び、ピエモンテにしかない個性を表現しようとしています
導入した手法には現在はもう使っていないものもあります。
取捨選択をして、最上のワインを目指す、実直な方です
畑では認証は取っていないものの、化学物質は一切使わず、ボルドー液のようなビオに認められている薬品も使用していません。
セラーでも空気、光に最新の注意を払って完璧な保管をしています。
完璧なセラー ↓
面倒なことですので、簡単には真似できない事です
もちろん、ワインはどれも素晴らしく美味しい
で、本当ならネッビオーロを紹介するべきですが、今日はドルチェットです
ドルチェットやバルベーラというブドウは、農家が自家用ワインを作るために育てていた品種で、土地の人にはお馴染みのブドウです。
ネッビオーロは売ってしまいますが、ドルチェットやバルベーラで食卓を満たした訳です
ラベルに書いてあるトリフォレはバルバレスコ村にあるリューディの名前です
30%を全房醗酵しています、ステンレスタンクで発酵、熟成。
24年と若いヴィンテージですが、とてもジューシーで瑞々しく、果実味豊かで魅力的なワインです
初めて飲んで、すごく気に入りました
欠点のない丸い果実は誰でも好きそう。
バルバレスコだと1万円以下では絶対買えませんが、このドルチェットなら3000円台で買えます
是非飲んでみてほしいです〜
店頭にはシャルドネとロゼもあります ↓
名古屋のワインショップカーヴミツクラの店長のブログです



