2026年05月21日

ポルトガル旅行記 その1 アデガマイン


少し間が空いてしまいました。

てんちょ、今年はポルトガルへ行っておりました

帰ってきたら、日本は暑い
そして湿度が高い

向こうは22度くらいで、風が強いので肌寒かったです。
滞在したのはリスボンポルトの2都市、どちらも大きな川の河口近くなので大西洋からの風がびゅーびゅー吹いていました。
特に夜になると寒い

今回は3つの蔵に行きました。
数回に分けて報告します〜

初日は、
名古屋ー羽田ーヒースロー(ロンドン)−リスボンと移動するだけ。
到着も21:30なので空港近くのホテルで1泊の予定、ここ何年かはこういうパターンです。

が、リスボン便が大幅に遅延して、到着した時には日付が変わってました
待ちくたびれて疲れましたね

ヒースロー空港にこんな場所あったんだ、というような離れた場所までバス移動(所謂、沖止めというのです)して、
飛行機に乗ってから、さらに1時間以上も待機させられました。

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TAP=ポルトガル航空、こんな経験は初めてです
機内食もいただきませんでした、お腹空いてませんし



翌日は予定通り、空港で車をレンタルしていざ1軒目のアデガマイン

アデガマイン.png

時間的に余裕 のはずが…
ナビの設定ミスで何と1時間も遅刻してしまいました
いつも使いなれたナビでしたが、何か間違えちゃったんですね

ポルトガル人は時間には寛容です
時間厳守の精神はありません、ですから遅刻でも一ミリも心配されていません
良かったというべき…?



アデガマインは新しいワイナリーです
2011年に新設のワイナリーで、タラの商いで財を成したアルヴェス家がオーナーです。
タラはポルトガルの国民食です、干しダラはバカリャオと呼ばれ、定番料理の素材です。

潤沢な資金と高い理想があるのでしょう、創業からわずか5年で国内ワイナリー・オブ・ザ・イヤーに選出される程、高品質のワインを作っています

ワイナリーのある場所は海から近く、大西洋の冷たい風が吹くおかげで冷涼な気候が保たれています。
白ワインは特に酸が高くフレッシュなスタイルで、アルコール度数も12度前後と低めです
暑い日本の夏には人気が出る味です

アデガマインでは沢山の種類のワインを作っています。
赤白ロゼ泡、ワインのレベルも10くらいあって、全部を把握するのは大変です

ほとんどのワインがIGPリスボンで、一部ヴィーニョヴェルデもあります。
栽培しているブドウも、シャルドネやシラーなど国際品種もありますが、ヴィオジーニョ、アリント、トゥーリガ(2種類あります)など、日本人には馴染みが薄い土着品種がメインです



すんごいモダンでお洒落な建物です

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入口すぐにショップがありまして、そこも奇麗なディスプレイでいっぱいでした ↓

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大きな窓からの眺めが素晴らしい〜

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横長の細長い建物で、奥にずっと続いています。
1階奥はバー、レストラン、セミナールームになっています

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会社の概要を聞いて醸造設備のある地階へ下ります ↓

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流石の最新設備です、圧搾は白はプヌマティック、赤は垂直プレス
除梗もブドウを傷つけないように、振動でブドウを送り出す構造になっています(一般的なものではスクリューです)

やっぱりここにも卵型のコンクリートタンクが二つありました。
今後増えるかも、だそうです。

写真沢山ありますが、アップする容量に限度があるので一部だけ紹介しますね

一度外に出てブドウ畑を見せてもらいました ↓

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ここはシャルドネ、もう開花終わってるくらいで早い

今回は全ての日程で晴れに恵まれ、青空が綺麗でした。
曇りの日もありましたが運転してる身では曇りの方がいいですね



アデガマインでは本業のタラ商いの歴史も大事にしています
(鱈、英語でCOD(コッド)ですが、イギリスのフィッシュ&チップスの魚がCODですね。
もう一つ、Haddock =ハドックという種類もありますが、どちらもタラで違いが良く分からない。
現地人でもイマイチわかってないようです

この小舟は、大型の漁船が遠洋漁業で取ったタラを港に上げるために移送する船で、真冬の厳しい環境での危険な作業です。
魚を釣る際にも、移送の際にも、多くの労働者が命を失うこともあり、そうした労働の上に成り立った家業であることを示しているそうです ↓

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この船をドリーと呼びます。
アデガマインの基本となるワインはドリーという名前で、ここから名づけられました
お手軽な価格ですが品質が高い、おすすめです


圧巻の樽熟庫 ↓

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ここは赤ワインの熟成庫です、白で樽熟成してるものは少ないです。
ほとんどがフレンチオークで一部アメリカンオークも使っています。

この右側の大きな棚みたいな部分、見えるでしょうか?
この話が一番驚きです

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これ、最初に作った赤ワインだそうです。

ドリー2010

ボルドータイプのボトルです、今のドリーはジュラのような少し、いかり肩のボトルになっています。

アデガマインでは最初は赤をメインにしようとしていましたが、今では白ワインがメインです。
土壌や気候には白の方があってるそうで、赤ワインの畑はワイナリーから丘を越えた場所で、風が届きにくく冷気が及ばない所に移動したそうです

オーナーさんはこの最初のワインが気に入らず、1本も販売せず、こうして飾ってあるそうです
ダミーボトルじゃないのです。
言ってみれば負の遺産ですが、戒めであり、象徴であり、進化の出発点ですね。

1本も売らなかったなんて、流石、資金に余裕がありますね〜
ドリーの赤は今もありますがゼパージュを変えて納得のいく味になっています

遅刻のせいで、大急ぎで試飲9種とランチをごちそうになりまして、ワインを調達して我々はポルトに向けて出発しました
ワインのフレッシュさがとても良かったです、ぜひ皆様にも飲んでみてもらいたいです。

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素晴らしいワイナリーでした












posted by cave MITSUKURA at 15:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする