やっぱり今年も暑い
前回、「吹いた状態のワインは保証の対象外」の旨を書きましたが、もう少し説明します。
ワインを気温が高い中で、車のトランクなどに放置すると当然ながら暖かくなります。
そうすると液体(ワインの主成分である水とアルコール)の体積が増えて膨張します。
増えた分がコルクを押し上げて漏れ出すことがあります、これが吹いた、という状態です。
吹いたことで直ちにワインがダメになる訳ではありませんが、長期保存はあきらめた方がいいです
高熱に晒されていますので品質も低下しています、早めに飲んでください。
捨てる必要はありませんので
「なんだかワインが漏れてるみたいで…」と連絡いただいたことがありますが、これはお客様の責任です
長時間持ち歩きをせず、できればまっすぐ帰って涼しい場所においてください、冷蔵庫に入れる必要はありません
似たような事例で、冷蔵便で届いたワインを30度くらいの常温に置いておく、というのがあります。
これもNG、ダメです
結露してラベルがぐしゃぐしゃになったりしますし中身にもダメージがあるかも、
急激な温度変化はワインにとって良くないのです
せっかく冷たい状態で届いたワインです、セラーに入れるかエアコンの効いた場所に置いてください。
日本の夏はワイン管理には面倒ばかりですが、気に留めておいてほしいです
では、今日は特価のスパークリングワインを紹介します
サンシャルニー・エクスタティック クレマン・ド・ブルゴーニュ ブリュットNV
サンシャルニー・カタルシス クレマン・ド・ブルゴーニュ ブリュット・ロゼNV
名前が凝りすぎかなぁ…
言いにくい…
さんしゃるに?
エクスタティックは熱狂、歓喜
カタルシスは浄化
うーん、高尚なネーミングだ
今日のワインは二つともに、フランス、ブルゴーニュのスパークリングワインです
白は、ピノノワール45%、シャルドネ35%、ガメイ20%
ロゼは、ピノノワール50%、シャルドネ30%、ガメイ20%
クレマンですので当然瓶内二次発酵です(瓶熟期間不明)
クレマンは、瓶内二次発酵のスパークリングワインに与えられた名称で、フランスでは8地域にあります
ブルゴーニュ
アルザス
ロワール
ボルドー
ディ(ローヌ)
リムー(ラングドック)
ジュラ
サヴォワ
このうち最大の産地がブルゴーニュです
ブルゴーニュはシャンパーニュに近く、中世から宮廷での地位を争ってきたライバル関係にあります。
そのため、クレマン・ド・ブルゴーニュがシャンパーニュの地位を脅かしかねない事で、多少の諍いはありました
(今はそこまでバチバチしていませんが、両者は比較されることを嫌いますね)
ブラン・ド・ブランという名称はシャンパーニュのみに認められる
ブルゴーニュでブラン・ド・ブランのスパークリングワインを作るときには必ずアリゴテをブレンドしなければならない
なんて、ありましたけど、結局うやむやというか、無しになってますね〜
値上がりしているのはクレマンもシャンパーニュも同じ。
今は厳しいです
今日のクレマン、作っているのはブルゴーニュ南部マコンの協同組合のカーヴ・ド・リュニーです
前にも紹介した事ありますが、覚えてます?
この組合は巨大です
ブルゴーニュ最大であり、マコンワインの3分の1を生産しています
作っているワインも沢山あり、日本でも複数のインポーターが扱っています。
当然ですがリュニーにあります、広い敷地。
このカーヴ・ド・リュニーがこの度、ラインナップを刷新することになりまして、今日のクレマンはリニューアルされることになりました
そこで在庫を売りつくし特価で販売してくれました
4000円以上するクレマンが、2000円台で買えます
最近は3000円台でも買えるクレマン・ド・ブルゴーニュが少なくなってきています
クレマンに6000円も出したらもうシャンパーニュ買った方がいいかも
これから数カ月は冷えたワインが重宝します
買っておいて損はないですよ〜
名古屋のワインショップカーヴミツクラの店長のブログです



