2026年08月01日

コクありアリゴテの妙


もう8月
今年もあと5カ月でお終いです、早いですね〜

名古屋では今年もコスプレのお祭りがあるようですね、あの辺りには近づかないでおこう


先日の試飲会には沢山のお客様にお越しいただきまして、ありがとうございました
周りにお気遣いがあって、ルールを守ってくれる方ばかりで本当にありがたいです。

テーマは特にありませんので世界各国の色んなワインを出しました
ニュージーランドのペットナット
モルドヴァのカベルネソーヴィニョン
チリのシラーズ

など、好評でした
もちろん、シャンパーニュやクレマンもあっという間になくなっていました。



今日は試飲会でも好評だった白ワインを紹介します

BLMKJ23_1.jpg

フランソワ・ミクルスキ ブルゴーニュ・アリゴテ2023

フランス、ブルゴーニュの白ワインです
アリゴテ100%

ミクルスキムルソーの生産者です

創業(1992年)からまだ日が浅いのですが評価は非常に高い
やはり赤よりも白の方が人気です。
クレマンも作っていますよ、それも非常に美味しい(その代わりにそこそこのお値段ですが)

今日のワインはその「ミクルスキらしさ」を味わえる、お値打ちな1本です

アリゴテは近年の温暖化で見直され、栽培が増えている品種の一つです。
が高く、清涼感のある引き締まったワインを作ることができるので、暑さで糖度が上がる半面、酸度が下がる昨今の気候では重要な品種です

アリゴテという品種は知っている人が多いと思います
皆様、どんな印象でしょうか?

おそらく指標の一つがブーズロンではないでしょうか?
アリゴテ100%にだけ認められるシャロネーズ北端のブーズロンというAOCがありますが、ブーズロンの代表は、やはりこのAOC取得に尽力したヴィレーヌでしょう
これ ↓

BLVLB23_1.jpg

因みに、このワインもすっかり高くなってしまいました
上代で税込7920円、気軽に飲めるお値段じゃない…

このブーズロンはキリっと辛口、切れのあるさっぱりスタイルです。
シャブリと同様にミネラル感があって、今の季節、冷やして飲むには最高に美味しい

先ほども書きましたように、アリゴテは酸の高さが特特長なので、キリっと辛口なのは当然と言えば当然。
ステンレスタンクで作って清涼感を持ったままでボトリングするのが通常です。

しかし、ミクルスキのアリゴテはちょっと違うんです

こちらのアリゴテは、1929年と1948年に植えられたヴィエイユ ヴィーニュなのです

樹齢97年と78年、かなり古い樹です。
ボトルにも「Plantee en 1929 et 1948」と書かれています。

(ヴィエイユヴィーニュとは、樹齢の高いブドウ樹で作られたワインを意味します。VVと略します。
何年以上という数字の規定はなく生産者の良心に任されていますが、VVの表記をするという事は品質に自信があることの表れでもあり、なんでもかんでもVVと書く訳にはいきません。そんなことをしてる人は未だかつて見たことがありませんが、村八分&苦情申し立て&さらし者、くらいにはなるんじゃないでしょうか

樹齢100年にもなると樹が年を取ってだんだんと実をつけなくなります。
流石にもうすぐ収穫ができなくなると思いますので、今のうちに飲んでおきたい1本です

この古木のアリゴテ、ミクルスキ氏の祖父が植えたブドウです
丘の下部の体積土壌に植えられています、現在は貸借契約の区画のようです。
HPには醸造については詳しく書かれていませんが、澱と共に熟成させ、翌年の7月には瓶詰めしています。

それにしても、非常にいいコクがあります
樽じゃないとしてもこってり風味がかすかにあって、この完熟感、深み、甘さがいいバランスです。
軽めではありますが、ブルゴーニュの白ワインが好きな方に好まれるでしょう
美味しいです、個人的にも好きです

ブーズロンの酸が苦手な方にもおすすめします

辛口ですが、口の中で広がって香りが増す、余韻も長い。
いいですね〜

こちらのアリゴテ、5000〜9000本しか生産されていません
いつでもある訳じゃないのです

値上がり激しいブルゴーニュですが、このワインなら税込7000円台で買うことができます
店頭にももうそんなに残っていませんので、興味ある方は是非早めにご来店ください。
ネットショップでも買えますよ。

飲むべきワインの一つ、です












posted by cave MITSUKURA at 12:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする