2026年07月14日

猛暑には軽めのスパークリングワインで


今日と明日は強烈な暑さになるようです

ワインの持ち歩きには十分ご注意ください
「吹いた」状態のワインは保証しません、お客様ご自身で対策してください。


名古屋の夏は一昔前だとが吹かなく熱がこもって最悪でしたが、最近はがそこそこ吹いてる
既に暑さは酷いもんですので、風が吹いても何の恩恵にもならないのが残念
ぬるい空気が動くだけ

ビル風が強いと日傘が痛むので、風無くてもいいんですけどね〜



今日は暑い時にこそ美味しいワインを紹介します
とってもお値打ち

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ウー・バイ・ウンドラーガ スパークリングNV
ブリュット&ブリュット・ロゼ


チリのスパークリングワインです、白とロゼ

ウンドラーガは前にも紹介していますが、覚えてますか? ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/520264659.html

このピノノワール、今もあります
税込1500円以下なのに、なかなか美味しいのです


今日のワインは二つともに発泡です

白は、シャルドネ50%、ソーヴィニヨン・ブラン45%、シラー5%
DOセントラルバレー

シラー使ってるんですね、なぜだろう…

ロゼは、ピノノワール100%
DOアコンカグアバレー

どちらもシャルマー方式(二次発酵をタンクで行う製法)で作られています
一度に大量に作ることができるので安価なスパークリングワインに向いています。
瓶内二次発酵は本格的ですが、1本ずつ仕込まなくてはならず、手間も場所も時間も必要になりますので、その分の価格が上がります。



可愛い見た目のラベルです

「U」(ユー)という名前は、ワインではなくそれを飲む人が主役という意味を表しています
「U(you)」つまりあなたが選び、あなたが決める、全てあなた次第ということです。

これも前に紹介したピノノワール同様にめちゃくちゃお手頃価格です
どちらも税込1280円で買えます

とにかくよーく冷やしてください
冷えてないスパークリングワインを飲むなんて、この気温では考えられません

適温とか考えないで、冷え冷えでOK

フルーティというよりは、結構キリっと辛口です
これも温度が上がると易しくなるのでしょうが、シャープな方が美味しく感じる方が多いと思います。


・・・店頭のお値打ちスパークリングワインも、だんだんと値上がりしていてまして、もう1000円以下のワインはなくなってしまいました
市場にはあるにはあるんですが、どーも味が気に入りません
美味しくないのは嫌なんです(誰でもそうだ)



今だけ、ロゴと同色のマグネットがおまけについてます ↓

IMG_5786.jpeg
冷蔵庫に貼るイメージ



最後に暑さに喘ぐ北半球の皆様へ、南米アルゼンチンのメンドーサより雪景色のブドウ畑を御覧ください ↓

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アルゼンチン最高のワイナリー、世界レベルでも評価トップのカテナより

南半球は今が真冬です
しかし、これはこれで辛いよな〜

暑さも寒さも嫌なんです










 


  


posted by cave MITSUKURA at 12:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月12日

訳ありブルゴーニュ


すっかりになりました
暑い〜
(でも店内にずっといると寒い



こういう時こそ、さっぱり白ワインorスパークリングワインを紹介すべきでしょう
ですが、今日は赤で。

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シモン・ビーズ 
サヴィニー・レ・ボーヌ1erレ・フルノー2018
サヴィニー・レ・ボーヌ2022


フランス、ブルゴーニュの赤ワインです。
どちらもピノノワール100%

シモン・ビーズは知ってる方が多いでしょう
醸造責任者でもあり当主でもある千砂さんは日本人で、10年くらい前にNHKの特集に取り上げられた時には大きな反響がありました。

シモン・ビーズは1880年創業で、現在の千砂さんで4代目になります。
お二人の子供がいますので5代目も安泰です

初代シモン氏が始めたドメーヌを1950年に3代目のシモン(同名)氏が継承、ワインの評判が良くドメーヌは大きく成長します。
その後1972年に4代目のパトリック氏が蔵を引き継ぎ、1998年に日本人の奥様千砂さんと結婚。

domaine-simon-bize-3.jpg
故パトリック氏 HPより

しかし、残念ながらパトリック氏は既に鬼籍(2013年)
小さなお子さんを抱える中で夫の急逝は大変な苦労があったと思われます。

今の蔵は千砂さんとパトリック氏の妹のマリエルさんが運営しています。
(マリエルさんはジャン・グリヴォの当主エティエンヌ氏の奥様です)

畑はサヴィニー・レ・ボーヌを中心に22haを所有
赤も白も作っています(サヴィニーは赤の生産が白の6倍以上ありますので赤中心の産地です)
グランクリュのラトリシェール・シャンベルタンも持っています。

今日のワインの畑はここです ↓

シモン・ビーズ.png
HPより、黄色の丸が1級レ・フルノー、紫の丸が村名サヴィニー・レ・ボーヌです。

*地図の下部が南でボーヌにつながっています

サヴィニー・レ・ボーヌの村はロアン川を谷底にし、アロースの丘とボーヌの畑に挟まれるような「二つ折り」の地形をしています。
集落は東寄りにありますが国道974からは見えません、南の1級畑マルコネはそのままボーヌへ続いています。  

ドメーヌはここ ↓

シモン・ビーズ1.png  


2008年から徐々にビオディナミに転換、赤ワインの醸造は古典的で、全房を大樽で醗酵させています。
(年によっては除梗も行っています)
新樽はほとんど使いません

過剰な派手さがなく、バランスが良くて洗練されているので料理を楽しむのに最適です
ゆっくり静かに飲みたいですね
繊細です

今日の2つのワインも「訳あり」です
ですから通常よりもずっとお買い得になっています
ワインの品質には全く問題ありません。


2018年のブルゴーニュは余り評価の高い年ではありませんが、今飲むにはちょうど良いと思います
固くないですよ〜

2022年の村名も1万円以下なので、そこまで気合を入れなくても、ちょっとした時に飲めるのはないでしょうか







posted by cave MITSUKURA at 13:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月09日

パイパー・エドシックセミナーに行ってきました


急に真夏になりました
朝から日差しが強くて照り返しがまぶしい、もう梅雨明けですね


昨日はシャンパーニュ、パイパー・エドシックのセミナーに行ってきました
いい機会をいただけましてありがたいです。

先月マリリン・モンローのシャンパーニュで紹介しましたパイパーです ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20260611-1.html


醸造責任者のエミリアン・ブティエ氏が3年ぶりに名古屋に来てくれました ↓

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情熱のある方です、先を見据えた取り組みや伝統を守りつつスタイルを維持する工夫を続ける、など、新しい世代としてトップの人物の一人です
シャンパーニュも変わっていくのは当然ですが、この先どうなるでしょうか。

何度か書いていますが、
パイパー・エドシックは創業者のフローレンス・ルイ・エドシックがマリー・アントワネットに謁見して自分のシャンパーニュを献上した、という話が有名です
1785年5月6日とはっきり日にちが分かってます。
それ以来、アントワネットに愛されたブランドとして広く宣伝されてきました

現在、別ブランドになっています「レア・シャンパーニュ」がその象徴として「ティアラ」と「リング」を模したデザインになっています ↓

N7155_G08.jpg

(レアは元々はパイパー・エドシックの最高級キュヴェでしたが、7年くらい前?に別のブランドとして扱われるようになりました。しかし、ブドウの供給や生産はパイパー・エドシックです)
因みに、見た目も中身も素敵なレアですが、2013年で44000円にも値上がりしてしまってます…
あれま〜


1830年にフローレンスが亡くなると、甥のクリスティアンが(他二人の甥と)いとこのアンリ・パイパーと共に事業を継承します。
これが現在のパイパー・エドシックの起源です。
このアンリ・パイパーさん、かなりのやり手だったそうです、ヨーロッパだけでなくアメリカでも販売を広げ大成功しています

セミナーでは当然触れられませんが、現在ある他の二つのエドシックももちろん同じ起源です。
1860年にパイパー・エドシック社は「モノポール」というブランドを確立、これが今のエドシック・モノポールでエペルネにあります。
1851年にはシャルル・エドシック社が設立されています。
元の3人の甥がそれぞれ事業を継承して別れたという事です

因みに、エドシックの一族はドイツ、ウェストファリアの出身でランスの大市で毛織物などを販売するエドシック商会という会社をフローレンスが作ったのが、シャンパーニュ作りへの縁になっています
フローレンスのお父さんはルター派の牧師だったそうです。


話を戻して。
セミナーでは、パイパー・エドシックの新しい取り組みが興味深い話でした

パイパーでは、シャンパーニュのメゾンで初めてBcorpという認証を2022年に取得しています。

環境負荷を減らし持続可能な農業を推進する、というのは他のオーガニック等の認証と同じですが、このBcorpではほかにも社会的責任を負うことが求められており、電力や水の使用方法はもちろん、男女の雇用の平等性や、地元の産業への貢献、透明性のある経営まで認証の条件とされています
お見事。

ヨーロッパでは投資家が生産者のこうした側面を重視していますので、企業としては必然の姿勢という感じです。
もっとも、パイパーは個人オーナーで株式公開していませんので投資家の事は考えなくていい、という利点があります。
(もちろん世間の評価は大事)
理想を追い求めるのに、コスト削減や利益追求を第一に据えなくていいのはいい事ですね
うらやまし〜

社会的な宣伝(失礼)の一方で、内部的には気候変動への取り組みが求められています
今年の熱波は相当ひどいようですが、年々早まる収穫、遅霜、雹、など30年前ではなかった心配事が増えています。
熟度が上がるのはいい事ですが、シャンパーニュの様に二次発酵を経て何年も熟成させる必要があるワインは、最初のブドウの酸度が落ちないようにするのが非常に重要です

酸味があっても糖度が高い、香気成分もある、という状態で収穫するのが理想なのです。
ですからより冷涼な畑、東や北向きの斜面が再評価されつつあります

酸が乏しいと味がぼやけるし、寿命が短くなる、っていうのが最大の懸念です

しかし…
この頃はどのメゾンでもみーんな、「フレッシュ」「爽やか」「エレガント」がキーワードになっていて、すっきりさっぱりばっかりですね…
でもねぇ、みんなが同じ方向に向くとつまらないので、
昔ながらの「こってりシャンパーニュでいいんじゃー」っていう頑固爺さんとか、いませんかねぇ



合わせて、パイパーでは、新しい品種ヴォルティス(Voltis)の栽培も試験的に行うようです

これはフランスで開発された病害に強い白ブドウのハイブリッド品種です。
カビに強く、農薬(殺菌剤)の使用を大幅に削減できる環境に優しい特徴を持ち、2021年にシャンパーニュ地方で8番目の認可品種として試験的に認可されています。
正式認可されるかにはもう少し時間が必要ですが、環境や気候の変化に対応した品種を取り入れることは必要だと思います。

他の7つの品種は知っていますか?
シャルドネ
ピノノワール
ピノムニエ
ピノグリ(フロマントー)
ピノブラン
アルバンヌ
プティメリエ
です


そして、パイパーではヴィティボットと言ってロボットの導入も研究しています
ブドウ畑での作業の効率化を図り、よりピンポイントでのケアができるようにすることを考えているそうです。
人材の有効活用や、将来的な労働力不足に備えて、の側面もありそう。

ビッグデータを活用すべく、膨大なブドウのデータやワインの分析などを集積したソフトウェアも開発してるそうです

シャンパーニュ作りもIT化されてきていますね
デジタル・シャンパーニュとか言って


コロナ後に大復活したシャンパーニュですが、価格の高騰で現在はやや低迷気味かも…
しかし、長いスパンで考えた戦略がこうした大手メゾンにはあって、着実に前進してる感じです
頼もしい。



試飲は6種類

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右のマークがBcorpです

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普段飲むことが少ないビンテージまであって大変嬉しい。
普通のブリュットと熟成の長いエッセンシャルでは、やはり違いますね〜
あんまり違わないかな、などと思ってましたが全然違った

ロゼが薄オレンジ色でした
昔のロゼは赤ワイン比率が高くて(今の倍)、真っ赤でしたので、変わったなーと。

ヴィンテージは2018,18年は質、量ともに成功していますので、シャンパーニュ好きにはおすすめしたいです
ポテンシャルが高くておいしいです。
「固い」という意見もあるようですが、てんちょはそうは思いませんでした
美味しく飲めます。

どのシャンパーニュも、口の中でボリュームを感じます
香りが膨らんで余韻が長く、いいシャンパーニュです
飲んだ方が香りがはっきり分かるかも。
生き生きしてますね、何度も出てくる「フレッシュ」さが良く分かります。

値上がりして気軽に飲むものではなくなってきたシャンパーニュですが、なくてはならない存在でもあります

今月の試飲会にはマリリン・モンロー出そうかと思います


















posted by cave MITSUKURA at 14:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月04日

ランソンセミナー開催します


サッカーW杯にもウィンブルドンにも関心がないわたくし…
来週には名古屋も梅雨明けするでしょうか


イベントページに、ランソンセミナーの案内を掲載しました
シャンパーニュ・ランソンのトップキュヴェ(しかも2005)が飲めますよ

ランソン1.png

講師として輸入元のプロモーターであるゴヴォーニ・ミルコ氏が来店します

ミルコ画像.jpg

彼の経歴は簡単に ↓

GOVONI MIRKO
イタリア エミリアロマーニャ出身
株式会社モトックス 営業企画部所属(J.S.A.認定ソムリエ)
2017年に入社後、専門商材の営業として培った営業力やセミナー講師の経験を活かし、
2025年よりシャンパーニュランソン公認のブランド・プロモーター、イタリア銘醸ワインのプロモーターとして活動の幅を広げる。

とご紹介いただいております。

日本語もお上手だそうです
てんちょもまだお会いした事ありません。


試飲は5種類

ランソンセミナー.jpg

1.ランソン ブラック・クリエーションNV
  参考上代9900円税込
  ピノ・ノワール 50%/シャルドネ 35%/ムニエ 15%

2.ランソン ロゼ・クリエーションNV
  参考上代14850円税込
  ピノ・ノワール 52%/シャルドネ 34%/ムニエ 14%

3.ランソン ブラン・ド・ブランNV
  参考上代17050円税込
  シャルドネ100%

4.ランソン ヴィンテージ2013
  参考上代17600円税込
  ピノ・ノワール 53%/シャルドネ 47%

5.ランソン ノーブル・シャンパーニュ2005
  参考上代39600円税込
  シャルドネ 70%/ピノ・ノワール 30%
  デゴルジュマンまで204か月

ノーブル・シャンパーニュは滅多に飲めません
てんちょも楽しみ

ランソンはバックラベルにキュヴェの詳細が書いてあります
こういうメゾン、増えましたね、いいことです
ボトルを手にして是非確認してください


ランソンの背景と近況については、過去のブログをご覧ください ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/510484756.html

ブログ内で更に過去のブログを参照するようになっていて、うーん、アラビアンナイトだ

新しい取り組みについて、皆様に知っていただけたらと思っております
お申し込みをお待ちしております〜








posted by cave MITSUKURA at 13:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月02日

黒コショウのシラーが恋しい


いつの間にか7月になってました…
梅雨明けしませんが、湿度が高くて蒸し暑い

イベントページに7月の試飲会の案内を掲載しました
今月も色々なワインを飲んでいただけましたら嬉しいです
一部 ↓

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全部銘柄言える方いますか



店頭でこの頃気になっていたんですが…

シラーがないんです

もちろんコート・ロティや、オーストラリアのとってもお値打ちシラーズはありますが。
高すぎ&安すぎ、で、「シラー」という品種の勉強にはイマイチ。
ちょうどよい価格のシラーって本当に少ない

まず、7月からもさらなる値上げで、クローズ・エルミタージュがとても気軽に試せるお値段ではない
サン・ジョセフも同じく
お手頃価格でいいんですが、ブレンドの南部ローヌではシラー主体とはならず

困ったー

という事で、オーストラリアやアメリカ(ワシントン)、チリのシラーをいくつか仕入れてみました

店頭のシラー(シラーズ)をまとめて紹介します

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左から、

1.ジョルジュ・ヴェルネ シラー フルール・ド・メ2021

フランス、ローヌのIGPコリーヌ・ロダニエンヌです。
このIGPは、AOCコンドリューの周りにある畑に与えられた呼称で、コンドリューが拡大しすぎた際に栽培地域を見直すことになり、新たなコンドリューから外れた畑が含まれています。
今日のワインは赤ですが、ヴィオニエではコンドリューと同じような高品質のワインも多く、お手頃なので普段飲みにはお勧めです

コンドリューで有名なジョルジュ・ヴェルネが作っています。
シラー100%で昔のシャープなコート・ロティみたいです。
100%除梗、熟成には一部樽を使用しています。
真っ黒でフルボディではありませんが、エレガントなミディアムボディのシラーです
ロタンドン(黒コショウ)の香りは少ない印象ですが、複雑で薫香やハーブの香りが混ざっています。

ガツンというシラーがいい方には大人しいかも
てんちょはこれくらいで十分。
4000円台後半なので、超お買い得とは言えませんが、ワインのレベルは高い。


2.シャトー・サン・ミッシェル シラー20221

アメリカ、ワイントン州、コロンビアバレー産です。
サン・ミシェルは1960年代からワシントン州でワイン作りをはじめとした農業をけん引してきた大企業です
総面積1420haにもなる広大なブドウ畑を管理しています。

このワインはスタンダードシリーズでサン・ミシェルの入門ワインに当たりますが、お手頃な価格にも関わらず安定した品質で人気があります。
樽熟成10%の影響が感じられるリッチな味わいで、アメリカらしい果実味が豊富な丸いタイプです
ワインだけでも無理なく飲めます、こちらもミディアムボディ

これは2000円台なので気軽に試せます。


3.オックスフォード・ランディング シラーズ2025

オーストラリアの南オーストラリア産
オーストラリア最古の家族経営ワイナリーのひとつであるヤルンバは5世代160年以上の歴史を誇る名門ワイナリーです。
今日のオックスフォード ランディングは、ヤルンバ創業者のひ孫が1958年にマレー川沿いの肥沃な土地を開拓してつくったワイナリーで、「ヤルンバの弟」とも言える存在です。
アレデードの北東200キロ弱のケイデルとクアルコという町の間にあります。

既に2025がリリーズされています、流石南半球
こちらもフルーティなミディアムボディです。
新世界ワインらしい果実味がしっかりあって、赤いベリーの風味です
1000円台で買えますので、とりあえず試してみたい方にはお勧め、コスパ最高です。


4.エラスリス エステートシリーズ シラーズ2017

チリのアコンカグア産
エラスリスはチリでも最古のワイナリーで家族経営でありながら大規模ワイナリーに成長しています
今年で創業156年です

こちらは醸造などの情報がありません
しかし、2017年が未だあるとは意外
てんちょ、これは飲んでおりませんので味は不明(すんません)

こちらも大変お値打ちなので、やはりミディアムボディかと思われます。
1000円台で買える上に、9年目の熟成できっと落ち着いていい飲み頃になっていそうです
試す価値はありますね

ほんとはラ・ポストールのアレクサンドル・シラーが買いたかったのですが、今ない

以上4種のシラー、シラーズ、あなたならどれがいいですか?









posted by cave MITSUKURA at 15:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月28日

ヴィオニエ・ファンに是非


6月も今日を入れて3日、もう2026年の半分が終わったとは…

5月6月は試飲会など沢山あったのに全く参加できませんでした
都合がつかず、仕方ないのですが残念

7月はとりあえず2つのセミナーに行く予定です



今日のワインを紹介します

またもや白ワイン。
個人的な好みに偏りすぎてるかなぁ、来月には新しい赤ワインも来ますので紹介を待っててください

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ギガル コンドリュー ラ・ドリアーヌ2023

店頭には2022もあります

フランス、コート・デュローヌ北部(セプテンリオナル)の白ワインです。
ヴィオニエ100%

コンドリューは小さな集落で限られた畑しかありませんので、北のコートロティ同様に生産量は多くはありません。

第一次大戦後には労働者が激減したこともあり(フランスでは一次の被害が甚大)、ヴィオニエの作り手がいなくなってしまって、このままだと絶滅するかも、と危ぶまれた時期もありました
そこを救ったのがジョルジュ・ヴェルネさん(故人)です
彼の尽力でコンドリューは再び拡大し(一時は拡大しすぎてAOCの境界を見直したのですが)、今に至ります

ローヌ起源とされるヴィオニエ、なくならなくてよかったです〜

なんせヴィオニエはお嬢さんブドウで、すぐに病気になっちゃうし、栽培は難しいし、強風には弱いし、収穫は多くないし
雑草シャルドネ(すんません)とは大違い

そんな難しいヴィオニエですが、やはりヴィオニエ特有の香りにはみんなうっとりするんです
白い花、くちなしやユリに例えられますね
私も大好きです。

よく比較対象になるブドウにゲヴェルツトラミネールがありますが、はっきり分かるライチの香りはいいんですが、個人的にはあの酸味の乏しさがどうも苦手です…

香りも強すぎて料理を殺しそうだし(特に和食)、フォアグラに合わせるヴァンダンジュダルディヴ(甘口)くらいなら少しは飲めますが、このところ試飲以外では口にしていない
(もちろん、ゲヴェルツファンは沢山いると思いますので良い事です

その点、ヴィオニエはがありますので料理に合わせやすいかと。
清涼感もありますし、高貴さを感じます

ですが、コンドリュー以外の場所のヴィオニエで成功してる物は少ないですね〜
やはり難しいのです。
土壌と相性が良く(コンドリューの母岩は花崗岩)、香り高いワインにするのは栽培と同様に至難の業です



ワインの紹介の前に、コンドリューについて少し勉強しましょう

コンドリューはローヌ川右岸の急斜面に張り付くように広がる畑です。
段々畑での農作業は過酷かつ危険でもあります

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コンドリュー公式サイトより

その名前を名乗ることができるのは、北から

コンドリュー(ローヌ県)
ヴェラン(ロワール県、以下の4つも同様)
サン・ミシェル・シュル・ローヌ
シャヴァネ
マルヴァル
サン・ピエール・ル・ブフ

リモニー(アルディッシュ県)

7つの村です ↓

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その昔、てんちょの訪問時、ジョルジュ・ヴェルネに「南の人」と言われたイヴ・キュイユロンですが、シャヴァネの北にありますのでそこまで「南」ではないんですけどね
だはは


地理感ない方、引くとこんな感じ ↓

11.png
引きすぎかも


3つの県に跨ってはいますが栽培面積は全部で200ha程しかなく、これはカリフォルニアのロバート・モンダヴィ1社の所有面積(182ha)と同じくらいです
ちっさ〜
如何に限定的な栽培地区かがお分かりいただけますか

公式サイトには90の生産者が名を連ねています、やはり少ないです


話が逸れますが、
ローヌのワインの話をしていますがロワール県とは?
と思った方、ごもっともです

フランス最長の河川であるロワール川は、フランスの中央部にその起源があります。
(県名はもちろん、その川の名前から来ています)
ですから、コンドリューのあるローヌ県の西隣がロワール県なのです。
ワイン産地はせいぜいサンセールくらいから始まりますので、ほとんどが下流にある訳です。

フランスの行政地区は、
地域圏(レジオン、13あります)があり、その下に
県(デパルトマン、海外も併せて101もあります)
という構造になっています ↓

France_departements_regions_narrow.jpg
WIKIより

*県に与えられた2桁の番号が郵便番号(5桁)の最初の2桁でもあります

うーん、前置きが長くなると本題が薄くなりますが、自分でも確認しておきたいので、これはこれで良しとしてます
どうぞお付き合いください


話を戻して。

この少ないコンドリュー、元からそれなりのお値段でしたが、このところの値上がりで一層高額になってます
ジョルジュ・ヴェルネもどひゃーなお値段に。
もうIGPで十分です…

さて、今日のギガルですが、知ってる方が多いでしょう
北部ローヌ最大の生産者です。
傘下にいくつかのドメーヌを持っていて、コートロティに始まり、南部のコート・デュ・ローヌまで数多くのアペラシオンにわたりワインを作っています。

111.png
HPより

↑ シャトー・ダンピュイ、アポが取れず訪問叶わず
 次があるだろうか


ギガルでは普通のコンドリューも、もちろん作っていますが、今日のラ・ドリアーヌは特別です

1994年がファーストヴィンテージ
良年のみの生産
5つの自社畑からのヴィオニエ(平均樹齢35年)を100%使用
MLFあり、新樽で8カ月熟成
年産15000〜20000本と希少


手間暇かけた栽培、慎重な醸造で、細心の注意を払って作られた特別なワインです
エッチングの特別なボトルに入ってます。

買いぶどうの一般のコンドリューとは一線を画すレベルです

これはワイン通になるには、シャトー・グリエと共に必ず飲んでおかねばなりません
もちろんジョルジュ・ヴェルネもね。
ヴィオニエとは、を知るためには避けては通れないワイン達です。


今日紹介した2023ですが、上代26400円税込と大変値上がりしています。
店頭ではもう少しお値打ちですが

興味がある方は是非飲んでみてほしいです〜
ここには書けませんが、限定本数でお値打ちになってます(訳あり、ワインの品質には問題なし)

店頭で聞いてください


















posted by cave MITSUKURA at 15:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月27日

試飲会ありがとうございました


名古屋は台風の被害はなさそうですが、
二つの台風に加えて地震が来たり、と災害が重なるような事態は心配ですね…


24日の試飲会には沢山のお客様にお越しいただきましてありがとうございました
少し窮屈だったかもしれませんが、ご参加の方が多いと色んなワインが出せて、それはそれで楽しく有意義かも。

アデガマインのヴィーニョヴェルデ2023も好評で沢山売れました ↓

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ニュージーランドのブラックエステート カベルネフラン2018も美味しいという声が多かったです

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写真左から2本目の黒いラベル

私もとてもいいなと思いました
店頭売り切れちゃったのでまた仕入れておきます

「赤がすくないかも」と心配していましたが、湿度が高いせいか、やはりスパークリングやシャンパーニュが一番良く飲まれたと思います。
早くなくなっちゃいました
遅れて参加の方のために1本とっておけばよかった。

7月も引き続き開催します〜
7月29日(水)の予定です
月が替わったら改めてご案内します









posted by cave MITSUKURA at 16:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月24日

今日は試飲会です


今日は試飲会です

キャンセル待ちになっております。
申し込みの皆様、ありがとうございます

もっと暑いかと思っておりましたが、曇りで気温低め
赤を少なめにしてしまった…

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赤7本
後は泡と白とロゼ

ワインは全部で23本
一番高額なワインは18000円
さて、どれか分かるでしょうか

7月も引き続き開催します〜






posted by cave MITSUKURA at 16:48| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月22日

夏の冷蔵庫にはぜひ1本


次の台風が迫って来てますが、どうなるでしょう
来週はもう7月ですね。


今日も簡単に新しいワインを紹介します
夏に向けて白か泡しか飲みたくないので、紹介も偏りがちですんません。

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アデガマイン ピンタ・ネグラ ヴィーニョヴェルデ2024

先日訪問しました、ポルトガルの白ワインです
夏の定番、辛口の微発泡、軽〜い白です。

名前の通りの「緑のワイン」です
典型的なフレッシュ、すっきり



アデガマインは南部リスボンの生産者ですが、北のヴィーニョヴェルデも生産しています。
(多くのワインが地元のIGPリスボンです)

ヴィーニョヴェルデはポルトガル最北の地域、ミーニョ地方のワインですが、なんせミーニョが広大すぎていけません

ヴィーニョヴェルデ.png
前にも使わせてもらったキリンさんより

何回か書きましたが、ヴィーニョヴェルデの産地は9つのサブリージョンに分けられており、赤・白・ロゼ・発泡と全ての種類の生産が可能な上に、
それぞれが土着の品種を使用してもいいので、
北のモンサオン・メルガッソで有名なアルバリーニョ(白)と、
南の地区のソウザのヴィニャン(赤:果肉まで赤い黒ブドウ)が、
まさかの同じ名前ヴィーニョヴェルデなのです

同じ括りって、おかしいでしょ???
ポルトガル国内でもきっと、きちんと理解できてる消費者はまずいないだろうなぁ

ヴィニャン?って未だ経験できておりません…


ヴィーニョヴェルデは圧倒的に白が多いのですが、それでもブドウ品種が多岐に分かれており、
アルバリーニョ
ロウレイロ
トレジャドゥーラ
アリント
アヴェッソ
アザル

等、主要な物でも沢山あります

も少し、カテゴリーを分けた方がいいと思います。
今後に期待


今日のブドウは、アリント40% 、アザル 30% 、トラジャドゥーラ 20% 、ロウレイロ 10%

ピンタ・ネグラとは「黒い点」という意味です。
ブラック・ポイントです。
アデガマインは当初、赤ワインをメインに作ろうとしていましたので(のちに白主体に変更)、黒ブドウの粒を表す言葉として蔵の象徴的なモチーフになっていました

今日のヴィーニョヴェルデは白ワインですので、黒い点は全く無関係になりますが
日本向けのワインでしょうか、HPに載ってない
おそらく買いぶどう。


水色のボトルとスクリューキャップがすがすがしいですね
味わいも軽めの辛口、余韻短め、本当にすっきり。
とにかく良く冷やすこと、ぬるいと魅力が半減するかも

アルコール度数10%で負担が少ないのもいいです
夏の昼から飲めまっせ

もちろん低価格
家に常備しておきたい〜












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2026年06月18日

もはや飲み物の値段では…


段々気温が高くなってきた名古屋です
もう6月も下旬だー


フランスも今年は暑くてブドウの生育が早い
シャンパーニュの様な北の産地でも収穫が8月下旬になる見込みです。

ブルゴーニュでも「夏のバカンス休暇を取る人は早目に取るように」とお達しがあった会社もあります。
既にブドウの房が形成されていて、まだ緑で小さい粒ではありますが、6月としてはかなり早い

ブドウ畑には野生動物も色々遊びに来るので、畝の中に鳥の巣があったり、ウサギが穴を掘っていたり。
実はウサギは若芽を食べちゃうので歓迎されていませんが

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アンリ・グージュSNSより ルヴルテの子供ですね


店頭には有名ですが、珍しいバックヴィンテージが入荷しました。

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サロン2006

説明不要かなぁ
シャンパーニュの頂点(の一つ)
シャルドネ100%

(余談ですが、写真のバックのボルドーが何か分かる人、なかなか通ですな

正規輸入なので来歴保証付きの蔵出しです
並行品の様に色んな所をうろうろしていませんので安心ですよ、この点は非常に重要です。

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サロンは裏ラベルにも情報がないですね
デゴルジュマンの日付くらいあっても良さそうなものですが
シリアルナンバーもあるといいのに
(偽物が多いので)


参考上代242000円
初任給の手取りが吹っ飛ぶ?

店頭はもっとお値打ちです 
6桁ですが。

ワインって1度開けたらお終いなので非効率この上ないですよね

因みに箱がありませんのでご了承ください











posted by cave MITSUKURA at 13:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月13日

ロックもミエも遠くなりにけり〜


6月中旬ですが、夜は未だに気温低めで助かってます
湿度もまだそこまで高くない。

初めて日本へ来る外国の方は「こんなもんか」と思って帰ってそうですが、侮ってると今後、地獄を見る人もいるだろう

プリューレ・ロック、少しだけ販売可能になっております。



店頭にはフランソワ・ミエが少し入荷しました
2023年のリリースと同時に、少しバックヴィンテージが入ってきたようです

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一番低価格の物から仕入れました。
それでも1万円以下の物はゼロ
がーん


最新の23年は、値段がどひゃー
高いー
買えないー(というか買っても売れないだろうなー)

いつの間にか、コート・ド・ジュラなんて作ってますね
2022で、シャルドネ80%・サヴァニャン20%です
でもね、税込み21450円もします
うっそでしょ…
シャトー・シャロン買えますやん


ミツクラにはまだ在庫がありますので、23年の仕入れはちょっと保留
欲しい方は是非メールでお問い合わせください、在庫とお値段お調べします

美味しいのは良く分かります
流石ヴォギュエのワインを30年以上も作ってきた人だけある






posted by cave MITSUKURA at 13:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月11日

まりり〜ん


今年は冷夏
いや、これから猛暑になる…よねぇ

去年が暑すぎたせいで、今年は早くから暑さ対策を考えすぎて、てんちょ風邪ひいてしまいました
夜が意外に寒くて
軽症ですし、もうほとんど治りましたが。



今日は限定販売のシャンパーニュを紹介します

N8377_G08.jpg

パイパー・エドシック マリリン・モンロー リミテッドエディションNV

今年はマリリン・モンロー生誕100年に当たります
それを記念しての限定ボトルの発売です。

パイパー.png
HPより拝借

マリリン・モンローは生前、シャンパーニュが大好きで朝から飲んでいたそうですが、特にこのパイパー・エドシックがお気に入りでした
飲みすぎで遅刻、はお決まりだったらしい。

昔はワイナリーにマリリン・モンローの大きなポスターが飾ってあって
大好きなパイパーへ
と、マリリン直筆のサインが書いてあったそうですが、今はもうないみたい

てんちょ、ここへは行ったことがありません
その内行きたい。

パイパーは、カンヌ映画祭の公式シャンパーニュでもありますので、それに関連したディスプレイが沢山あるようです
赤いソファにパルムドール(黄金の椰子の葉)とか。

1930年代以降、パイパーのシャンパーニュはハリウッドで沢山の映画に「出演」しています。

元々、独立戦争前後の時期に、「シャンパン・チャーリー」の名前で知られるシャルル・エドシックがアメリカで大成功してることもあって(この方の人生はほんとドラマです)、アメリカでエドシック(英語だとハイドシック)の名前は親しみがあったはずです
(他にもオーストラリアンオープンなど色んなスポンサーになってます)
おそらくマリリンも映画がらみで知ることになったのでは、と推察します。

20年ちょっと前、ジャン・ポール・ゴルチェとコラボしたボンデージを着せたシャンパーニュはセンセーショナルでした
大胆なことを色々やってますので、
シャンパーニュ界のアンシャンテルール(手に負えない子供)
なんて呼ばれてるらしいです


そう言えば、シェフ・ド・カーヴのエミリアン・ブティヤ氏が来月、日本へいらっしゃいます ↓

パイパー1.png
HPより、なんでブドウ畑で椅子にすわってんのかな

ですが、この方、10月からボランジェで働く(転職)ことが既に発表されています…
なぜそんなタイミングで???



限定生産のマリリン・モンローボトルですが、中身は通常のブリュットのようです。
主体はピノノワール、そしてシャルドネ、ピノムニエの3種ブレンド
24カ月以上の瓶熟

あんまり情報がない

残念ながら、こちら、箱がありません。
(ラベル以外の物を作ると、版権の問題などで何かと大変なのです)
ですが、ちょっとした手土産には最適です

価格はお手頃、8500円税込です

ちょっとした手土産にいいですね









posted by cave MITSUKURA at 13:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月09日

ロック案内できませんでした



今日は張り切って、プリューレ・ロックの入荷案内をしようと思いました

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が、早速ですが、おそらくほぼ完売

お買い上げのお客様には感謝です
お店としては大変ありがたい事ですが、何分割り当ても少なくて…
買えない方には申し訳ございません


他のお店が買わなかった分が回ってくるかもしれませんので、
引き続きネットショップとこちらを注視願います

値上がりが激しく、なかなか手が出ませんが、24年と25年は収穫が激減しますので、今のうちに買っておいた方がいいというのは、あながち嘘でもありません









posted by cave MITSUKURA at 16:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月07日

辛口ロゼで休日は乾杯


東海地方もようやく梅雨入りしましたね
この頃晴れ間が少なくて気温が低いです。
意外。



では新しいおすすめワインを紹介します

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ヴィエニティ・デル・ヴルトーレ ピポリ ロザート2025

イタリア、バジリカータ州のロゼワインです

アリアニコ100%の辛口。
IGPバジリカータ

アリアニコは隣のカンパー二アの方が有名ですね、DOCGタウラージの品種です。
ギリシャ伝来のこの品種はタンニンが豊富で色の黒いフルボディの赤ワインを生み出しますが、南部イタリアでは簡単にアルコール度数が14.5%くらいになってしまうので、これ以上の濃さは要注意です

ロゼを作る際にも、うっかり強く絞ったり、漬け込みを長くしてしまうと色は鮮やかですが、渋さの入ったロゼになってしまうので、それはいただけません

今日のワインはセニエ(漬け込み)で作られています
醗酵もステンレスタンクで行います、樽なし。
フレッシュで瑞々しい辛口です


ワインを作っているヴィエニティ・デル・ヴルトーレはイタリアの大手ワインメーカーのファンティーニのプロデュースする一つのブランドです
イタリア全土にいくつあるんだっていうくらい、あちこちに沢山のワイナリーを作ってます。

大手ですが、ワインはどれも土地に根差した品種を基本にしていて、低価格でも高品質なワインが多くて、日本でも人気があります
ほんと、どこのワインを飲んでも美味しいです
こういう大手ってなかなかありません。

ワイナリーがあるバジリカータ州はイタリア長靴半島のアキレス腱に当たる場所です。
アドリア海に面したのどかな場所、州都はバーリ

この州だけで、ファンティーニは5つもワイナリーを持ってます。
すごい〜

ヴィエニティ・デル・ヴルトーレはこんな場所にあります ↓

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生産者HPより

ほんと田舎です。
工業発展から取り残されたおかげ(?)で、農薬の被害を受けていない高樹齢のブドウ畑が残っていたり、近年では再注目されている場所です。
農協が多いですが、意欲的に品質の高いワインを作っています

今日のアリアニコは、ヴルトーレ山という火山の麓にあり、火山性土壌の畑で栽培されています。
標高800メートル、結構高め
そのおかげでブドウの成長はゆっくりで、イタリア全土でも収穫が最も遅い地域になるそうです。
標高のおかげで日照が十分ありながら、夜は冷え、海風が吹くので酸味が温存された完熟ぶどうが収穫できる利点があります

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土が赤いの分かりますか


このロゼ、ほんとに美味しいです

酸っぱくないし、強すぎない、ふくよかですが辛口。
欠点がない、いいワインです

価格もお手頃です
税込2100円

アルコール度数13%、低いとは言えませんが高くは感じません。
疲れないワインですよ

これから暑くなってきたら、一層楽しめます
昼から飲んでもいいくらい。
ガラス栓(ヴィノロック)なので、もう一度栓することが可能です

このロゼを飲んで「アリアニコ」だと言える人はまずいないでしょう
おすすめです〜










posted by cave MITSUKURA at 12:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月03日

入荷2本、どっちが好きですか?


名古屋では台風の影響は最小限だったようで良かったです
ワインも普通に届きました。

午後からは晴れて蒸し暑い



今日は簡単に入荷ワインを紹介をします

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ヴィネ ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュル・リー サンマルタン2023

夏の定番
フランス版の「緑のワイン」です

シャブリと並んでフランス辛口白ワインのド定番です。

牡蠣にはミュスカデ、がセオリーです
ブルターニュやナントのレストランには必ず置いてあります。

しばらく欠品していまして、入荷を首を長くして待っておりました
夏に間に合ってよかった〜

すっきり、さっぱり、アルコール度数12%、微発泡
とにかく冷やして軽やかに飲めます
青くない酸味が爽やかで流れるように飲めますよ、ミネラル感とはこれだ、っていうワインです。

そして何と言っても低価格
税込1550円です〜

安物とバカにするなかれ
ミュスカデの良さをきちんと評価できない人は美食家の資格なし




次はこちら ↓

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リヴォルタ タブルノ・サンニオ コーダ・ディ・ヴォルペ2024

イタリア、カンパーニア州の白ワインです、辛口

こちらのワイナリーは以前に紹介していますが覚えている方いますか? ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/508757562.html

当時はコーダ・ディ・ヴォルペの輸入が無かったのか、買えませんでしたが、この度目出度く輸入となりました

最後に書いた通り、この「狐のしっぽ」の名前を持つブドウは、長ーい房が特長です
物凄く見栄えが良くて、観賞用にもいいのでは。

辛口ですが、フルーティな香り。
ですが、ファランギーナやフィアーノに比べると、大人しいアロマですね、クチナシやユリの香りではありません
そこまでマイナーな品種ではありませんが、飲んだことある方、どのくらいいるでしょうか?

試飲会に出そうかな。


泡と白が美味しい季節になりましたね〜
次回も美味しい夏向けの白を紹介する予定です。











posted by cave MITSUKURA at 16:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年06月01日

39歳を祝おう


6月ですね
今日も日差しが強い
明日の夜から台風の影響大になりますが、名古屋はそこまで心配ない?



では早速、新しいワインを紹介します

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ブシャールP&F コルトン・シャルルマーニュ1987

グランクリュ

非常に珍しい古酒です

ブルゴーニュは人気が出すぎて価格が恐ろしいほど上がってますし、熟成した物は市場には皆無です。
このようなワインが出てくること自体が非常に稀です。

以前に、同じくブシャールのピュリニー・モンラッシェ1985を紹介したのを覚えていますか? ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/518542278.html

これに書いたような背景で、在庫の古酒が市場に出てきたと思われます
ブルゴーニュは大手グループによって再編されつつあります。
今後も加速しそう。

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ボーヌにあるブシャール本社 SNSより

ワインは見た目、薄いオレンジです。
液面は高く、おそらくリコルクしているでしょう(85のピュリニー・モンラッシェはしてありました)

蔵出し
来歴保証あり
自社畑
39年熟成


ブシャールが所有する区画は丘の頂上部、東向きの斜面です
健全であることは間違いない。


1987年は夏の天候不順で生産者によって品質に大きく差があります
当たり年ではありません。

雨が上がって、しっかり待って収穫できた作り手の赤は評価が高いですが、数がとても少ない。
白は酸がはっきりしていて超熟タイプだと言われていますがこれも希少。

てんちょ、1987年のヴォギュエのミュジニー・ブランを飲んだことありますが、めちゃくちゃ良かったですよ
人生のベスト白と言ってもいいかも

さて、ブシャールはどうでしょう??


値段は上代で132000円税込
ですが、店頭では税込10万円以下です


うーん、てんちょ、大昔の旧ラベルの時代にしか、ブシャールのコルトン・シャルルマーニュ飲んだことがありません
記憶では、ブシャールとコルトン・シャルルマーニュは余り強い結びつきがないですね。

それもこれも飲んでなんぼ。

どなたか挑戦しませんか





posted by cave MITSUKURA at 15:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月30日

ポルトガル料理、おさかな天国


6月早々に台風が上陸しそうですね
もう台風って早い、そして無事に通り過ぎてください。
今朝は寒いくらいでした、寒暖の差があって夜が涼しいのは嬉しいですが、いつまでかなぁ…


ワインの紹介をせねばなりませんが、ちょっと時間がなくて。
来週からまたちゃんと書きます。



ポルトガルのお料理の写真でも見てください

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↑ セヴィーチェ

生のタラを使った冷菜
ポルトガルでは定番の前菜です
揚げていませんが日本の南蛮漬けに似ています、ビネガーで味付けされていてさっぱり、美味しいです

手前のコロッケも美味しい
奥の半球の物は、バターです。
味がハーブ、ニンニクなどお洒落ですが、味も良くてパンが進む〜



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↑ アロス・デ・マリスコス

魚介のリゾット、これも定番料理です
ポルトガルではどこでもイワシ、鱈、タコ、エビが食べられています
良い出汁が出ています

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一緒に頼んだアルバリーニョがすごく美味しくて買って帰りたかったのですが、どこでも見つけられず


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翌日のディナーで頼んだロゼ・エスプモーソはスーパーで見つけたので買ってきました
美味しかったです

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↑ 左セヴィーチェ 右はクロケッタ(コロッケ)
セヴィーチェにはクレープフルーツが入ってました、東南アジアの青パパイヤのサラダに似てるかも

そのお店、お洒落な内装でしたが、ちょっと中華っぽい?
次の料理は水餃子といった感じ、ワンタン? ↓

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料理名には「DASHI」出汁、って書いてありました。
ワイナリーでも、皆さん「旨味」って知ってましたね

味はとても良かったです、塩が薄くて意外なほど。
ポルトガル料理って塩辛いって聞いていたので。

そう言えば昨年のスペインでも昔ほどの塩は感じなかったですね
どこもグローバルな価値観が入って、個性が薄れてるのでしょうか??

ここまではポルト。

最後はリスボン、コメルシオ広場で観光客向けのお店、お店の人たちが親切でとても良かったです。

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↑ イワシの炭火焼き、ムール貝のなんとか(何だったっけ)、アンコウのソテー

かなり頑張りましたが完食ならず、でもほぼ食べた
眺めの良い席で川からの風に吹かれていい時間でした

ではまた6月に。

6月にはプリューレ・ロックが入荷します〜








posted by cave MITSUKURA at 14:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月26日

ブラックエステートさん来てくれました


東海地方の梅雨入りは6月になる見込みだとか。
明日から雨になるようですが、適度な降雨でお願いしたいところ


6月は久しぶりにカーヴミツクラで試飲会を開催します
詳細はイベントページに載せますのでご確認ください。
お申し込みお待ちしております




昨日、先日紹介しましたニュージーランドのブラックエステートから、
オーナーで醸造家のニコラス・ブラウンさんと奥様のペネロペ・ナイシュさんのお二人が来店してくれました

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ランチ後の短い時間でしたが、座って色んな話を聞くことができました
お二人とも、本当に人柄の良いご夫婦でした。
先日の試飲でいいな、と思いましたが、もっとワインが好きになりました

元々のブラックエステートを作った、ラッセッル・ブラックさんは年齢的な理由で引退することになり、
蔵をペネロペさんのお父さんのロッド・ナイシュさんに売却したのだそうです。
その当時でももう80歳くらいだったそうで、既に鬼籍になってます。

引退後もすぐ隣に住んでいて、よく遊びに来たそうです

今でもブラックさんの息子さんが週に何度か働きに来ている、とのこと。
良い関係を築いています

この息子さん、傍らで俳優業もやっているそうで、
てんちょが好きなニュージーランドの刑事ドラマ「シェパード警部ブロークンウッドの事件簿」の話をしたら、彼が出てると。
単話の出演みたいですが見つけられませんでした、残念。
「帰ったら彼に言っておくね」と言ってくれました

ブロークンウッドはニュージーランドの架空の町で、コナンみたいに毎回殺人が起きます
もちろんフィクションですので。
「カンタベリはいたって平和だよ」とニコラスさん
わはは


【重要】
栽培などに関して、前回の紹介で書いたことと実際では違っていたことがいくつかありましたので、ここで訂正いたします

雨の少ないカンタベリですが、ブラックエステートでは灌漑なし、と書きましたが、実際には現在3つの畑の内、2つでは灌漑を行っているそうです
温暖化=降雨量の減少に対処する必要があるのでしょう

また、畑の一つのスカイパンチでは自根のブドウだとの事前の解説でしたが、実際には接ぎ木を採用しているそうです。
ネザーウッドでは自根です、砂岩であることで多少はフィロキセラが付きづらいのかも、だそうですがやはり確固とした理由は不明。
「今はまだ」フィロキセラがいません。

さらに、ペットナットはアンセストラル製法でした
瓶内二次発酵ではありません。
瓶熟が短めなのも、濁りですし、納得。
ただ、ダムスティープはブドウの風味と酸を生かしたいので短めの熟成ですが、ネザーウッドのペットナットはフルーツの風味を出し、落ち着かせた方がいいのでもう少し長めの熟成(最長2年)にしてるとのことです。

もう一つ、レストランは経営していますがランチだけの営業で、ホテルはありませんでした。
近くにB&Bがあるそうです、飲みすぎても泊まれないのは残念

以上訂正します。


それから、もう一つ重要なお知らせです

最新のシュナンブランなどに関して、
自然派ワインであるが故に澱引きをしていないので、瓶の底に澱が結構たまっていることがあります
上下に差が出るようなことで誤解を避けるためにも、飲む前にボトルを立てて澱を沈め、できたらデキャンタージュして澱を除いて飲んだ方が良い、そうです。
その方が透明な上澄みのワインがより長持ちするらしい。

なるほどね〜
てんちょ、濁ってるワインが元々好きじゃありませんので、取り除いていいと言われると嬉しいですね


ご夫妻は10日間、日本に滞在されるそうです。
ボトルにお二人でサインしてくれました

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うーん、暗号?

短時間でしたが、とてもいい時間になりました

どれもピュアで品種の個性が良く分かるワインです、甘くないピノノワール、香り高いピノグリ、柔らかなカベルネフラン、など
是非飲んでみて下さい















posted by cave MITSUKURA at 13:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月24日

最初で最後の泡


今年は街路樹のキンシバイなんじゃもんじゃの咲くのが遅いような
やはり去年よりは夏が遅いでしょうか。
暑さが緩い訳じゃないでしょうけど



今日は限定入荷のスパークリングを紹介します
これからの季節には泡が一層美味しくなりますね

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シュラムスバーグ ミラベル ブラン・ド・ブラン 35thボトリングNV

アメリカ、カリフォルニアのスパークリングワインです
シャルドネ主体、瓶内二次発酵

日本には入荷、僅か180本の限定品です

シュラムスバーグはアメリカを代表するスパークリングワインメーカーです
大統領晩餐会や、MLBの優勝祝賀会のシャンパン(じゃないけど)ファイト(=日本のビールかけ)でも採用されたりしています。
やはり自国のお酒で祝えるのはいい事ですね

カリフォルニアには、
ルイ・ロデレールのロデレールエステート
テタンジェのカーネロス
モエ・エ・シャンドンのシャンドン
ポメリーのルイ・ポメリー
GHマムのマム・ナパ

等、
沢山のシャンパーニュメゾンが進出しています。

それもいいんですが、やはりルーツもアメリカ、となると、今日のシュラムスバーグが真っ先に思い浮かびます

メインのスパークリングワインはこんなラベルです ↓

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HPより

↑ これはブラン・ド・ブラン、ロゼやブラン・ド・ノワール、エクストラブリュット、ドゥミセックなど沢山の種類が生産されています。



シュラムスバーグの始まりは19世紀に遡ります。
ドイツ移民のジェイコブ・シュラムがナパバレーのダイヤモンドマウンテンの麓にワイナリーを開いたことに始まります
めちゃくちゃ古い。

ここ ↓

シュラムスバーグ.png
セントヘレナやラザフォードは分かりますか?

シュラムスバーグ=シュラムの砦(お城)、くらいの意味ですね

創業から100年以上経って、1965年になって、現在のオーナーであるデイヴィス家がここを購入し、スパークリングワイン作りを始めました。
ですからスパークリングワインの歴史としては60年と少し。

購入した当時はほとんど廃墟だったようですが、彼らはここで本格的な瓶内二次発酵を採用し、初めてブラン・ド・ブランを生産しています。

65年当時ではカリフォルニアワインの知名度は低く(パリ試飲会事件よりも8年も前)、カリフォルニア産の本格的なスパークリングワインを作ろうなんて誰も考えていない時代です。
この先見の明と不屈の精神には敬服しかありません

シュラムスバーグが知られるきっかけになったのは、1972年のニクソン大統領の訪中で振舞われた事です。

日本では「ニクソンショック」なんて報道されていましたが、誰もどんなワインが出たか、なんて気にも止めていませんでしたよね…
今なら、晩餐会や、王室の結婚式でどんなワインが提供されるのか、興味を持って報道されていますが、時代も変われば変わるもんだ

それから現在まで、シャンパーニュに匹敵するスパークリングワインとしてアメリカを代表する銘柄となっています
カベルネソーヴィニョンやピノノワールの生産もありますが、やはりメインはスパークリングワインです。


今日のミラベルはマルチヴィンテージ=NVです
シュラムスバーグの名前を付けたワインがヴィンテージなのに対し、ミラベルはNVで生産されています。

最近のシャンパーニュメゾンは、台帳番号や仕込みの番号をキュヴェのナンバーとして表記していますが(ルイ・ロデレールやジャクソンなど)、ミラベルも同じく、今日のワインでは35回目の瓶詰めという事を表しています
(ミラベルは最初に生産されたのが1992年、今年でちょうど35年目です。
 ですが、ナンバーが併記されるようになったのは2022年から)

35thのベースはシャルドネ90%にピノ・ブラン5%、ピノ・グリ5%を加えた、繊細かつ芯のある構成です 。
ブドウの産地は、ソノマ(59%)、ナパ・ヴァレー(39%)、メンドシーノ(2%)となっています

瓶熟期間は2年以上、一次発酵では一部を樽醗酵させています。
シュラムスバーグのヴィンテージよりは短い瓶熟になりますが、美味しそうですね

「日本初入荷」でありながら「最初で最後」という限定入荷だそうです
(もし次回入荷あったら担当者、どーすんだろ 余計な心配?)

6月の試飲会に出したいと思います〜
近日中に案内しますので。

もちろん、店頭でも販売していますよ
5000円とちょっと、安くはありませんが飲む価値は高い。

数がとても少ないのでお早めに。















posted by cave MITSUKURA at 13:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月23日

ポルトガル旅行記 その3 アンセルモ・メンデス


今日は曇りで気温が低め、暑くなくて嬉しい

新入荷ワインもあるのでポルトガル旅行記は一旦今日で区切りにして、後日また補足を書きます。



3軒目の訪問は、ミーニョ地方のモンサオンにあるアンセルモ・メンデスです


アンセルモ・メンデス.png

ホテルから車で1時間30分のナビ、2時間前に出発しました
ほぼ約束の時間に到着。

ポルトガルの高速道路はカーブが多くて走るのに疲れますねぇ…
先がどうなってるか(ナビは見てますが)、心配でもありますので。
元々飛ばしませんけど。

目的地はポルトガルの北端です
ヴィーニョヴェルデのサブリージョンでも一番北の、モンサオン・メルガソです。

因みに、資料にはモンサンとよく書いてありますが、モンサオンが正しい。
monsan=aの上にニョロっとした記号「チルダ」が付きますこれでモンサオンという発音になります。

ヴィーニョヴェルデはポルト以北のミーニョ地方全域をカバーする名称で、かなり広い範囲に及びます。

ヴィーニョヴェルデ.png
サントリーHPより拝借

サブリージョンが9つもあります
正直、多すぎますね

↑ この件、訪問時にやはり話題になりました


ミーニョ川を越えるとスペインです。
川の北側は、ちょうど去年行った所、リアス・バイシャスのサブリージョン、コンダード・デ・テアです

アンセルモ・メンデスさんはこの地域で一番の生産者と目され、周りからも尊敬されています
ミスター・アルバリーニョと言われるほどの人物です。

アルバリーニョの醸造に初めて樽醗酵を採用した人物でもあります。
彼はこの地域の出身で、7人兄弟という大家族です。
リスボンで醸造を学び、地元に戻って家業を発展させ成功しています

「北部のここは、南の人からすると小さな産地かもしれないが、ここの美しい景観と伝統を大事にしたい」との考えです

実はアンセルモさんは、1軒目に行ったアデガマインの創業時にはアドバイザー的にコラボレーションしていました
アデガマインが軌道に乗ったこともあり、メンデスさんも多忙なので、コラボは3年前に解消したそうですが、白ワインづくりの助言はきっと大きな助けになった事と思います

他にもポルトの生産者とのコラボワインの生産もあり、ポルトガルワインの発展に尽力しています


コロナで自粛が始まる直前の2020年3月に来日してのセミナーが決まっていましたが、やむなく中止になった事が悔やまれます
その後リベンジなし
残念…



今回、訪問したのはモンサオンにできた新しいワイナリー兼ホテル&レストランです

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元はもう少し北東のメルガソに大きなワイナリーがあり、今も稼働していますが、ワインツーリズムにも注力したいとの事で2016年にこちらを新設されています

敷地には樹齢1000年とも言われる大きなオリーブの木が何本も立っています。
昔の気候だったらとてもオリーブを収穫することなど考えられなかったけれど、今ならオリーブオイルも作れるかも、とのこと

ここでもやはり温暖化で収穫時期が早まってるそうで、世界中で同じですね。

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案内してくれたのはアンセルモさんの次男のティエゴさん、お父さんにもご挨拶できました
彼は6年前から家業に参加しています。

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HPより

こちらの醸造設備ではアルバリーニョを中心に「研究所」的なワイン作りをしています。

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8つの所有畑のブドウをそれぞれ醸造したり、色んなサイズで樽熟成を試したり、セラーはミュージアムとも言える場所になっています

ロウレイロの20年熟成など、おもしろい取り組みが沢山ありました

外にある昔の穀物倉庫では、マデラスタイルのワインを実験生産しているらしく、倉庫をエストゥーファ的に使ってるそうです。
デンジャラスなワイン、だって言ってました
飲んでいませんが。


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現在自社畑は15ha、他に借りている畑もあります。

この地域はリアスバイシャスと同じ気候で、大西洋の影響を受けて涼しく、高い酸が特長の白ブドウに向いています。

土着の繊細な黒ブドウもありました、alvarelhão(アルバレイリャン?発音が難しい)というブドウで、繊細な赤ワインになります。
「ポルトガルのピノノワール」と呼んでいました
美味しかったです。
後の試飲の時に、「ネレッロ・マスカレーゼに似てる」と言われ、なるほど、そうかもと思いました

買ってきましたよ
他にもね

…でも、このぶどう、調べても出てきませんね。
モンペリエのブドウ帳に載ってないとは、よほどの希少品種なのでしょう



8つの畑には様々な土壌構成がありますが、花崗岩と黒い粘土質が混ざっていて、粘土質は水分を保ち温度を低くするのに役立っています。
ワイナリーに使われている花崗岩はこの辺りでとれたものだそうです

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裏に広がる美しい景色

伝統来な農業を復活させ、野菜や果樹も栽培しています。


ショップの横にある部屋でテイスティング

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数年前に比べて生産しているワインの種類が各段に増えています。
ただ、どれも生産量がとても少ない(5000〜6000本程度)ので、あんまり出回らないらしいのが残念

世界中に輸出はしていますが、スカンジナビアで特に人気があるようです
日本の夏にも良さそうなワインが沢山ありました

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17種類も試飲させてもらいました(運転あるので飲んでませんが)

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素敵な盛り付けの美味しいおつまみが沢山

この後ランチって言われましたが、この時点で既に13:30(10時の約束)、スターターだけでもうお腹一杯で食べらませんので、辞退して帰ってきました
も、も、も、もったいない〜
ですが、また運転しないといけませんのでお腹いっぱいにしたくなかったです…

ほんと、日本人って食が細いですよね…



この日、ポルトガル人の若い方2名と一緒になりました。
お二人とも熱心で、やはりヴィーニョヴェルデが「ただ安いだけのワイン」と思われているのが残念と言ってました
日本でも同じですが、現地ポルトガル人ですらそうだと。

先にも書きましたが、ヴィーニョヴェルデは該当地域が広すぎて、北と南では全く違う品種を採用していますので、もはや同じ括りではおかしいのです

まずは、モンサオン・メルガソを独立したDOにしたい、とティエゴさんも話していました。
賛成です

メンデスさんのような作り手はまだ少数派ですが、いずれは畑に格付けができるような取り組みが必要だと考えているそうで、ゆくゆくはそうなるといいですね。

ただし、市場での知名度がもう少し上がって、大きなカテゴリーが十分に認識されてから、が良いと思います。
スペインの細かい、単一畑の格付け(カヴァでも)は消費者が置き去りになってる感が否めませんので

非常に有意義な訪問になりました
お世話になった皆様、ありがとうございます。













posted by cave MITSUKURA at 15:47| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする