2020年08月09日

最初から最後まで


名古屋は毎日猛暑です
昨日から3連休の方が多い、と言うよりも、もうお盆休みの方が多いでしょうか

緊急事態宣言でも野球やサッカーは開催、帰省は自粛せよ、ってなんじゃそりゃ?
野球もサッカーも開催すればいいし、行き先にも依るでしょうが帰省も十分気をつけて帰ればいいだけじゃないの




こないだ、ネット広告でシャンパーニュが出ていまして(よくワインを検索するせいかワイン関連の広告が多い)、
「1級ヴェルテュのレコルタン ミッシェル・マイヤール」
を見て、
ミッシェル・マイヤールと言えば同じ1級でも、もっと北、モンターニュ・ド・ランスの始まりにあるエキュイユの生産者じゃないの???
って思ったのですが。

ミッシェル・マイヤールdecoupe-bouteilles_02_big.png
ミッシェル・マイヤールHPより

エキュイユのドメーヌは息子さんが継いでニコラ・マイヤールに名前が変わっていました

ニコラ・マイヤールFrancdePied-155x440px-nicolas-maillart.png
ニコラ・マイヤールHPより

そうだった。ヴェルテュの方は別のドメーヌ。
そりゃ、シャンパーニュでも同姓同名はいますよね

エキュイユのミッシェル・マイヤールはフィロキセラに侵入されていない自根の畑を持ってます
さらに、モンターニュ・ド・ランスにあるけどシャルドネのコトー・シャンプノワを作ってた珍しいレコルタンです。

ブジーのエドモン・バルノーも今はシャンパーニュの名称からエドモンの名前が消えてただのバルノーになってるみたいで、時代の変遷を感じます
こちらも赤白ロゼと3つのコトー・シャンプノワを作ってました、ロゼのコトー・シャンプノワは珍しいです。



コトー・シャンプノワを作ってるレコルタンはとにかくブルゴーニュと比較されるのを嫌がりますね
安易に優劣を語っても何にもなりません、つまらん行為です。

まあ、シャンパーニュとブルゴーニュはフランス革命以前からのライバルですし、シャンパーニュが泡に特化する前はどちらの赤ワイン(ピノノワール)が優れてるかで激しく競い合った関係です。
宮廷では一応ブルゴーニュの勝ちですが、シャンパーニュはその後、泡のワインとして一世を風靡して巻き返します

ブジーやアンボネイ、アイの赤ワインは美味しいものが多くて好きです
アンドレクルエのブジー・ルージュ、輸入してくれないかなぁ。

てんちょ、シャルドネよりもピノノワールのシャンパーニュが好きなので、店頭にあんまりブラン・ド・ブランがない
流石にそれはいけませんので、何か考えないと。

クラマンのランスロ・ロワイエ
シュウイイのピエール・ルグラ
ヴェルテュのデュヴァル・ルロワ
アヴィーズのサン・ガル


シャルドネでも好きな生産者は沢山ありますね
ただし、今月の入荷は多分ありませんけど
店頭にはサロンとドラモットはいつもあります

上記4つの産地と生産者が分かる方はかなりシャンパーニュ通ですね
4000以上もあると言うシャンパーニュの銘柄、一生勉強続けられますよ

てんちょ、よく言ってますけど、
シャンパーニュはこれからワインに親しみたい初心者の方にも楽しめ、もう十分ワインを堪能しきった方が最後にたどり着いても満足できる、
懐の深い存在です


飲んだシャンパーニュの写真を撮り貯めたり、地図で飲んだ生産者の場所をマークする、って言いうのも面白い。
メゾンはシェのある場所になっちゃいますけどね。

記録と記憶が確かだと経験値は増しますね












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2020年08月06日

エーゲ海でバカンス 妄想


また緊急事態宣言ですか
こんなもん、少し大人しくしてて収まって、また人が動き出したら再び広がって…という図式ですよね

身近な所では飲食店さんは本当に厳しいようで。
先輩のシェフが「真面目に料理人以外で転職を考えないと」って言ってて…
何十年も自分のお店をやって来た人なのに

どの仕事にも少なからず影響があるでしょうが、うちも明るくないなぁ

カーヴミツクラはお盆も関係なく、毎日12時〜20時で営業しています

毎年の事ですけど、どんだけ仕事好きなんだって
あーあ



昨日は初めてオンラインセミナーなるものに参加してみました
セミナーはギリシャのミロナスワイナリー

15時スタートだから現地は朝の9時
しかも、オーナーのスタティマス・ミロナスさんがアテネ郊外の畑でスタンバイしてくれてた
勤勉なギリシャ人もいるのね(失礼)

ミロナス2.jpg
HPより、以下同様

ミロナス3.jpg

朝なのにとても日差しが強そうでした
いつか行ってみたいけど、太陽が燦燦って言うのがネックだ。






posted by cave MITSUKURA at 16:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月05日

熟成は我慢大会


名古屋は気象台の発表よりも絶対に街中の気温は5度くらい高いと思う
毎日が猛暑日


さて、静かにひっそり営業中の8月ですが、先行予約がありましたのでこれだけは買っておこうと思って仕入れたワインを紹介します

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デュガ・ピイ
コルトンシャルルマーニュVV2018
ムルソーVV 2018


ラベル変わりましたね
16年以降買ってなかった…

15年まではこんなのです ↓

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デュガ・ピイを知らなくてブルゴーニュ通とは言えまい

従兄の蔵であるクロード・デュガと共に有名ですね
正直、どっちがいいかと言われると…
どっちもいいですね
いや、ほんとに。

同じジュヴレイの親戚でも、フィリップとルネのルクレールだと好みが分かれるところですが、デュガに関してはどっちも好きだと言う方が多いんじゃないでしょうか

デュガ・ピイの頂点はやっぱりマジ・シャンベルタンでしょう
文句なしのグランクリュのトップ、値段もひょえー、18年は税抜きで87000円もしてる
それなのに先行予約で完売してますね、すごい。

デュガ・ピイはもう一つ、マゾワイエール・シャンベルタンを作っているのも特徴です

ジュヴレイ・シャンベルタンには9つのグランクリュがありますが、
トップの
シャンベルタン
シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ
マジ・シャンベルタン
の3つと後の6つでは結構スタイルが違います

どの生産者でも後の6つは比較的優しくなってますね〜
みんなそうなので、これはやはり土壌というかテロワールなんでしょうかね
やはり「その他6つ」の畑は下部斜面である事も大きいでしょう。

野性味があってドライで力強い前述の3つのグランクリュ、素晴らしいんですが、てんちょにはちょっと強すぎ
ダモワとかすごくいいんですけどね。
丘の上のクロ・サンジャックが一番好き

で、マゾワイエールなんですが、このグランクリュはシャルム・シャンベルタンの一部であって、1.82haしかない極少の区画です
その為、シャルム・シャンベルタンとして醸造販売する事が認められていますので、多くの生産者はわざわざこの小さい区画だけを別のワインにせずに同じグランクリュのシャルム・シャンベルタンとして混ぜちゃってます。
(マゾワイエールだけでもシャルム・シャンベルタンとして販売できます)

デュガ・ピイはそれをせずに、単独でマゾワイエールを生産してるので面白いですね
テロワールが全く異なるために、同じにしないで別々に作っているそうです。
驚くことにマゾワイエールはかなり堅牢らしい

シャルムと飲み比べてみたい
(でもねぇ、マイナーとは言えやっぱりグランクリュなんです。マゾワイエールで税抜68000円、シャルムも同じ

キュヴェによって全房発酵と一部除梗を分けてます、樽は新樽を使用のやっぱり強くて洗練されたワインです


と、ジュヴレイ・シャンベルタンを語るなら外せないデュガ・ピイなんですが、白ワイン(シャルドネ)も生産しています
それが今日のコルトンシャルルマーニュとムルソーです

ムルソーは03年が初ヴィンテージ、03年は完全にビオディナミに転換した年でもあります。
トレ・ヴィエイユ・ヴィーニュの表記がある通り、超古木の様です。

何でまたムルソーなんだろうと思ってたら…

白も作ってみたかった

だそうで
へー、そんな動機なの。

でもねー、やっぱり上手いですよ、旨い・美味いね
18年は値上がりしてませんので狙い目です。
但し、待った方がいい

コルトンシャルルマーニュも新樽使用の強く濃い味みたいです(飲んだ事ない)
こちらはもっと待った方が良い

すぐに飲んでも固くて喜びが少ないと言うか、勿体ないと言うか。
でも在庫数は輸入元でも僅かなので、セラー保管できる方は早めにお買い求めください








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2020年08月03日

何味のかき氷が好きですか


暑い
今日は靴下忘れてきた(お店は寒いので通勤と同じ格好は出来ません)


ブルゴーニュのブドウ畑は早い成長でそろそろ収穫の算段を始める時期になっているのですが…
ニュイサンジョルジュでは暴風雨が発生して一部のブドウが被害を受けたようです

動画見たのですが激しい台風みたいだった…
熟した綺麗な実が無残に傷物になっていた
ヴォーヌロマネやその他の地区の被害は分かりませんが、ここまで来て、なんて皮肉な

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Thibault-Liger-BelairさんのSNSに投稿されたHenriGougesさんの写真




ところで、この季節、テレビにもよく登場するかき氷が美味しそうなんですが、てんちょ、あの量はもう食べられません
二口くらいでもう十分満足です。
イチゴミルクか、宇治金時ミルクみたいな古典的なのがいいなぁ
何味かよく分からない斬新なのは若い方に任せて。

正直、氷にかけるなら、

ドランブイかな

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サントリーHPより

スコットランドの甘いリキュールです。
スコッチをベースに蜂蜜を加えてハーブを漬けた物、甘くて美味しいですよ

スコットランドのステュワート家の王子がイングランドから追われた時に尽くしてくれたスカイ島の家臣に秘伝のレシピを授けた、という伝説があります
スコッチがベースだけに40%もありますが、甘さとコク、薬草のバランスはとても美味しいと思います。

ラベルが何度も変わってますが、昔の方がいいな


もしくは、サザンカンフォート

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WIKIより

これも今はラベル(ボトルデザイン)が変わっちゃってますね。
アサヒビールが輸入してます

サザンカンフォートはアメリカ産の代表的なリキュールと言っていいでしょう
バーボンに桃の風味をつけたもの、こちらも甘いです。
オレンジやレモンも使ってるようですが桃の香りが結構します(昔はした)
めちゃくちゃ飲みやすいです

ジャニス・ジョプリンがこれの飲み過ぎでアル中になったというのが有名なエピソードですな
「酒とバラの日々」「失われた週末」
あー、身につまされるわぁ💦

甘いお酒には注意です
でもこれなら最後まで美味しく食べられそう、うしし

あと、リキュールは原料の高騰などでレシピが微妙に変化して、昔と全然違う味になってる残念なお酒があるのでそれも要注意
代表的なのがガリアーノ、今ではバニラの風味はほとんどしません
将軍の名が泣く。






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2020年08月02日

最北のロゼかも


うわぁーん

折角梅雨も明けたというのに、また自粛モードじゃないですか…
なんなら、4月5月の緊急事態宣言時よりもよほど酷いというか。

てんちょも全然遠出していませんが、それでも少しは外食くらいします
すぐに外食(会食)=感染ではないと思いますが、用心は最大限に必要ですよね

お店の応援もしたいし、外食もしたいと言うのが本音



暗くなってても仕方ないので、楽しい事を考えよう

DRC4人飲み会 2部制
ラフィット4人飲み会 2部制
4人で2000円飲み放題の会 複数日開催


結局全部飲み会がらみ

二つに分ければリスク軽減になるかなぁ??
夏は赤よりも白やシャンパーニュかな

部屋の四隅に座って話す、っていう配置で
気休めだけどね。

来てもいいよーっていう方、いらっしゃるかな



さて、ちょっと前に入荷した新しいワインを紹介します

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ケイヴ・スプリング ロゼ2018

ケイヴ・スプリングは前にも紹介していますが、覚えてる方は少数だろうな。
ロゼがこの度新発売になりました

ケイヴ・スプリングはカナダ、ナイアガラ・ペニンシュラのワイナリーです
オンタリオ州でナイアガラの滝のある場所で、首都のオタワや大都市モントリオールからも遠くない。
一番近いところの年だとトロントがありますね。
滝の向こう側はアメリカ、ニューヨーク州です。

ペニンシュラ=半島ですが、五大湖のオンタリオ湖とエリー湖に挟まれた「岸」って感じです
この岸の北側がワイン産地としてのナイアガラ・ペニンシュラです。

ここ ↓

ケイヴ・スプリング.png
ハミルトンとナイアガラの滝の間がワイン産地です

ナイアガラの滝の観光のお土産にカナダのアイスワイン、って言うの、結構定番になっていますね
てんちょもいただいた事あります。
ヴィダル、というカナダの固有品種があってそれで作られるアイスワインが有名です。
(今日のワインはヴィダルともアイスワインとも無関係ですけど)

いいなぁ〜
アメリカにも行ってみたい

カナダのワイン法では、産地はVQA(Vintners Quality Alliance ヴィントナーズ・クオリティ・アライアンス)という名前で規定されています
主要な産地は今日の五大湖周辺のオンタリオ州の産地群と、太平洋側のブリティッシュ・コロンビア州の産地群の二つに分かれています。
それ以外のケベック州やニューブランズウィック州などでもワイナリーはありますが、主要産地とまではなっていません

大体、カナダの州って全部言えますか??
てんちょ言えません

サスカチュワン州、アルバータ州… うーん、よく知りません
州は全部で10州。

カナダは緯度が高く、天候がブドウ栽培に大きく影響するために毎年安定した収穫がある保証がなく、細かい産地規定を設けてもそれに見合うだけのワインが作れない事もあり、VQAの様な規定が出来たのは最近です。
なるべく緩い規制で広くブドウを確保できるようにしたいと言うメーカー側の意図もうなずけます。

話をオンタリオ・ワインに戻しまして、
ナイアガラ・ペニンシュラはカナダ最大のワイン産地で、10のサブリージョンに分かれています

ナイアガラの滝を形成する台地の断崖に湖からの風が当たり特有の気候を生んでいるそうです。
氷河に削られた起伏に富んだ土地もまたブドウ栽培に影響する微細な気候変化をもたらしているらしい。

あそこってそんなに複雑な地形なんですね〜??
湖の間にある、のんびりした場所かと思ってました

これ見られるでしょうか? ↓
NiagaraPeninsula_Maps.pdf
ナイアガラ・ペニンシュラVQAの詳細です

今日のロゼカベルネフラン90%、シャルドネ10%でできています
ブドウはサブリージョンのリンカーン・レイクショアから68%、ビームスヴィルベンチから32%を調達。

サブリージョンも聞きなれない場所ばっかりだなぁ
二つのレイクショアくらいしか知らないわ…

ケイヴ・スプリングはワイナリーとして1973年に始まった若い蔵ですが、ワイナリーを創業する前から趣味のブドウ栽培を続けてきた一族で先駆者的な存在です。
1920年代にイタリアから移民として移住してきたペナケッティ家は元は建設関係の仕事をしていましたが、その傍らで土着のラブルスカ種を栽培しながら農業へ次第に転換していきました。

載せられる写真が少ないのが残念

ワイナリーではテイスティングもできますし、宿泊施設まであります
グーグルでストリートヴュー見るだけでもめちゃくちゃ素敵な所です
ヨーロッパとは違うコロニアルな建物、広くて真っすぐな道。
ええなぁ

で、今日のロゼ、新入荷なのにまだ飲んでおりません
全房発酵でステンレスタンク発酵です。
綺麗な発色ですね、きっと美味しいでしょう

カナダはやはり緯度が高いせいで冷涼なんでしょう、酸が綺麗なワインが多いですね
ニュージーランドの北半球バージョンみたいな感じ。

アルコール度数も13.0%なので冷やしてスッキリ飲めそうです、今の季節にも良いですね〜

あ、単純な緯度ならイギリスの方が北ですね
















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2020年07月30日

夏は我慢のしどころか


ようやく梅雨明けになりそうな名古屋ですが、世間はそれ以上にコロナの感染拡大で暗いような気がする
出歩かないのが一番とは言え、飲食業や宿泊業など、もう限界の所も多いと思いますので困りましたねぇ…
結局全ての経済活動に関わってくる事ですし。

カーヴミツクラも全然明るくない
まぁ、まだそこまで深刻じゃありませんけど



もう月末なので入荷する新しいワインはないです
8月も静かにしてないといけませんので新しいワインは中々紹介できないですねー

たまには美味しいワインも飲みたいですね

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それもこれもコロナが収まってくれないと。

また来週〜












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2020年07月26日

アルバリーニョ追記とガリシアワイン


連休中ですが皆様お出かけしてましたか??
控えてる方も多そうですね

カーヴミツクラは連休もお盆も関係なくずーっと営業しています


今日は結構な雨です、名古屋

コロナの感染者が急増してて困ったなぁ…という感じ。
ミツクラの店頭もできるだけシュシュしています

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店頭にある消毒液もご自由に使ってくださいね





先日アルバリーニョ飲み比べをやってしまったばかりですが、デカンター誌にアルバリーニョに関する面白い記事が載っています
興味ある方読んでみてください ↓
https://www.decanter.com/learn/albarino-origins-ask-decanter-440391/

アルバリーニョの起源は?
という内容です。

それによりますと、19世紀以前には文書によるアルバリーニョの記録は見つかっていません。
1843年に書かれた文書にはおそらく現在のアルバリーニョの先祖ともいうべき古代品種について言及されているのではないか、と考えられています。
(記事にはありませんが、アルバリーニョは確かな由来は不明でドイツのライン渓谷から来た、とも言われれています、名前のリーニョはラインの、という意味らしいです)

しかし、ラングドックのサンシニアンの生産者に拠れば、アルバリーニョの起源がクリュニュー修道士によるものだという主張があるそうです。
一体どれが本当なんでしょう??

クリュニュー修道院はマコネ―に今でも残っていますが、遺伝子的にはブルゴーニュの品種とアルバリーニョには関連がない事が分かっていま遺伝子的には、実際はむしろジュラのサヴァニャンに関連性があるようです。

確かに、ブルゴーニュの白ブドウ=シャルドネが乳酸を持った方が良いのに対して、アルバリーニョはリンゴ酸が多くMLFを必要とせずに成功していると言えます
しかもアルバリーニョは湿度の高い地域に順応した品種であり、ブルゴーニュの環境とは違います。

それなのに、なぜクリュニュー修道士の名前が出て来るのでしょうか?

もしかしたら、モンラッシェ(に代表される優れたブルゴーニュワイン)の名声にあやかろうとしたのかもしれません。

イベリア半島の北東部では他の土着品種も沢山ありますが、現在のアルバリーニョが単独で栽培・醸造されるようになって、まだわずかに150年程度です。
かつて中世の時代には巡礼が集うこの地で修道士の交流があったでしょうから、クリュニュー修道士がブドウの交配や樹の仕立て、醸造に関する知恵を伝授したのかもしれません。

そこからアルバリーニョがクリュニュー修道院由来だというもう一つの伝説を生んだ可能性もありますね
リベイロの修道士がこの地の品種を改良していたのは事実です)

といった内容です。

なるほどね、興味深い良い記事ですね
(遺伝的には関連が無くても)技術を伝授した、とか、偉い人の名声を借りた、とかいう話は歴史上、色んな事柄に当てはまるでしょう


ガリシア行きたいぃぃぃ



と、いつもならここで終わるんですが、ついでなのでガリシア地方のワイン法を勉強してみましょう
マイナーですが。


イベリア半島の北西の角っこに位置するガリシア州は穏やかな気候に恵まれ、漁業や海産物関連の産業が盛んな地域です
州都のサンチアゴ・デ・コンポステーラはキリスト教の3大巡礼地でもあり、中世には巡礼が盛んに訪れました。
(最近も巡礼者がまた増えてるみたいですね、宗教の事なので現在の出来事としては立ち入りませんけど)

しかし、近世以降は近代化の発展から取り残された田舎として、忘れられた様な地域になってしまいました
南イタリアのアドリア海側と同じ。

かつてはブドウ栽培をはじめとする農業も漁業でも、家族単位の小規模な生産者が多かったのですが、近年では企業の進出もあります。
今後、自然と共存した発展が出来る可能性の大いにある地域です

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スペイン大使館ワインサイトより

ガリシアは大西洋地方と書かれている地域です。

細かい地図がイマイチ分かりづらいのですが、ガリシアを拡大するとこうなります ↓

スペインワインmap04.png

勉強したい方はアクセスしてみてください ↓
http://www.jp.foodswinesfromspain.com/wine/sw-map.php


で、そんなガリシアにはワイン法に規定されたDO5つあります

DOはデノミナシオン・オリヘンの略でフランスで言うAOCです、産地呼称ですよ
場所の名前をワインの名前にしてます(基本だよ)

1.リアス・バイシャス

これがアルバリーニョの代表産地です。
リアスとは入江の事でリアス式海岸の語源になってます、スペイン語だったんですよ
サブリージョンが5つ。言えますか?

ここは白が圧倒的に多いんですが、赤の生産もあります。意外でしょ?
栽培の90%以上がアルバリーニョですからね、てんちょもリアス・バイシャスの赤って見た事ないと思う

赤の品種は、カイーニョ、ソーソンなど、未知過ぎる…
見た事ないはずだ

2.ヴァルデオラス

急に馴染みが無くなって来ましたね
実はあんまり見かけませんので知らなくても当然かと。
ここは隣の州のワイン産地であるビエルソに続いていますので特徴や品種が似ています、ビエルソを知ってる方の方が多いと思います。

土着品種で赤と白が認められています、それ以外にここではリベイロと共にヴァン・ド・ナチュレルに相当する伝統的な甘口ワイントスタードの生産もありますが生産はごく僅かです。
うーん、それも知らないですねぇ

3.リベイラ・サクラ

これも馴染みなし
キリスト教由来の名称ですね。
赤と白。

4.モンテレイ

だめだ、知らないワインばっかりだ
赤と白。
ゴデーリョくらい扱った事あるかもしれませんが、記憶に残ってない。

5.リベイロ

ここは歴史では大変重要な場所です
ワイン産地としてもリアス・バイシャスに次いで知名度があるでしょう
赤と白と先述の甘口・トスタード。


以上なんですけどね、知らないワイン多いなぁ…
情けない

単独のDOでなく、もっと広域のワイン名を名乗る場合もあるので余計に馴染みがないかも、です
スペインのワイン法は細かくなり過ぎたので、もう一度改定前に立ち戻って直した方が良いと思います

VCはティエラがあるから要らない、またはどちらかにする
VPとVPCは特例扱いにしてDOまたはDOcに属することにしてヒエラルキーとしては分類しない


↑ これは結構皆様、賛成してくれないかしら??
VPは実質そうかもしれませんが、それなら余計にヒエラルキーに入れないで欲しい

ところで、
ガリシアは伝統を重んじる保守的な地域なので、よそ者の進出はあんまり歓迎されません
発展から取り残された田舎、って辺りで日本でも同じですよね。
その為、ワインの輸出にもあまり関心のない作り手が多いので、多くは地産地消されています。

相続も均等に子供に分けられますので、小規模農家が多くなるもの無理はないかと。
同族・同人を尊重しますので、お金に物を言わせて云々は中々通用しない地域です

ガリシアワイン、もっと飲んでみたいですね
字だけで書いてもちっともピンと来ないわ


私はスペインが好きです
その内また行けるといいな






















posted by cave MITSUKURA at 18:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月23日

ポンチなワイン


今日から4連休の方が多いでしょうね
街の人出は午前中はそんなに多くなかったように思えます(名古屋)


昨日のフリザンテ、とーっても美味しかったです

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微発泡なんでしょうけど、あまりシュワシュワした感触はありませんでした。
フリザンテで2.5気圧くらいある物もあるんですが、これはそんなにないでしょう。
それでも、軽い飲み口に嫌味のない酸味が本当に爽やかでいいですよ

おすすめいたします
価格も野口君と後チャリンくらいなので非常にお値打ち



今日は今時珍しいような?スパークリングを紹介します

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ニュージーランドのスパークリングワインです

マルボロとホークスベイのソーヴィニヨンブランを使用してシャルマー方式で作られています
ちゃんと5気圧あります、アルコール度数は13%

ニュージーランドのブドウと言えばソーヴィニヨンブランですね。
南東の北にあるマルボロが最大の産地です

ロワールみたいな本格的なワインが増えたのはいいんですが、てんちょは一昔前の桃や青りんごみたいなSB(ソーヴィニヨンブランはこう略します、ソフトバンクじゃないよ)が懐かしいです
フルーティにしないように、青々した味わいを目指すあまりにグリーンペッパー混入事件もありましたが(なんちゅーことしとんねん)、質の高いワインも多いNZワインです

今日のワイナリー、HAHAは2011年創業の新しい蔵です
フルーツや海産物の輸出をしていた3つの事業者がコラボして作ったワイナリーです。
会社は北島のネイピアの南、ハブロックにあるみたい。
(ワイン産地としてホークスベイの中にあります)

マルボロとホークスベイに畑を持ち、100%サステイナブル農法を採用しています。
これがその認証です ↓

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ここでは他にもスティルの赤白やロゼのスパークリングも生産しています。
2020年の収穫は(コロナの心配があっても)無事に終了したようです、日照・気温・降雨の3つのバランスが取れたニュージーランドではほとんどのヴィンテージで成功しているそうですが、ホークスベイはやや気温が高く黒ブドウの完熟にはいい事ですがこれ以上の気温上昇には何らかの工夫が必要になるかもしれません

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HPより、どこの畑か不明ですが整然としていますね

マルボロは何故か他の産地よりも気温が低めだそうで(だからSBやPNが多い)、少ない降水量を十分な日照のお陰でいいブドウの出来だそうです

今日のスパークリングはNVですが、詳しいブレンドの情報がありません

こういうスパークリングワインは世界中にありますし、美味しい物も沢山あるんですが、
このハーハは最近の流行の中ではかなりフルーティで優しい辛口です

キリっと辛口、キレのある味わいが人気のスパークリング市場にあって、このワインはどちらかというと甘さを感じるやや辛口です
特に香りが、SBなのに青さがほとんどなくて、メロン(瓜って言うべきかも)や桃にややバナナが入ってるみたいな甘いアロマがあります。
味わいはそこまで甘くありませんが、酸味が控えめなので柔らかい口当たりです。

甘辛で言うと辛口なんですが、今どきの辛口からすればやや甘口とやや辛口の間くらいに感じるかもしれません

先日のアルバリーニョ飲んだ時に、「メロンとは言えないが瓜のアロマがある」という話になりまして…
まぁ、スイカ食べてたんでそれのせいもあったかもしれませんが、メロンとまでいかなくてもハネージュみたいな「うり」の青甘い香りって夏向きの白ワインで感じる事が割とありませんか??
ハーハもそんな感じ。

こう言う味を狙ってわざわざ作ったんでしょうかね〜
スパークリングの酸味が苦手な方にはお勧めですよ

フルーツポンチにめちゃくちゃ良いかも






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2020年07月22日

諸君、さぁ渡らん


今日も名古屋は暑いです
道路でなら35度は軽く超えてると思う。

名古屋でも感染者が再び増加してるので、自分はあちこち出掛けるのは控えておきます
どこで感染してもおかしくないと思いますが、対策と用心も必要かと。



今日は新しいワインを紹介します
夏向きの白ワインです。

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ディレッタ シャルドネ・フリザンテNV

イタリアの辛口白ワインです、シャルドネ100%
フリザンテの名前の通り、微発泡タイプ。
樽は不使用なのでサッパリ清涼感のある仕上がりです。

ラベルも涼し気

C1EB7DED-6143-450A-AA99-03671E701D16.jpgタオルケットみたい…??

ポルトガルのヴィーニョヴェルデみたいに、冷やして飲むととても美味しいです
今の季節に相応しい軽い味の辛口なので、休日のランチにもいい感じ。

このワインはレ・ロッケ・マラスティアーネという会社が作っていますが、知ってる方はまずいないでしょう
てんちょも初めてです💦

さて、このワインですが法的にはIGTルビコーネとなっています
イタリアのどこだか分かりますか???

こういうの見ると、てんちょ、本当にイタリアワインに疎いなぁ・・・と自覚がひとしおです

フランスワインで、ACイルレギーなら「あ、シュッドウエストね」って思うんですけど、イタリアだとDOCオルチャって聞いてもどこか全然分からないという情けない知識です
(オルチャはトスカーナです、モンタルチーノの東)


大前提ですが、ヨーロッパのワイン法は産地呼称です
ブドウが出来た場所の名前でワインを呼ぶ、のです。

だから、ボルドーワインはボルドーのブドウで作られています。
シャンパーニュと言う名称がシャンパーニュだけに認められているのはこういう訳です
従って、ジュヴレイ・シャンベルタンのブドウを使ってヴォーヌ・ロマネを作る事はできません。

そんなの当然でしょ、と思うかもしれませんが、
そうなると場所(地名)を知らないとどこのワインだかサッパリ分からない、という事になるんです

ヨーロッパのワインが不親切なのはこの為です
厳格な規定があって例外がないが故にラベルに必要以上の事が書いてない

ブドウ品種を書かなくても決められたブドウがあるので、
ソアベなら必ず白ワインでブドウはガルガネガでしょ
シャンボル・ミュジニーなら赤ワインでピノノワールに決まってる、
となる訳です。

と、いう事で、
地名を知らなきゃ何にも分からないという意地悪この上ないヨーロッパのワイン達です

我々は仕事だし知ってて当たり前、知らなきゃ怠慢(すんません)だと思いますけど、一般人がそんなに分かる訳なかろうと言うのは多い
せめて品種だけでも、チリやアメリカみたいに「シャルドネ」「カベルネソーヴィニョン」と表記してくれればいいのにね
(今日のワインは親切にシャルドネって書いてありますけど)

地名なんて余程の旅行好きでも全部は網羅できないでしょう…


文句と不勉強の言い訳はこんくらいにして 


で、IGTルビコーネはエミーリャ・ロマーニャ州です

地理の前に超簡単にイタリアワインのヒエラルキ―の説明をしておきますね
ご存知の方が多いでしょうが、イタリアに星の数ほどあるワインは、法律によって4ランクに分類されています。
後からEU全体で通用するランク付けに対応するように多少の変更がありましたが基本的には同じ中身です。

上から、
DOCG
DOC
IGT
ヴィーノ・ダ・ターブル

となります。

法で規定されているワインの数は上位の二つ、DOCGとDOCが圧倒的に多いので、この二つだけでも覚えたら素晴らしいイタリアワインエキスパートの始まりです
(DOCは特にめっちゃあるので頑張ってね)

IGTはEUで規定されるところのIGPですが基本的には同じです。
DOCよりもより広域の範囲で取れるブドウを使用可能で規制も優しめなのです

今日のワインの生産者はリミニにあります
サンマリノにも近いリミニなら聞いたことがある方も多いかもしれませんね。

ここ ↓

ルビコーネ.png

こんな眺めの畑です ↓

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HPより、綺麗ですね


エミーリャ・ロマーニャ州は東西に広い州で、内陸のピアツェンツァや生ハムで有名なパルマがあるエミーリャ地方と海沿いのリミニがあるロマーニャ地方に分かれています。
州都はボローニャ、ラザニア万歳

今日のワインはロマーニャ側のワインで、フォルリ・チェゼーナ県と言うリミニ県の北に続く地域で作られています。
そんな県は知りません〜
でも、これならご存知でしょう ↓
IGTルビコーネの名前はカエサルの有名なセリフ「サイは投げられた」で知られるルビコン川に由来しています

てんちょ、この川はローマ市の北にあるもんだとばっかり思ってました…
アドリア海に流れてるのね
こんな遠くから武装解除は、そりゃできまへんがね

と、そんなIGTルビコーネですが、何でもありの規定になっておりますね
95年規定で赤白ロゼOK、微発泡もあり、ビンテージ表記ナシもOK
肝心の味なんですが、今日飲んでみます
明日報告いたします。

とってもお値打ちなので気軽にお試しいただけますよ〜

今日はワインと言うよりも産地=地理の話がしたかったので











posted by cave MITSUKURA at 17:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月20日

気まぐれに飲むだけ


暑い、太陽が眩しすぎる
週末に降ったらようやく梅雨明けになりそうですね、7月はずーっと雨でした。


お店として全然イベントが出来なくて残念です
なので退屈でもあります。
少人数の飲み会くらいはできますが、まだ不特定多数を集客するにはリスクがあるかなぁと思っております


昨日書きましたブーズロン6本あるけど… 6本しかない

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もう少しバックヴィンテージが欲しいような、2020年が出荷されるまで(あと2年)待つべきか。
悩ましいところ。



そんなこんなで、これ飲もっと

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メオ・カミュゼ ヴォーヌ・ロマネ2017

正規の割り当て品です、ネゴシアンじゃなくてドメーヌ物ですよ
巷では希少であるし人気なんで、ネットの価格が恐ろしい事になっていますが、普通に買えばそんなに高くありません。
いや、ほんとに。

セラーの棚に1本あったけど全然売れないから、てんちょが飲もうかなと
一緒に飲む人、若干名募集してますけど… 


先日、輸入元からいただきましたサンプルと一緒に飲むつもりです。
いただき物はこちら

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オスピス・ド・ボージュ モルゴン2018

初めて見ました、ボジョレーにもオスピスってあったんですね

このワインは、フランス、ブルゴーニュの赤ワインです

ブルゴーニュの南端にあるボジョレー地区のモルゴンという村で取れたブドウを使用しています。
ボジョレーでも北半分に当たる地域では10か所の村が独自の名前でワインを作る事を認められています、これをクリュ・ボジョレーと呼びます。

ただのボジョレーよりも品質や寿命の点で優れています
ブドウは一般的なボジョレーと同じくガメイ100%です。

ただし、上記のクリュ・ボジョレーには白とロゼは認められていません
10の村の名前を名乗る時は必ず赤でなければなりません。
そして、クリュ・ボジョレーとしてはヌーボーは販売できません

ヌーボーとは全く別物ですね。
ボジョレーをヌーボーでしか知らない方がクリュ・ボジョレーを馬鹿にしてますけど、はっきり言ってそっちが馬鹿です

今では多くの有名ドメーヌがガメイやクリュ・ボジョレーの可能性に目を向けて南へ進出してます。
ティボー・リジェ・ベレール
フィリップ・パカレ
シャトー・デジャック(ルイ・ジャド)

…その他大手ネゴスも多数生産してます。

モメサンの様に元からボジョレーを作っている所も土壌の研究に大金をかけてより高品質のワインを作るべく努力しています
セミナー良かったですね、また来てくれないかなぁ
そしてムーランナヴァン行きたい

10村の内、特にモルゴンは重厚なワインが多く、フルーティなサンタムールなどと比べると外観も黒く、味も飲み応えがあります。
ムーランナヴァンに比べると、やや洗練度では劣るかもしれませんが、良いガメイを生産できる場所です

と、少し前とは格段に注目度が変わって来たクリュ・ボジョレーですが、今日のワインはフランソワ・マテルノと言うボーヌにあるネゴシアンが販売するブランドです
そうは言っても販売の契約を25年に渡って交わしただけで、ワインの生産はオスピス・ド・ボージュが行っています。
現在はフランス国内でも最大級の大手酒販グループのCGFに加入しています。

でも、あんまりよく知りません

オスピスと言えばオスピス・ド・ボーヌが最も有名でしょう
毎年11月の栄光の3日間で落札されるワインの総額にはびっくりですし、沢山の俳優やテレビスターが参加するチャリティとしても注目されてます。

オスピスとは、キリスト教の教えに基づいて貧者や病気の弱者を保護する目的で作られた病院の様な施設です。
貴族や裕福な商人はこうした施設に施しを行うのが務め(世間に対する贖罪の為の必要経費でもあったでしょう)だったので、金銭の寄付ももちろんですが、ブドウ畑を寄進する有名人も多くいました。
流石はブルゴーニュ。

規模はもっと小さいですが、ボーヌ以外でもホスピスはありました
そういう施療院の所有するブドウ畑から作られたワインが今日のワインです。
ボージュはボジョレーの真ん中辺り、モルゴンの西にある村です。
因みにオスピス・ド・ニュイでもワインの競売を行っています。


うーん、でもこのオスピスの情報は何にもないですね〜

久しぶりのモルゴン、飲んでみたいと思います







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2020年07月19日

一度に飲むと理解が早い


今日は晴れて、夏っていう感じの名古屋です
暑い


7月も下旬になりますが、フランスでは早くもブドウが色づき始めています

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ニコラ・ロシニョールSNSより

色づきの時期をフランス語でVeraison=ヴェレゾンと言います。

早い
いいブドウですねー
これはヴォルネイのピノノワール、もう1ヶ月待たないで収穫できそうです。



昨日は念願のアルバリーニョ飲みました

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上の写真と同じ順番

どれも本当に良かったです⭐️
やはりリアスバイシャスが典型的なアルバリーニョと言った趣です

ちょっと酒質は弱いかもしれませんが、安心院も非常に美味しかったです
白桃の香り、優しい酸味でこれからのヴィンテージが楽しみです。

コングスガードはMLF無しでバトナ―ジュしてるので結構リッチで肉厚になってました
それでもやはりいい酸味があって、芯のある良いお酒です。

全て良く冷やして飲んだので今の季節にはピッタリでした
午後からは晴れてましたし。
少し温度が上がってくるとアロマが広がっていい感じになります。

とっても面白かったです
最後はただの飲み会になってましたが(いつも通り)



小さな会で次はヴィレーヌのブーズロンの垂直がやりたいです





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2020年07月16日

白いラベルと白キャップ


久しぶりの快晴です、名古屋
まだ梅雨明けにならないようですが。

名古屋市でもコロナ感染者がまた少し増加してます。
人が動けば当然広がるんでしょう、またみんなが用心して出歩かなくなって来たように思います
政府もせっかく税金使うんだったら、もっと生かせる時にドカンと注ぎ込んだ方がいいのに。
「出かけるかどうかくらい自分で決めろ」っていうネット記事を見ましたが(タイトルだけ)、そんなの当たり前でしょ



今日も新しいワインを紹介します

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メゾン・ルロワ マコン・ルージュ2018

何年振りに買ったんだろう… ルロワ(当然白キャップですけどね)

ルロワもマコンもピンと来ないけどワイン通になりたい方、道はまだ長いねぇ
ワインに詳しくなりたい訳じゃない方はそのままで大丈夫。

今日のワインはフランス、ブルゴーニュの南部、マコンの赤ワインです
ブドウはピノノワールガメイ

ブレンドの割合は非公開
「セパージュの割合を気にするべきではない」と言う方針らしい。
流石はルロワ様。

ルロワはロマネ・コンティの所有者の片方でもある超有名高級ドメーヌです
高島屋さんが株を持ってますので日本への輸入は高島屋さん(のグループ会社)です。
4月にプリューレ・ロックの新ヴィンテージが入荷した時にもルロワに言及しましたね ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/article/474653709.html

マダムはそれは厳しい方らしい…

今日のワインは自社畑のドメーヌ物ではなくて、買いブドウで作るネゴシアン物です。
ネゴス部門をメゾン・ルロワと言います。
ドメーヌ物が赤い蝋キャップなのに対して、ネゴス物は白いアルミキャップです。

とにかく恐ろしく高いルロワ、メゾンのレジョナルでも3万とか5万とか…
なぜ???

買いませんでしたが、
コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ赤201452000円(しかも税抜)
オークセイ・デュレス20166万円(同上)
ネゴスだよ、ドメーヌじゃない方だよ
そしてこれは業界の話ですが、条件も悪い

うーん。
高島屋さんへ行ってルロワを眺めてからカーヴミツクラへ来ると、安いなぁって感じますよ、きっと
バーゼルのウォッチフェスで5000万円の時計を見た後だと、150万円くらいの時計が安く見える、って言うアレと同じ。
だはは💦



今回は、お客様からご注文いただきまして、店頭にもお値打ちなのを買ってみたという訳です。
マコンは高くないからご安心ください

今日は少しマコンの勉強しましょう

マコンはシャロネーズの南に広がる大きなワイン産地です

その南に繋がるボジョレーも広いですが、細い丘にへばりつくような畑が連なるニュイやボーヌと比べると、起伏はあるもののだーっと広がっているのがマコネ地区です。

この地域はクリュニュー修道院があった事で(909年建立)多くの畑が修道僧によって開墾されています
16世紀までロマネ・コンティの畑を所有していたクリュニュー会は赤の頂点があるので、白の頂点を求めて南へ向かったと言われています。
マコンは当時「もう一つのモンラッシェ」と言われる程人気があったみたい。
(建立の命令はアキテーヌ公ギョーム1世です、因みにノルマンディ公ギョーム1世とは別人、他にもギョームはいますが)

今ではこの修道院は観光名所になっていますね〜
てんちょ行きませんでした、遠くから眺めただけ


マコネでは圧倒的に白の生産が盛んです、85%が白ワイン=シャルドネとなっています。
中心都市のマコンは地区の南にあり、この周辺に独自のAOCであるプイイ・フュイッセやサン・ヴェランがあります。

ブルゴーニュワイン委員会の地図、開けますか? ↓
マコン30312.pdf

マコンは特定の村(とその周辺)にだけ認められたAOCがあるのが、ちょっと混乱するところかもしれません

まずは、全体に通用するのがACマコンです
赤白ロゼとあり、赤とロゼはピノノワールとガメイ、若しくはその一方で作られています。
白はシャルドネだけ。
マコネの白は全てのAOCでシャルドネだけが認められています
アリゴテは使えません。

このACマコンの名前に一部の村名をつけてもいい事になっていますが、これも面倒の原因かも

名乗っていい村は26あり、赤白ロゼでそれぞれ個別の認可になっています

えー、つまり、
マコン・セリエールといって、セリエール村の名前を付けると赤とロゼしか作れません。
(どこだ、セリエールって。 ←ボジョレーとの境界ギリギリの村だった)
マコン・ヴェルジッソンと言う名前だと白しか名乗れない。
あと、白とロゼに認められてる村があったり…

もぉー、よーわからん村が多過ぎじゃろ
ってなります

めげずに続けますと、
要するに、

大きくマコン、またはマコン+村ってなると赤白ロゼがあります、って事

赤とロゼはこれでしか生産できません。
後のは全て白ワインです

そして、同じく大きなAOCとして巷で最も目にするのがマコン・ヴィラージュと言うAOCです
このワインには白しかありません。ぜーったいに白だけ=シャルドネ100%
マコネの認定の白は必ずシャルドネ100%です。
(マコンよりも広域名称としてブルゴーニュ・アリゴテとかありますけどね ← こういう事書くと余計混乱するかなぁ)

そして個別の村の名前を付けた、ちょっといいマコン・ヴィラージュの上級品的なAOCが5つあります。

ヴィレ・クレッセ
プイイ・フュイッセ
サン・ヴェラン
プイイ・ロシェ
プイイ・ヴァンゼル


はっきり言って下の二つは忘れててもいいかも
(生産者の皆様すみません)

余談ですが、カタカナの表記で、「ヒュイッセ」でもイーじゃん、って思うのはてんちょだけ??
Fuisseなのでフュイッセなんでしょうけど(Fだからフ)



ヴィレ・クレッセはマコネの真ん中辺りにありますが(ヴィレ村とクラッセ村周辺の認可なので二つの名前をつなげています)
てんちょが訪問したボングランはちょうどその間にありました
マコネもまた行きたい。

やっぱりマコンは広大です
ちょうどいい縮尺で分かり易く全ての村が地図には収まりませんねぇ
自分でご覧ください
何事も、求めよさらば与えられん、です。

なんか途中ですがお終い

マコン、どんな香りと味でしょうね
一葉さんでお釣り来ますのでお試しください〜



















posted by cave MITSUKURA at 17:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月14日

黒い石と言えば


ずーっと雨ですね
きのこが生えてきそう…

政府がGO TOキャンペーンを主導するのはまだ早いのではないでしょうか
結局、個人頼みって事なら無責任だよ。
ならば、「止めはしないけど、積極的に行けとも言わない」くらいにしておけ



今日のワインを紹介します

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サントリー 登美の丘 ビジューノワール2018

この品種を飲んだ事ある方はどのくらいいるかな??

実はてんちょ、ブログの購読層がさっぱり分からないので、読み手にとってどんなワインだと未知の世界なのか、いつも手探りです
一応誰にでも分かるように基本的な事から書いてるつもりです。
流石に全てを説明しておくことはできませんが、このブログがさっぱり理解できない方はそんなにいないでしょうけど。
(たまに輸入元のSNS等見ていて、「これはそもそも、どこの国のワインなんじゃ?」って思ったりするので。
語るのは自由だけど、大前提は書くべかと思っております)

今日のワインは日本の山梨県の登美の丘ワイナリーで作られています

知ってる方ばっかりでしょう ↓
https://www.suntory.co.jp/factory/tominooka/
https://www.suntory.co.jp/wine/nihon/wine-cellar/tominooka.html

サントリ―の経営ですが、元々は1909年に鉄道参議官の小山新助という方が登美農園を始めたのが起源です。
1909年は明治42年です、日露戦争の勝利の5年後で、伊藤博文が暗殺された年なんですね

その後1936年にサントリーの前進である寿屋が経営を引き継ぎ、川上善兵衛と共にブドウ作りに注力します。
しかし、今の様な成功はごく最近の事で、戦後もワインの認知は低く経営は必ずしも楽ではなかったでしょう

サントリーってビールもですが、よく止めないで続けたよなぁ、っていうのが多い
売れるウィスキーだけで行こう、ってなりそうなのに。
この辺の経営って後から吉に転ずればいいけど、そうでない事も多いはずなので不思議というか。


ワイナリーへは行った事がある方も多いでしょうから、あまり立ち入りません
日本語のHPなんで(当たり前)誰でも簡単に調べられますから。

今日のワインは、その品種が面白いですね
ビジューノワールとはフランス語で「黒い宝石」の意味で、山梨県の果樹試験場が交配した品種です

米や野菜、酵母もそうですが、試験場で試験交配、試用されたものの、日の目を見ず世に出なかった物は相当な数に上るでしょう
そんな中で勝ち残った貴重な品種です。

栽培が容易な山梨27号と言う品種(甲州とメルロの交配)とマルベックを交配して作られました
山梨26号や25号は何がダメだったんでしょうねぇ、そう言う事ばっかり気になる。

あと、この名前がなんか変(すみません
27号からいきなりビジューノワール??


メルロー半分とマルベックの交配だとすると、味わいも自ずと想像できそうですね
南半球やフランスのシュッド・ウエストに比べると、もう少し甘い香りと軽やかなスタイルです。
ベリーAみたいな甘いジューシーな香りと、コクのあるまろやかな味わいで欠点のない、中々のフルボディになっていますよ

ブドウは全て登美の丘農園の自社畑から供給されています。
18年の生産は僅かに4080本だけ

登美の丘にもみんなで行ってみたいですね〜
…でもまずは椀子に行かねば

この18年はまだ飲んでいませんが、期待できる仕上がりです
飲んだ事ない方、そんなにお高くないので一度お試ししてみませんか










posted by cave MITSUKURA at 18:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月12日

大西洋を臨むブドウ


風が強すぎる台風か春一番か、こんな時期に。


先日のサンチャゴ・ルイスですが、輸入元から丁寧な返信があり、現在は輸入がないと言う事でした。
どこか引き継いでも良さそうなのですが。
お返事をもらえた事はありがたいですが、残念過ぎる…

でも、ひょんなご縁で違うリアスバイシャスを買ってみたのでそれで飲み比べしちゃおうと思います

ホントなら各2本ずつ用意して16名くらいの会にしたかったんですけど、まだお店として大々的にイベントやる訳には行きません
夏のシャンパーニュ祭りもヌーボー会も多分なし
あーぁ



買ってみたアルバリーニョはこちら

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マル・デ・フラデス リアスバイシャス2018

写真はHPより、以下同様です

英国のワイン雑誌デカンター飲むべきアルバリーニョか何かに選ばれているのを目にしたんですが、この生産者、たまたまボトルが綺麗だしSNSをフォローしていたので日本へ輸出があるかメッセージ送って聞いてみたら、
あるよ
との返事で、早速ネットで買ってみました

輸入してるのイオンなんですよ…業務販売ないかなぁ???
まぁとりあえずの購入です

青いボトルにカモメのエッチング、波模様のラベルが綺麗ですね

この蔵は1987年創業のまだ新しいワイナリーですが、「アルバリーニョの歴史的首都」であるサルネス渓谷で先進的な取り組みをしているそうです
ワイナリーはここにあります ↓

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先日のサンチャゴ・ルイスはオ・ロサルという南にありましたが、こちらはヴァル・デ・サルネスというサブリージョンに属しています。
リアスバイシャスのサブリージョンは5つ ↓

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HPより

北から
1.リベイラ・ド・ウリャ
2.ヴァル・デ・サルネス
3.ソトマイオール ここは極少地帯
4.コンダード・ド・テア
5.オ・ロサル 


マル・デ・フラデスとは「海の修道僧」という意味だそうで、12世紀にサンチャゴ・デ・コンポステーラに向かうクリュニュー修道僧がドイツのライン渓谷からアルバリーニョを持ってきたという「伝説」に由来しています
(現在はフラデスという地名になってます)
海の〜なら、逆でフラデス・デ・マールじゃないの?

アルバリーニョの実際の由来はよく分かっていませんが、サルネス渓谷にはウミア川という川が流れていてブドウはここに沿って伝わって来たようです。
ここに限らず、ガリシアは川だらけですが。

マル・デ・フラデスでは今日のワイン以外にも青いボトルでエスプモーソや違う白ワインを生産しています。
輸入はないみたい…

本当はポルトガルのアルバリーニョも探さないといけないんですが、正直気に入った物がない
アンセルモ・メンデスさんのワインが最良かなぁ。

と言う事で手元にある5,6本で飲み比べる事にしました
熟成したワインじゃなくて若いのをもう飲んじゃいたいので。
リアスバイシャスは好きで結構飲んでますので、ナパやNZ,安心院との比較が楽しみです

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ワインの話、ちゃんと聞いてくれるのは恐らくお二人くらいだろうなぁ
私は自分の経験になればありがたいです












posted by cave MITSUKURA at 19:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月11日

ブルゴーニュ希少品まただよ


梅雨明けまでまだ1週間以上ありそうですね
災害にあった地域でも雨が続いていて、気の毒この上ない。

コロナも再拡大してますし、外出を自然と減らす心理も納得です

毎年の事ですが、早くもボジョレー・ヌーヴォーの予約が始まってまして…
今年は1杯300円イベントは出来なさそうですが、仕入れどうしようかなぁ
2020年、ヨーロッパでは良い天候と早い成長で、今年も今の所は成功しています
もう1ヶ月もしたら早くも収穫始まるんじゃないだろうか。



今日は2つ、ちらちらっと紹介します
まずはワインじゃないこれ。

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ジオフーズ 白トリュフオイル

イタリア、ウンブリア州のジオフーズ社が作っています。
ウンブリア州の中でもトリュフの産地として有名なチッタ・デ・カステッロという町にあるそうです。

チッタ・デ・カステッロ?? どこそれ?
ここです ↓

ジオフーズ.png

アペニン山脈の真上。
ウンブリアってトリュフ、有名なんですね
知らなかったわー
特に白トリュフでは圧倒的にピエモンテのアルバが有名ですよね
エミーリア・ロマーニャやウンブリアの様な中部イタリアでも採れるそうです。

トリュフの香りを付けた食品ってオリーヴオイル以外にも、塩やチーズなどがありますが、やっぱり白トリュフは格別の香りがします

この前、会食の席でトリュフ塩が出てきたのですが、それが食材の美味しさを一層引き立ててくれました。
その流れで、トリュフオイルも便利に使えるよーという話になったのですが、家に帰ったら残り少なくて…
早速取り寄せました

おすすめは生のマッシュルーフとルッコラのサラダに掛ける、という超簡単なレシピ
塩味が欲しい時にパルミジャーノを削るって言うのも最高に美味しいです。
ワインにめちゃくちゃ合いますよ

やっぱりトリュフは黒よりも断然、白です

個人的な好みですが、水分の少ない野菜や食材の方が合うと思います。油ですからね。
なのでお豆腐やレタスにはあんまり…と思う。

これがあれば、ただのバゲットとチーズの食卓も格段にガストロノミックになります

ちょっと良いトリュフオイルだと、小さな瓶でも諭吉一人はしちゃいますが、今日のジオフーズなら半額以下
取り寄せですが、欲しい方いればお申し付けください〜



もう一つ、新入荷の超限定ワインを紹介します

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フランソワ・ミエ・エ・フィス2017
ブルゴーニュ・ルージュ
ジュヴレイ・シャンベルタン
シャンボル・ミュジニー
ヴォルネイ


フランソワ・ミエ、というお名前を聞いてどこの誰か分かる方はブルゴーニュ通ですね

フランソワ・ミエさんはブルゴーニュ高級ワインとして誰の反対も受けないであろう、
コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエの醸造長さんです

彼は勤続30年以上という大ベテラン、他のドメーヌで働く二人の息子さんと一緒に作っているのが今日のワインです
シンプルなラベルですね。
ネゴス(買いブドウ)ですが、ミエ氏の人脈と功績があればそれは信頼できる良い栽培家のブドウなのでしょう

2017年がファーストヴィンテージですが、生産量が少なすぎて…
全部で10樽だそうですが、10樽って
「全部で」ですよ
225リットルのピエスで2250リットル、つまりぜーん合わせても3000本しかない、と言う事です。

そういう訳で、我が店頭にもそれぞれ数本しかありません
試しに飲むには結構立派なお値段ですけど、初物ですし。

ワインマニアの方、是非お待ちしております〜





posted by cave MITSUKURA at 16:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月09日

WANTED


ずーっと雨ですね
名古屋は昨日は晴れましたけど、まだ当分雨が続きそうでげんなり…


昨日はもはや定例会となりつつある、グルメとワインの会(勝手に命名)でした

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ワインは今回は適当
いやぁ、ワインに気を使わないでいいと楽だなー。
それもこれも、お値打ちにレベルの高いお料理を出してくれるお店と一緒に飲んでくれる皆様あってのおかげです
ありがとうございます。
昨日は会えなかった方もまた次回は是非ご一緒してください。



今日は探してるワインの話です
このワイン、ご存知でしょうか?

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サンチャゴ・ルイス

写真はHPより、以下同様です。
かの地を代表する歴史のあるワイナリーで、この品種の第一人者でもあります

このワインは、スペインのガリシア地方のDOリアスバイシャスです
サブリージョンのオ・ロサル産ですが。

はい、そうです。
アルバリーニョなんです

正確には、

82% Albariño アルバリーニョ
9% Loureiro ロウレイロ
4% Caiño Blanco カイーニョ・ブランコ
3% Treixadura トレイジャドゥーラ
2% Godello  ゴデーリョ

と、ガリシアの土着品種が色々と混ざっていますが

スペイン王室の御用達であるこのワインはサンチャゴ・ルイスさんが作ったのですが、ルイス一族の歴史はリアスバイシャスの歴史と言ってもいいくらいです。
彼はアルバリーニョの父として広く知られた存在なのです。
こんな方 ↓

サンチャゴ・ルイスsantiago-ruiz-el-hombre.jpg
かっこいいなぁ

19世紀からブドウ栽培を行って来た一族でしたが、当のルイス氏は長年ワインとは無関係の仕事に就いていました。
70歳になってようやくワイン産業に専念することになるのですが、その際、新しい品種を植えるのではなく、土着のアルバリーニョを尊重してより品質の高いワインを作ろうと努力します
新たな設備を導入したり、この地のワイン作りのパイオニアとして周りの尊敬を集めました。

84年になってようやく自分のワイナリーを持ったルイス氏、初めての白ワインは大成功しスペイン国内だけでなく世界で賞賛を受けました
そのワインには誇りをもって彼の名前が付けられました。

それが今日のワインです

このワインは中身もですが、ラベルが有名です
ちょっと変わってますよね??

このラベル、実はルイス氏のお嬢さんが結婚式の案内状に添えた自宅までの地図なんです
しかも手書きの。
ちょっと我々には読みづらいかも。
それをラベルにしちゃうお父さん、良いですね〜

ワイナリーはポルトガルの国境近く、海にも近い場所にあります
ここ ↓

サンチャゴ・ルイス.png

棚作りのブドウ、樹齢の高い樹が並んでいます ↓
綺麗な風景ですね

サンチャゴ・ルイスbodega06.jpg

と言う事で、

アルバリーニョ会をやるならこのワイン無しではイカン
と思ったのですがどうも輸入が無くなってる???

ワイナリーにメールしてみましたが今の所返信ない。
輸入元(だった?)会社にもメールしてみました、返信待ち。

どっかで買えないかなぁ〜

ラショーのアリゴテも買えないかぁ〜

どなたか売ってる所をご存知でしたら是非教えてください










posted by cave MITSUKURA at 18:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月08日

ラッキーセブンなシャンパーニュ


昨日の湿度は耐え難い不快さだった

自宅で浴室乾燥と洗濯機の乾燥を併用して掃除機かけたら、ブレーカーが飛んで驚きました
電子レンジもエアコンも使ってないのに〜
何年ぶりだろう、ブレーカー落ちたなんて

災害がなくて名古屋は良かったですが。
今日は今のところ晴れています



今日は限定のシャンパーニュを紹介します
新入荷です。

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アヤラ コレクションNO.7

アヤラ、ご存知ですか?
中堅メゾンと言ったところでしょうか、年産90万リットル(750ミリで120万本)
グランクリュのアイにカーヴがありますが、現在の経営は同じアイのボランジェの傘下に入っています

HPには載せられる写真が全然ありませんねぇ
素敵なシェなのに残念。

アヤラの創設者はスペイン系の貴族の家系です。
コロンビア外交官だった父を持つエドモンド・ド・アヤラ(爵位があるので名前と名字の間に「ド」が入ります)が1860年に起こした蔵です。
この年、エドモンドはマレウイユ子爵の娘と結婚して、アイのカーヴやマレウイユの素晴らしいブドウ畑を手に入れました

彼のシャンパーニュはイギリスで特に人気となり、その後3人の息子に恵まれて彼らが後を継ぐんですが、1929年の大恐慌の際にギネス銀行に差し押さえられて売却されてしまいます
新しいオーナーは、同じくシャンパーニュのモンテベロの経営者でもあり、ワイン・マーチャント・アソシエーションやCICVの代表となり、アヤラを盛り立てます。
そして2005年に新たにボランジェに買収され、今に至ります。

余談ですけど、アヤラはもちろんNMですが、買いブドウ率が98%という高率です
今の自社畑は僅かに1ha、この辺は過去の買収のせいもあるでしょうね。
良い畑は売却して負債の返済に充てたんでしょう

さて、05年以前のアヤラを知ってる方は、今のアヤラがスッキリし過ぎている様に思われるかもしれませんが、これはボランジェとの差別化というか役割分担を進めた結果です
てんちょ、昔のアヤラの方が良かったなぁ…
クリーミーというか柔らかいというか、コクがありつつ慎ましやかな味だった。

今は、ピノノワールを多く使い重厚な味わいのボランジェに対して、シャルドネを主体にした爽やかでキレのあるアヤラ、という感じですね
よりアペリティフに相応しいように、らしい。
(因みに今のエノロゴは女性です)

そんなアヤラから、新しく限定シャンパーニュが発売されました
それが今日のNO.7です。
流石の限定品、カッコいいギフトボックス入りです
(これの前にNO.8ロゼって言う限定品もありましたがてんちょノーマークだったなぁ)

このシャンパーニュはメゾン創立160周年の記念でもあり、7と言う数字に拘りまくったシャンパーニュなんです

まず、2007年のヴィンテージシャンパーニュです

ブドウは7つのグランクリュからのみ調達しています

コート・デ・ブランの5つのグランクリュ
■ シュイイ : コクのある風味、 繊細さ
■ オジェ : フルーティー、 芳醇
■ アヴィズ : チョーキーなミネラル感
■ クラマン : ストラクチャー、ワインらしさ
■ レ・メニル・シュル・オジェ : 躍動感、凛とした印象

モンターニュ・ド・ランスの2つのグランクリュ
■ アイ : コクのある風味、繊細さ
■ ヴェルジー : 躍動感、カリスマ
(輸入元資料より抜粋)

箱にも書いてある ↓

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セパージュはシャルドネが3分の2、後の3分の1がピノノワールです。

瓶熟は王冠ではなくコルク栓で11年も寝かせています
きっと落ち着いた黄金色をしてる事でしょう

わたくし、シャンパーニュは断然ピノノワール派なのですが、黄金色のシャルドネは結構好きです
ゴールデン・シャルドネ・シャンパーニュ会やりたい。

こちらのアヤラ、お値段も限定品としては結構お手頃です
今のプレステージクラスが高すぎるんですよ
だからこういうのは嬉しいです。
素敵なギフトボックス入りですしプレゼントにも相応しい

博打の前の縁起担ぎにどうかしら(こらこら)








posted by cave MITSUKURA at 15:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月06日

懐かしサンテミリオン


よく降りますね〜
百年の孤独だわ

街中でも雨の匂いがしますけど、ワインでも「濡れた石」が香る事がありますね
テイスティング環境の湿度には無関係ですが、決してカビっぽいとかではありません。
(濡れた子犬の香り、という表現がありますが私が想像する柴犬じゃないだろうなぁ、一体なんだその表現は)

アリゴテやシュナンブランが熟成した時の金属っぽい香りかな。
石を割った時の火薬っぽい感じに近いですけど、あんなにはっきりは感じられません。
フルーツのアロマが落ち着いてから現れるので、新しいワインでは顕著ではないですし。

コンドリューのブラックマイカを濡らすとそういう香りで、これが僅かですがワインの中にもちゃんとあるのが驚きです。

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この写真、あんまりブラックマイカ含まれてないなぁ
雲母が香るんだろうか??そうは思えないけど。

どちらにせよ、きちんと説明できない表現は使わなくていいと思います
だって自分で何か分からない、って事ですからねぇ
テイスティングのゲシュタルト崩壊
「何言ってんの??」でしょ



くだらない話は置いといて、ワインの紹介します
この前、書いたのに消えちゃったサンテミリオンです。
ワインは別のですが。

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シャトー・ダッソー2000

このワイン、飲んだ事ある方少ないだろうなぁ…
てんちょも、もちろん名前は知ってますけど記憶にないです
飲んだ事があるだろうけど。

ラベルをよく見ていただければ分かる通り、このワインはフランス、ボルドーのサンテミリオン産です
なので赤ワインです。

グランクリュ・クラッセに格付けされています

サンテミリオンの格付けとAOCはもうしつこいくらい書いてますので、皆様のご理解はきっと完璧かと思いますが、
今一度、簡単に書きますね

サンテミリオンには
(ただの)サンテミリオン
サンテミリオン・グランクリュ
という二つのAOCがあり、全て赤ワインです

絶対に赤しかありません
(ロゼや白、または泡だと「ボルドーまたはボルドーなんちゃら」になります)

メドックに遅れて100年後の1955年にサンテミリオンでもシャトーの格付けが行われましたが、
この時グランクリュから2つのランクにシャトーが選抜されました

上位がプルミエ・・グランクリュ・クラッセ
下位がグランクリュ・クラッセ
です。

上位のプルミエ・グランクリュ・クラッセ(日本語だと第一特別級と書くことが多い)の中で、特に優良であると認められた
シャトー・オーゾンヌ
シャトー・シュヴァルブラン

の二つの蔵だけはAというクラスに、それ以外はBというクラスに分けられたので、厳密にいうと格付けが3つ出来た事になります。

AOCのグランクリュは言葉の響きこそ立派ですが、収量制限を守れば意外と簡単に名乗れますので(申請制)、ブルゴーニュの様なありがたさはありません

これと(プルミエを含めた)グランクリュ・クラッセを混同してる方が実に多いですね〜
ご注意くださいね

さらに、サンテミリオンならではの問題もありまして。
メドックの不動の格付けとは違って、サンテミリオンでは10年に1度見直しをする、というチャレンジャーな規定が盛り込まれていたのがその後のすったもんだの原因です

現状に則さないシャトーを外して、新たに活躍してるシャトーを入れる、と言うのは大変フェアな事に思えるのですが、
そんな聖人君子ばっかりじゃない、商売と名誉と金の世界なのはワイン業界も政治も同じ。
落とされたら売り上げに響くからどんな手を使っても阻止したい、格付けに入りたいが故にわざと高値で販売する、とか消費者置き去りの行為もまま、あったりします

と言う事で見直ししても揉めまくって裁判沙汰は常套手段、中々新しい認定が施行されなかったりする中、なんとか収めて今日に至る訳です
あっちを立てればこっちが立たず、そろそろ次の10年じゃないかしら。

現在は、2012年に決着した格付けに従っています
今日のダッソーは、プルミエじゃないクラッセなので、あんまり知らないかもしれませんね。

プルミエ・グランクリュ・クラッセは18シャトーしかありませんので、どこも有名なんですが、ただのクラッセだと64シャトーもあるんですよ〜
イタリアのDOCGか。
多いなぁ、サンテミリオン全体の半数弱をカバーしてたりするんだろうか??

で、今日のダッソーですが、すみません、シャトー名よりも2000年というヴィンテージを重視して買ってみたんです
やっぱり「〇〇年のワインありますか」というお問い合わせは結構いただきますので。

ダッソーは1955年、戦闘機のミラージュを作るフランスの重工業の中心会社を経営するダッソー家が購入したシャトーをダッソーと改名したのが始まりですが、現在ではポムロルの希少人気シャトーであるラ・フルールも傘下に収めて、さらにラフィットグループとも提携しています

サンテミリオンの伝統的なコンクリート発酵槽で発酵後、新樽を多めに使って熟成しています。
リッチな超熟スタイルですが、ワインは実は大人しいとの評価をもらっています
70%程度がメルロー、25%カベルネフラン、そしてカベルネソーヴィニヨンのブレンド比率の年が多そうですが、00年の資料がない。

ラベル通りの小さめの美しいシャトーですが、こちらも写真が載せられません。
ベルリケに似てる
ダッソーはコート地区の丘の北側にあります。

なんか、イマイチちゃんとした紹介にならなくてすみません…

ミレニアムワインお探しの方、お待ちしてます



今日のワインとは無関係ですが、
シャトー・ヴァランドローのテュヌヴァンさんが早朝のサンテミリオンの写真を載せていらっしゃるのを紹介して、今日は終わりにします

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観光案内所の前の教会広場から取った眺めです。
綺麗ですね、サンテミリオンの中心は丘の上にあるので急坂なんですよ。
見えませんがこの先にオーゾンヌがありますよ〜

あーまたサンテミリオン行きたいです

















posted by cave MITSUKURA at 19:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月05日

大西洋を越えたシャルドネ


豪雨災害って毎年どこかで必ず甚大な被害になってますね
これから台風の季節も来るし、心配です。


今日は東京都知事選、立候補者って22人でしたか??
主要な4人くらいしか分からないし、今選挙どころじゃないような…

感染者が増える一方なので、名古屋から出ないとは言え、てんちょも外出は用心したいと思います
あと少ししたら、って毎月思ってますけど全然収束しませんね
残念ですが7月も試飲会はやりません
8月にはシャンパーニュ祭りやりたかったですが、おそらく無理だろうなぁ…



ワインの紹介しまーす
このワインをご存知の方、一部の詳しいファンだろうなと思います。
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トアー カーネロス・シャルドネ ハイドヴィンヤード ウェンテクローン2016

このワイン名に含まれた情報を4つ、いや3つでも説明できる方はかなりナパワインに詳しそうですね

トアー、久しぶりに入荷しましたがラベルがちょっと大人しくなった。
上品なシンプルラベルでいいですね

今日のワインはカリフォルニア、ナパにあるトアー・ケンワード・ファミリーワインと言う会社のシャルドネです
トアー・ケンワードさんが2001年に創業した蔵です。
彼は27年間ベリンジャーで働いていて、シャルドネ・リザーヴやカベルネの扱いには大変造詣が深い人物です。

あの頃(今から20年くらい前)のベリンジャーのシャルドネ・プライベートリザーヴがあまりにも濃いので、てんちょはのけぞった記憶があります
新樽で発酵、バトナ―ジュもしっかり行う、抽出の濃いコクがあるある、っていうスタイルで香りはまさにバター、ミネラルや塩気、鉱物感は隠れちゃって酸味もどっかへ行ってしまったような、蜂蜜バター飴の様な白ワインでした

今のコングスガードとどっちがリッチだろう。
噛める噛める、咀嚼する白ワインです

正直、ムルソーやモンラッシェが霞むくらいのインパクトですよ
グラス1杯の品評会では、それはそれは高得点を収めるでしょう、って香りと味。
(てんちょには正直、食事のお供には重すぎるし2杯目を飲むには疲れるかも)
余韻ものもすごく長くて、その点は流石だと思います

あの味わいを安く簡単に作る事は到底できません。
やはり手間暇掛けた栽培と丁寧な醸造の賜物でしょう

で、そんなベリンジャーでワインを作っていた彼が自分のシャルドネとカベルネをつくり出したのですから、
ワインはいきなり最初から大変な評判になりました

トアーの方針はとても単純、最高の区画からブドウを得る事だ

と彼が言う通り、ナパでの長年の功績のお陰で彼がブドウを分けてもらえる区画はベストの希少区画ばかりです
お金を積んだだけでは決して手に入らない信頼があるからこそ、なのでしょう。

今日のワインはカーネロスのシャルドネです。
ハイドヴィンヤード(ハイドさんが持ってる蔵の畑)のシャルドネを使ってます。
ハイドも素晴らしいワインですね、DRCのオーナーのヴィレーヌさんとコラボレーションしてハイド&ヴィレーヌのワインも作っています。
(余談ですが、ハイドさんも高齢になって来たのでヴィレーヌ氏と同様に後継者が中心になっています)

畑の場所はここ ↓

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HPより、以下同様

うーん、あんまり分からない。

カリフォルニアワイン(アメリカワインと言ってもいいかもしれません)を知る上で決して避けて通れないナパバレー、ナパの中にも重要な地区がいくつもあり、独自のAVAに認定されているのは皆様きっとご存知でしょう
(ボルドーの中にメドックやサンテミリオンがあるのと同じ)

カーネロスはナパ渓谷でも南にあります。

主要AVAなら北から、
サンタヘレナ
ラザフォード
オークヴィル
スタッグスリープ

と続き(他にもありますが)、
ナパの市街地があって、南西にカーネロスがあります。

載せられる地図が無いですが、自分で調べてね

畑はこんな風景 ↓

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右がラリー・ハイドさん、左がトアー・ケンワードさん

ナパで最高のシャルドネと言えば、コングスガードオーヴェールキスラ―がありますが、同じハイドヴィンヤードのシャルドネを使っているトアーもやはり最高のワインの一つで間違いありません

歴史的にも重要なこの区画はとても小さく、供給できるブドウは限られています。
今日のシャルドネは伝説の区画からやって来た大変貴重なブドウから作られています
因みにトアーの蔵はサンタヘレナにあります。

更に、ナパの優れたシャルドネはほとんどがウェンテクローンなのですが、これも歴史がある話です。
ウェンテというワインはご存知でしょうか?

ドイツ移民のカール・ウェンテさんが19世紀の半ばに始めたブドウ畑が起源の大変古いワイナリーなのですが、こちらの2代目が父親とフランス・モンペリエからシャルドネを輸入して植えたのがウェンテクローンの始まりですこれが1912年。
彼らはカリフォルニアの土壌や気候に合うようにシャルドネの選抜を行います。
品種改良ですね。

その後アメリカでは1920年から禁酒法によってほどんどのワイナリーが経営困難となって閉鎖される中で、ウェンテはミサ用のワイン作りを許可された数少ない蔵です。
ワインが作れず荒廃したナパの畑にこのシャルドネを配り、ブドウ畑を存続させた功績者でもあるのです。

そんなウェンテ由来のシャルドネをウェンテクローンと言い、「あの」いかにもアメリカスタイルの白ワインを作る大事な品種として今に至ります
1973年のパリ試飲会で、誰もがコクのある深いシャルドネをブルゴーニュだと思ったようですが、ところがどっこい、モントレーのカリフォルニアワインだったというのは、結構痛快な話。

で、今日のシャルドネ、かろうじて1本来ましたけど。
そーです。
1本しかありません

諭吉さんとちょっとなので、そこまで恐ろしい値段じゃありませんが。
なんせ1本なので、てんちょも流石に飲めません
16年、少し値下がりしましたがどんな味でしょうね。

店頭のコングスガードや今度来るオーベールで「噛めるシャルドネシリーズ」というワイン会。
きっとやりません
(すみません)


好きな方は本当に喜ぶでしょうね
どうぞお早めに〜











posted by cave MITSUKURA at 18:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月04日

パカレ来ました


一昨日書いたブログが消えちゃってますね…
あーぁ
同じ事、もう書く気がしない

写真だけ貼っておきます ↓

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サードが来たので3兄弟揃ってます ↓

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なので、違うワイン紹介します

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フィリップ・パカレ 2018
左から、
ビュル
コート・ロティ
ブルゴーニュ・ピノノワールVV
ジュヴレイ・シャンベルタン


人気のパカレ2018年がリリースされました。
他にも来たんですが、今店頭で販売できるのはこれだけです

白が先に3月くらいに販売されていましたが、今回は赤が入荷です。
割り当てで厳しい本数のワインが多いです…
レジョナルのブルゴーニュ・ピノノワールVVも割り当てで、ヴォーヌロマネなんてたったの2本しか来ませんでした
ヴォーヌロマネはお店が使う事にしましたので、パカレ会やる時に一緒に飲みましょう

今回初めて買えたビュルはスパークリングワインです
18年だけのアリゴテとピノノワールを使ったエクストラブリュットです。
瓶熟など詳しい資料がありませんが、輸入が僅かに600本という貴重な泡です。
(店頭の残りもあと数本です)

今回、同じく少量入荷(168本)のコート・ロティもありますので、17年のコルナス、18年白の初リリース、コンドリューと一緒に飲んでみるつもり
ローヌデシラーやヴィオニエに挑戦してるパカレさん、友人のドメーヌで醸造したワインをブルゴーニュへ運んで熟成させているんだとか。
てんちょ、ブルゴーニュよりもローヌのラインナップが気になります

ラドワが作られるようになったりと、ますます種類が増えてます。
値段も上がってますけど


18年も乾燥して暑い夏が続いたブルゴーニュ(というかフランス全体でそうでした)、収穫も8月下旬からと早くて、もはやこうしたスケジュールが当たり前になって来たようです。
雨が少ない夏を過ごしたブドウが如何に良い酸を温存しつつ、糖度とのバランスを持って収穫できるかが非常に重要です。

パカレ氏曰く、18年は欠点のない成功したヴィンテージになったようですが、ニュイよりもボーヌの成熟度が高かったそうです
一般的にシャルドネの収穫の方が先に行われることが多いのですが、パカレではピノノワールの後に収穫したシャルドネもあったとの事。

全房発酵を行うパカレでは、茎や種も成熟している事が重要ですが、早めの収穫でも十分な成長で酸も理想的だったそうです
種が茶色になるまで待ってると、今度は酸が足りなくなってしまう危険がありますので注意が必要。
アルコール度数は12.5または13.5と平均からするとやや高め。
ブドウ自体にもカビや腐敗はほとんどなく、畑で選別する必要がないくらいの良好な状態でした。

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さて、こんなに早く飲んではいけないという意見もあるでしょうが、とりあえずヴィンテージとポテンシャルは確認しておきたい

セラーに取っておきたい方、早くても飲みたい方、どちらにしてもお早目にご来店くださいー








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posted by cave MITSUKURA at 17:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする