2026年04月28日

コスパ最高のカリフォルニアワイン


ネットショップの不具合は解消しました

一部のお客様からログインできない、パスワードの再設定もできない、との連絡をいただいておりました。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
どうか今後もご利用ください



明日からGWですね
カーヴミツクラはGW中も休みなく毎日営業しています
11時〜19時です



今日はこのワインを紹介します

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デコイ リミテッド アレキサンダーバレー カベルネソーヴィニヨン2023

カリフォルニアの赤ワインです

デコイダックホーンの傘下のワイナリーの一つです

ダックホーンはメルローで一躍人気になったワイナリーで、70年代にはカリフォルニアではメルローはブレンド用の品種だと考えられていましたが、彼らはメルロー単体でワインを作り、それが大好評で、以来、メルローに対する認識が変わったと言われています

デコイvisit-desk.jpg
HPより、以下同様

ワイナリーは拡大し、現在他に11ものブランドを所有しています。
デコイもその一つ。

カレラがグループに加わった時には大きなニュースになりましたね

既に引退してはいましたが、当主のダン・ダックホーン氏は残念ながら今年、お亡くなりになってしまいました ↓

デコイdan-duckhorn.jpg


デコイは、ダックホーンのセカンド的な存在で、毎日飲める価格とクオリティをモットーに作られています

ダックホーンはもちろん高品質でいいのですが、やはり価格も高めでデイリーに、という訳にはいきません。
そこで、今日のデコイがとても重宝されています

最初はダックホーンの周辺のナパバレーのブドウが使われていましたが、現在ではカリフォルニア全体から品種に応じて取り寄せています。
今日のカベルネソーヴィニヨンはソノマのアレキサンダーバレーの物です。

デコイnew-ridgeline.jpg

リミテッドはデコイの中でも上級クラスのワインです
1985年に初めてデコイが作られ、2018年からこのリミテッドクラスが生産されています。

今日のワインは、自社畑二つと契約農家のカベルネで作られています、すべてアレキサンダーバレー産

「ソノマ北東部・アレキサンダー・ヴァレーにある自社畑リッジラインには急斜面でうねる様に360度向きの違う区画が点在し、筋肉質で堅牢な葡萄ができる。
やや南にある自社畑ブラウネルはほぼ平坦で十分な日照量があり、完熟した葡萄となる。
その他厳選した契約農家の葡萄をブレンド。ナパ・ヴァレーとは個性の違う、偉大なアレキサンダー・ヴァレーの贅沢な美しさを表現する。
熟した黒系果実が満載、樽によるスパイス感、チョコレートやココアのニュアンスが魅力的で、力強いタンニンと果実の凝縮感が全体を引き締めている。」

輸入元より

2023年は平均よりも冷涼な年で、成長もゆっくり進みました。
雨が多く乾燥の心配がなかったので、その分、エレガントなスタイルになっています
毎年暑さでブドウが熟するのはいいのですが、反面アルコール度数が高くなりすぎたり、酸がないぼやけたワインになってしまう懸念もあります。
どこでも最近では「ある程度の冷え」は歓迎されますね

高級感のある黒ラベルです
中身は当然、とてもおいしいです

カリフォルニアらしい、果実味の豊かな丸いカベルネです、タンニンはありますが隠れてますね。

限定の上級キュヴェですが、お値段はそこまで高くないのでご安心ください〜
一葉さんでお釣りきます

手土産にも最適です


デコイは大谷翔平選手の愛犬、デコピンにぬいぐるみが送られたことでアメリカでも一躍有名になりました。
アメリカ人にはデコピンの意味が分からないので(そりゃそうでしょう)、デコイって言うと通じやすいようです
ワインのぬいぐるみを持ってる写真がSNSにアップされて、みんなこぞってデコイを購入したようです。
どこでも同じだね…








posted by cave MITSUKURA at 13:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年04月24日

レザムルーズ来ました


昨日の雨から続いて、名古屋は肌寒いです
山火事の岩手で雨が降ってくれるといいのに。


店頭には初めて、このワインが入荷しました
過去にも一度も扱ったことないと思います(多分)

コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ シャンボル・ミュジニー1erレザムルーズ2008

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シャンボル・ミュジニーの王者
レザムルーズの最大所有者はグロフィエですが、特級ミュジニーのほとんどがヴォギュエの所有であることは有名ですね。

特級ミュジニーは北から3つの区画に大きく分かれており、
レ・ミュジニー
ル・プティ・ミュジニー
ラ・コンブ・ドルヴォー

です。

真ん中のプティは全てヴォギュエの所有で、
ラ・コンブ・ドルヴォーは旧ジャック・プリウールの所有です。

ヴォギュエはシャンボル・ミュジニーだけに畑を所有しており、
特級ミュジニー
特級ボンヌ・マール
1級レザムルーズ

だけを、かつては所有していました
今では少し村名区画や他の(ブレンドされ)1級区画も持っているようですね

村名のシャンボル・ミュジニーは特級や1級の格落ちワインも含まれるなので、お値打ちにヴォギュエの入門ができたのです… 昔は。

今は高騰がすさまじく、村名でも簡単に飲めるようなお値段ではありません
因みに23年村名で84700円税込

レザムルーズも高い〜

16年目の熟成、やっと多少は飲み頃になって切るでしょうか。
ヴォギュエほど、熟成が必要なワインはありません
DRCよりもずっと気難しい。

若いうちに開けると本当にうんとスンとも言わないワインですよ
激しい後悔は必至です。

しかし、正規品で来歴は完璧です
安心して購入できます


シリアルナンバー00140
転売厳禁、売るなら買わないでください




誰か一緒に飲もう








posted by cave MITSUKURA at 14:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年04月22日

シャンソン・ランチ会に行ってきました


黄砂のせいか、顔がヒリヒリします…
そんな訳ある??

今が丁度いい時期とは言え、花粉や黄砂で完璧快適とは言い難い

先月から来月まで、日本は生産者の来日ラッシュです
ワインの宣伝以外にも、多分、皆さん日本に来たいというのもあるのでしょう
もてなすインポーターさんも大変だぁ


名古屋には来てくれない生産者が多いのですが、今日は初来日の方が名古屋に来てくれました

来日はフランス、ブルゴーニュからドメーヌ・シャンソンの醸造責任者、リュシー・オージェさんです

シャンソン.png
HPより、以下同

リュシーさんは2020年にシャンソンに入社、今は醸造家でもあり、セラーの統括責任者でもあります。
若いのにすごい。
小さなお子さんをご主人に預けての来日です。

とても気さくで優しい方でした

ランチ会に参加させていただきました。

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シャンソン2.png

↑ これが一番好きでした

シャンソン ボーヌ1erクロ・デ・ムーシュ2023

クロデムーシュはボーヌの1級で2番目に面積の広い区画で、その内シャンソンは2番手の所有者です。
(一番はドルーアン)
赤も作っていますが、白のファンの方が多いでしょうか

新樽20%です、いいコクがあって口中で甘さを感じます
後3年待ちたいところ。



シャンソンは1750年創業です(シャンソン家がドメーヌを買い取ったのはその後になります)
ブルゴーニュでも最古のメゾンの一つで歴史の長さではおそらく3番手以内であろうと。
23年にシャロネーズで43haもの畑を購入して、所有畑が一気に倍になっています。
流石のお金持ち〜


シャンソンは、ボーヌの市街地にバスティオンと呼ばれる中世の城砦を元にしたセラーを構えています。

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ボーヌのリングの中にセラーを持つ生産者では、
シャンソン
ドルーアン
ブシャール

が代表です

航空写真にするとバスティオンがよくわかります ↓

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シャンソンのバスティオンは地上のみですが、壁が8メートル以上もあって内部の温度が均一に保たれているため、熟成庫には最適です。

シャンソン1.png

内部は4層構造になっていて、夜になると出そう…なくらいの荘厳な雰囲気です。
てんちょ、霊感ゼロですが

ただ、やはり街中ではスペースも限られていますので、選果や破砕、圧搾、デブルバージュまではサヴィニーの設備で行っています。
その後、ボーヌに移された果汁は樽醗酵、樽熟成が行われます。

樽醗酵は温度管理がイノックスタンクに比べると難しいですが、16度以下に保ってゆっくりと醗酵を行います
最近は特に年間の気温が高くブドウが酸を失いやすいので、フィネスを最大限引き出すべく、慎重な醸造が必要になっています。

こってりしすぎると寿命も縮みますし、洗練度も下がりがちなのです
MLFも一部で止める事が増えたそうで、温暖化の影響は大きいですね。

春も早くから気温が上がるので、その分夜の冷えで霜害に合う確率が増します
今年も早くもダメージ大の区画がそこそこあるようで(シャンパーニュも同じく)、3年連続減収で、値段が心配…

どこぞの大統領の「ちょっとした気晴らし」のせいで何もかも先行き不安で、それが物価を一層押し上げていますし、輸送費や保険も付随して輸入ワインの状況は厳しくなる一方です



試飲は5種 ↓

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23年の白は、
21年の古典的な酸味や繊細さ
22年の暑さを反映したニュークラシックなスタイル
の段階を考えるともう一段、階段を上がったようなイメージで、より前向き、より濃い目、強いワインになっています

これは好きな人が多そうですが、てんちょは個人的な好みでは21の方がいいなと思います
ブルゴーニュらしさは21年の方があるのでは

23年は収量も多く、良質なブドウが沢山取れたいいヴィンテージだそうです
収穫開始は9月6日、やや早め(23年はもっと早い生産者が多いです)

24、25年と低収量が続くので23年でストックを考えた方がいいかもしれませんね
23年は早くから飲めますし。


少し心配に思ったことが。
それに関連して、この日はプロフェッショナルでも若い参加者が多かったですが、もうブルゴーニュの20年、30年熟成のワインを経験することが難しく、現行品を当たり前のように消費せざるを得ないのは仕方ないとは言え、ブルゴーニュの魅力の半分も体験していないと言わざるを得ません
残念。
飲み頃の遥か手間のワインを「ミネラルがある」という理由だけで称賛するような試飲は、本質が全く分かっていない。
熟成のポテンシャルがある、なら、まだいいんですけど

一般のお客様の方がよほど熟成のピークを気にかけているかも

余談ですが、先日ご来店のお客様と、
「このところ、ブルゴーニュの白ワインで本当に熟成したいい状態の物はまずない。カスタードやバターみたいな香りで、甘くないけれど余韻がずーっと続くコクがある、あの後味、そういうワインに出会いたい」
という話になったのですが、
人気があるブルゴーニュは世界中で引っ張りだこで何年も熟成させているワインを持つ生産者も減っていますし、我々販売者でもかなり希少だと思います
偉そうなことを言ってる自分も実行が難しい。

在庫を寝かせるだけの財力が欲しい…


赤の試飲はは3種22年でした。

赤は全房醗酵ですが、収穫後に冷却トンネルを通して房の中まで冷えるような工夫をしています。
珍しい〜

温度が上がるとバクテリアなど有害な微生物の活動も盛んになりますので、夏の気温が高い近年では早朝の収穫などブドウの温度を上げない工夫必要です

白と同様に濃すぎないワインにするべく、ピジャージュをやめてるモンタージュを行うようになったそうです。
22年も暑くて一部で水不足が懸念された年です。
シャンソンでは適度な酸を持ったピノノワールが多く、暑さの心配はなさそうです。

ジューシーでありながら、香りが複雑で少し古典的な要素があって、いい印象です
5年待てたら変わるでしょう。

ワインはどれも非常にいい状態でした
現行ヴィンテージですが今飲んでも何の違和感もなく楽しめちゃいます。

問題はやはりお値段ですね…
掲出のクロ・デ・ムーシュで24200円税込です
うーん


こんなにいいワインをたくさん飲ませていただく機会をもらえて大変ありがたく思います。

販売を頑張らないとね














posted by cave MITSUKURA at 15:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年04月18日

函館のワイン


名古屋は今日も快晴です
白い服の方が増えましたね
今年はスーパーエルニーニョらしい、なんだそれは。
…また猛暑って事です


てんちょ、先日函館へ行ってきました

目的はモンティーユ函館の訪問です

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素敵な社屋が完成していました
(土台の盛土の内側はセラーです、見学不可ですが)
もしかしたら将来ホテルも建設するかも、とのことです。


モンティーユはブルゴーニュのヴォルネイにあるドメーヌで、現在10代目になる長い歴史を持つ蔵です
昨年、新しく作られたカリフォルニア、サンタリタヒルズの兄弟ドメーヌのラシーヌのセミナーに行ったことを書きました ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/518791561.html

カリフォルニアに進出しようと現地の視察をしたのが2015年、北海道へはその翌年にドメーヌ立ち上げの構想ができていました
すぐにワイン作りには取り掛かれませんが、スピード感がありますね


ワイナリーの場所はここです ↓

モンティーユ函館.png

車じゃないと行けません
市内からタクシーに乗ったら、運転手さんに「モンティーユ函館」が通じず…

新しいためか住所も細かく出ないので、近くの病院を頼りに我々が携帯で地図を見ながら行ってもらいました
片道5000円前後、市内から25分くらい。

これからもっと訪問する人が増えると思います



モンティーユ函館では函館山に向かいあう南向きの斜面を40haも取得して着々と植樹が進んでいました
まだ途上です。

予約時間よりもかなり早く着いてしまったのですが、スタッフの方が、外まで連れて行ってくれて畑の説明など詳しくお話ししてくれました(通常はありません)
風が強い日で(特にその日は特別強風だったそうです)、日は照っているものの、体感温度が低くて少し寒かったです。

いいお話が沢山聞けてありがたいです

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畝は南北方向
プラスチックのカバーはウサギ除けでもあり、積雪の際の保温の為でもあり、積雪に合わせた高さになっています

大昔、北北西にある駒ヶ岳の噴火で石灰岩が広がっている日本では珍しい土壌です。
野菜の栽培には向かない土地で、以前は牧草地になっていたそうです
水はけは良い方でシリカを多く含む、と。

それでも、畑は19年に暗渠の工事を行っていました、多額の費用が掛かりますが市の助成があるそうです。
そこを19年に初植樹
23年が初収穫なので4年目のブドウ樹です。

これからもっと拡大していきます
最終的には丘の上までブドウ畑にして、2050年完成形を予定しているそうです


ドメーヌは18年くらいから稼働していましたが、23年からようやく自社畑のブドウでの醸造が始まっています(昨年リリース)。
が、まだ収量が少ないのと畑も全てが植樹されていませんので、量はとても少なく、入手困難なワインになっています
ワイナリーでも販売はゼロでした。

しかし、今回はレストランで食事もするプランだったので、在庫ワインは色々と飲むことができて嬉しいです

2023年、待望の自社ぶどうでしたが、ピノノワールは特に鳥の被害が大きくて収量が見込みの半分ほどになってしまったそうで、買いぶどうも混ぜての生産となりました。
今後、植樹が進み、樹齢が上がって収量が安定すると多少は手に入りやすくなるのではないか、とのことで期待したいです

シェに戻って沿革などを詳しく聞きました

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写真が沢山飾ってあります。

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広々した開放的な空間です。

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テラスからの函館の景色が素晴らしく、眺めは最高です

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ただね… 西日がすごくて、何もかも焼けそうでした
オーナーのエティエンヌさんは、カーテンやブラインドには反対だそうで…
「せっかくの景色を遮りたくない」そうです

まぁね、お気持ちは分かりますが、これからの季節、何かはないと厳しいのでは
テーブルのワインに日が当たるので、何だかハラハラしちゃったりして…
スタッフの皆様の苦労が分かります



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夕日がきれいでした

更には函館の夜景まで ↓

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ガラスに反射しててすみません

函館山からの「100万ドルの夜景」はとても有名ですよね
(わたくし、見ておりませんが)
それも良いのですが、地元の方はこの山手からの夜景を「裏夜景」と呼んでいるらしい。
観光客は行かないので、地元の方おすすめらしいです

翌日タクシーの運転手さんに「裏夜景を見た」と言ったら、ちょっと驚かれました

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私の試飲はツヴァイゲルト

モンティーユ函館1.png
歴代ピノノワールのラベル

ラベルはニセコの雪景色の写真を元にデザインされています、自社ぶどうになったのを機に函館に変えようとしたものの、あまりにも評判がいいのでそのままになってるそうです


シャルドネもピノノワールも樹齢が若いであろう、軽やかな味です。
どちらもまだ深みがあるとは言えませんが、繊細ですが、弱いわけではない=日本ワインらしさ、が感じられます

ピノノワールの酸味が昔のブルゴーニュを思わせます。
まだこれからですが、毎年飲んでいきたいと思います


お料理も美味しかったです、写真ないですが
ホテルがあったら帰らなくていいから楽ですよね〜

北海道ではワイナリーが沢山出来ていて、その全てが発展していけるのかと思うほどの盛況ぶりです。
余市が特に有名ですが、函館や北斗市でも多くのワイナリーが作られています。

北海道ワインの将来に期待しつつ、黎明期を過ぎた過渡期の今を見ておきたいと思っていましたので、非常に楽しく、有意義な訪問でした

今はまだ、そこまで予約が困難ではないようですので、
ぜひ皆様にも訪問、おすすめいたします






posted by cave MITSUKURA at 13:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年04月16日

カバー付きのロゼ・シャンパーニュ


今日は27度?? 暑いくらいの気温ですね、6月並みだそうです

愛知県三河のダムの貯水率が上がって、田植えも延期しなくて済むそうですね
もうこれからは暑さが懸念材料になってきます…



今日は簡単に有名シャンパーニュを紹介します

ローラン・ペリエLARBP_1.jpg

ローラン・ペリエ ロゼ ローブ・ペタルNV

特別なパッケージになっていて、メタルのカバー(ローブ)でおおわれています
パカっと外れます。


ローラン・ペリエはマルヌ川沿いの右岸(北側)、特級トゥール・シュル・マルヌのメゾンです
有名ですし、これを知らなきゃシャンパーニュ通には絶対になれません。

ローラン・ペリエ.png
エペルネやアイは分かりますか

HPが開かず、写真が載せられません
残念…


トゥール・シュル・マルヌはヴァレ・ド・ラ・マルヌに属する村ですが、100%クリュ(すなわちグランクリュ)で、作付けは70%強がピノノワールで残りがシャルドネです。
(ムニエの栽培は統計上なし)

ローラン・ペリエは1812年創業です。
初代親子は樽職人で後にワイン商となってシャンパーニュメゾンを設立しました。
蔵は醸造家に引き継がれ、婚姻によってローラン・ペリエとなりました

このメゾンも夫を早く失くした夫人が経営に活躍しています
1914年には海外での販売が60本を超えています。
英国が主な輸出先で順調な成長が続くと思われますが、ランソン家の出身のノナンクール夫妻がメゾンを受け継いだ後、第二次大戦でセラーは荒らされ在庫は激減
それでもメゾンは立派に復活しています。

今では傘下に、カステランヌ、ジャンメール、ウディノ、ドラモット&サロンを置く大企業です
現在セラーには1600万本が眠っています

すごっ

メゾンの復活に尽力した故ベルナール・ノナンクール氏は、元フランス大統領のシャルル・ド・ゴールとも旧知の仲で、蔵の特別なキュヴェを作った時に、ドゴールにどんな名前がいいか意見を求めたところ、ドゴールは即答で「グラン・シエクル」と答えたそうで、それがローラン・ペリエのトップキュヴェとなっています

ローラン・ペリエの特徴として、珍しい事に、トップキュヴェはNVなのです
大抵のメゾンはヴィンテージシャンパーニュをトップキュヴェにしていますが、ローラン・ペリエではノンヴィンテージを貫いています。

更に、この独特の形状のボトルは、ベルナール氏の「偉大なるキュベは、独特なボトルでサーブされるべき」という考えによるものです。
アンリ4世時代のボトルを参考に作らています

ピノノワール100%
セニエで作られる数少ないロゼです

アッサンブラージュに比べて面倒で作業が難しいセニエ(マセラシオン)は、多くのメゾンでは行われていません。
色づきのタイミングを見極めるのが難しく、これを大量の果汁で行うのはとても厄介な工程になります。
しかし、ローラン・ペリエでは完熟したピノノワールを更に厳選して、甘酸っぱいラスベリーのようなロゼ・シャンパーニュにするべく、最適の方法を選択したと胸を張っています


実際に、このロゼはかなり美味しいです

ローブのパッケージじゃなくても中身は同じです
ですが、
何故か、この特別パッケージの方が何もないロゼよりもお値打ちに買えます。
値上げのタイミングのせいでしょうか??

それならこちらを買った方がいいですよね

店頭で税込み2万円以下で買えますよ〜

残念ながら箱がありませんが、プレゼントにも、特別な1本にふさわしいシャンパーニュです





posted by cave MITSUKURA at 13:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年04月12日

樽の香りを楽しめます


お知らせです。
5月1日からネットショップの送料無料の金額を引き上げることにいたしました。
これまでは1万円以上で送料無料でしたが、5月1日以降は2万円以上とさせていただきます。

(沖縄、北海道、離島は別途送料規定があります、詳しくはお問い合わせください)
送料も上がっております、どうかご了承ください。



もう4月も半ばですか
取引先からGWの営業の案内が届いています、もうそんな時期ですね〜

カーヴミツクラはGW中も休みなく、毎日11時〜19時で営業しています




今日も新しいワインを紹介します。
今日はニューワールド。

ULCCA24_1.jpg

クレイ・クリーク・ヴィンヤーズ カベルネソーヴィニヨン2024

アメリカ、カリフォルニア、セントラルバレーの赤ワインです
AVAロダイ

他に、シャルドネ、ピノノワールも同価格でありますが、今は店頭にあるのはこのカベルネだけです。
順次、入荷させる予定です。

ロダイは古木のジンファンデルが残ることでも有名です
禁酒法時代に例外的に(宗教的な理由などで)ワイン生産が合法だったり、歴史的にも重要な産地です
ロバート・モンダヴィの家族が昔、住んでいたこともあります。


AVAでは公式には現在、セントラルバレーではなく、インランドバレーと呼ばれているようです。
いつの間に?
文字通り、内陸です。

ですが、今日はセントラルバレーと書きますね



てんちょ、実はアメリカのAVA(産地呼称)はあまり詳しくなくて…
表面的なことはもちろん知ってますが、詳細になると???
(オージーはもっと???ですが

取り扱いが少ないせいもありますけど、細かい産地がはっきり地図で思い浮かばない場所が多いかも

今日のセントラルバレーとは、内陸の産地です ↓

カリフォルニアワイン産地 キリンindex-img-01.png
またもやキリンビールさんから拝借、分かりやすい地図です


良く知られている、ナパソノマノースコーストです。
サンフランシスコの北にある地域です

サンフランシスコの南の海岸沿いには、最近注目の、サンタリタヒルズやサンタマリアバレーを含むサンタバーバラがあり、ここはサウスコーストと呼ばれています。

どの地域もですが、AVAが包含関係になっていますので、ややこしいですね
特にサウスコーストは「サンタなんちゃら」が多くて、間違えやすい

サウスコーストって名前ですが、南部のサンタバーバラの丘は海風が冷たくて非常に冷涼なんですよ
チリがフンボルト寒流の影響で、夏でも比較的涼しいのと同じです。

南国ってイメージなんですけどね〜、意外でしょ



話が逸れましたが、今日のワインはノースコーストでもなく、サウスコーストでもなく、セントラルバレーです
サンフランシスコから東へ入った地域です。

セントラルバレーには、北のサクラメント(大きな街です)、中部のサンホアキン(今日のロダイはここにあります)が有名です

この地域は農業が盛んで、ブドウ栽培だけでなく、様々な果樹やナッツ、綿花の栽培が広大な農地で行われています。
大量消費用のワイン(所謂ジャグワイン)の原料ブドウの供給地でもあります。

やはり代表産地は中部のロダイです
AVAの中でも最も広大な銘仙気を有する地区で、ブドウ畑は4万ha以上にもなります

ここがロダイです ↓

ロダイ.png

認定は1986年と早めです。
2006年にサブリージョンが7つ、制定されています(これがややこしや〜の元凶)

アルタ・メサ
ボーデン・ランチ
クレメンツ・ヒルズ
コサムニーズ・リバー
ジャハント
マカロミー・リバー
スラウハウス


…すんません
てんちょ現物のワインとして、1度もこの表記を見たことありません
昔のVDQSみたいに有名無実になりませんように


この地域はサンフランシスコ湾からの冷たい海風が入り込むので、他地域に比べて暑さが抑えられ高品質のブドウが取れます
長らくお値打ちワインを支えてきた産地ですが、近年では樹齢の高い畑を狙って小規模ワイナリーが沢山出来ています。

今日のクレイ・クリーク・ヴィンヤーズもそんなブランドの一つです

作っているのは大手のデリカート・ファミリー・ヴィンヤーズです。
ここは沢山のブランドを有する大企業で、シチリア出身の一族が1924年からカリフォルニアで始めたワイナリーが元になっています。
現在は3代目で、これまでにUSワイン生産者・オブ・ザ・イヤーに11度アメリカン・ワイナリー・オブ・ザ・イヤーにも3度選ばれた優良生産者です

禁酒法の時代に創業してるんですね、潜り酒屋では大きな需要があったでしょう

デリカートのワインは他にも他社輸入で店頭にありますが、高品質で低価格、コスパに優れたいいワインです
今日のクレイ・クリーク・ヴィンヤーズも、デイリーワインにおすすめです

ラベルにはカベルネソーヴィニヨンの記載ですが、セパージュは、カベルネソーヴィニヨン76%、マルベック12%、プティシラー12%です。
(アメリカの法では75%以上の主要品種の明記が可能です)
珍しいブレンドかも。

収穫は夜間の涼しい時間に行われ、発酵後は一部、フレンチ&アメリカンオークで3カ月以上熟成
ブラックチェリーの甘い香りがする、いかにもアメリカのワインです
ですが、濃くない、ちょうどいいミディアムボディです。

価格は税込みで2000円以下と、非常にお手頃
しかも味もいい

最近は樽の風味が付いたワインが減ってきたように思いますが、ちゃんと樽香がします
まろやかで果実味豊か、嫌いな人が少ないスタイルです。

これなら、食卓でも、ワインだけでも楽しめて、負担になりません



posted by cave MITSUKURA at 13:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年04月09日

青タイルのラベル


今日は寒い、夜には雨が降るようです

地下鉄の栄駅の西改札そばには、コンラッドへの地下通路が出来上がっていました
まだ開通していませんが、もうすぐです。




今日も新入荷ワインです
見た目も素敵な有名シャトーのセカンドワインです。

ララギューンLL_homepage_MOULIN_vinexpo_bouteille-copy-1.jpg
HPより

ムーラン・ド・ラ・ラギューン2017

フランス、ボルドー、メドックの赤ワインです
3級格付け、Ch.ラ・ラギューンのセカンドワインです。

ラ・ラギューンは、メドックの格付けでも、単独のアペラシオン(ポイヤックやマルゴーなど)ではない地区のシャトーです。

同様のシャトーは他にも、
トゥール・カルネ(4級、サン・ローラン)
カマンサック(5級 サン・ローラン)
ベルグラーヴ(5級 サン・ローラン)
カントメルル(5級 マコー)

があります

全部知ってますか?

ララギューンはリュドンにあります ↓

ララギューン.png

ボルドー市に近いです、隣はカントメルルがあるマコーで、少し上流に行けばアルサックなどマルゴーです。
ラギューンという名前はフランス語で「干潟」という意味で、ジロンド河沿いの堆積地にあります。

ララギューン2.jpg
生産者SNSより、以下同様

1587年に遡る長い歴史を持っているラ・ラギューンですが、醸造所は18世紀の初めにできたそうです。
長らく同じ一族が所有していましたが、第二次大戦後は非常に荒廃していたようで、ブドウ畑も少ししか残っておらず、経済的にも厳しかった所有者はシャトーを売却、さらに買収を経て現在はフレイ一族が所有しています。

戦後の1950年代後半はどこのシャトーも働き手がおらず、世界経済も疲弊していましたので、ワインは極僅かのお金持ちだけの趣味・し好品にとどまっていました
ワインが今のようなお金になるとは誰も思っていなかったはずです

変われば変わるもんですねぇ
今では、こんな地球の反対側でも親しまれるわけですから。


そのフレイ家は多額の設備投資を行い、ラ・ラギューンを復活させます
今では、畑は82haにまで増え、年産15万本を作れるまでになっています

ララギューン1.jpg
流石のセラー

ララギューン3.jpg
畑はビオ、羊もいます

今日のセカンドワインは、メルローが50%、カベルネソーヴィニヨン40%、カベルネフラン10%です。

ファーストよりもメルローが多いので早くから飲み頃が訪れるそうです
平均樹齢は20年。

先日お亡くなりになったミッシェル・ローランさんのスタイルのワインが人気になった時には、猫も杓子もメルロー多めにしてましたが、確かにメルローが多い方がまろやかで甘さが分かりやすく、早くから飲める、というのはその通りですね
(最近はメドックのシャトーはカベルネ回帰もあり)

2017年は春に遅霜がありましたが、ラ・ラギューンでは被害を免れたようでその後の成長も順調だったようです
収穫開始は9月12日なので、当時としては標準です。

9年を経ていますが、まだ若々しいワインです

いい香りですが、もう少し待ってもいいかもしれません。
楽しみたい方はゆっくり飲んでください。
数本あれば2本目がいいかも

まるでアズレージョのような素敵なラベル、見た目もいいですね
個人的に好きです

セカンドワインは2000円台で買うことができますのでとてもお値打ちです。
格付けワインを買うのは少し高いな、という時に、これなら満足もあって、おすすめですよ

店頭にも輸入元にも沢山あるので、お試しください〜









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2026年04月08日

へんし〜ん、お手頃ワイン


名古屋のバンテリンドーム(ナゴヤドーム)周辺は今日まで、嵐のラストツアーで大混雑なんでしょうね
地下鉄も乗り換えを久屋大通駅で、との呼びかけをしてます。

ミツクラのお店の近くの御園座も旧ジャニーズが出演してると通れないほどの人だかりで…
そういう時は近づかないようにしています



いたって平穏なミツクラですが、今日も新入荷のワインを紹介します
素敵なラベルのビオワインです。

ケランヌ4.jpeg

カーヴ・ド・ケランヌ カミーユ・ケラン コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ2021 メタモルフォーズ

フランス、ローヌ南部の赤ワインです

ケランヌの名前を知ってる方はどのくらいいるでしょうか?
有資格者は知ってるでしょうか?

ケランヌは、アヴィニョンから北へ40キロちょっとの場所にある村の名前です。
ちょうどコート・デュ・ローヌを名乗るアペラシオンの中心になります。

ACコート・デュ・ローヌにはヴィラージュという上位の呼称があり、広く4県95の村に認められた産地が該当します。
その内で、さらに村の名前を付けてラベルに表記できる村が22あります。

ケランヌはこの名称併記が認められた上位のコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュの一つでしたが、2016年にコート・デュ・ローヌから独立して単独のアペラシオンを名乗れるようになりました
昇格したわけです

基本的なセパージュはコート・デュ・ローヌと同じです。


今日のカーヴ・ド・ケランヌもここに醸造所を構える協同組合なのです

ケランヌNotre-Caveau-Cave-de-Cairanne-1-768x585.jpg
HPより、以下同様

ここです ↓

ケランヌ.png
ラストーのすぐ西です。

カーヴ・ド・ケランヌは1929年設立で、現在65の栽培家が名を連ねています。
畑は全部で550ha、大きな組合で、中心となる12の農家が全体の80%のワインを生産しています
(寡占的なのですね、ちょっと意外)

2024年にフランスワイン雑誌のレヴュー・ド・ヴァン・ド・フランスで最優秀組合に選ばれています

ケランヌはローヌ河の左岸にありますが、すぐ南でエギュ川(Aygues)とオヴェーズ川(Ouvèze)が合流しており、北のミライユ山からの堆積土壌が複雑に混ざっている特異な土壌です。

ケランヌ1.png
エギュ川の堆積土 
シャトー・ヌフ・デュ・パプの様に、ガレと呼ばれる小石が畑の表面を覆っています

ケランヌ2.png
ウヴェーズ川の粘土質
表土は保水性が高そうです

ケランヌ3.png
山に連なる丘陵地

*ソムリエ協会の教本によると、ケランヌには3種類の土壌があるそうです ↓
 粘土石灰質
 赤い粘土質
 沖積土(ちゅうせきど)
 これが上記の3つになるという事でいいんだろうか

組合ではコート・デュ・ローヌを中心に、バリエーション豊かな沢山のワインを生産しています ↓

ケランヌ5.png


今日のメタモルフォーズは、3つ目の山側にある畑のブドウが主体です。
グルナッシュ50%、シラー30%、ムールヴェードル20%
(輸入元ではカリニャン20%になっていますが、生産者情報に倣います)

「カミーユ・ケラン」はメインのブランド名で、レストランや専門店など、ワイン需要の高いところへ卸しています

コンクリート発酵槽で醗酵、6カ月熟成で出荷されるので、比較的早飲みのスタイルです
SO2の添加はボトリングの時だけに、最小限を使用していますが、醸造には使用していません。

ラベルの蝶がBIOの象徴です
メタモルフォーズ(変身、変態)もこの蝶に由来しているのでしょうが、そこの説明はありません

ミディアムボディで、ふくよかです。
果実味がちょうど良く、まさに食事のお供に最適です
ワインだけでも飲めますよ〜

お手頃価格、2000円とちょっと
これくらいだと気軽にお試しできそうです

普段飲みにおすすめです












posted by cave MITSUKURA at 15:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年04月04日

常備したい泡


今日も雨の名古屋ですが、思ったほど降っていません
予報では午前中から一日雨模様になってましたが、今は傘なしでOK(14時)



今日も新入荷のワインを紹介します

お手頃で美味しいスパークリングワインです

IMG_5392.jpeg

ル・グラン・クルタージュ
ブラン・ド・ブラン ブリュットNV
ブリュット・ロゼNV


フランスのスパークリングワインです

アメリカ人女性のターニャ・フォークナーさんが2011年に始めたブランドです。
まだ新しい

こんな方 ↓

クルタージュ1.png
HPより、以下同様

彼女はアメリカの田舎育ちで農家に囲まれた環境で育ち、サンフランシスコで仕事をしていました。
世界を見てみたいという意欲的な女性で、その後ブルゴーニュのニュイサンジョルジュに移住、このブランドをスタートさせました

クルタージュvineyards.jpg

ですが、ブドウの調達はボジョレー、ロワール、フランス他地域に渡っていますので、AOCは名乗っていません。
ヴァン・ムスーで、テーブルワインです


食べること、ワイン、旅を愛する彼女は、フランス人の「Joie de Vivre(生きる喜び)」をキーワードに、日常の中で気軽に楽しめるスパークリングワインを造っています。

クルタージュTasting-Panel.jpg

製法はどちらもシャルマー方式

白は、シャルドネ、シュナンブラン、コロンバール、ユニブランの4種をブレンド。
タンク醗酵の後に、毎日澱をかき混ぜて3か月熟成させています。
キリっと切れのある辛口で、酸が綺麗です。7

ロゼは、シャルドネ、ユニブラン、ガメイ
製法は白と同じです。
白よりも優しい辛口ですが、いい香りで欠点なし。

白もロゼもお手頃価格、税込み2000円以下で買えます

素敵なデザインのラベルで、高級そうに見えませんか?
でもお気軽に飲めますよ〜

これから気温が上がってくると、冷えた泡が一層美味しくなりますね
是非、食事のお供に飲んでみて下さい〜












posted by cave MITSUKURA at 14:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年04月02日

農家の味方、食卓のワイン


もう4月、新年度がスタートしました

名古屋は雨が上がりましたが、今朝は風が強くて
花粉もまだまだたくさん飛んでいるようです



それでは早速、新入荷のワインを紹介します
個人的にとても気に入ってます

IMG_5384.jpeg

ラバヤ・ディ・ブルーノ・ロッカ ドルチェット・ダルバ2024

イタリア、ピエモンテ州の赤ワインです

ブルーノ・ロッカバルバレスコの生産者です、羽のラベルでお馴染みですね

ブルーノ・ロッカ2.png
バルバレスコ、ネイヴィエの地名が見えますね

有名なので知ってる方も多いと思います


ブルーノ・ロッカの起源は、この地で少なくとも1834年に遡ることができます。
公証人役場の記録にロッカ家の名前が記載されているからです

ブドウ栽培の先祖であるフランチェスコ・ロッカ氏がバルバレスコ村に住んで、農場を営んでいた、という記録があります。
この時代にはブドウ専業ではなく、他の農業の傍らでブドウ栽培をして、とれたブドウは全て業者に売っていたようです

ヨーロッパでは元々、栽培と醸造は別の仕事、と考えられており、ブドウを育てる人とワインを作る人は完全に分業化されていました

1958年に一族は今のドメーヌがあるラバヤに引っ越しますが、元の中心部から南部の外れに移住したのは、このラバヤという場所が特に優れたブドウを生む土地であると知っていたからです
ラバヤのブドウは他地区とはブレンドされず、「ラバヤのバルバレスコ」として瓶詰め、販売されていたことからも評価の高さが覗えます。

ドメーヌはそのラバヤの丘の上にあります ↓

ブルーノ・ロッカ1.pngHPより、以下同様

収穫の時期にはが出ます、これがネッビオーロ(ネッビオ=霧)の語源になっています


1978年についに一家は自家醸造を始めました

すぐにお金に代わるブドウ販売をやめて、数年かけてワインを作ることは経済的なリスクを負うものでしたが(現当主ブルーノさんのお父さんは反対したそうです)、81年に初のワインをリリース、これ以降はブドウ栽培を専業にすることになります

ブルーノ氏はブルゴーニュに通って、当時は誰も使っていなかったバリック(小樽)や、ロータリーファーメンテーターなどを導入します。
ちょうどバローロ・ボーイズの人たちバローロを再生させようと奮闘していた時期です
バルバレスコでも同様に、新しい技術を導入して世界で人気になれるワイン作りを目指す人がいた訳です。


ブルーノさんはテクニックだけを真似したのではなく、テロワールという概念を学び、ピエモンテにしかない個性を表現しようとしています
導入した手法には現在はもう使っていないものもあります。
取捨選択をして、最上のワインを目指す、実直な方です

畑では認証は取っていないものの、化学物質は一切使わず、ボルドー液のようなビオに認められている薬品も使用していません。
セラーでも空気、光に最新の注意を払って完璧な保管をしています。

完璧なセラー ↓

ブルーノ・ロッカ.png

面倒なことですので、簡単には真似できない事です

もちろん、ワインはどれも素晴らしく美味しい



で、本当ならネッビオーロを紹介するべきですが、今日はドルチェットです

ドルチェットやバルベーラというブドウは、農家が自家用ワインを作るために育てていた品種で、土地の人にはお馴染みのブドウです。
ネッビオーロは売ってしまいますが、ドルチェットやバルベーラで食卓を満たした訳です

ラベルに書いてあるトリフォレはバルバレスコ村にあるリューディの名前です

30%を全房醗酵しています、ステンレスタンクで発酵、熟成。
24年と若いヴィンテージですが、とてもジューシーで瑞々しく、果実味豊かで魅力的なワインです

初めて飲んで、すごく気に入りました
欠点のない丸い果実は誰でも好きそう。

バルバレスコだと1万円以下では絶対買えませんが、このドルチェットなら3000円台で買えます

是非飲んでみてほしいです〜


店頭にはシャルドネとロゼもあります ↓

IMG_5385.jpeg








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2026年03月31日

棚卸終了


もう少しまとまった雨になるかと思いましたが、風が強い割には雨量は大したことないでしょうか
宇連ダムの水不足解消には足りない??


昨日の棚卸は無事に終了しました
ものすごーく、面倒な作業でした
少し腰が痛いかも


明後日4月2日からは新しいワインが色々入りますので、順に紹介します
posted by cave MITSUKURA at 14:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月29日

明日3月30日はお休みです


明日は棚卸で臨時休業します

ご来店は31日火曜以降でお願いします
posted by cave MITSUKURA at 14:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月27日

2015年ホリゾンタル


今年も早々にシャブリが危機に瀕しています

今年も二日連続で嵐&雹が降った
そして夜には気温がマイナス5度近くまで下がって、ストーブ再登場

ブドウの芽は守られたんだろうか…

もはや村名であってもシャブリは高級ワインです
辛口のシャルドネと言えばシャブリ、ですが、気軽に飲める値段ではなくなってきました



てんちょ、先日ブルゴーニュ水平ワイン会を開催しました
11年目ですので、そろそろどうかな、と。

IMG_5371.jpeg

ルイ・ジャド ボーヌ1er2015 6本セット

ボランジェはおまけ。

ルイ・ジャドのアンバサダーに販売があったセット
垂直セットもありましたが、既に売り切れ、これが最後のセットでした。
(今後も販売あるでしょうか?)

内容は、すべて赤の1級で、
Aux Cras
Les Bressandes
Les Chouacheux
Les Teurons
Les Vignes Franches
Pertuisots

の6本

ウルスルやグレーヴは入っていませんでした
ボーヌは広いブドウ畑を有していますが、ほとんどが1級で42もあります。

木箱の蓋には畑の地図が書かれています ↓

IMG_5315.jpeg

各区画はここ ↓

ボーヌ1er.png

小さくて見えない…
興味ある方はお調べしてみて下さい



ブルゴーニュ2015年は豊作で当たり年と言われていますが、萌芽からずーっと順調だった訳ではないんです。

IMG_5379.jpeg

↑ 2017年春に参加した2015バレルテイスティングのメモを見ると…

3月4月は気温が急に上昇して、ブドウは一気に成長しました
7月も高温・好天が続いて成長が早く進みすぎる懸念が出てきたところ、8月に入って気温が低下、平均を下回りるほどで、これによって成長が抑制され、ブドウ樹が土中のミネラルを吸い上げる余裕ができた、とのことです。

暑さのせいでブドウの粒が小さく、果汁が少なく凝縮しているのも特徴です。

赤ワインは特に熟した果実味の後ろにタンニンのストラクチャーがある、固めの構造になっています
古典的な酸味は隠れています。

ジャドでは区画ごとに、自然酵母による発酵で、赤も白もレジョナルからグランクリュまで全て同じ醸造をしています。
特別扱いはなし
そのため、特にヴィンテージの特長が分かりやすいと思います


IMG_5372.jpeg

2015年はやはり強かったです
11年目の熟成ですが、赤く中心が黒いほどの濃い色が付いた外観で、香りも若々しくて、ブケはまだ出てきません…

アルコール313.5%で、やや高め。
しっかりした構造なので、あまり飲み進められません

1時間以上経ってようやく変化してきたかな、という感じ。
2時間立つとつやつやした丸いワインになりました
香りはほとんど変化せず、ずーっと出来立ての若いワインみたいでした。

講師の輸出部長、オリヴィエ・マスモンデさん曰く「1947年に似て成功したヴィンテージ」だそうですが、47年は飲む機会が流石にない



飲むのが早かったですね…
ちょっと最初は苦戦したかなぁ、うーん、侮れない15年。

しかしレベルの高いワインばかりでした
09年よりも良い年と言われる2015年、やはり長命です
美味しくて、品質がとても良かったので悔いはない

れからも修行を続けよう〜









posted by cave MITSUKURA at 13:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月22日

お手頃で嬉しいピノノワール発見


春分の日も過ぎて、世間は3連休最終日ですね
もうお彼岸過ぎたのね

4月からまた値上がりするワインが結構ありまして
円安対策、少しはしてほしい
国内には当然ながら輸出産業以外もあるのだよ

この前の東京も、外国人がめちゃくちゃいまして。
大陸の人が減ったのに、それでも日本人の方が少ない
ホテルは我々以外みーんな外国の方。
観光で潤うのはいい事ですけど




さて、久しぶりにワインの紹介をします
低価格なのにびっくり、美味しいのです。

ウンドラーガ3.png

ウンドラーガ アリウェン リザーヴ ピノノワール2024

コスパ最高
品質も良し

チリの赤ワインです。
DOカサブランカバレー
↑ どこか分かりますか?

ウンドラーガは1885年創業、チリ最古のワイナリーの一つです。
大会社で沢山のワインを生産しており、数多くの受賞歴があります

前にも紹介していますが、覚えている方いますか? ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/516699414.html

ワイナリーは首都サンチアゴのあるマイポバレーにあります ↓

ウンドラーガ1.png
首都中心部から車で30分

ウンドラーガ2.png
グーグルマップより

南北に長いチリは多様な気候、多様な自然環境、多様な土壌があります。
この多岐に渡るテロワールを表現すべく、ウンドラーガは5つの地区に合計1200ha以上の自社畑を所有しています
さすが

ワイナリーの設備も大きい

ウンドラーガ4.png
HPより、以下同様

ウンドラーガ5.png



今日のピノノワールはカサブランカバレー産です
カサブランカバレーは、マイポのあるセントラルバレーのすぐ北のリージョンDOアコンカグアのサブリージョンです。

メドックの中にポイヤックがあるように、
セントラルバレーの中に、マイポバレー、ラペルバレーなどがあり、
アコンカグアの中にカサブランカバレーやアコンカグアバレーがあります。
包含関係入れ子になってます

名前だけで覚えるとややこしくて間違えやすいので、やはり地図を見るのが手っ取り早くて覚えやすいです。

region_chile_01.png
KIRINビールさんから拝借 ↓

https://www.kirin.co.jp/alcohol/wine/wine_academy/knowledge/region/chile.html
とてもいい解説です

ワイン名のアリウェンとは先住民の言葉で「聖なる木」を意味します
砂漠では木陰を作り、平原では風を遮る木、生命と多様性のシンボルです。


今日のピノノワールはステンレスタンク発酵の後、古樽で6カ月熟成しています。
樽の風味はほとんど感じられません。

ですが、非常にピュアで綺麗なピノノワールです

適度な酸味があって食事のお供にもぴったりです、甘すぎない所がニューワールドらしくないかもしれませんが、洗練されています
甘いだけのワインはすぐ飽きるので、てんちょは個人的にこういう酸味があるワインを評価します。
全く酸っぱくはありませんのでご安心ください
古典的な良さがあります。

なんと、このピノノワール、税込1500円以下で買えます

スクリューキャップのお手軽ワインですがデイリーには文句なし
濃くて強い赤ワインが苦手な方には最適

これは買って損はなし

是非お試しください〜
















posted by cave MITSUKURA at 13:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月19日

デジタル依存


昨日のクレジット決済端末の通信障害は3時間ほどで復旧しました

長引かなくてよかったですが、お一人の客様を帰してしまった
せっかくご来店してもらったのに申し訳ありませんでした…
現金でいいよ、と言ってくれた方には感謝ですが、自分も現金ほとんど持っていませんので、そういうことがあると大変困ります


 
昨日は業界関係の試飲会に行ってきました。
いいワインが色々ありましたので、また来月入荷したら紹介します
今月は決算なので入荷は本当に控えています

また明日








posted by cave MITSUKURA at 15:12| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月18日

年上のウニコ


早くもが降り出しました
寒くはないので、この雨で花粉が多少は落ち着くといいのですが。



昨日は東京でディナー会に参加してきました

今月は生産者の来日が多くて、あちこちで試飲会・ディナー会があると思います
昨日は10名ちょっとのとても贅沢な会でした

IMG_5344.jpeg
夜景がすごく綺麗でした

来日は、スペインの名門トップ生産者のベガ・シシリアから、オーナーのパブロ・アルバレス氏と新しくマーケティングディレクターに就任したジェシカ・ジュレミーさんのお二人。
パブロさんは昨年も来日していますが、てんちょはお会いするのはこれが初めてでした

ジェシカさんはスイス生まれで、クリュッグやLVMHなどワイン業界で沢山のキャリアを積んで、2025年8月からベガ・シシリアで働き始めています
素敵な女性でした。

参加者は業界の大物ばっかりで、てんちょみたいな小さなお店の店主はおそらく他になし
皆さん、有名なお店(飲食店もショップも)の方でしょうが、全然どなたか知りません

ジェシカさんに「うちのお店は小さなショップで」と話したのですが、
small is beautiful
と言ってくれました。
何と気の利いた返しでしょう、こういう事がさっと言えるなんて優しいですね〜
嬉しかったです。

昨日はもう二度とないであろう、貴重な古酒を含めて沢山のヴィンテージを味わうことができました
オレムスもありました、またもやエッセンシアが飲めるとは。

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1965などの現行以外はスペインから送って来た物だそうですが、どれも非常にいいコンディションで、65は61年目の還暦越えだというのにまだ非常に若々しくて枯れたところは皆無、外観もオレンジでなく赤い(ちょっと会場は暗かったですが)、ボトルにも澱が全くなくて、これはにはびっくり。
澱が出ているのがピークを知る指標でもあるので、あのボトルはまだ登り坂の途中なのです

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2020年のバルブエナも、全く固さがなくて広がりのあるスケールの大きなワインでした
2008年の方は、現在ではもう栽培していないマルベックが少し(メルロと合わせて7%)ブレンドされています。

まろやかで甘い最近の流行と違って、スペインらしいドライさやスパイシーな香りがあって嬉しい。

ベガ・シシリアではリオハのマカンや、トロのピンティアなど他の地域にもワイナリーがありますが、リベラ・デル・デュエロでは3つのワインしか作っていません
バルブエナ
ウニコ・ヴィンテージ
ウニコ・レゼルバ・エスペシアル

です。
(アリオンはご近所の別ワイナリーです)

二つのウニコの片方、レゼルバ・エスペシアルは3ヴィンテージのブレンドです。
こちらの方が単一ヴィンテージよりも高額なのですが、早く飲み頃が訪れるという、なんとも不思議な逆転?現象があるそうで。
やはりブレンドされてバランスが良いので、分子の結合も配分が良くて早いのでしょうか??

てんちょは単一ヴィンテージの方が好きです
もちろん全部好きですよ

ベガ・シシリアの赤ワインはデキャンタージュはしない方がいいそうです
パブロさんはデキャンター反対でした。
事前抜栓はした方がいいですが、デキャンタージュすると一気に空気が押し寄せて壊れてしまうみたいですね。

ウニコは堅牢なイメージですが、やはりバランスの良さを重視していますので、その開き具合や変化を楽しむべきでしょう
ワーッと注いで、ぐるぐる回しても、大丈夫そうに思えますが(フルボディですし)、やはり見逃してはならない繊細さも併せ持っていますので、そこはご注意ください

準備は必要ですが急いではいけません、ってことでしょうか
うーん、経験が必要ですね。

評論家の点数を気にすることなく、顧客をいつも気にかけているパブロさん
ワインを大事にする姿勢も共感できて尊敬します

このような会に参加できたのも、いつもワインを購入してくれるお客様のおかげです。
完全役得
ありがとうございます。



…って、15時。
クレジット決済端末が通信エラーで使えない
うちだけじゃなくて、この端末全部が日本中でダメらしい
サポートセンターは当然つながらない

原因不明
復旧時期不明

こらー

って、何とかしてー










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2026年03月17日

アルザスワインを再勉強


日差しが温かい割には空気が冷たくて寒い
こういう冷たい空気もあと少しです。

シャブリでは早くもストーブが登場しました
気温が氷点下になったようで。

IMG_5338.JPG
meteo89さん SNSより

って、もう萌芽してたんですね
毎年早い
20年前なら、4月に萌芽、6月下旬に開花、9月中旬から収穫、が普通だったんですが、今では1か月は前倒しになってます。

今年は無事に豊作でお願いします〜



昨日は大阪まで行って業界の試飲会に参加してきました
フランス、アルザスからマルク・クライデンヴァイスの13代目当主のアントワーヌさんが来日して、試飲会&ミニセミナーを開催してくれました

名古屋はなし
昨日は来日初日だそうで、その前は韓国にいたそうです

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ところで、てんちょ、ずっと、クレイデンヴァイスって言ってました
Kreydenweiss、ですが、輸入元の表記、クライデンヴァイスに倣うのが良いのかもですが
アルファベットのカタカナ表記は正確には無理なことは承知。

300年も続く家系(だから今13代目)で、先代のマルクさんはニーム(南仏、ここでも30年前から赤ワインを作ってます)に移住してます。
今はコスティエール・ド・ニームのワインはアントワーヌさんの弟さんが作ってます。



クライデンヴァイスには2019年に行きました
6月の上旬なのに非常に暑かったです

クライデンヴァイスでは新しくネゴシアンのワインも生産を始めていました。
ルナ・ボワールと言うシリーズで、友人知人の畑でエコセール認証を取っているブドウだけを使っています。

ゲヴェルツとピノグリのブレンドのオレンジワインがいい印象でした
ただ、ラベルの顔がちょっと怖い??

IMG_5340.jpeg
写真が見づらいですね、すみません

89年からビオに転換、前にも書きましたがこれは早い。
周りから変人扱いされるのは致し方なし、かも

醸造には最低でも1年かけています(というか自然に任せてほっておくので下手すると醗酵だけで1年かかっちゃうこともあり)
最大で4年のワインもあります。
大樽で醗酵・熟成

テロワールを表現するワイン
を作るのがドメーヌのモットーです

リースリングの早すぎるブケ=石油香についても尋ねてみましたが、
「テロワールのせいだろう」
と。
そうかなぁ???
暑さのせいじゃないの??

「アルコール度数もそんなに高くないよ」
とも。

確かに、クライデンヴァイスのワインはどれも、おしとやかです。
食事と一緒で100点満点になるような古典的な個性があります

最近はどこでも、ワインだけで100点満点になっちゃうような物が多いので、こういうスタイルは貴重です
和食の出汁や旨味にも調和しそうです

ここもやはり値上がりしていますので、もはや手頃とは言えませんが、それでも非常に質の高いいいワインです
ビオの良い面=ピュアさ、が感じられます。

貴重な機会をありがとうございました



最後に。
ビオが過剰に評価されているワイン界隈ですが、何にもしてない事だけが良いわけではないはず。

巷の不味いビオは、良さをわざわざ失くしているような残念なワインが多い
これを有難がって飲んでる人ってどんな味覚?って正直思います

何が美味しいと思うかは、もちろん個人の自由ですし、好みは尊重されるべき、ですが。
他人の価値観に乗っかってるだけの「軸のない個人」が多くなった気がしますねぇ



クライデンヴァイス以外のワインの試飲もありまして、「おっ」と思う興味深いワインがありました
4月にしか入荷しませんが、入ったら紹介します〜
















posted by cave MITSUKURA at 12:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月14日

2024年ルイ・ジャド バレルテイスティング行ってきました


ずっとブログ書いてなくてすみません〜
毎日ちゃんと営業しております

原油の価格が上昇したせいで、色々としわ寄せがきています
てんちょ、今年も初夏にヨーロッパ行く予定ですが大丈夫なんでしょうか
レンタカーがますます高くなりそうなので早く予約したいのですが、予定がはっきりしなくて予約できない



昨日は毎年の貴重な試飲会に行ってまいりました

ルイ・ジャド 2024バレルテイスティング

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まだ樽熟成中のサンプルですが、その年のキャラクターを知る非常にありがたい機会です

このバレルテイスティング自体、開催されるのが、イギリス・アメリカ・日本の3か国のみ。
名古屋でも会があって助かります(名古屋は業界試飲会&生産者の訪問が段々なくなって来ています

駅前の高層ビルへ〜
普段、地上にいるので高層ビルの大企業に入るの緊張するなぁ

アジア・パシフィック担当のエリーさんにも会えました
来日が一年ぶり、とのこと。
もう1年経ってしまったと思うと早い。

貴重なデータをもとに詳細な解説がありました。
ありがたや〜


2024年のブルゴーニュはご存じの方が多いでしょうが、21年をさらに下回る低収量の年です
(お子さんの生まれ年や、結婚の記念の年の方などで24年のブルゴーニュを狙ってる方は早目に買っておいてください)

去年、2023年のバレルテイスティングのノートにも同じ事が書いてある(当たり前ですが)
値上がりと品薄、厳しいなぁ


収穫が激減した理由は21年の遅霜とは違って、長雨です。
温かい春のおかげで芽吹きが早かったのですが、7月末までの統計で、実に10日中8日が雨だったという驚異的な多雨の年でした
ずーっと降ってた、昨日も今日も降ってた年です。

当然、雨が多いので日差しが減って、23年と比較すると全然違う完熟具合なのですが、それでも昔と違うのが温暖化のおかげ
2024年は一年を通して平均気温が過去30年の平均よりも高い、という、なんとも矛盾した気象環境だったんです。

2024年は高温多雨の年です

ある意味、蒸し蒸し、じめじめです。
ベト病など湿度が高いと発生する病害が多発しまして、生産者によっては大きな打撃になったところもあります。
日本とは違って元々湿度が低いフランスですが、24年はそれでも多湿でした

生産者の中には、オーガニック(ビオ)の認定を諦めて、農薬を散布せざるを得ない蔵もあったようですが、ジャドにとって24年は認定の最終年に当たり、ここでやめるとまた一からやり直しになってしまいます。
そのため、ジャドでは認可されている手間のかかる方法だけを選択して、何度も畑に入って病気の蔓延を防ぐべく、労力と時間を費やしたそうで、無事に認定を受けることができました

しかし、温暖化の影響か、8月からは日差しが戻って、湿気を吹き飛ばし、ブドウを完熟へと成長させてくれました
30年前なら、このまま寒い秋がやって来て、アルコールの弱い、ほそーい酒質の酸っぱいワインになるところですが…
9回裏の満塁ホームランで大逆転です

収穫開始は9月13日から、これは遅め。
8月の収穫程、気温の高さを余り気にしなくてよかったという利点もあったそうです
(気温が高い中で収穫したブドウを長く置いておくのは良くないのです)

開花時期にも雨が多かったおかげで結実が不均等で収穫は少ないですが、ジャドではそこまでの選果が必要なかった程までブドウの状態が良好になったそうです
うーん、これだけ見れば温暖化はいい事ですね

最近のヴィンテージと比較すると、こんな感じです ↓

IMG_3196.jpg

↑ 今年はこのグラフは出てこなかったので、個人的にエリーさんと「この辺だよね?」と確認しました


シャブリ、コート・ド・ニュイの北部が特に減収著しい地域で、南へ行くほど被害が少ないのが特長です。

シャトー・デ・ジャックのムーランナヴァンは非常に甘く、繊細な酸味があって熟成が楽しみなほどです

反対に、マルサネやサヴィニーでは古典的な酸味と、果実味が前に出るようなモダンさが混ざった印象です。
黒くない外観に少し安心しますが、アルコール度数は13.5%ありますので、全然弱くない
23年のような強く、分厚い構造ではありませんので、早めにピークが来るだろうと予想されますが、それでもやはり近年の「明るく強めで早飲み」スタイルです。
綺麗ですけど。

…やっぱり21年のワインは大事にしよう
(てんちょ、モダンな濃いワインがあんまりいいと思えませんので

24年は赤よりも白が良い年になったようです
早く飲めるのは赤、待つのは白。

会場には現行の2022年もいくつか出ていまして、比較すると24年は(若い分もありますが)酸がはっきりしています。
こういうワインの方が個人的には好きです、熟成した時に香りが変化して良くなりますし
もう少し熟成して、年末には日本へも入荷してくる予定です。

値段は、相変わらず高め。
クロサンジャックが68200円税込です

ネゴスと言えども、もうプティ・モンなんて見ることすらないのかも…
返しちゃったんだっけ?

そして、昨年2025年のブルゴーニュもこれまた不作です
原因は水不足、雨が降らなさ過ぎたんです。
この真逆の理由で連続の不作とは。

雨が降ってもダメ、降らなくてもダメ、ちょうどいいところって難しいわ〜

そして円安のあほ〜、もうブルゴーニュは日本人には遠くなっていくかも















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2026年03月07日

来週後半から頑張ります


花粉で、目がぁ目がぁ〜 ムスカ状態です
そこまで重症じゃないはずなんだけど、ダメですね

しばらくブログ書いていませんでした、やはり3月は何かと忙しい。
ちょっと前半は休みます




posted by cave MITSUKURA at 16:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月02日

飲み頃を待てる人いますか


3月になりました

花粉症の症状が出て、目がかゆいてんちょです
そんなに重症じゃない、と思ってますが。

イラン攻撃でまたもや世界が混乱しています
ベネズエラの一件もですが、イランの情勢が一旦沈静化しても、こういう力でねじ伏せるようなやり方は、「新たな911」を呼ぶだけなのではないでしょうか…
日本もアメリカの同盟国なのですから、あちらから見たら「同罪」な訳です。
将来が心配です



イベント&ニュース欄に載せましたが、
今月30日の月曜日は棚卸の為にお休みします
どうかご了承ください。

地獄の棚卸、やだなぁ〜
事前に少しずつはやっておこう。
当日に更新システムがエラー出したりすると、アホレジのシステム担当を堀川に突き落としてやりたくなります(うそうそ)
(うちの担当って特にいないし、一度もエンジニアに会ったことないんですが




今日は簡単にこのワインを紹介します

MLQRG16_1.jpg

クインタレッリ アルゼロ・カベルネ2016

イタリア、ヴェネト州の赤ワインです
クインタレッリはアマローネのトップ生産者なので知ってる方が多いでしょう。

このアルゼロは、カベルネソーヴィニョン40% カベルネ フラン 40% メルロ 20%で作られていますので、アマローネは当然ながら名乗れません

この蔵を有名にした3代目のジュゼッペ氏は既に鬼籍に入ってますが、蔵は娘さんとさらにそのと息子さんで継続中。
(くせ字?とも言える、ラベルの文字はお嬢さんの手書きが元になっています)
変わらず長熟(既定の2倍以上の熟成期間を経て出荷)で洗練されたフルボディのワインを作っています

今日のワインは、アマローネと同じ作り方をしています
伝統重視の手作業で何度も手間暇をかけています。

カベルネソーヴィニヨンは半分程度が貴腐状態で非常に糖度が高く、ゆっくり発酵させて高いアルコールになっています。

アルコール度数、驚異の16.5%です

普通のアマローネでも結構な濃厚さがあるフルボディですが、クインタレッリはさ更にその上を行く凝縮感で飲みごたえは十分です

ただ、それだけに熟成がかなり必要です。
ようやく10年ですが、まだまだですよ〜

どうしても飲みたいときは前日に抜栓したほうがいいでしょう、いや、ほんとに

チョコやコーヒーのような黒く甘い、濃さがどっかーんと押し寄せてきますので
暑くなる前に飲むか、来年以降に持ち越すか。
待った方がいいでしょう〜













posted by cave MITSUKURA at 13:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする