2022年09月09日

上がるか下がるか天国と地獄



9月の新入荷

46A8A485-5224-4506-AB60-46FCE5BCA929.jpg

トロ・ボー
3種3本だけ うっそでしょ…


ド・ヴィレーヌ ↓

C7C11E68-7210-49F2-910B-FFC4986CEF5F.jpg
こちらも少なめ


何故か、山崎12年もあります ↓

590BAEBF-90D8-4BDC-9EEF-83FE247576D1.jpg

箱付きは4本だけ、箱なしならまだあります。
しかし、高いのでお勧めしません



ワイン関連のニュースでは、サンテミリオン2022年の格付けが発表になりました

メドックの格付け1855年から遅れる事100年、1955年に始まったサンテミリオンの格付けです。
その時から10年に一度見直しをすることに決まっていましたが、2006年の発表後は揉め事だらけ
裁判合戦になってましたねぇ…

今回は2012年の見直しから10年できちんと収まりそうです。

過去の見直しは、
1969年
1986年
1996年
2006年
2012年と5回ありました。

今回は、前回2012年の最高ランクのプルミエ・グランクリュ・クラッセAの3つのシャトー、
シャトー・オーゾンヌ
シャトー・シュヴァル・ブラン
シャトー・アンジェリュス

が格付けに参加しないと、「脱退」を表明していますので、このトップ3は入っていません

因みにクラッセBのラ・ガフリエールも不参加を表明しています。

格付けをめぐる思惑や評価が伝統や価値に反する、という考えです。
確かに揉め事だらけで色んな利権が絡んでるでしょうし、反目や不利益の元になっては何のために見直すのか、本末転倒ですね

と言う事で、今回唯一のトップに昇格し、クラッセAに選出されたのは、
シャトー・フィジャックです

Bouteille-Chateau-Figeac-2020-250x937.76824034335-c-center.png
HPより

おめでとうございます
でも、店頭にはないんだなぁ…

昇格したからめちゃくちゃ値上がりすんじゃないでしょうか

同じくAに残ったシャトーパヴィも今や手の届かない値段になりつつありますね。
こちらは店頭にあるよ、まだお手頃価格です。

そして、プルミエ・グランクリュ・クラッセBには12のシャトーが選ばれています

Château Beau-Séjour Bécot
Château Beauséjour Héritiers Duffau-Lagarrosse
Château Bélair Monange
Château Canon
Château Canon-la-Gaffelière
Château Larcis Ducasse
Château Pavie Macquin
Château Troplong Mondot
Château Trottevieille
Château Valandraud
Clos Fourtet
La Mondotte


てんちょ、ボーセジュール・ベコか、モンドットがいいな

実はヴァランドローを1回しか飲んだ事なくて(多分)、しかも結構昔、すごく濃厚でびっくりしました。
新世界みたいだったけど、今はどうなんでしょう。


えー、ところで、サンテミリオンのAOCと格付け、正しく理解できてますか??

多分これ書くの8回目くらいですが

サンテミリオンと名乗るワインは全て赤で、AOCは規制の緩い順に(下から)、
サンテミリオン
サンテミリオン・グランクリュ

2つのみ

この二つ目のサンテミリオン・グランクリュは格付けとは無関係で、収量制限を守れば比較的容易に取得できる名称です

そしてAOCワインである事は当然ながら、それとは別に格付けがあり、こちらも下から
サンテミリオン・グランクリュ・クラッセ
サンテミリオン・プルミエ・グランクリュ・クラッセB
サンテミリオン・プルミエ・グランクリュ・クラッセA

と、3ランクの格付けがあります。

この「グランクリュ・クラッセ」をAOCのグランクリュと混同してる方が非常に多いです

更に、通常、格付けシャトーとして言及されるのはAとBのプルミエ・グランクリュ・クラッセです
プルミエが付くか付かないかで、その価値は大違いです。

グランクリュ・クラッセは、今回の発表でも71シャトーもあるので、狭いサンテミリオンでは名誉とは言え、そこまで突出した評価とも言い難いかも。
英国ワイン雑誌のデカンターでは銘柄すら書いてないやん

フィジャック、もっと飲んでおけばよかったかなぁ…








posted by cave MITSUKURA at 17:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月07日

固有で伝統の白ワイン


昼間はまだまだ夏ですね
日差しも湿度も厳しい。


やーっとワインの紹介が出来ます
今日は新入荷のこのワインです

222B2E8B-6842-4115-B126-859BEDFD9795.jpg

ドメーヌ・ワッハウ&TOA ヴァイセンキルフェン グリューナーフェルトリーナー フェーダーシュピール2021


ちと長いですね。
白の辛口です。

ワイン名や品種名からこれがオーストリアワインだと分かる方は、知識がある方ではないでしょうか

オーストリアね、ドナウ川やウィーンの方ですよ。
カンガルーやコアラはオーストラリア、間違えないように

オーストリアのワイン産地が細かく分かる方は少ないでしょうか。
詳しく書くと物凄く長くなりそうなので、今日のワインについてだけ簡単に説明しますね。

オーストリアワインの主要生産地は国の東側に固まっています ↓

Weinbaugebiete_spezifisch+generisch_RU_2202.jpeg
オーストリアワインマーケティング協会より、次の地図も同様

最大の地域はニーダーエステライヒ州で、その中に今日のワインの生産地であるワッハウがあります。

ヴァッハウ、という記述も見かけますね、ヴァイセンなんだからヴァッハウ、の方が正しいのかな…

ワッハウはオーストリアを代表するとても古いワイン産地で、ユネスコの世界遺産にも登録されています
ドナウ川岸の急斜面に広がる段々畑で栽培される、グリューナーフェルトリーナーやリースリングが有名です。
1323haの畑に210の生産者がいます

蛇行するドナウ川沿いに複数の畑があります ↓

topokarte_wachau_A5_quer_RGB_300dpi_at.jpeg

…ちょっと地図が小さすぎて村が良く読めない(年齢かなぁ)

ここでは、同じ畑でもブドウの出来に応じて、辛口の白ワインには特別な名前が付けられています

アルコール度数の低い方から、
(昔は冷涼なワッハウではブドウを完熟させることは重要な課題で、ブドウの糖度が高い方がアルコール度数が高くなるので、よりアルコール度数が高い方がいいワインだと考えれられていました。今の様な暑さではかえって仇にもなりかねませんが、まだワッハウではそこまで暑さが続いてはないそうです)

シュタインフェーダー
フェーダーシュピール
スマラクト


緑のトカゲの名前であるスマラクト、てんちょ2回見た事あります
貴重らしい
変温動物のトカゲが日向ぼっこするくらい日当たりのいい場所なんです。

今日のワインは真ん中のフェーダーシュピールです
ブドウはグリューナーフェルトリーナー100%
畑はヴァイセンキルフェン

急斜面の畑です ↓

ドメーヌ・ワッハウ.png
ドメーヌ・ワッハウHPより

このワイン、ワッハウの生産者では断トツトップのドメーヌ・ワッハウが作っています

ドメーヌ・ワッハウは協同組合で巨大な組織なのですが、昔からお手頃な高品質グリューナーフェルトリーナーを作っていてとても重宝していたんです…
でもね、2005年に代表がマスター・オブ・ワインになったからなのか、低価格ワインの生産を止めちゃったんですよねぇ
非常に残念

今日のワインのブドウ畑はヴァイセンキルフェンと言い、ドメーヌ・ワッハウのある左岸(北側)にあります。
このワインはドメーヌ・ワッハウ独自でも生産しているんですが、今日のワインはドメーヌ・ワッハウの名前は入っていません。

それは、TOA主宰のフランツ・ホフシュテータさんコラボレーションしたブランドとして販売されているからです

フランツさん、2019年5月に来店してくれましたね
覚えてる方いますか? ↓

EE7E6442-61C9-4F3A-99B3-42B908F61AB2.jpg

とってもいい試飲会でした
また是非ご来店いただきたい。


さて、で、肝心の味ですが…
入荷仕立てでまだ飲んでおりません、すんません

ヴァイセンキルフェンのグリューナーフェルトリーナー、ステンレスタンク発酵・熟成です。樽はなし。
GV(グリューナはこう略します)らしい、グリーンで爽やかな辛口でしょう

フェーダーシュピールはこの地域で使われた鷹狩りに使用する道具の名前です
何故それがワイン分類の名前になったかは不明。
繊細な酸が高く評価されています

条件のとても良い畑なので品質はかなり良いと思います
ラベルも上品で好きです ↓

1D56A158-7F99-4C86-A9DB-3142E8C6787A.jpg

価格も普通なのでお気軽に試せますよ〜

まだ暑い日も続きそうですし、冷やしてお楽しみください






posted by cave MITSUKURA at 16:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月06日

セミナー満席です


台風の影響で風が強いし、時々土砂降りの名古屋です
日傘も雨傘も両方要りますね…


9月28日のシャルル・エドシックセミナーは1日で満席になりました

img_4a1fa3ce304e9bb819bad30bada9afcf761087.png

やっぱり12席しかないって、少ないですよねぇ
お申し込みいただいた皆様、ありがとうございます。
検討中で間に合わなかった方には申し訳ありません。

とても本格的な話が聞けるはずです
ご期待ください


今日もワインの紹介する余裕がなくて…
明日は頑張ります
posted by cave MITSUKURA at 16:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月02日

シャルル・エドシックセミナーやります


9月になりました

月初は入荷が多くて、片付けるのが大変
他にも色々あって…
とてもワインを紹介してる時間がありません

イベント欄に「シャルル・エドシック セミナー」の案内を載せました

img_4a1fa3ce304e9bb819bad30bada9afcf761087.png


高いし品物がない、という最近のシャンパーニュですが、シャルルエドシック最高級のブラン・デ・ミレネール2007を含めた試飲セミナーは貴重な機会になるはずです
是非ご参加ください〜

ささやかなシャルルエドシックグッズのお土産もあるかも
講師はブランドマネージャーの本間寿一さんです、シャルルエドシックの社員でもある方で詳しい話が聞けますので期待してください。

お申し込みをお待ちしております



ワインの紹介はまた来週〜


posted by cave MITSUKURA at 16:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月31日

月末だ


台風11号の影響で明け方大雨、昼間の今は快晴で蒸し暑い名古屋です
湿度高すぎ


もう今日は8月最後です
今年もあと4ヶ月。うっそみたい

10月の14周年ワイン企画
ボジョレー・ヌーボー
年末年始の営業


を考えてますが、1年が早い


フランスでは各地で本格的な収穫がスタートしています
8月なのに〜
6C079EF6-588E-4813-8954-B727EA4D33FB.jpg
ルーデュモン ジュヴレイのブドウ

56E01FF2-AB79-493D-8B25-BAD6A6D0EC15.jpg
シャンパーニュで、どちらのドメーヌだったかなぁ、忘れてしまった。
区画毎の熟度の確認です。


2日には大量入荷があるので、新しいワインも紹介できそうです
さらば、8月〜









posted by cave MITSUKURA at 17:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月29日

食後酒飲みますか


昨日から朝晩、涼しくなったような名古屋です
秋っぽい空気です。

9月1日から値上げの銘柄がたーくさんありまして、仕入れするなら今の内なんですが。
全てをがっぽり確保するのは予算的にも保管場所的にも難しいです
そして人気ブルゴーニュはとっくにない、注文する、しないのレベルじゃないという悲しい状況


パカレの2020赤、スパークリング、マールが予約開始になりましたが、入荷数が少ないのなんの
沢山発注しても割り当てになって、数本しか来ないだろう…

44297292-B1B2-4663-8C30-A9BDDB2CF39A.jpg

マール、気になります ↓

2AE1F77F-E992-4B4E-87D8-CD87A8DCCFAF.jpg
写真は2枚とも輸入元SNSより拝借



マールは蒸留酒です

ブランデーの仲間です(原料がブドウなので、麦や穀物ならウィスキーです)
イタリアではグラッパと呼ばれます。
スペインではオルーホ

所謂、命の水っていうお酒です。
オードヴィ
アグアヴィテ
アグアルヴィエンテ、など各国語でも同じ意味です。

錬金術の副産物みたいなお酒ですが(蒸留方法の発明)、アルコールだけを取り出してるので度数が高い
加水して販売してますので大体40%ですが。

このお酒はワインを作って残ったブドウの搾りかすを蒸留して作ってます
廃品利用、エコなお酒かも。

なのでコニャックなどの蒸留が最初からの目的のブランデーと比較すると、ちょっとがあります。
加水して蒸留する場合もあり、より圧搾が少ない高級ワインの滓の方がブドウの風味が残っていいマールになると言われます

ミツクラの店頭には割とマール・グラッパがある方です(ミツクラネットショップだよ) ↓
https://cavemitsukura.com/product-category/%e3%82%b9%e3%83%94%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%84/%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%87%e3%83%bc/?per_row=4&shop_view=grid

お好きな方、是非見に来てください〜









posted by cave MITSUKURA at 12:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月24日

極少入荷の人気ワイン


湿度が下がってくれませんかねー、名古屋は本当に蒸し暑いんですよ
冬の寒さが恋しいです
(寒いのやだけど)



先日、予約の締め切りをすっかり忘れて、営業さんに頼み込んで少しだけ買えたワインが届きました

20293ABF-7B4F-4D23-9106-4AD8FC02E6C8.jpg

ロベール・グロフィエ シャンボル・ミュジニー1erレザムルーズ2020


たったの2本です

こういう大事な予約を忘れてるって相当ボケてますよね
気が付いた時には既に3日経過してた、という。

…でもね、1本、ラベルが破れています
(交換してくれます、割引で買わせて欲しいけどダメだった)

10377157-8F11-4077-870D-8B7CAF65098B.jpg

レジョナルワインくらいだったら気にしませんけど、流石にレザムルーズだとイカン。

このワイン、この先どうなるんでしょうか???

もちろんお値段は6桁
まだ飲んじゃいけません。







posted by cave MITSUKURA at 14:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月22日

やっと17歳


お盆過ぎても全然涼しくならない名古屋
あづー
もう8月も終わりが近づいてきましたが、実感が伴わないですねー(毎年そうです)



この前、秘蔵の2005年フランスワインを遂に飲みました
 
18F72FF6-8B26-4BBB-AA38-389082CD44D2.jpg

無事に飲めて嬉しい
一本ピークアウトしてたワインがありましたが、まぁ飲んでしまいました。

赤の2本が非常にいい香り、ブケが出て来て非常に複雑でした〜
メオ・カミュゼもピションバロンも、昔の値段を見て今と比べるとびっくりです

今、ようやく05年でも飲み頃という感じ、待つって難しいけど重要ですね
もう古いワインは持っていませんが、今のうちに多少でもキープしておくべきかなぁ…

個人的に、今年は05年の年かも

春にラターシュも飲んだし ↓

1EACE8AF-BE31-40B0-85BE-D002C1F2CFC5.jpg

やはり、フランス全体で成功した2005年はポテンシャルが高い。
まだこれから本領発揮です〜

コロナ減ってくれたら大きなワインイベント出来るんだけどなぁ














posted by cave MITSUKURA at 17:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月19日

みかん味じゃありません


シャンパーニュでは来週から本格的な収穫スタートになりそうです
段々、8月の収穫が当たり前になっていくんでしょうか…
早い。


先日、名古屋市美術館で開催中のボテロ展に行ってきました

90AFA7B4-3249-41CF-B106-84574A13C8EA.jpg

ちょっと行った日が悪かったようで、他の観覧者で不愉快な人たちがいて残念でした。
現代アートにはほとんど興味がありませんが、グッズも面白い物があって良かったです
ムートンのラベル描いて欲しいですね

名古屋市美術館のある白川公園って、お店から物凄く近いのですが、てんちょはまだプラネタリウムに行ったことがありません
 
CA915A2B-626E-4A5B-961D-9B32B966FF14.jpg
近くで見ると一段と凄い、その内行きたい。



今日はちょっと珍しい、新しいワインを紹介します
生産者は有名ですが、新商品です。
てんちょ、まだ飲んでおりませんので香りや味には言及できません悪しからず。

4E13C96A-A693-4831-8105-3873AEB8698C.jpg

77BEE693-8FEB-4243-B8A5-70FABB6FCCF1.jpg

ヴァインバック MVO マセラシオン・フォーゲルガルテン・ゼロ・アントラン2020

フランス、アルザスのオレンジワインです

ヴァインバックもオレンジワイン作るようになったんですね〜
(ヴァインバックはアルザスでグランクリュがひしめくカイゼルベルグにある老舗ドメーヌです、特級シュロスベルグの真ん前にあり、中世のカプチン修道会の畑を継承しています)

皆様、オレンジワインってご存知でしょうか?
最近、ナチュラル流行りでよく耳にするかと思います。

オレンジワインとは、簡単に言うと、白ワインを赤ワインの作り方で作った物です
なので種類としては白ワインです。

通常の白ワインは、まず搾汁して果汁だけにして発酵を始めます。
発酵前にそーっと置いておくことで不純物が沈殿しますので(デブルバージュ)、綺麗な上澄みを取って発酵させます。

オレンジワインはこの過程を取らず、赤ワインの様に果皮や種も果汁と一緒に発酵させます。
赤ワインはその過程で果皮から色素が抽出され、赤ワインらしくなっていくのですが、白ブドウは果皮の色が薄緑か黄緑くらいなので濃い目の白になるという感じです。
なのでオレンジワインと呼ばれます。

オレンジが原料なのか、と思う方がいても仕方ない

味わいは、果皮からの抽出物があるので、果汁だけのワインに比べると深みがあって複雑になるなどの利点もありますが、温度管理などきちんとしないと良い香気成分が失われたり、腐敗が起こったりと簡単ではありません
巷でイマイチな香りのナチュラルワインが多いのはこのせいです。

この10年くらい、ジョージアのアンフォラ(壺)ワインで注目されました

なるべく人工的な過程を経ない(手を掛けない)事を主義とする作り手に真っ先に取り入れられた感がありますね
ヴァン・ナチュールと言われるワインです


で、ヴァインバックも作り始めたみたい

ブドウは、ゲヴェルツトラミネール70%、ピノグリ30%
発酵後8ヶ月、澱と共に熟成させています。

特級フルシュテンタムと特級マンブールの間にある畑、フォーゲルガルテンのブドウを使っています。
2019年に新たに取得した区画です。
マルノ・カルケールという石灰・泥灰岩の土壌で、現在ビオディナミに移行中です。
(マールはカルシウム含有量が35〜65%までの石灰質に付けられた呼び名です)

こんな岩です ↓

ヴァインバック pierre.jpg
HPより

黄色いですね

0(ゼロ)INTRANT=添加物ゼロの表記通り、酸化防止剤無添加です
当然フィルターもなし。

なので、きちんと温度管理された冷暗所で保管しなければなりません

酸化防止剤なしのワインは変化に弱いので、あんまり歓迎しません。
輸出向きじゃありませんね

ワインの酸化防止剤や加工肉の防腐剤は、やっぱり安全な保存には必要で有効性も高い。
(ソーセージの事故なんて考えただけで恐ろしい、戦前は多くの人が亡くなっています)
酸化防止剤に過剰に反応してる人がいますけど、現代人の食生活で添加物を避けて過ごすことはまず無理です
そんなに健康、健康って言うなら酒飲むのやめたらよろし。


…話を戻して。
清澄してないみたいですが、見た目は特に澱などありません

価格はすこーし立派。
きちんと管理してヴァン・ナチュール作ると当然そうなるでしょう
一葉さんでは足りませんが、あと野口君一人いればOK

このワイン、発見した時には既に残り5本だったんです
最近、そんなのばっか

これはてんちょも飲んでみたいですね〜
5本店頭にあります、飲んでみたい方はお早めにご来店ください

そして飲みました‼️

7BB07FB0-D54C-447B-8496-880EF2DD1DAF.jpg

まるでロゼの様な赤い色です‼️
美味しかったー。

繊細な味で、香りはゲヴェルツの甘い香り。
和食に良さそうです。
スパイスの効いた四川にも合いそう❤️












posted by cave MITSUKURA at 15:48| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月18日

バラのシャンパーニュ


日本各地で大雨が降ってますねぇ、酷暑と豪雨の極端なのはイカン
午前中には雨が上がって、今は晴れてやっぱり蒸し暑い名古屋です

愛工大名電、残念でしたね〜
てんちょ、イチローよりも工藤のイメージかも(若い人には分からなかったりして)


…取引先から連絡がありまして、人気ブルゴーニュが品薄になって来たので買っておきませんか、と。
複数の銘柄で残り9本とかばっかりだそうです。
えーちょっと待って、月初の在庫で250本以上あったのばっかりなのに
うっそでしょ
もちろん買わせていただきます、ない袖振って

予想以上に市場での枯渇が早い
シャンパーニュは既に手遅れだし、ブルゴーニュも加速してます。

…なんか、いい話はないのか



今日はこれ

23BB4155-B9BD-4FE7-8E67-7DC9E9BC8D3A.jpg

ディエボルト・ヴァロワ ブリュット・プレステージ ブラン・ド・ブランNV

コロロっぽいラベルが綺麗で素敵です

75BAA95E-525B-484F-8371-584302A07407.jpg

シャンパーニュです。
コート・デ・ブラングランクリュ、クラマンのレコルタンです

クラマンはエペルネから車で20分くらいかな、大きなシャンパンボトルやミュズレのオブジェが県道沿いで出迎えてくれます
すぐ南にアヴィズが続きます。

こんな感じ(2つともgoogleストリートヴューより) ↓

クラマン.png

クラマン1.png

このオブジェ、初めて見た時密かに感動しました
ボトルの方はPRFで出来てるようでした。


ディエボルト・ヴァロワは婚姻によって出来た一族の蔵です。
クラマンに19世紀の終わりから住んでいたディエボルト家と、キュイ(クラマンのすぐ北の村)で15世紀からブドウ栽培をしていたヴァロワ家が一緒になって始めました。本格的な発展は1978年以降です
…ヴァロワって、ヴァロワ朝の末裔なんでしょうか


ブドウは、コート・デ・ブランにあるので当然ですが栽培はほとんどがシャルドネで、ロゼを作るためにエペルネに少しピノノワールを植えています
シャルドネは、クラマンをはじめアヴィズ、メニル・シュル・オジェとシュウイイのグランクリュを中心にキュイの1級にも畑を持っています。
畑は全部で11ha、やや小さめ〜中堅レコルタンといったところです。

diebolt-vallois-09.jpg
クラマンの畑
(HPより、以下同様)

diebolt-vallois-24.jpg
樹齢の高いシャルドネ


今日のプレステージは、蔵で2番目に大事なシャンパーニュです
(一番はフルール・ド・パッション、下の写真の一番左)

diebolt-vallois-40.jpg

グランクリュのシャルドネ100%
一番絞りのキュヴェのみ使用、MLFあり
4000リットルのオーク樽で保存した3つのヴィンテージをブレンド
ドサージュは3〜5g


セラーは地下14メートルにもなる深さで、石灰質土壌をそのまま見ることが出来ます ↓

diebolt-vallois-35.jpg

出そう…

今日のプレステージはとても美味しいです
シャルドネあんまり得意じゃないてんちょでも好きです

酸味がはっきりありますが、鋭すぎることなく全体を引き締めていて、深い余韻があり、複雑な味わいです
瓶熟の長さが分かる香ばしいブケ、細かい泡。

こう言うのをクリーミーなシャンパーニュと言うんだろうなぁ
今の季節でも真冬でも、いつ飲んでも間違いなく美味しい
価格も高くない(一葉さん以上諭吉未満)

でもね、この素敵なシャンパーニュ、9月1日からがっつり値上がりしちゃいます
今のうちにどうぞ〜







posted by cave MITSUKURA at 15:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする