2021年02月05日

香り高き泡か


20時でお店が閉まっちゃうと、仕事してる身としてはもはやどこへも行けません
来週からは特措法が施行になり、本当に罰則適応されるんですかね


今日は新しいスパークリングワインの紹介です

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ソアリェイロ アルバリーニョ・ブリュット2018

ワイナリーの名前が発音しづらい…
そあえいろ、の「え」が「りぇ」になってる感じで。

ソアイリェロ、って言い間違えそうですね
(そいう事書くと余計間違えた方に引っ張られる人が出るっちゅーの)
だはっ

このワインはポルトガル産です

ポルトガル北部、ミーニョ地方のワインと言えばヴィーニョヴェルデです

「緑のワイン」の代表的な銘柄でもあるヴィーニョヴェルデは、軽やかな辛口白ワインとして夏にはかなり定着して来ました
ミツクラの店頭でも美味しい微発泡のヴィーニョヴェルデが一年を通してよく売れます

そう言えば、
去年の今頃には同じくポルトガル北部の名手、アンセモ・メンデスさんが来てくれるはずだったのに… ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20200131-1.html
コロナのあほー


この、まさしく[緑ワイン]という意味のヴィーニョヴェルデですが、法的に決められた銘柄でドウロ川の北側一帯に広がる大きな産地です。

ここでは圧倒的にスティルや微発泡の白ワインが多いのですが、法的にはミーニョと呼ばれる、より広範囲に及ぶIGPとヴィーニョヴェルデという少し限定されたDOPがあり、名称なしのテーブルワインも生産されています。
限定的とは言ってもヴィーニョヴェルデはかなり広い産地で、白以外にもロゼも赤も認められています。
認可されているブドウも多くて、結構伝統に則っていれば何でもアリな産地かも。

白の品種ではアルバリーニョロウレイロが主要品種でそれぞれ単独でもワインになっています

今日のワイナリー、ソアリェイロはこのアルバリーニョの作り手としてポルトガルでは認められた存在なのです
アルバリーニョの第一人者として色々なメディアでも取り上げられています。

アルバリーニョと言えば、スペインのリアスバイシャスのワインでご存知の方が多いと思います
ポルトガルも同じイベリア半島でリアスバイシャス(ガリシア地方)の南に繋がる場所にありますので、ポルトガル北部は同じ気候です。

気温が高いわりに湿度も高いので、アルバリーニョは棚作りで仕立てられている事が多いです
最近では垣根仕立てで作っている生産者もいますね。

ボルドーでも認可されたアルバリーニョは、暑さに強く、しかも酸が高くて香り豊かな品種なので気候変動で温暖化が進む今後は一層注目される品種になりそうです

蔵があるのはメルガソというスペインとの国境地帯 ↓

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国境にはミーニョ川が流れていて、モンサオン・メルガソというヴィーニョヴェルデに9つあるサブリージョンの一つに含まれています。

メルガソでは夏は暑いものの、降水量が多いのでブドウの成熟に非常に適した場所になっています。
雨が降る、という条件は今後もっと重要になっていくでしょう

温暖化の最も顕著な変化は降水量の減少なのです

あんまり周りにポルトガルの地理や歴史に詳しい人がいません。
てんちょも勉強しないと

のどかな丘陵地帯ですが、設備はとても近代的です ↓

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HPより、以下同様

ブドウ樹の見た目が全然違いますね。
森みたいになってる。

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栽培は有機農法、植樹は1974年とまだ50年未満ですがその評価はとても高くなってます
栽培の90%がアルバリーニョで、更に近隣の農家とも連携しています。

ポルトガルのスパークリングワインはエスプマンテと言います。
今日のワインはアルバリーニョ100%の瓶内二次醗酵で作られた本格的な物です
2018年の単独ヴィンテージです。
二次醗酵の期間は具体的に書かれていませんのでそこまで長くなさそうですが、アルバリーニョのアロマを楽しむには十分だと思います

ロゼや別の泡も作っていますが残念ながら輸入がありません。

アルバリーニョが大好きなてんちょ、早く暖かくなって欲しい
冷やしたアルバリーニョで美味しいご飯をいただきたいところです。

アルバリーニョの泡にも是非挑戦してみて下さい〜









posted by cave MITSUKURA at 19:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月03日

美食のイタリアンにどうぞ


あと1ヶ月以上も緊急事態宣言が続くなんてー

別の意味で緊急事態ですわ



もう2月ですね。
少ないですが新しいワインがありますので、順番に紹介していきます〜

まずはこちらから

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パッソピシャーロ パッソ・ロッソ2017

再入荷です。
長らく欠品していまして、コロナの影響もあって輸入が全然ありませんでしたがやっと来ました

これはイタリアの赤ワインです
シチリア島のワインですよ。

ワイナリーのパッソピシャーロのオーナーはトスカーナで高級ワインのテヌータ・ディ・トリノーロを作るアンドレア・フランケッティさんです。

ローマのお金持ちだった彼は、家族を置いて単身でトスカーナへ移住し理想のワイン作りを始めたという稀有な人。
彼の理想のワインはCh.シュヴァル・ブランです
なので、トスカーナなのにカベルネフランを育て始めたんです、珍しい…

パッソピシャーロ884-16.jpg
輸入元より

で、トスカーナで成功したフランケッティさんはシチリアへも進出しました

2000年に廃屋と化していたワイナリーを購入し、翌年2001年にファーストヴィンテージを発売
それがパッソピシャーロです
パッソピシャーロとはワイナリーのある場所の名前です。

ここです ↓

パッソピシャーロ場所.png

って、違う。
ご近所の別ワイナリーにピンがたっておる

訂正させていただきます、せっかくなんで別縮尺でシチリア島全体から ↓

パッソピシャーロ.png

エトナ山の北斜面にある畑は溶岩がゴロゴロしているような土地で、土は黒くオイリーだそうです
ここにしかない、まさに固有のテロワールがあります

ここで育っているブドウはネレッロ・マスカレーゼという土着品種 ↓

パッソピシャーロ.jpg

畑は標高が1000メートルにもなるような高地にもあります
エトナ山がいつ噴火してもおかしくない上に、噴火の直撃を受ける所にあるので、それなりに心配です ↓

パッソピシャーロEtna-reworked.jpg
HPより、雲じゃなくて噴煙です

ネレッロ・マスカレーゼは酸が強く、出来るワインは色の薄い、酸っぱいワインでした。

大昔は暑いイタリアでは酸がないワインは輸送や長期保存に耐えられず、ワインがダメになってしまうので、どうしても酸が強い必要がありました
まろやかで濃いワインってなかったんです。
強いと渋くて酸っぱい、あっさりでも酸っぱい

その為、低温での輸送が可能になると、遠くからでもまろやかなワインが手に入るようになり、酸味の強いワインが嫌われるようになります。
結果、人気が無くなったネレッロ・マスカレーゼ。
立ち行かなくなるワイナリーが多くなり、何百年(もっとか)もワイン作りが行われていた場所なのに、新興産地に負けて耕作が放棄されるという畑が増えました
さらに元が安売りのテーブルワインを作っていたので、イタリア以外の安価なワインが手に入るようになると競争には勝てなかったようです。

そうした畑を手に入れたフランケッティさんは、収穫を半分にして醸造にも時間をかける事で酸味を和らげ、洗練されたワインを作る事に成功しました

収穫も30回以上にも分けて行っているそうで、めちゃめちゃ面倒です。
さ、さんじゅっかい??
2,3回で十分いーやん、と思う人が大半だろう…

これって今でこそ、誰でも思いつきそうですが、そんなに簡単な事じゃないと思う
流石の鬼才、いや奇才か。
樹齢が80年以上という古木の畑だったのは利点だったはずですが ↓

パッソピシャーロ1.jpg
HPより

よくある黒い単純な濃いワインにしなかったのは、素晴らしいですね

ピノノワールと間違えそうなエレガントで洗練されたワインです

初めて飲んだ時にその高貴さに驚きました

香りも豊かで、バラや芍薬みたいな香りがあります。
若くてもしなやかで、余韻も長め
正統フレンチに合わせてもいいと思いますよ〜

パッソピシャーロでは現在、単独区画のワインも作っていますが、最初はこのパッソ・ロッソがスタートです
始めはパッソピシャーロと言っていましたが、2013年からパッソ・ロッソと名前を変えました。

14年が最高に良かったんですが、既に完売で今は17年が少し残るのみ
それでもあと少し。
輸入元では既に欠品してます。

価格もブルゴーニュと比べたら全然お買い得なので、是非飲んでみてください







posted by cave MITSUKURA at 17:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月29日

ラングドックのエース


今日は再び寒いですね、が結構降ってます
一昨日は4月並みに暖かったのに。

真っ白な店外…
積もってないだけマシなのかも



今日はしばらく前からあるワインを紹介します

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ラ・グランジュ・デ・ペール ルージュ&ブラン2014

このワイン、ファンが多いですがご存知でしょうか?
これはフランス南部、ラングドックにあるドメーヌです

ワインの法的なカテゴリーはIGPになります。
エロー県という県名を名乗るIGPです。
IGPデパルトマンタルって言うんですが、ヴァン・ド・ペイ・ド・エロー、って昔の呼び名の方がしっくりきます

IGPとは、Indication géographique protégée の略で地理的表示保護と訳されていますが、
「その場所で作られた保証があります」っていう意味です。
英語だと protected geographical indications となるので、この場合の略語はPGIです。
いつもフランスワインで語られるAOCと同じ概念ですが、IGPの方がもっと規定範囲が広くて規制が緩やかです。

2011年くらいまでに、かつてのヴァン・ド・ペイがこのIGPという名称に変更されました。
ヴァン・ド・ペイは元はAOCとは別の団体が管轄していたんですが、EU法に統合するにあたりAOCと同じくINAOの管理となりました。
(フランスワインはEUの規定にもちろん従っていますが、どちらかと言うとEUの産地規定の方がフランスを参考にして作ってます)

そして、規定はあっても(ほとんど)生産されてない名称もあるんです
…この辺りの事は普通の消費者の方は知らなくて構いません


今日のワインは一見、無名に見えるのですがワイン通には大変な人気があります
昨年フランスで開催されたオークションでは、90年代のボトルは12万円以上で落札されたそうです。
それは流石に高いなぁ・・・

この蔵は初ヴィンテージが1992年という、まだ新しい蔵です。
祖父の購入した畑を継承してるそうですが、そうだったのね。
201年に軽く紹介しています ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/450897639.html7

畑もドメーヌもラングドックにあるので、ワインはAOCラングドックとしても販売できる場所なんですが、カベルネが入っているのでラングドックとは名乗れないのです。
場所はここ ↓

グランジュ・デ・ペール.png

ホント、ガサックの隣だわ
という事はマスラヴァルもご近所
因みにグランジュとは「納屋」の事です

オーナーのローラン・ヴェイエさんはメディアにはほとんど出て来ません。
醸造や栽培についてはあまり詳しいことが分かりませんねぇ

赤は、シラー40%、ムールヴェードル40%、カベルネソーヴィニョン20%
白は、ルーサンヌ80%、マルサンヌ10%、シャルドネ10%


グリーンハーベストを徹底して行い、1本のブドウ樹には4つか5つの房しか残さない
野生酵母でステンレスタンク発酵後、樽で24ヶ月熟成。

南仏とは思えない、非常に細やかで洗練されたスタイルです

南仏にありがちなフルボディではなく、特に熟成するとまるでブルゴーニュの銘醸畑の様な複雑な香りに驚きです。
ブルゴーニュのファンも好きだって言うの納得です

「南仏のロマネコンティ」と呼ばれるだけはある

白もいいコクがあります
樽じゃなくてブドウの完熟した旨みが詰まったいい辛口です、余韻が長い
これもモンラッシェやムルソーみたいに大きなグラスであまり冷やさないで飲んでください

11haしかない畑で作られるので、生産量は全然需要に及びません
特に白は赤よりも一層少ないので正に入手困難です

ここ数年、買っていませんが変化してるんでしょうか??
気候変動にどう対処してるのか、興味深い所であります。

ミツクラでは赤白のセット販売としています。
そうじゃないと白ばっかり売れちゃうので
2本で諭吉さん3人でお釣りがくるくらいです。

14年、まだ買えますよ








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2021年01月27日

2019年お先に味見


1月もも少しで終わり、って早い


今日は滅多に参加しない、オンラインセミナーに参加致しました
ルイ・ジャド 2019バレルテイスティングセミナー
です。

毎年、業界向けに行われる試飲会なんですが、今年は開催できず、代わりにオンラインになりました。
招待だけのようですが。

ご存知の方が少なそうですが、
カーヴミツクラはルイ・ジャドのアンバサダー店舗になってます

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何故かそうなったんです

貴重なセミナーに参加させてもらえまして大変嬉しいです
しかも、今回はワインジャーナリストの山本昭彦さんの解説でしたので、それはいつもの試飲よりも有意義だったかも
とても良いお話でした、メモの取り甲斐がありました。

流石に現地からの挨拶は無かった
ブルゴーニュ、朝の7時なんでそりゃ無理でしょうな。


試飲も全てのサンプルは難しいので今日は二つだけ
プラボトルで送っていただきました ↓

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ルイ・ジャド
ラドワ・ブラン ル・クロ・ドージュ2019
マルサネ・ルージュ ル・シャピトル2019


毎年しっかりした資料です ↓

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2019年の発売は今年の年末ですが一足お先に樽からのサンプルで試飲です


19年の特徴云々も大事ですが、それよりも非常に心に留めておくべきことがあります。

ブルゴーニュは今、変遷の真っただ中にあります

2018以降、温暖化により気候変動に具体的な対処をする必要が出てきています。
暑かったねー
アルコール度数上がったねー

と傍観するだけの年はもう十分過ごしました
各生産者が様々な対応を試みています。

何らかの対応をしないとワインが作れない、そして美味しくなくなる、くらいの危機的状況かもしれません

栽培方法の変更
台木の見直し
テロワールの再評価


どれもとても重要な事です

これ、書くととっても長くなるので、一度、ワインを飲みながらご説明したいところ
2月の下旬に集まれるようならば、ブルゴーニュ近況考察したいですね。
ダメそうならその内書くかも。

その一方で、大きな変更は必要ない、と考える重鎮もいたりして。
まだまだ時間をかけてみないと分からないことだらけです。


で、
2019年は前年や翌年のの18年、20年と同様に暑い夏が顕著なヴィンテージとなりました

冬も暖かいので春の芽吹きが早まり、そうなると霜害の懸念も増す訳ですが、霜害については19年は限定的な被害で済みました。
それでも6月には雨が多くて、多くの樹でミルランダージュが起こりました。
これは品質の向上には一役買っていますが、全体として収量は減少しました。

ですから、19年は少なめだけど高品質の年です

また、暑い年で知られる2003年がありますが(これが最初の熱波の年、ここから気候変動が意識されるようになりましたね)、
同じく暑さが語られた09年、気温だけではこの二つのヴィンテージによく似ているように思われますが、
19年はもっとずっとフレッシュでエレガントです

暑くてブドウが小粒になった分、赤も白も凝縮した濃い目の味になっていますが、ただ濃いだけじゃない

これは夜間に気温がちゃんと下がってくれたおかげです。

夜まで気温が高いとブドウが蒸散せず、樹液が回り続けて、昼間に光合成で作った養分を消費しちゃいます
しかも樹が休まないので立ち枯れしてしまう事もあるそうです。

その点、19年は夜間気温が低かったお陰で酸も温存でき、
凝縮した濃い液体でも酸味がはっきりしたフレッシュさを保ったワインとなったんです

えがったなー
んだんだ

試飲の白も赤も前情報通り、濃い目、しっかりしてます。
アルコール度数の表記はありませんが低くないだろうなぁ

白(シャルドネ)
香りは清涼感もあり、桃やリンゴっぽいですがグラスをゆすると樽の風味や甘草の香りもします
あんまりやってるとアルコールで粘膜がいたい
口当たりはオイリーで芯のある重たい味ですね。
でも、説明通り酸が上手くバランスを取ってくれています

既に十分美味しいなぁ

赤(ピノノワール)
これは、区画としてはシュノ―ヴの物です。
マルサネの北隣にある村がシュノ―ヴです。
19年からAOCの改正で唯のブルゴーニュからマルサネへ昇格しました
へー、知らんかった。

スミレっぽい香りにベリーの甘い香りがしますね〜
紫じゃなければ完熟して漬けた梅かな。
赤はアメリカンチェリーみたい、緑はほとんどない。

柔らかいアタック、白よりも軽やかに感じます。
さらっとしています。
ふくよかチャーミングという言葉がぴったりな味わい、後味も綺麗です
酸味は暖かく、これも非常にバランスがいい。

18年もですけど、こんなに早く美味しくっていいの?


他の生産者も19年の発売はこれからですが、期待できますね

変化の中にいるとどう変化してるのか見極めるのは難しいですが、少しでも鳥瞰的な視点を持ってこの数年のブルゴーニュを注視する必要があります
なのでカリフォルニアやオーストラリアなどと比較するのもいいかもしれません。
ここでも定点観測は有効。

日本は現地での変化やトレンドが消費に影響するのにある程度のタイムラグがあると思いますが、
名古屋はもっと遅い
反映されないままだったりもする。

流行は別にいいんですが、認識や思い込みが刷新されないのは本当に残念な所です
これは、ちゃんと飲んでないのに大口たたいてる人が多いからでしょうねぇ

ボジョレー(やガメイ)を一括りにして馬鹿にしてる人
生産者を一つも言えないのにサンロマンやマルサネを格下にしてる人


あなたはもう時代遅れです


名前云々よりも、先に目の前のお酒とちゃんと向き合うべき


これは飲み手の力量が試される事なので、心して飲まねばなりません。
今までミーハーに飲んでた事を悔やむならば、今からでも遅くない。

本当に良い飲み手、ワインを楽しんでる人とは知識じゃないと思うわたくし。











posted by cave MITSUKURA at 18:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月25日

コスタ・ブランカの伝統酒


暑い
着込んで歩いてると汗が出るくらい (でも、店内は寒いのでそれなりに着てないと困る)


恵方巻にもバレンタインにも全く興味がないわたくし
ついでに初場所も一日も見なかった


ほとんどの飲食店が20時までしか営業していないので全然外食できませんが、
この前ちょっと珍しいワインを飲ませていただきました

店頭にはありません。
売ってませんが取り寄せは可能です。


飲ませてもらったのはこちら ↓

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生産者HPより

ラウル・ペルス フォンディジョン グランレゼルバ1996

このワインが何が分かる方はそうはいないでしょう…
てんちょ、フォンディロンと覚えました(スペイン語のLOはジョと発音されることが多い昨今、パエージャみたいに)

このワインはスペイン産です
スペインのDOアリカンテです

アリカンテはバレンシア地方、オレンジで有名な地中海沿岸です。

ここ ↓

アリカンテ.png

ワイン産地としてはこんな感じ ↓

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スペイン大使館商務部より

…DO見づらい
スペインのDO、いつの間にか70近くにもなっていて聞いても「どこそれ?」っていう産地も増えた
イタリアもですが増やし過ぎ


アリカンテを含むバレンシア地方では土着品種によるワイン生産が主で、
白ならマカベオの辛口赤ではモナストレルやガルナチャのフルボディが有名です

しかし、今日のフォンディジョンはちょっと特殊な伝統ワインです

見る資料によって説明がバラバラだわ
こら

フォンディジョンは黒ブドウのモナストレルから作られる酸化熟成されたワインの事で、アリカンテでしか作られない物です

酒精強化したシェリーの様なタイプですが、アルコール添加は行われていません。
(資料によっては酒精強化だという説明も見受けられますが、今日のラウル・ペルスではアルコール添加はしていません。
 名称としてどっちでもいいのか不明です

赤ワインで甘口、って書いてありますけど、全然違うよー

色は琥珀色、シェリーだと言われたらそうだろうなって思う外観です
香りも酸化熟成しているので、ヴァン・ジョーヌみたいなナッツ香がします
はっきり甘くはないですね、いい酸も残っていて余韻が綺麗です。

紹興酒にも似た香りと味ですが、安易に紹興酒って言って欲しくないわ

塩味の強いスペイン料理にはピッタリかも

スペイン料理にはおしゃれなソースや盛り付けはありません
味の要は塩とオリーヴオイル、あと酢くらいで、伝統的なスペイン料理とはそういう物です。
それがいーんだよ
フランスやイタリアの真似は不要だ、そう言えばスペインって料理にチーズも全然使わないですね。

ラウル・ペルスは協同組合の一員のようですね
MGワイングループ、モノヴァールというワリナリーの様です。

樹齢80年以上の古木のモナストレル(フランスではムールヴェードル)100%で、3週間かけてルモンタージュを行いながら発酵させます。
アルコール度数16から18度(酵母働くのか??)で、173リットルのアメリカンオークの大樽で20年以上熟成させました

アル添なしで18度って行けるんだろか??
(ボトルには酒精強化ではないと書いてあるんですよ)

蝋キャップの超熟品でまだまだ熟成も可能です
そもそも酸化熟成させてるので変化しづらいでしょうね

スペインワインの話をしながら美味しいアモンティリャードを飲んでいたらお裾分けが来て、超ラッキー

諭吉さん2人位のお値段ですので安くないですが、取り寄せオッケーです。
こういうお酒を楽しむ日本人は本当に少ないでしょう。
謎の部分も多い。

太陽と海と白い砂浜〜

挑戦者いらっしゃいませ〜


















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2021年01月24日

ワインの木箱売ります


今日は暖かい名古屋です、雨ももう上がりそうかな

久しぶりに店頭でワインの木箱の販売を始めました

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一つ500円(サロンの木箱のみ1000円)税込、現金のみ
お一人2個まで
取り置き・返品は不可です


釘やささくれなどでのけがには責任を負いませんのでお客様ご自身で十分お気をつけてください。

転売禁止


近頃はそこそこのお値段のワインでも段ボールに入ってる事がほとんどです
その方が運びやすくてエコでもありますし。
しかも12本や6本単位で買わないと木箱には入って来ませんので、余計に木箱にお目にかかる機会が減りました


数が少ないので欲しい方はお早めにご来店ください






posted by cave MITSUKURA at 13:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月23日

おすすめジュヴレイ


今日もです、一日中本降りです
寒くない、明日も雨ですね〜


シャンパーニュ福袋は完売いたしました
お買い上げいただきました皆様、ありがとうございました。


緊急事態宣言下での時短営業はまだ2週間以上もありますよね
それでも感染者はさほど減ってないようですし…
これ以上延長しないで欲しい
中途半端に飲食店だけ対象にしないで、いっそ、うちみたいな店舗も百貨店も全部お休みにさせればいいのに
昼間の街中は人が多いし

しかし、今年は驚くほどインフルエンザ、聞きませんねー
学級閉鎖とか皆無でしょ
やりゃ、できるじゃん



ところで…
先日飲んだACマルゴーが期待ほど美味しくなくて凹んでます
ブルジョワですが…

前に何度か飲んでとてもいいなと思っていたのに
残念…
保管や品質の問題ではないので、多少の事ですけど。

このように、ワインは瓶差がある事がまま、あります

同じロットで醸造されても、ボトルごとに年数を経る過程で香りや味に差が出る事があります。
時間が経てば経つほど、この差は大きくなります。
もちろん差がない場合もありますので、それはそれでいいんですけど。

なので、記念の年のワインを長期保存したい方はなるべく6本以上買っておいた方が良いです
1本あたりの予算が減りますけど、最低でも3本は買った方がオススメです。
とっておきの1本が当たりならそれでいいんですけどね
(逆に外れだったとしても比較対象がないから分からないと言えばそうだ)

熟成による変化は醸造酒の魅力であると同時に、ある種のリスクも孕んでいる訳です




では、今日のワインを紹介します
熟成の心配はほとんど無用な若さ。

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ティボー・リジェ・ベレール ジュヴレイ・シャンベルタン ラ・クロワ・デュ・シャン2015

ブルゴーニュの赤ワインです。
ピノノワール100%
(ジュヴレイ・シャンベルタンの名前はピノノワール100%の赤ワインでなければ名乗れません)

今では貴重な15年残り2本しかありません。
前の価格なので諭吉さんと少し、15年でこれはとてもお値打ちですよ


しかも、品薄で常にある訳じゃない
本数が全然ない、日本向けのアロケーションが無いんでしょうか?


ティボー・リジェ・ベレールニュイサンジョルジュにあるドメーヌです

当主のティボー・リジェ・ベレールさんは1975年生まれ。
大学で醸造学を学んだ後に両親から畑を相続して、2001年に自分のドメーヌを立ち上げました。
まだ若い蔵ですが非常にいい評価を受け人気です

また、ティボーさんはサステイナブルな農法や生活を志し、ドメーヌから廃棄物を出さないような取り組みにも熱心です。
コート・ドールの一流のアペラシオンに畑を持っているにも関わらず、ボジョレーにも進出してその魅力を広めています。
大学の頃に訪れたムーラン・ナ・ヴァンに惹かれて自分のワインを作ってみたいとずっと思っていたそうで、2009年からムーラン・ナ・ヴァンに畑を持ちワインも作っています

ミツクラの店頭にもお訪ねいただきましたが、その時はムーラン・ナ・ヴァンの話をとても詳しくしてくださいました
セミナーやって欲しかった、次回は是非

こんな方 ↓

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2018年10月

若い蔵ではありますが、リジェ・ベレールの名前からも分かる通り、その起源は大変古く、しかも正統です
紋章が物語ってます。

畑の起源・記録は18世紀にまで遡ることができ、現在、ラ・ロマネの所有者として君臨するリジェ・ベレール伯爵家とヴォーヌロマネの歴史に度々登場するマレ家が1720年に合同で作ったワイン商の流れを汲んでいます
フランス革命以前から最良のワインを扱う事に尽力し、その名前はフランス国内だけでなく国外でもよく知られた存在となりました。
その後、一族は世代が移ろい、相続を経ていくつかの家系に分かれていますが、ティボー・リジェ・ベレールはその一つです。

つまり、彼はめちゃめちゃいーとこのボンなんです

畑仕事にも熱心でとてもいいお人柄なんですよ


今日のワインはジュヴレイ・シャンベルタンの村名です
が、HPには載っていません、輸入元の資料にも詳しい説明はないですねぇ

畑の場所はここ ↓

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LUCさんから拝借

青い丸の区画です。
ちょっと見づらいかな。
国道の東側になりますが、レ・クラの近くですね。

通りの名前にもなってます、が由来は不明

平均樹齢60年の区画で収量はかなり少ないそうで、22~30hl/haとグランクリュ並みの低収量です
15年ですし、期待できそう。

てんちょ、2年前にサインいただきましたボトルをまだ取っています

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ムーランナヴァンですが。

個人的にも少し09年ジュヴレイ・シャンベルタンなど、持っていますので、集まりが許されるようになったら揃えて飲みたいですね
09はとても良かったです

飲んだ事ない方にも是非、おすすめです


購入はこちらから↓
http://cavemitukura.shop22.makeshop.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000000037&search=%A5%D9%A5%EC%A1%BC%A5%EB&sort=

あ、残り1本になってました。














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2021年01月22日

シャンパーニュでなくても素晴らしい泡はある


久しぶりにの名古屋です、小雨ですが湿度が上がるといいな
外よりも店内の方が寒い、どーなってんだ

あちこちの輸入元でも欠品してるワインの入荷の目途が立たなかったり、コロナの影響が出ています
欲しいワインが買えないのがつらい。


シャンパーニュ福袋は残り14になりました
ですが、未だクリスタル1本、パイパー・エドシック レア2本、ドラモット2012 2本残っております。
大人買い、いらっしゃいませ




変わり映えしない店頭のワイン達ですが、今日はこちらを紹介します

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ユエ ヴーヴレイ ペティアン・ブリュット・レゼルヴ2009

ユエは知名度高いと思いますがご存知ですか??
フランス、ロワール地方のトゥーレーヌ地区のドメーヌです。

前にも何度か紹介しました ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20180909-1.html

2018年の訪問記はこちら ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20180615-1.html

今日のワインは発泡ですが、他にも2019年のセックが新しく入荷しています
ペティアンとは微発泡のスパークリングワインを差すフランス語で、クレマンよりも気圧が低いのです。
(クレマンやシャンパーニュは5気圧、ペティアンだと3気圧程度)

ロワール地方では多く生産されていて、この地域ではレストランでは食前酒はクレマンよりもペティアンが多いですね


19年はユエにとって節目のヴィンテージとなりました。
ユエの偉大な醸造長であるジャン・ベルナール・ベルトン氏が19年の醸造を最後に引退したからです
彼は41年も醸造長を務め、ユエのワインは全て彼の手による物です。
引退は残念ですが、長い間お疲れ様でした。

引退した醸造家はペティアンのルミアージュをしにセラーに通う、と聞いたんですがベルトンさんもそうなるんでしょうか
(ルミアージュとは瓶内二次醗酵が終わって熟成させたボトル内にたまった澱を瓶口に集める作業です。
逆さまにした瓶をくるくる回してゆっくり立てていきます)

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これがルミアージュ中のボトル

ドメーヌはワイン名の通りヴーヴレイにありますが、ユエはこのAOCの一等賞で間違いないでしょう
ヴーヴレイの名前を広めるのに大いに貢献しています。

ヴーヴレイというワインは白だけに認められた呼称です、そしてシュナンブラン100%でなければいけません
味わいは辛口から甘口までOK
発泡でもOK

シュナンブランはこの辺りではピノー・ド・ラ・ロワールとも呼ばれています
元は酸の強い品種ですが、辛口の発泡から貴腐の極甘口まで色々な種類の味になる百面相ブドウです


ヴーヴレイはロワール川の中流にある大都市トゥールからすぐの場所にあります
小高い丘の上がユエの畑ですが、その丘の下をTGVが通ってるんです。

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その昔、トゥールにTGVが開通することになり、パリからくる線路をどうするか決める時にヴーヴレイの畑を潰して線路にしようという意見があったのですが、当時のトゥール市長だったのがユエのオーナーであるガストン氏で(彼は初代ヴィクトワール氏の息子です。市長を42年間も務めたそうです、長過ぎ?私の聞き間違いかな)ブドウ畑を潰すことなく地下にトンネルを作る事でヴーヴレイを守った功労者です。

ユエは、
ル・モン
オー・リュー
クロ・デュ・ブール
、と
3つの区画を所有しており、植えられているのは全てシュナンブランです
なので白しか作っていません。

それぞれの区画事に、セック(辛口)、ドゥミセック(やや辛口)、モワルー(甘口)、と3種類の味がありますが、セックは中々作られないのです
それには意外?な理由があります。

ユエはビオディナミで発酵も自然任せ、ですから発酵が終わってみて初めて、辛口になってるのかやや辛口になっているのかが分かるという「天のみぞ知る」醸造なんです

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収穫したブドウは半分、100年以上使用された600リットルの大樽で発酵させますが、基本的にほったらかしです。
(樽は温度管理をしているそうで、タンクじゃなくて樽発酵で温度管理をするのは極めて珍しい行為です)
残りはステンレスタンクです。
どちらもブドウに付いた野生酵母だけで発酵させますが、低温のセラーでゆっくり発酵が進み、ワインには深みのある香りとコクが生まれます

MLFは行わない
バトナ―ジュもしない


それなのに、あれほどのコクがあるのは意外ですねー
ブドウの質が高いのも重要な理由でしょうね
(ユエではブドウの果皮に付いた泥を果汁に入れないように、発酵前の果汁にフィルターを使っているんですが、それもかなり珍しい事です

今日のペティアンは通常よりも長い熟成のレゼルヴです
(普通のペティアンは2014が出荷されています)

2009年はロワールでは涼しい年でいい酸やミネラルがブドウに温存されていたために、長い熟成のレゼルヴを作る事になったそうです
シャンパーニュもそうですが、瓶熟が長いと相応の酸がなければ味がぼやけてしまうので、酸の存在は非常に重要なのです。

スティルワインと同じように発酵させたワインを1年程寝かせて落ち着かせます。
この時点で行った味見では驚くほどレベルの高いワインが出来上がっていたそうです
その後、そのまま瓶に移して二次醗酵へ移行させます
シャンパーニュやクレマンの様に糖分を添加する事はしません、意外でしょ?

なので、気圧の低いペティアンになるという訳です
この理由、分かりますか??
一次発酵で残った糖分だけを使用して発酵を続けた結果、発泡酒になるのです。
アンセストラル方式と同じ理屈ですね。

09年は6年も瓶熟に費やした正にレゼルヴです
法定の瓶熟期間は12ヶ月、僅か1年なので、ユエの拘りはすごい

お値段はまーまーしますが(一葉さんと少し)、
これは飲んでみる価値がありますよ

残糖は1g/Lとかなり辛口なんですが、そうは思えない豊かな香りとコクがあります。
余韻が長いし、後味も非常に複雑です。
蜂蜜やバターに加えて、マンゴーやパイナップルみたいなトロピカルフルーツの香りがします。

流石の高品質、レゼルヴは常にある訳ではありませんのでお早めにお試しください〜















posted by cave MITSUKURA at 16:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月18日

暇ってつらいわ


寒くても天気は良い名古屋です
流石は太平洋側、晴れ続き。
週末には雨になりそうですが、一雨ごとに暖かくなるにはまだ早い…ですね

今日のブログには大した内容がありませんので悪しからず。


フランスの北西部は真っ白の雪景色です

アルザスのマルセル・ダイス

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ブルゴーニュのジャン・シャルトロン

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寒そー
剪定や土寄せも終わってブドウ樹も寝てますので、萌芽までは畑はお休み

南半球ではヴェレゾン(色づき)の始まりです。



もー、暇な月曜日

掃除は捗った、ガラス綺麗になったし。
ワインもあちこち調べものしてたら、寄り道しまくってそもそも調べてた事忘れるという体たらく


皆様、ワイン産地を聞いてもどこだか全然分からないって事ありますよね??
果たしてそれが、産地なのかワイン名なのか、ブドウの品種なのかってこんがらがりそう

てんちょ、最近だと、
プラ・デ・バジェス

↑ スペインの地中海側、バルセロナから内陸へ少し入った地域。DOカタルーニャに包含されています。
97年認定のDOですね、赤白ロゼ泡、何でもOK

テラス・デ・ラルザック

↑ こちらはフランス、ラングドック地方です。モンペリエの北ですがド田舎で大都市は周辺にない。
どの村も村民80名とか、全員知り合いだわ。
てんちょ、最初、シュッド・ウエストを探してしまった、情けない。

ホント産地呼称って、知らなきゃどーにもならないという不便さ
今はパソコンもスマホもあるからいいけどさ。



ところで、先日飲んだ、熊本の菊鹿ワインのシャルドネが美味しかったです

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熊本ワイン株式会社より

きくかワイナリーです。
熊本県山鹿市菊鹿町にありますが、リーズナブルで美味しいです
ブドウの品質の高さが分かる、良いバランスの辛口でした。香りも良かった。
生産が多くないのが残念ですが、まだ買えそうです。

日本ワインを久しぶりに飲みましたが、良いワインで嬉しいです


店頭のシャンパーニュ福袋はようやく残30となりました

まだ、
1等: ルイ・ロデレール クリスタル2012 1本
2等: パイパー・エドシック レア2006 2本
同2等: ジョセフ・ペリエ キュヴェ・ジョセフィーヌ2008 2本
その他:ドラモット ブラン・ド・ブラン2012 3本

出ていません
何故ここまで出ない…
謎だ

さぁ、あなたの出番です











posted by cave MITSUKURA at 18:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月15日

桃色の狼


今日は最高気温が14度もあるようです、昼間はそこそこ暖かい名古屋

でも金曜らしさはゼロかも…
ほんと、てんちょの帰り道は人がいませんよ
スーツの男性陣なんて皆無。


今年も新しいワインに触れる機会は当分なさそうです
自主的に買う事くらいしかできませんが、それもどうもねぇ
せめて店頭のワインの復習はしておこうかな、たーくさんあるし。


と言う事で、店頭にある今日のワインを紹介します

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ル・ルー・ブルー ヴォル・ド・ニュイ ロゼ2019

随分前にも一度紹介しましたが、久しぶりに19年が再入荷です。
でも、過去のブログが見つけられません、どこ行った??

このワインは、フランス、プロヴァンス産です
AOCコート・ド・プロヴァンスです。

ここが(行政区としての)プロヴァンス地方です ↓

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wikiより

マルセイユの周辺に広がるプロヴァンス地方ですが、ワイン産地としては東隣のラングドックと比べると小さめ。
アペラシオンも少ないので覚えやすいかも。
ラングドックと混同しませんように、しないって?

法的区分では圧倒的にコート・ド・プロヴァンスの生産が多く、単独のAOCとしてはバンドールベレカシスなどが有名でしょうか
(コート・ド・プロヴァンスは広大なので4つのサブリージョンがあります)
ピエールヴェールなどというマイナーなアペラシオンもありますが、てんちょ、このワインにお目にかかった事がない。

そのコート・ド・プロヴァンスですが、2017年の生産実績で90%ほどがロゼです
ほとんどロゼ
ここはロゼの一大産地として定着していますね〜

風光明媚な観光地としても世界的に人気のプロヴァンスですが、意外かもしれませんが結構な工業地帯でもあります
フランス最古のマルセイユ港がありますのでコンビナート等も盛んです。

ローマ帝国の属国として栄えたプロヴァンスでは、ワイン作りもフランス最古の歴史を持っています
行ってみたいですね。


今日のワインは、2011年創業のまだ若い蔵が作っています
蔵の持ち主はデュボワご夫妻、こんな方々です ↓

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HPより

夫妻はそれぞれ全く異なる分野の仕事をしていましたが、4人の子供が独立した後で自然と関わる仕事がしたいと思い、ローヌやプロヴァンスで農地を探していました。
ようやく2011年にプロヴァンスの、ピュイルビエという村で理想の土地を見つけ、9haの農地を購入してブドウ栽培を始めました。

ここがピュイルビエです ↓

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マルセイユからも近い、眺めが良さそう

ドメーヌ名であるルー・ブルーとは「青狼」の意味で、この村にある「狼の丘」と呼ばれる場所に因んで付けられました
ラベルにも三日月に乗る狼が描かれています。
遠吠えな感じわおーん

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栽培はオーガニック、養蜂もやっています
鴨も飼ってるみたい。
ブドウはグルナッシュ、シラー、カリニャン、ベルメンティーノなどを植えています。

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SNSより

ここでは赤、白、ロゼで、全部で4つのワインを生産していますが、
今日のヴォル・ド・ニュイは「夜間飛行」という意味です
きっとサンテグジュペリからでしょうね。

ロゼのセパージュは、グルナッシュ80%、シラー20%
(輸入元の情報が違うけど、HPに従います)

低温で収穫したブドウ(なので収穫は早朝かな)をゆっくりプレスして色を出します(ブラッシュ製法
少しだけ果皮を漬けて色合いを見たら、果汁を分離して清澄します
その後発酵、樽の使用は無し

2019年は例外なく暑い年になりました
あまりにも暑いのでブドウ樹が心配にあるほどだったようですが、雨が降り何とか凌げたようです。

これから毎年そうなるんでしょうね…
雨の減少はちょっと心配です

19年は病気もなく健全なブドウが沢山収穫できたそうで、ワインの質も期待できます

フレッシュで優しい辛口のロゼです

軽やかな酸味があって夏のランチにいい感じ、冬ならお鍋にもいいですよ
和食でも出しの邪魔をしない軽口が嬉しいですね〜

ロゼの魅力は味わいは辛口でも、香りが豊かで華やかな事でしょうか
なので香りの印象程は甘くないスッキリが多いかも

このルー・ブルーは星付きのフレンチでも採用されています、評価が高いのですよ

しかも、このロゼ、非常に美味しいのですが価格もリーズナブルなんです
2000円でおつりが来ます
いい事だらけ、素晴らしい。
白と同じように冷やして飲むのがいいです

ぜっひ、買ってみてください










posted by cave MITSUKURA at 18:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする