2024年03月11日

香りを楽しむべし


昨日は、名古屋ウィメンズマラソンでしたね

2024名古屋ウィメンズマラソン.jpg

多少寒いくらいがランナーには良いのでしょうか?

それから、道路封鎖は知っていたものの、地下鉄伏見駅の最寄出口が工事で封鎖されていて、遠回りする必要があって例年よりも面倒だった
エレベーター設置の工事で出口が1年以上封鎖って、どういうこと??



今日は個人的なメモのつもりです
ブルゴーニュです。

IMG_3328.jpg

ルイ・ジャド ボーヌ1erトゥーロン レ・クリマ・ド・ボーヌセット

数年前に購入した垂直セットです
もちろん蔵出し、そして限定品。

木箱の蓋に、ボーヌの畑の地図が描いてあるのがいいですね

ジャドの本拠地であるボーヌは、ブルゴーニュワイン取引の中心地でもあり、コートドール最大の町です
ジャド以外にも、
ブシャール
ドルーアン
シャンソン
ルイ・ラトゥール

など、歴史のある大手のメゾンが沢山あります

有名なネゴシアンをロクに飲んでもいないくせに馬鹿にする浅薄な輩がたまにいますけど、今や大手メゾンは買いブドウよりも自社畑を多く所有し、品質の高いブルゴーニュを生産する重要な位置づけにいます
ヴィンテージを追うごとに、流行も造りも変化するものです。
決めつけは禁物

で、ルイ・ジャドですが。
創業は1859年、既にブドウ栽培を生業としていたルイ・アンリ・ドゥニ・ジャドによって設立されています。
その当時既に、ジャドの所有畑にはシュヴァリエ・モンラッシェ、ボーヌ1erクロ・デ・ズルシュル(後の改名)があり、彼は30年をかけてネゴシアンの商売を軌道に乗せました。
その後も畑を増やし、アメリカやイギリスへの輸出も始め、家業は順調に成長していきました
その間、現在の社長にもなっているガジェイ家が経営に加わっています。

ジャドは創業前から創業後に取得した多くのボーヌの1級に大変誇りを持っており、メゾンのフラッグシップと考えています
ミュジニーやシャンベルタンも持っていますけど、それに劣らぬブルゴーニュの歴史を味わうことのできる畑です

ボーヌは街も大きいですが、畑の面積も大きく、コートドボーヌ最大です
赤と白の生産が認められていますが、赤は白の7倍以上あり、ほとんどが赤ワインです。
しかもその赤の内、80%弱が1級畑という、ほとんど1級の赤、というのがボーヌの現状です
1級認定は42? かなり多いです。

歩くと結構時間がかかりますが、途中に区画の地図が看板で出ていたりとワインツーリズムにも力が入っています

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余談ですが、皆様、
コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ
というアペラシオンを正確に説明できますか?

おそらくほとんどの方が思い違いをしてると思います

コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ
とは全く異なる畑の意味なんですが、ご存じでしょうか?
気になる方は自分で確認してみてください




話を戻して、
ルイ・ジャドはその1級の中でも評価の高い区画をいくつも所有しており、それらをブレンドして作られる、
オマージュ・オー・クリマはレベルの高いワインです ↓

IMG_3327.jpg

字が小さいですが、バッカスの周りの畑の名前、読めますか?
2018年、ちゃんとトゥーロンもブレンドされています

トゥーロンは市街地から近いここです ↓

ボーヌ.png

紫の丸が市街、水色の丸がトゥーロンの区画です。
区画の内、オレンジが1級畑で、黄色が村名なので、如何にボーヌは1級だらけなのか、お判りになるのではと思います

さて、この1級、11年から16年までの6本
今飲むにはちょうど良いころではないでしょうか

てんちょ、今年のテーマは熟成
熟成しないと出ない香り=ブケに期待
どんな香りがするかなぁ〜


因みにこのセット、木箱入りでもう1箱あります
ネットショップでも買えます〜













posted by cave MITSUKURA at 15:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月08日

南半球の収穫万歳


今日も風が強い名古屋です、お天気は良いですが
東京は雪でしたか 通勤時間の積雪は困りますね



アルゼンチンカテナでは収穫が本格的に始まったようです

IMG_3324.JPG
カテナSNSより

いいブドウですね
多分マルベック

アルゼンチンのワイン法は1959年に初めて制定され、その後1999年に現在の形になっています。
EU法に倣って細かな産地が認定されていますので、地理に詳しくないとちんぷんかんぷんです
えー、てんちょ、ほぼ知りません

プリメーラ・ソナ
サン・カルロス


どこそれ??
しかもカテゴリーの範疇が違うという


まぁ、アンデス山脈のふもとの中央地域(クージョ地方)のメンドーサ州が一番知られた地名だと思います
中身がこれまた細かいですが。

アルゼンチンワインの規定もフランスやイタリアと同様に、規制の緩いテーブルワインクラスから、細かな規制が決められているDOCまでヒエラルキーになっていますが、多くの生産者は最高位のDOCでの生産より自由度が高いIGクラスでの生産を選択するらしく、呼称のトップはあまり有難がられないという矛盾が生じています

国内消費ワインなら余計にそうなるでしょうねぇ
あれもダメ、これもダメ、よりも、ある程度OKな方が柔軟な生産が可能ですし

こういう細かすぎる法改正って、本当に生産者や市場のためになってるのか正直、疑問です

スペインのDOもめちゃくちゃ増えてるし、ハンガリーのトカイも今の規制は分かりづらくてややこしいだけでは
前のほうがよかったのに、って思う。
新しい産地が認定されるのは良しとして、何のための法律なのでしょうね。

うーん、愚痴になってしまった。
我々はもっと勉強が必要なのは確かです

座学しよかな


posted by cave MITSUKURA at 14:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月07日

経験しておきたい作り手


雲一つない快晴の名古屋ですが、まだコートをクリーニングに出すのは先になりそうです


昨日、業界の試飲会に行ってきました。
良いブルゴーニュがあったので発注しようと、今朝見たら、在庫0
昨日、会場の営業さんの話では「そんなすぐにな無くならないです」だったのに。
嘘つき

ま、いいや。
よそで違うワインを買いましょう



今日は蔵出しのバックビンテージワインを紹介します
特価で買えた貴重なワインです
パオロ・スカヴィーノ.jpg

パオロ・スカヴィーノ
左から
ヴィーノ・ロッソ2022
バローロ ブリッコ・アンブロジオ2017
バローロ モンヴィリエーロ2014
バローロ リゼルヴァ ロッケ・デッラヌンツィアータ2015


イタリア、ピエモンテ州の赤ワインです
バローロファンでパオロ・スカヴィーノを知らない人はいないでしょう。

珍しいバックビンテージが入荷してきて喜んでいたら、昨日ご当主エンリコさんの訃報を知りました

バローロボーイズの一人で、モダンバローロのトップ生産者のパオロ・スカヴィーノ。
その名声を築いた功労者です。
ご冥福をお祈りいたします。

王のワインであり、ワインの王と言われ知名度は大変高い高級ワインであったバローロですが、70年代には品質に疑問を持たれ、人気に陰りが出ます
正直、言われるほど美味しくない、っていうワインだったと思います

それを憂いた若手の生産者が新しい取り組みを始めてバローロを復活させます
それがモダンバローロを作った、バローロボーイズと呼ばれる数名です。
(当時でもそこまで若いわけじゃないんですけど)

パオロ・スカヴィーノ
クレリコ
エリオ・アルターレ
ルチアーノ・サンドローネ

ここまでは異論のある人はいないでしょう。

が、あとは誰?
これが意外とはっきりしなくて謎ですね
ヴォエルツィオ
マンゾーニ
パルッソ
ピラ
…どうなんでしょう?


バローロを作るネッビオーロというブドウは、晩熟での出る季節にならないと収穫できないため、イタリア語の霧=ネッビオをその名前の起源にしているといわれています。

黒ブドウとしてはニュートラルな性質で、醸造で様々なスタイルに挙げることが可能な一方で、タンニンだけが突出して強いので扱いが難しいのです。
しかも、ピエモンテでしか育たないといわれるくらい栽培が難しく、適応できる土地が非常に限られているナーバスで厄介なブドウです。

抽出の進んだリッチなワインを作ろうとすると、渋さが同時に強くなってしまい、真っ黒で飲みづらいワインになってしまうのです

そこで、パオロ・スカヴィーノではロータリー・ファーメンテーターを導入し、色を出すけれども種の渋さを抑えることに成功します。
MLFや熟成に一部、バリック(小樽)を使用し、樽の風味が程よくついた複雑な香りになったことも高評価を得ます

今では当然のように使われてるこれらの醸造法、最初に採用されたときには非常に画期的な出来事でした

エンリコさんは完全主義者と言われるほどの緻密な管理で、栽培・醸造・熟成・瓶詰まで一切手を抜かず、妥協のないワイン作りをしていたスカヴィーノ
どのクリュでも素晴らしい香りと味わいです。
ワインだけでも十分美味しいですが、やはり食卓にあって食事と合わせて100点になるような伝統的なイタリアワインでもあります。

↑ これが非常に尊敬できる姿勢ですね
個人的にはすごく賛成です〜

パオロ・スカヴィーノの代表的な畑と言えば、
ブリック・デル・フィアスク
だと思います

90年代の初めにこれがアメリカで大うけして、世界的に大人気になりました
カンヌビ
ロッケ・デッラヌンツィアータ
(これは良い年だけの生産です)
と、他にも評価の高い畑があります。


当時、すでにバローロのクリュ(単一区画)は114も認定されており、すべて覚えるのは大変
バローロはバローロ村とその周辺の4つの村にわたって畑が広がっています。

パオロ・スカヴィーノはその真ん中、カステリオーネ・ファレット村にあります。
1921年創業で所有する畑は30ha、家族経営のドメーヌとしては大きいですね ↓

パオロ・スカヴィーノmappa-vigneti.png
HPより

いい畑ばっかり

HPには創業の1921年から2017年まですべてのヴィンテージについての記載があります
是非続きも載せてほしい。


ヴィーノ・ロッソは若木のネッビオーロとそのほかの土着品種を用いたブレンドです。
ネッビオーロ40%、ドルチェット20%。バルベーラ20%
発酵も熟成もステンレスタンクです。
生き生きしたフレッシュなワインです

あとの3つはバローロなので全てネッビオーロ100%です。

他のクリュも色々とあったんですが、全ては買えず
特価なのでお買い得ですよ

くー。自分でも飲みたい










posted by cave MITSUKURA at 15:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月05日

偉大なワイン 忍耐も元手も必要なの


今日は寒い〜、一日雨ですね
なんだか、2月よりも3月のほうが寒いような気がします


前回書きました「まだ残ってるお買い得ワイン」ですが、早速何名かの方にお買い求めいただきました
ありがとうございます
他にもあるのでまたご案内します〜


今日は業界向けの試飲会に行ってきましたが、開催が2日に分かれているからか、とても空いていました。
雨だし。

モンテ物産.jpg

個人的にはゆっくり試飲できるので嬉しいですけど
ちょっと高額のバックヴィンテージ、買おうか大変悩む…



今日は特別なワインがいくつか入荷してきました
まずは、こちら。

ヴォギュエ.jpg

コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ

僅か、3種5本

2021年はヴォギュエも大変収穫が少なく、日本へもまったく配分がありません
なので、多少バックヴィンテージも放出してもらったそうなんですが。

2021年の低収量っぷりは、ここ100年でも1,2の低さです
2016年も霜害で生産が激減したんですが、それよりひどい。

お値段がどひゃー
数はありませんー

お値段はネットショップご覧ください ↓
https://cavemitsukura.com/shop/?s=%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A8&post_type=product&per_row=4&shop_view=grid

どれもねー、まだ飲まない方がいいですよ

いつか、ミュジニー・ブランやレザムルーズが来るんだろうか
05の村名でようやく飲み頃の入り口くらいだとおもいます
早まって開けるとマジで泣けてくる、それくらい硬くて開きません。
翌日でもダメなんだな、これが



ところで、2021年の低収量は有名ですね。

シャルロパンに至っては、村名以上の生産をすべてやめて、ブルゴーニュ・コートドールを2種類作っただけという
本来のグランクリュトプルミエクリュをブレンドしたテット・ド・キュヴェ
それ以外のブレンドのプルミエ・キュヴェ
以上。

シャブリもなし?

お値段はレジョナルと思うとかなり高いですが、グランクリュを買うならお値打ちかも

円安や世界的なブルゴーニュ需要の高まりなど、要員はいくつかあれど、この21年の不作が大きな値上がりに拍車をかけたのは間違いない

幸い、22年、23年とそこそこいいヴィンテージで生産も多いのが救いです。
今年も大豊作を祈ってます







posted by cave MITSUKURA at 17:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月03日

買っておきたまへ


快晴ですが割と寒い、今日の名古屋

花粉はじゃんじゃん飛んでます

てんちょ、もう嗅覚・味覚が半分くらいしかないような…
ある時、一瞬パッと元に戻りますが、いつの間にかまたぼーっとなってます
来週にはピークを過ぎて行くようですが…



今日は、店頭にてまだ残っている「昔の価格のブルゴーニュ」を紹介します
ネットショップからも購入可能です


まずはこれ

グロフィエ.jfif

ロベール・グロフィエ シャンボル・ミュジニー1erレ・サンティエ2017

税込みでも3万円以下です
特級ボンヌ・マールの真下にある1級畑です。
グロフィエの甘酸っぱいラズベリーのようなピュアなピノノワールです

因みに2020年以降は参考上代66000円税込みで、しかも入荷量が少なくてなかなか買えませんので
六万越えって…

ネットショップの情報はこちら ↓
https://cavemitsukura.com/product/%e3%83%ad%e3%83%99%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%b0%e3%83%ad%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%a8%e3%80%80%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%9c%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%82%b8%e3%83%8b%e3%83%bc-7/



もう一つ、これもお買い得です

アンヌ・フランソワーズ・グロ.jfif

アンヌ・フランソワーズ・グロ ヴォーヌ・ロマネ レ・シャランダン2019

ヴォーヌ・ロマネで税込み15000円以下
オー・レアは既に完売してますが、シャランダンはまだあります。

オー・レアがニュイサンジョルジュの側にあるのに対して、シャランダンの区画はクロ・ド・ヴージョの側にあります。
斜面の下で1級ではないので、余計にお値打ちです
しっとりふくよか、もう飲めますよ〜

こちらも21年では1万円以上値上がりしました

ネットショップの情報はこちら ↓
https://cavemitsukura.com/product/%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%8c%e3%83%bb%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%bd%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%83%bb%e3%82%b0%e3%83%ad%e3%80%80%e3%83%b4%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%8c%e3%83%ad%e3%83%9e%e3%83%8d-2/

他にも1万円前半のヴォーヌ・ロマネ、あります。
検索してみてください



白ならこれかな

アンリ・ボワイヨ.jfif

アンリ・ボワイヨ ムルソー2020

このワイン、一番最初に入荷したワインと全く同じヴィンテージなのに、2回目以降で値段がかなり違ってました
同一ヴィンテージで値段が違う(値上がりしてる)って、これまで経験ないですね

名門ボワイヨ

ロウキャップが開けにくいというご意見もありますが、味を思えばなんのその。
違う?

実はまだ飲むには早いです
しかし、値段は非常にお買い得なので、数本買って寝かせておきましょう

ネットの情報はこちら ↓
https://cavemitsukura.com/product/%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%aa%e3%83%bb%e3%83%9c%e3%83%af%e3%82%a4%e3%83%a8%e3%80%80%e3%83%a0%e3%83%ab%e3%82%bd%e3%83%bc2020/

これが無くなったら、やっぱり1万円近く値上がりです

どれもあと数本です
全て正規品なので来歴・保管には無問題です

他にも買っておくべき昔の値段のワインありますが。
棚卸して発見があればまた報告します〜















posted by cave MITSUKURA at 16:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月01日

イタリアでも一番好きな赤ワイン


今日から3月
日差しがまぶしい 今日は花粉はやや控えめ??

ブログ、ちょっとさぼっててすみません
今日からまたワインの紹介しますので


前の記事にも書きましたが、
3月25日月曜日は棚卸のため、一日だけ臨時休業します
どうかご了承ください。

来ていただいたのに「やってないー」っていうのが一番、残念に思いますので
来たらイカンよ。

棚卸って、在庫商売では非常に重要な作業なんですが、めちゃくちゃ大変というか面倒なんです
集中力が切れないようにササっと終わらせたいですが、そんな簡単には終わらない。

いいワインばっかりなんで(自画自賛、えっへん、いや、ほんと)、
「なんでこれもっと早く売り切れないのかなぁ」
「これ、まだこんなに残ってる」

というのが、まま、あるんですけどね

ネットショップ漁ってみてください




3月の月初はそんなに新入荷はありませんが、今日は目ざとく見つけた少量在庫を紹介します

クインタレッリ.jfif

ジュゼッペ・クインタレッリ アルゼロ・カベルネ2013

イタリアワイン通を名乗るなら、これを知らないでは済みません
っていうくらい、イタリアワインでは有名な作り手です。
きっとご存知の方が多いと思いまます。

ジュゼッペ・クインタレッリはイタリア、ヴェネト州の生産者です

ヴェネト州はアドリア海に面した都市のヴェネチアがあるのでとても有名です、これがヴェネト州です ↓

300px-Veneto_in_Italy.svg.png

ですが、昔からのワイン産地は内陸にあります。

ヴェネト州には知名度の高いワインがいくつもあります

プロセッコ(今や世界一のデイリースパークリングとなりました)
ソアベ(イタリアの白ワインと言えばこれ)
そして、今日のクインタレッリも作っている
アマローネ
です。

アマローネはイタリア赤ワインでも高級品で、影干ししたブドウを果汁に漬け込んでコクを深める手間をかけたワインです

黒々とした外観、抽出の濃厚さ、チョコレートのような甘い味わいがあってハイアルコールでもあります
もちろん長熟です。
同じ産地のヴァルポリチェッラというワインの上級品とも言えます。

ブドウ品種はコルヴィーナ、ロンディネッラという地元のブドウです

クインタレッリはこのアマローネの頂点と言える生産者で、色々な生産者のアマローネがありますが、クインタレッリ抜きにアマローネは語れないくらい重要なんです
ドメーヌとしては1924年創業で、今4代目になります。

蔵の名声を高めたのは先代のジュゼッペさん(故人)ですが、ドメーヌ設立前から行われていたブドウ栽培や、ワイン作りのノウハウを継承し、伝統に則った手法を大事にしてきた人です。
彼に指南を受けて成功した蔵もあり、ノウハウを惜しみなく他人にも教え広めた、懐の広い人なんです
彼の訃報を聞いたときにはびっくりしましたが、すぐに買えるワインを押さえました。

当然ながら評価が高く、人気なのでお値段もとても高くなってます
今ではこちらのワインは高額にも関わらず瞬殺でなくなってます。

なかなか、アマローネは注文させてもらえませんが、今日のアルゼロを買うことが出来ました

アルゼロはアマローネと同じ手法で作られたワインですが、セパージュがカベルネ主体になっています
2013年で、カベルネソーヴィニョン40%、カベルネフラン40%、メルロー20%とボルドー品種なのでアマローネを名乗ることが出来ません。

ブドウは3割弱が貴腐の状態になってるそうで、それを使って20日もマセラシオンしてから、発酵に50日もかけています
一旦樽に移して再度発酵。
じっくりアルコールを得ることで、非常に深みのある香りと味を獲得しています。

因みにアルコール度数16.5%です

経った2本しか買えませんでしたが、今日の貴重なアルゼロ、2013を手に入れることが出来ました
えー、諭吉さんが7人も必要ですけど…

11年経ってますが、まだ早いでしょう
前日抜栓か、2日かけて飲むか、てんちょなら後者にします(味わいや香りの変化を経験したいので)

飲む機会がある方は幸運です













posted by cave MITSUKURA at 15:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月23日

フェアウェル2月


せっかくの3連休なのに今日は冷たい雨ですね
午後からは上がるようですが。

もう来週は3月かと思うと、時の過ぎるのはやっぱり早い。

名古屋市東区の並木はもう咲き始めてます
早咲きの品種とは言え、これも早い。



もう2月に思い残すことはない
(何が??)

来月は地獄の棚卸があります。
なので、3月25日月曜日は臨時休業します

ご迷惑をおかけしますがご了承ください。



今月はもうブログ書かないかも。
許してちょ







posted by cave MITSUKURA at 15:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月20日

春が早い 本日中身なし


暖かすぎて気味が悪いくらい
しかし、店内は冷えてるんだな



ブログ書きたかったけど時間なくなってしまった

今年はヨーロッパも同じく暖冬らしい。
フランス北部では雪も積もってましたが、暖かくなるのが早めなのは日本と同じ

ヨンヌ県の公園広場では既にクロッカスが満開らしい ↓

IMG_3240.JPG
meteo89さんSNSより @chantal toledano

すごーい
サフラン取り放題だ(違う、そこじゃない)

春一番の花と言えば、なんだろう?

蝋梅
福寿草


花も好きだが、お団子はもっと好き

厚生労働省がアルコール度数の指標を新たに発表しましたが、まったく気にしてませんー
健康は大事、酒は飲んでなんぼ。


さいならー





posted by cave MITSUKURA at 18:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月18日

大西洋の風を感じますか


これからしばらく雨続きになるようですね
昨日の夜も雨が降るとは全く思っていませんでした… 傘なしで急いでる人もたくさん見ました

一雨ごとに暖かくなる季節、にはちょっと早くないか
2月中旬なのに。



今日のワインを紹介します
てんちょ、個人的に大好きな地域なんです
ワインは違えど、紹介するのは何回目だろう。

pedra-da-auga-albarino-1-1.png

レクトラル・ド・ウミア ペドラ・ダ・アウガ2022

名前だけ聞いてどこのワインか分かったら神です
が、業界関係者でもまずいないでしょうね。
因みに、てんちょはもちろん分かりませんでした

今日のワインは、スペインのガリシア地方リアス・バイシャスの白ワインです
アルバリーニョ100%

リアス・バイシャスのアルバリーニョは今、世界でとても注目されています

華やかな香りがあり、強い酸が特徴です
温暖化で酸が長く保たれることが以前より断然重視されるようになってきたためでもあります。

白ワインを作るにあたり同じような品種で見直されているのが、
アリゴテ
です

後、メジャーとは言えないかもしれませんが、
サヴァニャン(フランス、ジュラ)
フルミント(ハンガリー、トカイ)
も再び脚光を浴びています

逆に、酸が少なくて収穫時期の調整が難しくなってきているのが、
ゲヴェルツトラミネール
フィアーノグレーコなどイタリア南部の土着品種
などです。

↑ これらのブドウは芳香高く、非常に香しいのですが、いかんせん元々酸が弱い
なので、暑さですぐに失われてしまいます。
アルコール度数や香りはいいんですが、どうも輪郭のないぼやっとしたワインになってしまいがちなんですよねぇ

同じように思われがちなヴィオニエですが、産地がごく限られてることもあり、上記の限りではありません。
ヴィオニエも大好きですが、病害に弱くて低収量という手間のかかる「お嬢さんブドウ」なんで、あんまり手を出す人がいませんね。
一時期栽培が増えたラングドックでは今後は厳しいかもしれません



ということで、只今絶賛売り出し中のリアス・バイシャスアルバリーニョ

リアス・バイシャスがイベリア半島の北西端にあるのはご存じでしょうか??

ここ ↓

リアス・バイシャス.jpg
毎度の縮尺

リアス・バイシャスは海岸線が複雑に入り組んでいます。

地理で習ったリアス式海岸の語源になった場所でもあります
今って、「式」ってもう言わないんですね、知らなかったー
(スペイン語で入江のことをリアと言い、その複数形がリアスです)

海に臨む産地で、ここの白ワインは海のワインと呼ばれています

DOリアス・バイシャスにはサブリージョンは5つ
北から、

リヴェイラ・ド・ウリャ
ヴァル・ド・サルネス
ソウトマイオール
コンダード・ド・テア
オ・ロサル


です。

DOリアス・バイシャスは、96%がアルバリーニョという圧倒的な白の産地なのですが、法的には赤とスパークリングも生産可能です。
アルバリーニョとラベルに表記する場合はブレンドは不可、100%でなければなりません。

マイノリティでは、この地域で最も多く栽培される黒ブドウにカイニョ・ティントってあるんですが、てんちょにはまったく未知の存在です
全ブドウ畑の中で僅か4%未満の赤ワイン、そりゃ見ないはずですよね…

現在、急成長中のこの地域、ワイナリーは170越えまで増えました
ほとんどが家族経営の小規模な生産者ですが、投資も増えてるようですので今後は大規模企業も増えるかもしれません。

アルバリーニョは日本と同じように棚仕立てで栽培されています ↓

DOリアス・バイシャスより.jpg
リアス・バイシャス原産地呼称委員会SNSより

海が近く湿度が高くなるので、風通しの良い棚仕立てにしてるそうですが、最近では垣根にする人も増えています。
修道士がドイツから運んできたといわれていますが(諸説あり)、ガリシアでしっかり定着しています


さて、具体的に今日のワインについて。

生産者のレクトラル・ド・ウミア、2009年設立の新しい会社です
所在地は海岸の主要都市のポンテヴェドラにあります、その南に位置するサブゾーンのヴァル・ド・サルネスに3か所の畑を所有しています。
(以前に紹介した、マル・デ・フラデスも近くにあります)

ラベルがいかにも海のワイン、って感じなのかいいな

ガリシア最大のネゴシアンのガジェーゴスの傘下に入っています。

写真が載せられませんが、結構モダンな構えのボデガです
ステンレスタンクなど最近の設備を備えています。

今日のアルバリーニョはアルコール度数12.5%、安心して飲めますね

発酵後にそのままタンクで熟成、その間にバトナージュしていますが、そこまで濃い印象ではありませんね。

やっぱり、くちなしの花や甘い蜜っぽい香りがします
しかし、その一方でグレープフルーツもあって、ちゃんと引き締まってます。
味わいは爽やか、キレのある辛口で酸味がすがすがしいです

アルバリーニョの良さが分かる美味しさです

良く冷やす方がいいでしょう

後味も綺麗です、魚介やオリーヴオイルを使ったイタリアンでもよく合うでしょう。
個人的には四川料理や、エスニック料理に良さそうな気がする

価格はお手頃、すっごくお勧めです〜



…余談ですが、ガリシアには是非行きたいと思ってるんですが、未だロシア上空が飛行できない現在、どうしてもうまく接続できなくて日程的に難しいので断念。
いつか近いうちに行きたい














posted by cave MITSUKURA at 17:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月17日

ブルーボトルのシャンパーニュ


今日も暖かい名古屋、曇ってますが風は止んでます
2月ってすっごく冷え込むイメージですが、今年は全く違いますね



今日も再入荷のワインを紹介します、今日はシャンパーニュです

サフィール・ブリュット 011553_item_image1.jfif

ダンテニー・マンジャン サフィール・ブリュットNV

青いボトルがかっこいいですね
だからサフィール(サファイヤ)っていう名前なんでしょう。

作っているのはマレウイユ・シュル・アイのレコルタン、ダンテニー・マンジャン

Mangin、マンガンじゃないのね…

マレウイユはマルヌ川添いの高評価1級畑です、かつての格付けは99%クリュです
並びにグランクリュのアイがあります。
(グランクリュが100%、1級は99〜90%で格付けされていました、なので99%は1級の最高峰でグランクリュともほぼ違わないのです)
有名なメゾンでは、ビルカール・サルモンやフィリッポナがマレウイユにあります

ここです ↓

ダンテニー・マンジャン.png
周りの地名が大体わかる方はシャンパーニュ通ですね


マルヌ川に傾斜するブドウ畑の眺めが美しいです

ダンテニー・マンジャンff41dda37723.jfif
HPより 白鳥いますね

ダンテニー・マンジャンは家族経営のレコルタン・マニュピュランですが、詳しいことが分かりません
独立栽培家協会に所属してます。


今日のサフィールは、蔵でも上級キュヴェに当たります
ピノノワール60%、シャルドネ40%
瓶熟48か月


一次発酵を古樽のバリックで行っています

てんちょ、あんまり樽発酵には拘りませんが、手間の多さはそれはひとしおですので、その苦労を負ってまでやりたいだけのメリットがあるんだろうなぁ…

前回入荷した時にはすぐに売り切れて、飲むことが出来ませんでした
それからしばらく欠品してまして、ようやく再入荷です。

まだ飲んでおりませんので香りも味も不明ですが

しかも、普段なら12100円のところ、税込みでも諭吉で余裕で買えまっせ
このかっこいいボトルを持って行けば、注目されること間違いなし(ほんとか)







posted by cave MITSUKURA at 15:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする