2020年11月03日

跨げる塀です


今日はアメリカ大統領選挙なんですねー
どっちも嫌っていう有権者が結構多そうですが、どうなるでしょう…
どっちになっても良くならないような気が

フランスのロックダウンも4週間は長いですが、クリスマスまでには何とか抑制したいでしょうし…

今年いっぱいではとても収束しそうにないコロナ、来年の2月3月くらいでワクチンのめどが立つんでしょうか



今日は個人的に好きな白ワインを紹介します

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アンリ・ダルナ
ブルゴーニュ・シャルドネ ラ・ジュマリー2015
ムルソー 1erクロ・リシュモン2018 モノポール


この生産者は飲んだ事ある方は好きだと言ってくれるでしょうが、メジャーという程の知名度はないかもしれません
知られてない方が手に入るから、個人的にはいいけれど

2016年にミツクラのお店に来てくれた事があります

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短い時間でしたがとても印象的でした。
それから後に飲んだ彼のワインは非常に良かったです
(当日は試飲なかったので)

1850年代に遡ることが出来るこのドメーヌはアンリさんで5代目
ムルソーにあります

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HPより

ネゴシアンも兼ねる蔵は、奥様と二人で先祖の残した畑も大事に管理しています
アンリ・ダルナにはクロ・リシュモンという単独所有畑がありますが、この認定が1996年というごく最近の認定で、これは大変珍しい事です
北側にある1級レ・クラの一部で僅か0.74haしかありません。

ここです ↓

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ブルゴーニュワイン委員会より

モンテリーとの境です。

このクロ・リシュモン、でも「クロ」の名前の通り、ちゃんと囲まれているんです
膝くらいの高さの「畔」ですが、クロである証拠だそうで。
これが認定時の重要なポイントでした、数百年前にかつて持っていた人がここだけは他と違うと分かって囲ったんだろうというお話でした。

クロ=塀、垣根ですが、これは囲まれた特別な区画を意味しています

中世の修道士は良いブドウが出来る区画を他と区別し、守るために区画を囲ったのですがこれがクロです。

クロドベーズ
クロデムーシュ
など、有名なクロは沢山あります。

現在、新たにクロを作る事は禁じられています。
(みんなが勝手に囲いだしたら厄介だもんね)

塀って聞くと背の高さくらいあるイメージですが、土手というか畔っぽいのがほとんどです
 
こんなです ↓

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ラトリシェールシャンベルタンの区画 17年の訪問時

余談ですが、グーグルのストリートビューでも、かなりはっきり畑とクロが見られますよ
ジャック・プリウールのクロもある。



で、アンリ・ダルナのムルソー

ムルソーは実はミネラリーなワインなんだ

と、実際にワインを作り始めるまでは自分でも真逆の事を思っていたそうですが、本来の個性を失わせないように過剰な樽の使用はしていません。

確かにアメリカで人気のかつてのドメーヌってコッテコテでしたもんね。
ナパでもどこでもえーやん、っていう「噛める」スタイル
あれはあれで簡単じゃないでしょうが、今はそういうの減りましたね、滅多にないと思います。
食事との相性の良さもワインの酸や塩のおかげです

蔵を継承したのは2000年です。
栽培は色々試して、今は無農薬になっています。

完璧主義と言われるアンリさんは何でも自分でやってみる方の様です。
自分の哲学は、良識と忍耐
自然相手の仕事は待つことが非常に重要、忍耐の報酬は美味しいワインが食卓に出るとき、だそうです

くーっ、待つの一番苦手

しかし、そこはやっぱり新樽控えめの醸造、待って飲むべきワインです


今回はレジョナルの2015も入荷しました

多くのブルゴーニュで大当たりとなって15年、ダルナもとても評価が高いです。
こっちはお手頃なので気軽に試せますよ。
3人のお嬢さんの名前を取って、キュベ・ジュマリ―と名付けたそうです

こっちならもう飲めます

バターやクリームとも良い相性です、冬の食卓にいいですよ〜












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2020年11月02日

北の修道士の畑


1日が日曜日だと曜日感覚がずれませんか
そして、また明日は祝日だし。

今日は寒い、雨の名古屋です


先日の集まりでお客様にニコラ・ジョリーのクロ・ド・ラ・ベルジュリー2016を飲ませていただきまして、
美味しさに感動しました

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滅多に輸入がないレアなワインですよ

ニコラ・ジョリーは3つの白ワインしか生産しておらず、トップのクロ・ド・ラ・クレ・ド・セランと一番馴染みやすいサヴニエール・レ・ヴュー・クロが正規品として通常輸入されています
真ん中のクロ・ド・ラ・ベルジュリーは生産量が少ないのでほとんど輸入がなく、この16年の前は10年以上前の輸入になります。

なので、入荷の連絡をもらった時には即答でケース買いしました

ニコラ・ジョリーと言えば、ビオディナミの代表・トップですが、難しいワインじゃありません。
(確かにお父さんの話は難解ですし、5日前に抜栓するとか??通常の感覚ではありませんが)
ビオ云々、関係ないです。
やっぱり美味しいワインは製法どうのよりも、飲めば分かりますね

無理なく美味しい、フルーティさと鉱物感が混ざった香り、芯の太い果実感、余韻も長くて良かったです
さっさと飲んでしまった。

理屈ではなく、早く無くなるワインが一番いい飲み頃っていう事です
若いワインもそれはそれで楽しめますし、経験になるからいいんですけど、やはり若すぎると進まないですよね。

ニコラ・ジョリーもまだありますので是非飲んでみてください〜
01のクレ・ド・セランもあるよ



で、今日はそれ繋がりで違うシュナンブランを紹介します

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ダミアン・ロロー サヴニエール プティット・ロッシュ2018

この生産者が分かる方は情報通ですね
日本での知名度はまだまだですが、ヨーロッパではかなりの注目生産者です


生産者の前にサヴニエールというAOCを復習しましょう

サヴィニエールはフランスの北西部、ロワール川の流域にある産地です。
ロワール川はフランスで最も長い河川で国土の中央から大都市ナントまで流れ、大西洋に注いでいます。

長く広い流域には多くのワイン産地があり、河口のナントから大きく4つに分類されています

1.ペイ・ナンテ ミュスカデの産地ですね
2.アンジュー・ソミュール地区 古都アンジェの周辺にある産地で、今日のサヴニエールはここに属しています
3.トゥーレーヌ地区 ヴーヴレイが有名です、古城も沢山あるので観光地でもあります
4.セントル・二ヴェルネ サンセールが代表的です、ここは河口からは遠く離れたフランスの真ん中に位置しています

2と3を混同しちゃう方が多いんじゃないでしょうか??

ソミュールシノンが区別できないとか
(ロワール川には支流が多いし、余計に地理も覚えづらいかも)

地図はこちらで確認できます ↓
https://www.vinsvaldeloire.fr/en/vineyard-map

いい地図です
ロワールワイン委員会より、日本語はないですがとても便利ですよ

ロワールはAOCが多い割には、日常で馴染みがない物が多いのでややこしく感じるかもしれません。
PGIまで入れると一層、未体験のワインが増えますし。

しかし、ロワールの多様性と北に位置する優位性はこれからもっと注目されていくでしょう

今日のワイン産地はここです ↓

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同上、ロワールワイン委員会より

細かいですが、緑の丸で囲った場所がサヴニエールです。

サヴニエール白だけに認められたAOCで、シュナンブラン100%でなければなりません
味わいは辛口から甘口までOKですが、発泡ワインはこの名前では作れません。

ここのAOCは、元々、一つの「サヴニエール」という呼称だけがあったんですが、その一部である二つの地区が、
サヴニエール・ロッシュ・オー・モワンヌ
クレ・ド・セラン

という新しいAOCとして独立したのが2011年、まだ最近です。
そうして3つになったんです。
(クレ・ド・セランはニコラ・ジョリーのモノポールです、昔のラベルにはサヴニエールの表記がありますよ

サヴニエールはアンジェやトゥールの街と比べるとかなり田舎です

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ダミアン・ロローHPより

なーんにもありません。周りは畑と森だけ。
農業には良いですけど。

面積が小さい事もありますが、サヴニエール全体でも生産者は30程しかいません、
全体の生産量で年間5万3000本程度です
(中堅シャンパーニュメゾンのポルロジェが年産160万本である事と比較するとその規模が分かるでしょうか)



で、ようやくダミアン・ロローの話です

ロロー氏は1999年、勤めていた肥料会社を退職しアンジュー・ソミュール地区でワイン作りを始める決心をしました。
なぜそうなったのはかはHPには書かれていませんが。
(余談ですが、輸入元とロワールワイン委員会の載せてる彼のウェブサイトは正しく表示されないようです)
その後、2006年にサヴニエールだけに特化し、その他の畑は手放しています。
現在、所有する畑は8.5ha

こんな方 ↓

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HPより、以下同じ

彼のサヴィニエールはそれまであった、「アロマの乏しい青いワイン」のイメージだったサヴニエールを一変させたと言われています

百面相のブドウ、シュナンブランは酸が強く、熟度とのバランスが非常に繊細で収穫の時期を慎重に見極めないといけない難しい品種です
畑に何度も入る辛抱強さも必要です。

ロロー氏は、
『果皮が金色に変化するまで待ち、種まで熟させる。
酸度が落ちる直前に収穫。貴腐菌が少なく、酸度、・熟度の高い状態を目指している』

だそうで、バランスがいい辛口で、香りが豊かなのが頷けます。

畑は2009年からはオーガニックに転向、カバークロップが生え放題 ↓

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こちらの最高峰はロッシュ・オー・モワンヌです。
今日のワインは一番ベーシックな物ですが、同じコンセプトで作られていますので入門編には最適です

収穫後のブドウは破砕されて樽で発酵、そのまま熟成されます。
『還元ではなく常に少量の酸素とコンタクトしながら発酵、熟成し成長させる。還元でワインを守るので はなく、健全に成長させる』

という考え。
トロピカルフルーツのアロマがある様な華やかな作りですが、厚過ぎない辛口で繊細さも十分感じられます。

軽めの前菜やヤギのチーズにもよく合います

こういうワインを日常に取り入れるといいマリアージュが楽しめますよ



実はこのワイン、一昨年ニコラ・ジョリーを訪問した後で紹介してもらったレストランでマダムが出してくれたワインなんです

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その時にはこのワインは地元でとても人気があって有名だと、お勧めしてくださいました。
確かに美味しかった〜

他のも買ってみたいな。















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2020年11月01日

湯気の出るワイン


11月です

初日が日曜で、すぐに3日が祭日って言うのは商売的に良くない…
ワインが4日にしか入荷しなかったり

お店が寒いので早くもストーブ出しちゃった。


今年は例年並みの寒さになるようですね
去年の暖かさでいいのに…

そんな寒い日にはこちら

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ハウザーズ ビオ グリューヴァインNV

ドイツ産、ビオワインで作られています。
アルコール度数9.9%ですので、温めてもそこまで酔いません

フランスで言う、ヴァン・ショーです
温めて飲むホットワインですね。

ほんのり甘くておいしいですよ

ヨーロッパだとスキー場や街頭で露店が出て売っています
ウィーンだとグリューヴァインと一緒に、プンシュっていうオレンジエードのお酒バージョンみたいなのがあるんですが、結構アルコールは強い。
でも底冷えする季節にはとても良いですよ〜

そのままマグカップでレンチンしてもいいですし、お鍋で火にかけてもいいです。
沸騰直前で火は止めてください

去年は暖かくて全然売れませんでした

今年はこれで寒さを忘れて下さい






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2020年10月30日

でっかい正義


空気が冷たい名古屋です、お天気は良かったですが今日は風が強い

愛知県のコロナ感染者が再び増加してるみたいですが、もうすっかり緩みまくっています
でも、ハロウィンなんて関係ない、てんちょ。大人しくしています。
新たな感染者が増えませんように。


もう11月ですね〜

書きたいワイン、色々あるんですけど。
じっくり書いてる時間が無いのでまた来月にします。


なので、今日は新入荷の素敵なワインを簡単に載せておきます

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ルイ・ジャド
シャサーニュ・モンラッシェ1erモルジョ2017 デュック・ド・マジェンダ 6リットル
ボーヌerクロ・デ・ウルスル2012 6リットル


わはは〜
でっかい
重たい〜

6リットルなので、レギュラーボトル8本分です
50人くらいで飲んでも余裕。

普通のボトルと大きさを比較するとこんな感じです ↓

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8人で飲むと確かに一人本ですが、飽きるので止めた方がいい

もちろん売り物です〜





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2020年10月26日

気合を入れて臨むべし


お店が冷えると感じるようになってきました
今年は去年みたいな暖冬じゃないようだし、嫌だなぁ



今日は今度飲むワインのメモです

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ベルナール・デュガ・ピイ
ジュヴレイ・シャンベルタン クール・ド・ロワ トレ・ヴィエイユヴィーニュ
2010〜2018 9vintage


名前が長い。
デュガ・ピイクロード・デュガ、どっちが好きか迷うところ
同じくジュヴレイのルクレールでも、フィリップかルネか支持が分かれる所かも。

二つのデュガに関して言えば、正直どちらもいいです
甲乙つけがたいです

で、今回はデュガ・ピイの方をクローズアップしました。

これぞ本気のバーティカルテイスティングだ
全日本縦飲み同好会の皆様、お待たせいたしました



実は3年前にも、デュガピイのバーティカルに挑んだんですけど… ↓

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(うっかり06を売り切ってしまい、ロイヤルストレートフラッシュを逃したのも残念でしたが)

色々、環境の問題などありまして撃沈
整えていただいた方には感謝しかないんですけど…
本当に討ち死にした感一杯だった
まぁ、私はちゃんと飲んだので悔いはない。

当時のブログがこちら ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/451164558.html



そこで、今回は満を持して再挑戦します
9ヴィンテージも一度に味わうのは大変ですよ、集中しないと何が何だか分からなくなるでしょう。

ある意味、自分との闘いです



今回のワインは、蔵のベースワインと言ってもいいでしょう

所有する4つの村名区画をブレンドして作られる物で、全ての区画で樹齢75年以上の大変の古木です。
なので、「トレ」ヴィエイユヴィーニュという名前。
(ご存知でしょうけど、トレTRES=とってもの意味、トレビアンのトレです)

ブレンドされている区画はこの4つ

アン・コンブ
マルシェ
エポワンチュール
ジュイーズ


ジュヴレイのグランクリュの地図が書ける方はそれなりに居そうですが、村名となると厳しいかも

ここです ↓

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アトラス・ド・ブルゴーニュ

てんちょ、もう老眼気味なのか、明るくしないと字が読めないわ

ですが、その内のどの部分かは分かりません。
アン・コンブという表記はないですね…

そして、各ヴィンテージはどれも良いですが、11と13が敢えて言うなら普通の評価です。
が、08みたいな天候に恵まれない年ではなかったです
天然酵母で一部全房発酵を取り入れているので、より年の個性が分かると思います。

ま、飲めば明らかになるでしょう

そろそろHPでもワイン会の公募を始めてもいいかなぁ〜
















posted by cave MITSUKURA at 18:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月24日

ちっさい区画


今日は日曜日みたいな気がします、そういう時ってありますよね

昼間の栄の人出はすごかったです
ソーシャルディスタンスなんて無理ってくらい人だらけ
すっかりコロナ以前の風景になってました、名古屋駅もはもっと凄いかも。



今日のワインを紹介します
ど真ん中の様なやや珍しいような。

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フィリップ・ブーズロー シャサーニュ・モンラッシェ・ブラン2018

この生産者をご存知の方は結構ブルゴーニュ通ですね
でもなんでシャサーニュ?って感じでしょうか。
2018年からラベルデザインが新しくなってます、17年まではクリームイエローのラベルに緑の透かしが入ってました。

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写真が立てて取ると光ってしまうので横のままで撮りましたが、隣のラルロのスショにも注目


さて、このフィリップ・ブーズローですが、シャトー・ド・シトーという名前の方がピンとくる方もいるかもしれません
ここはムルソーに何軒かあるブーズロー一族の一つで、ムルソーの3大1級畑と合わせてシトー派修道院が開墾した畑をを受け継ぐ作り手です。
(ブーズローも多いのでどういう関係かややこしい…
現当主で9代目という長い歴史があります。

クロ・ド・ヴージョのヴージョ城の様に、ここにも修道院の城があってそれをシャトー・ド・シトーと呼ぶのですが、城というより邸宅くらいの規模です。
現在はブーズロー家の所有ではなくなっています。
ホテルになってて泊まれますよ。

シャトーに付属したモノポールの畑、ヴュー・クロ・デュ・シャトー・ド・シトーは1995年からずっと所有しています。

ご当主のフィリップ・ブーズローさんはこんな方 ↓

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輸入元HPより

ムルソーを中心に18haを所有する中堅ドメーヌですが、従業員の家族のブドウを買ったりしているために厳密にはメゾン(ネゴシアン)となります。
クレマンも作ってますけど輸入がない
栽培はリュットレゾネ、醸造は天然酵母を使用。
過剰な樽は避けつつ、新樽を上手く使っています

この方を買うならムルソーを買うべきなんでしょうけど、数が物凄く少ないシャサーニュ・モンラッシェを買ってみました
なんせ、所有する区画がたったの0.15haしかないんです。
les Meix Gourdardの一部です。

ど真ん中よりも、ちょっと面白そうなのに行ってしまったわけです
2018年の白は定番もいいけど、早い内から色々飲み比べてみたいです。

樽発酵の後に新樽30%で1年熟成、コクだけでなく酸や鉱物感も感じられる作りにしています。
2018年は今の所、白よりも赤の年ですが、何年かしたら白もきっともっと良くなると思います
ブーズロンやシャブリの様なキレのある白は最初から既に美味しいんですが、樽を使ってるムルソーみたいなワインはやっぱりまだ早い。

ここは我慢で待ちたいところ

ですが、18年のキャラクターを知るために飲んでみるって言うのもアリですね
あまり冷やし過ぎないように、大きなグラスでどうぞ。
この辺りだと翌日の方が良いかもしれません

お値段は諭吉で余裕ですが、デイリーにシャサーニュ・モンラッシェが飲める人はそうはいないかなー

こういうワインでヴィンテージを確認すれば経験値は各段に上がるでしょう

お買い上げ待ってます








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2020年10月23日

手が止まらないかも


今日は雨ですがそんなに寒くない名古屋です
一雨ごとに寒くなる季節ですね。
もう2020年も残り少なくなって来ました。


昨日のニュースでもうボジョレー・ヌーヴォーが日本に届いたというニュースを見て驚いた
あの「帝王」のです。

ちょっと早すぎませんかね…
もちろん今年は例年とは違って、航空便の数も少ないでしょうから早めに対応しておかないといけないでしょうけど。
それにしてもあと1週間以上、醸造熟成に使った方が良いんじゃないの??

ルーデュモンの仲田さんなんてギリギリまで収穫を待って、それでお醸造に目いっぱい時間をかけてます
今年も楽しみ

今年こそ「100年に一度の出来栄え」と言うべきヴィンテージなのでは??

正直、こうなったら毎年意地でも言い続けて欲しいわ
ほんと、ダチョウ倶楽部みたいにずーっと同じ事やり続けるのもありです




店頭に新しいおつまみが登場しました

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龍屋 マカダミアナッツ・白トリュフの香り


店頭では長年のロングセラー人気商品のこれがあります ↓

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龍屋 天使のミックスナッツ・白トリュフ塩使用

これの姉妹品です。
お客様に教えてもらいました。

マカダミアナッツってマカダミア博士が栽培に成功したのでそう名付けられてるそうですね
オーストラリア原産、今でもほとんどがオージー産でしょう。

白トリュフの香りがちゃんとして美味しいです
ナッツの王様だけ会って素晴らしい歯触りと味わい

今年の白トリュフはどうかしら、そろそろです。
一年に一度そのためにだけイタリアンへ行くてんちょ。

このナッツ、本当に美味しいです。
ナッツは安物だとがっかりですよね、ケチっちゃいけません
しかし、一袋食べちゃいそうで、怖い


是非食べてみて下さい〜















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2020年10月19日

フーリエきたる


朝晩は寒くなってきましたね、今日は雨の名古屋です
あんなに暑かった夏が嘘みたい。


2018のブルゴーニュ新入荷もそろそろ出揃って来ました。
先週はこれが来ました

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フーリエ2018

ブルゴーニュ・ブラン
ジュヴレイ・シャンベルタンVV
ジュヴレイ・シャンベルタン1erコンブ・オー・モワンヌ
ジュヴレイ・シャンベルタン1erシェルボード
シャンボル・ミュジニーerグルアンシェール
モレサンドニ クロ・ソロン


以上

毎度おなじみ蝋キャップ

ジャン・マリーの代になって何年かな。
23,4歳で蔵に入ってるのでもう20年以上もやっていますね。てんちょと同級生だわ。
お父さんのジャン・クロードの方が最初は好きだったけど、息子さんのジャン・マリーも非常に人気です

今年はたったのこれだけしか来ませんでした

ブルゴーニュ・ルージュがない
クロサンジャックは来た事ない…

このシャンボルの1級は初めてですね
グルアンシェール、村の中心で村落に近いところにあります。

シャンボル・ミュジニーの畑って意外と知ってる方が少ないかも
ジュヴレイみたいに9つも特級があると覚えやすいんですけどね

南北の端っこにボンヌマールとミュジニーの特級があり、その間を1級が帯の様に埋めてる、って感じです ↓

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ブルゴーニュワイン委員会より

グルアンシェール見つけられますか??



それにしても。
す、少ない…

あ、店頭にはなぜか2017のブルゴーニュ・ルージュがまだあるんです

興味ある方はお早めに〜









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2020年10月16日

ジェームズ・ボンド待ち


カーヴミツクラもGOTOキャンペーンに参加しています
地域共通クーポン使えます〜

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自分がどこかで使いたい。




今日のワインを紹介します
人気のアレですが、パッケージが限定です。

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ボランジェ スペシャルキュヴェNV 007限定パッケージ

007新作映画NO TIME TO DIEの公開に合わせて発売…
 
のはずだったんですが、映画の公開がまた延期になりまして

ダイニエル・クレイグの最終作品になる本作ですが、元々は2020年4月の公開予定でした。
それがコロナで11月に延期されたんですが、それが更に再度の延期となった訳で

4月公開に合わせて、昨年10月、既に特別パッケージのシャンパーニュが発売されたんですけどねぇ
これ ↓

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↑ レギュラーボトルは既に完売。マグナムはまだあります

その後、映画公開は延期になり、今回またもや延期です

と言う事で、何の為に作ったんじゃー
てな感じです
ネタにし過ぎなのでは。

今回のボトルは通常の一番ベーシックな物、スペシャルキュヴェと同じです
(スタンダードなのに名前がスペシャルキュヴェって言うのが紛らわしい)
同じ定価なのは嬉しいかも
諭吉さんで余裕で買えます。

しかし、数量限定であります。
モノトーンでダニエル・クレイグとアストン・マーチンが書かれている箱も素敵  

007好きな方へプレゼントに最適です















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2020年10月14日

翡翠玉のお酒


昼間は暑いですね

イベントページにボジョレーヌーボー他新酒の試飲会のご案内を載せました

今年は3部に分けて完全予約制とさせていただきます。
全部コロナのせい…

1杯だけ、短時間の滞在でもOKです
もちろん全部飲んでくれる方も大歓迎。
是非お立ち寄りください〜

てんちょは今年もマコンが楽しみです

もちろんホイリゲもボジョレー・ヌーヴォーも定点観測したい
2020年は記録を始めて2番目に早い収穫となりました。
病害も雹もなく、質の高いブドウが採れたところが多いようですので期待できます



では、ちょっと珍しい新しいワインを紹介します
新興産地、最後のマーケットの一つでもある。
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コパワー・ジェイド・ワインズリミテッド
フェイツェイ メルロー・レゼルバ2017&シャルドネ・セラード2017


このワインは、中国産です

コロナが流行る前、今年の年頭に輸入元さんが訪ねてきてくださいましてサンプルをいただきました
半年以上経ってしまいましたが、ようやく発注出来ました。

コパワー・ジェイド=長和翡翠という社名なんですが、JADE=翡翠の持つ力を人と融合させるという意味があるそうで。
翡翠の中でも選りすぐりの品をフェイツェイというのだとか。

HPも立派なのがありますけど…
中国語、最近は簡略体の漢字なのでよく分からない

ワイナリーは寧夏回族自治区銀川市にあります。
自治区です、にんしゃほい族? 族の読みは?…

ここ ↓

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中国の行政区をよく知りません
23省・5自治区・4直轄市・2特別行政区あるらしい。

緯度からして冬は相当寒そうですね
日本みたいな島国よりも大陸の冷えの方がかなり寒いです…

温暖化でこれまでのブドウ栽培地では暑くなりすぎていますので、こうした寒いくらいの場所がいいんでしょう
冬にはどんなに寒くなっても、ブドウ樹は寝てますのでそんなに心配する事はありません。
生育期の春夏の気温や降雨量が大事です

実際、この寧夏回族自治区は中国のナパバレーと呼ばれるくらい、ワイン作りに適した土地なんだそうです

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HPより、以下同様

広がりが大陸〜って感じですね

緯度はボルドーと同じですが、標高1200メートルもあって年間平均気温が8度しかない
昼夜の寒暖差が大きく、夏の日照はかなり強いので、あくまで平均ですけど。

政府がフランス、スペイン、アメリカ、チリなどからワイン生産者を招聘して灌漑から植樹まで大規模な指導を受け、今後ますます発展していくであろうと目される中国ワインの注目産地です
2016年のOIVによる年間ワイン生産量でも中国は世界6位に入るくらいの発展を遂げています。

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お金かかってるなぁ、流石は中国

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ワイナリーの責任者は北京のワインメーカーであるドラゴンシール社の出身の梁さん。
写真ないなぁ。

で、二つのワインですが、

メルローは結構なフルボディでモダンな作りですね
ナパをお手本にしてるのが納得のスタイルです。
濃いですがとても丁寧に作られています、贅沢リッチですよ

シャルドネはコテコテかと思いきや、かなりスッキリ、樽に過剰に頼らない綺麗な辛口です
てんちょ、この白はとても好きです。
質の高いブドウを使ってるのがよく分かります、香りも豊かですし、コクもある。

お値段はまーまーします
もう少しお値打ちだと挑戦しやすいんだけどなー

味はとても良いですよ
真剣なブラインドでも文句出ないでしょう。

是非飲んでみてください〜













posted by cave MITSUKURA at 19:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする