今年は街路樹のキンシバイやなんじゃもんじゃの咲くのが遅いような
やはり去年よりは夏が遅いでしょうか。
暑さが緩い訳じゃないでしょうけど
今日は限定入荷のスパークリングを紹介します
これからの季節には泡が一層美味しくなりますね
シュラムスバーグ ミラベル ブラン・ド・ブラン 35thボトリングNV
アメリカ、カリフォルニアのスパークリングワインです
シャルドネ主体、瓶内二次発酵
日本には入荷、僅か180本の限定品です
シュラムスバーグはアメリカを代表するスパークリングワインメーカーです
大統領晩餐会や、MLBの優勝祝賀会のシャンパン(じゃないけど)ファイト(=日本のビールかけ)でも採用されたりしています。
やはり自国のお酒で祝えるのはいい事ですね
カリフォルニアには、
ルイ・ロデレールのロデレールエステート
テタンジェのカーネロス
モエ・エ・シャンドンのシャンドン
ポメリーのルイ・ポメリー
GHマムのマム・ナパ
等、
沢山のシャンパーニュメゾンが進出しています。
それもいいんですが、やはりルーツもアメリカ、となると、今日のシュラムスバーグが真っ先に思い浮かびます
メインのスパークリングワインはこんなラベルです ↓
HPより
↑ これはブラン・ド・ブラン、ロゼやブラン・ド・ノワール、エクストラブリュット、ドゥミセックなど沢山の種類が生産されています。
シュラムスバーグの始まりは19世紀に遡ります。
ドイツ移民のジェイコブ・シュラムがナパバレーのダイヤモンドマウンテンの麓にワイナリーを開いたことに始まります
めちゃくちゃ古い。
ここ ↓
セントヘレナやラザフォードは分かりますか?
シュラムスバーグ=シュラムの砦(お城)、くらいの意味ですね
創業から100年以上経って、1965年になって、現在のオーナーであるデイヴィス家がここを購入し、スパークリングワイン作りを始めました。
ですからスパークリングワインの歴史としては60年と少し。
購入した当時はほとんど廃墟だったようですが、彼らはここで本格的な瓶内二次発酵を採用し、初めてブラン・ド・ブランを生産しています。
65年当時ではカリフォルニアワインの知名度は低く(パリ試飲会事件よりも8年も前)、カリフォルニア産の本格的なスパークリングワインを作ろうなんて誰も考えていない時代です。
この先見の明と不屈の精神には敬服しかありません
シュラムスバーグが知られるきっかけになったのは、1972年のニクソン大統領の訪中で振舞われた事です。
日本では「ニクソンショック」なんて報道されていましたが、誰もどんなワインが出たか、なんて気にも止めていませんでしたよね…
今なら、晩餐会や、王室の結婚式でどんなワインが提供されるのか、興味を持って報道されていますが、時代も変われば変わるもんだ
それから現在まで、シャンパーニュに匹敵するスパークリングワインとしてアメリカを代表する銘柄となっています
カベルネソーヴィニョンやピノノワールの生産もありますが、やはりメインはスパークリングワインです。
今日のミラベルはマルチヴィンテージ=NVです
シュラムスバーグの名前を付けたワインがヴィンテージなのに対し、ミラベルはNVで生産されています。
最近のシャンパーニュメゾンは、台帳番号や仕込みの番号をキュヴェのナンバーとして表記していますが(ルイ・ロデレールやジャクソンなど)、ミラベルも同じく、今日のワインでは35回目の瓶詰めという事を表しています
(ミラベルは最初に生産されたのが1992年、今年でちょうど35年目です。
ですが、ナンバーが併記されるようになったのは2022年から)
35thのベースはシャルドネ90%にピノ・ブラン5%、ピノ・グリ5%を加えた、繊細かつ芯のある構成です 。
ブドウの産地は、ソノマ(59%)、ナパ・ヴァレー(39%)、メンドシーノ(2%)となっています
瓶熟期間は2年以上、一次発酵では一部を樽醗酵させています。
シュラムスバーグのヴィンテージよりは短い瓶熟になりますが、美味しそうですね
「日本初入荷」でありながら「最初で最後」という限定入荷だそうです
(もし次回入荷あったら担当者、どーすんだろ
6月の試飲会に出したいと思います〜
近日中に案内しますので。
もちろん、店頭でも販売していますよ
5000円とちょっと、安くはありませんが飲む価値は高い。
数がとても少ないのでお早めに。
名古屋のワインショップカーヴミツクラの店長のブログです




