2025年11月05日

買っておく?買っておきたまへ


気温が下がって朝晩は流石に寒いですね〜
夜更かしして湯冷めしないように気を付けないといけない季節になりました


店頭には新しいヴィンテージが入荷してきました
ワインはこちら ↓

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アラン・ユドロ・ノエラ2023

割り当てが少なくてこれだけ
ロマネサンヴィヴァンは高すぎて見送ってしまいました

ここのワインは、透明な外観で軽く見えまずが、繊細でもきちんと存在感があります。
こういうワイン減りましたね。
暑くなってる今の時代には貴重な存在です



もう一つ
は? っていうくらいの大特価ワインがあります

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ラ・ブリュイエール・プリウール 
シャサーニュ・モンラッシェ1erモルジョ2020 ルージュ


ボーヌの名門ジャック・プリウールですが資金難でボジョレーのラ・ブリュイエールに買収されています。
潤沢な資金があるので設備投資も積極的で、シャンパーニュまで作ってます

生まれ変わったプリウール

こちらは定価(参考上代)の半額以下

通常は19800円税込のところ、限定で8600円税込です

赤ワインですよ〜
これは買いです






posted by cave MITSUKURA at 14:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月03日

メルシャン桔梗が原ワイナリー訪問


11月1日は塩尻へ行ってきました

3連休の初日だからでしょうね、特急しなのは指定席満席で自由席は立ってる人まで。
早めに予約してよかった


塩尻の目的は、
メルシャン 桔梗が原ワイナリー開放日
に行くためです

メルシャンは、山梨県の勝沼ワイナリー、長野県の上田の椀子ワイナリーと、塩尻の桔梗が原ワイナリーの3つのワイナリーがあります
桔梗が原ワイナリーは通常は一般公開しておらず、一年に10回ほどの限定日に公開されます。

てんちょ、これまで行く機会がなくて、今回やっと訪問できました
ようやく3つのワイナリーをコンプリートできました



ワイナリーは塩尻駅からタクシーで5分ちょっと
1000円ちょっとで行けます。

すぐ先には、五一ワイン(林農園)や井筒ワインがあります ↓

桔梗が原ワイナリー.png

…帰りに寄ってもいいかななどと思っていましたが、全く忘れていました



ワイナリーの入り口には看板も特になくて、非常にこじんまりしています

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周辺のブドウ畑は既に収穫を終えています 

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こちらは垣根仕立て

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ここは少し下がった区画の棚仕立て



道路に近い区画の箱庭ヴィンヤード ↓

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この日は案内の方がいました

地下へ下ります ↓

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最初は大樽が ↓

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そしてバリックが並んでいます

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この空間で試飲ができます ↓

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試飲は6種類ありました ↓

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いいグラスで飲めてうれしい


もちろん全部飲みました
そして、どれも美味しい
本当に全部良かったです。


個人的にはカベルネフランが一番好き
最後にもう一度飲んで(全部で7杯)、買ったワインを発送してもらい、帰りの電車で飲むワインも調達しました。

奥にはセミナーやってる空間がありました、セミナーは瞬時に満席になってて参加かなわず

トンネルの天井が低くて危ない ↓

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帰りに電車では桔梗が原ワイナリーロゼのスパークリングワインを飲みました
以前の経験からちょっと警戒していましたが、美味しかったので安心。


電車を1本遅らせて、塩尻駅にあるワインバーでも地元のワインをいくつか飲みました
結構飲んだ一日でしたが、とても楽しかったです。

何よりワインがどれも美味しくて感動しました

また機会があったら行きたいです






posted by cave MITSUKURA at 11:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月02日

モンティーユの貴重体験


3連休の中日
お出かけ日和ですね

てんちょ、しばらくブログが更新できておりませんでした
順次、ワインや関連事項の紹介をしていきますので



イベントページに11月の試飲会の案内を載せました

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写真の中で一番高額なのはイギリス・バルフォア、スパークリングワインです
カマルカンダも久しぶりに飲んでみたい

今月も色んなワインを体験してもらえたら嬉しいです。
誰でも参加OK、お気軽にお申し込みください




てんちょ、先週の水曜日にセミナーに出席してきました
生産者の来日が急遽決まったそうで、慌ただしいスケージュールでした。

来日したのは、
ド・モンティーユの9代目当主のエティエンヌ・ド・モンティーユさん
と10代目になる息子のルイさん(サプライズらしい)

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モンティーユはブルゴーニュの名門ドメーヌです
映画「モンドヴィーノ」で大きく取り上げられたそうですね、てんちょ、あの映画見ておりませんが。

ドメーヌはヴォルネイにあります

プス・ドールやミッシェル・ラファルジュがご近所

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家系は大変古く、フランス革命以前の16世紀にも遡ることができるほどです。
しかしながら、8代目のユベール氏が畑を相続したときには所有畑は僅かに3haのみだったそうで、それも小作人に任せて本業は別にあった訳です。
多くのドメーヌはこのように戦後しばらくはブドウ畑は小作人に任せて、自分たちはパリに住んで会社を経営していたり(モンティーユの場合は会計士)したものです。
メオカミュゼもそうですね

80年代になってワインに世界の注目が集まるようになり、俄かにブドウ畑の価値が見直された結果、多くの所有者がブルゴーニュに戻って自らワイン作りに従事するようになりました。

1995年にエティエンヌさんもパリでのキャリアを捨ててヴォルネイに戻り、ブドウ畑を増やしつつワインの改良に取り組みました。
彼はシャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェを面倒見たり(結果的にその後取得します)、デュジャックと共同でトマ・モワラールを買収したり、確実に畑を増やし、メゾン・ド・モンティーユというネゴスも立ち上げています

エティエンヌさんの興味は尽きることがなく、2016年にはカリフォルニアのサンタリタヒルズに進出
さらに同年に北海道の函館にもワリナリーを構えています

フランス、アメリカ、日本と3つのプロジェクトを同時に進める意欲的な親子です
忙しそう〜


今回は、このアメリカのワインRACINES(ラシーヌ=「ブドウの根」の意味)のセミナーでした
(おまけでブルゴーニュも北海道も試飲できて非常にラッキー

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ブルゴーニュのモンティーユには元々、6つの国から来たスタッフがいました
栽培責任者はイタリア人で、シェフ・ド・カーヴはアメリカ人のブライアン、他にもNZ、ウェールズ、スペインと様々な国のスタッフがいたおかげで多様な価値観や経験が集まり、伝統を重んじつつ多様性を持ったアイデアが発生するという、とても恵まれた環境だったそうです

2015年頃に、どこか新しい土地でワイン作りを始めようと思い、エティエンヌさんと醸造家のブライアン氏は候補地を探し始めたそうです。
ブルゴーニュのノウハウを生かして、シャルドネとピノノワールを栽培できる土地を見つけようと、カリフォルニア、ニュージーランド、チリなどたくさんの候補地を検討したそうですが、2016年に訪れた南カリフォルニアを新しい栽培地にしようと決まったそうです。

しかし、ブルゴーニュワインを作るつもりはなくて、その土地の個性を表現したいとの思いです

その時、北のオレゴンから始まり、毎日沢山のワイナリーを訪れながら南下していったそうですが、最南部のサンタリタヒルズがモンティーユのスタイルに最も近いと思ったのが決め手になりました

サンタバーバラカウンティのイメージとは全く逆に、丘の上のサンタリタヒルズは北のオレゴン、ウィラメットバレーよりも気温が低いという驚くべきデータがあります
海流も冷たく、ウェットスーツなしではとても海には入れないそうです。

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なんだか南国のイメージなんですが、違うんですね

サンタリタヒルズのブドウ栽培の歴史は1970年から始まっています
ベトナム戦争から帰還したリチャード・サンフォード氏が移住したその土地でブドウ栽培を始めたのが起源です。
彼が生家がブドウ農家で父親から適切な助言を受けることができたそうです。

当初、サンタリタヒルズではピノノワールやシャルドネは育たないと考えられていましたが、彼は友人のマイケル・ベネディクト氏と一緒に温度計を持って実際に車で各地を回り、気温が高く風が通る丘を見つけ、そこに最初のブドウを植えました。
その区画はサンフォード・ベネディクトと名付けられ、今でも一等地として知られています

この土地の特異な点は、毎日快晴になる一方でがよく発生して、日照を和らげてくれることにあります
空に霧の幕ができて強い日照を乱反射し、畑には適度な湿度をもたらしてくれるそうです。
夏の雨が極端に少ない土地ですが、この霧のおかげで乾燥にも耐えられるそうなのです

また、サンタリタヒルズはボーヌよりも夏の最高気温が低いそうで、これにも驚きです

海から吹く冷たい風の作用で寒暖差があり高温にならないそうです。
風を遮る山がないので涼しい風が抜けることで病害も防いでくれます。
それにより、ブドウは適度な酸味を保ち、フレッシュで生き生きしたワインになる、これは重要なことです

土壌は海洋性の隆起土壌で、僅かな塩味をワインにもたらすようです。
詳しくは3つの土壌があり、それぞれに個性がありますがここでは割愛します。

カリフォルニアでは、シャンパーニュのピエール・ペテルスが参画したスパークリングワインも生産しています
非常に美味しいのですが、やっぱりお値段もごりっぱ

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サンタリタヒルズのワイン、赤も白も、とても繊細でシルキーです
「南」のイメージは皆無
モンティーユではみんなが始めるよりもずっと前から全房発酵をしており、カリフォルニアでも一部取り入れています。
新樽は僅かにとどめて、ブドウのピュアさが前面に出ています。
透明感が感じられ、洗練されています

美味しいです


貴重な北海道ワインも二つ、試飲できました

とてもクラシックなスタイルです。
エティエンヌさんが話していましたが、
「この北海道のシャルドネやピノノワールは、最初から何年か経たような複雑な香りがする」とのことで、これが全房発酵のおかげなのか、理由は不明だそうです。

函館行きたい

試飲9種類は結構疲れます、集中力が切れると話も入ってこないので一生懸命聞く。


とても内容の濃いセミナーでした
輸入元の皆様には感謝です。















posted by cave MITSUKURA at 13:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月31日

さいならオクトーバー


今日で10月も終わり


今週は、急遽決まったド・モンティーユのセミナーに行ったり、試飲会も開催しました
新しくフランソワ・ミクルスキが入荷したり、と紹介したいワインもたくさんありますが、

今日はそれどころじゃなくて
処理能力が低い

11月になったら順番にちゃんと書きますね〜

ということで、さらば






posted by cave MITSUKURA at 15:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月27日

栄光のおこぼれにあずかれる


トランプ大統領の来日で東京の交通は大変みたいですね

何年か前の名古屋のサミットかなんかでも、めちゃくちゃ迷惑でした
もう来てほしくない、名古屋はほっといてくれたまへ



店頭にはちょっと珍しいブルゴーニュが入荷してきました

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シャトー・ド・ラ・マルトロワ
オスピス・ド・ボーヌ ヴォルネイ1erサントノ2016 キュヴェ・ゴヴァン


長い名前。

オスピス・ド・ボーヌ買ったの久しぶりです

シャトー・ド・ラ・マルトロワは前にも紹介していますが、コート・ド・ボーヌのシャサーニュ・モンラッシェの生産者です。
15世紀にすでに記録が残るこの古いシャトーを、1940年にダニエル・ピカールが購入して始まりました。
現在はお孫さんが栽培・醸造の両方を担っています。

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通常のラベル

↑ 最高峰のバタール・モンラッシェを始めとして、シャトーの真ん前にあるクロ・デュ・シャトー・ド・マルトロワ単独所有の区画です
いい眺めでしょうねぇ



さて、今日のワインはご存じ、オスピス・ド・ボーヌのオークションで落札されたキュヴェです

ボーヌの中心にあるオスピス(施療院とよく訳されていますが、中世の貧しいキリスト教徒のための病院です)が持つ畑のワインを競売で売って、その運営費や慈善活動に充てています。
競売は毎年11月の第3日曜日に開催され、金土日の3日は栄光の3日間と呼ばれます
チャリティーの精神で、多くの有名人が落札に訪れています。

この施療院跡は、今は病院経営はもう行っていませんが、クロ・ド・ヴージョにあるシャトーと並んで、ブルゴーニュを代表する歴史的建造物です。
観光客として見学可能です(てんちょ、入ったことありませんが)

中世の時代から、貴族を中心とした裕福な人たちは社会奉仕を行うことが義務であり、名誉でもあったため、自分の持つブドウ畑をオスピスに寄進し、慈善活動に役立ててもらおうとしてきました
これで天国へ行けるって訳です

オスピス・ド・ボーヌのワインは、ブルゴーニュの他のワインと同様にAOCに則った名称が付いていますが(当たり前ですけど)、キュヴェ〇〇と寄進者の名前を入れてラベルに記載されています

今日のボトルだと、寄進者はベルナール・ゴヴァン氏
Bernard Gauvinさん、1804年に自分の全ての財産をオスピス・ド・ボーヌに寄付しています。
オスピス・ド・ボーヌの歴史でも有名な貢献者らしい。

…きっと親族ではもめたんだろうなぁ、とか つい、余計なことを考えてしまう俗物なわたくし


ワインはヴォルネイの1級、サントノです

このカメレオンな区画を知らずしてブルゴーニュワイン通にはなれません。
有名なので知ってる方が多いかと。

ヴォルネイ・サントノの区画はヴォルネイの南にあってピノノワールが植えられています ↓

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南はムルソーです。
しかし、このサントノという区画は実際にはムルソーにあるんです
青い線が村の境界です ↑

ですから、ムルソー1級としてのサントノもあるんです
(例えばダンジェルヴィーユが素晴らしい白を作ってます)

赤を作ればヴォルネイ、白を作ればムルソーと名前を変えることができるカメレオンな区画なんです
今では絶対に新しくは認められませんね。

なぜこうなったかと言うと。

ヴォルネイは中世にはトップのブドウ畑で、フランス王室を始めとして沢山の名門貴族や大修道院が所有していました。
ヴォルネイは赤ワインで有名で、ヴォルネイワインを嗜まないのは野暮の骨頂、ヴォルネイワインの味を知らないのはグルメの恥、くらいの人気ぶりだったんです

その反対に、ムルソーは優れた白ワインが高く評価されており、髭や服を汚すことなく楽しめる白が評判でした。

ですから、この区画の所有者は、
ピノノワールを植えればヴォルネイの赤ワインとして、
シャルドネを植えればムルソーの白ワインとして、
ワインを販売していたんです。

人気にあやかった名称チェンジ、賢いというか、狡猾というか
こんな区画はここくらいでしょうか。
「コウモリな」ワインです、面白いですね〜

という、今日の赤ワインですが、
醸造は非常にナチュラルで、100%除梗して自然酵母で発酵させています。
一部樽を使用していますが、新樽は多用していません

てんちょ、飲んでおりませんので味のほどは不明ですが、2016ですしいい飲み頃になっているのではないでしょうか
輸入元の在庫もあっという間に減っています。

興味ある方はお早めにお買い求めください




















posted by cave MITSUKURA at 15:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月24日

ドラモット完全制覇


曇り空の名古屋
暑かった感覚が薄れてきましたね


今日は簡単に備忘録です

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ドラモット 
左から、
1.ブリュットNV
2.ブリュット・ロゼNV
3.ブリュット ブラン・ド・ブランNV
4.ブリュット ブラン・ド・ブラン2014
5.ブラン・ド・ブラン コレクション2007


シャンパーニュで

ドラモットは有名ですのでご存じの方が多いはず。
全部飲んだことある方は少ないと思いますが

1760年創業の老舗です、元々はヴァレ・ド・ラ・マルヌの1級キュミエールや特級アイに畑を持っていました。
サンクトペテルブルグのオルロフ伯爵(エカテリーナ2世の寵臣)にも納品の記録があるような人気メゾンでした

蔵の場所を現在のメニル・シュル・オジェに移転し、サロンを取得しています。
一族にはマルタ騎士団の一員がいたり(創業者フランソワの弟)、19世紀にはレジオンドヌールを受賞するような名門一家です

ランソンはこちらの一族の親戚になります。
戦後は1989年までローラン・ペリエの傘下に入っていました。


さて、各キュヴェを見ていきます

1.ブリュットNV
 ドラモットで最も安価な1本ですが、今では9350円にも値上がりしちゃいました
 シャルドネ60%(内、コートデブランが50%)、ピノノワール35%、ピノムニエ5%
 ピノノワールはアンボネイやブジー産を使用しています
 平均36カ月の瓶熟

2.ブリュット・ロゼNV
 こちらはシャルドネ88%、ピノノワール12%
 どちらもグランクリュを中心にブレンドされています。
 赤ワインを12%混ぜてロゼにしています

3.ブリュット ブラン・ド・ブランNV
 シャルドネ100%
 一次発酵はステンレスタンクのみ、それが酸の切れを保ちピュアなスタイルに役立っています。
 NVですが、リザーヴワインは10%以下という少なさです。
 瓶熟には4〜5年を要しています。

4.ブリュット ブラン・ド・ブラン2014
 現行ではすでに2018が発売されています。
 6つのグランクリュ、
 メニル・シュル・オジェ 
 クラマン
 アヴィーズ
 オジェ
 オワリー
 シュウイィ
 のシャルドネで作られています
 2014年は特にシャルドネの出来がいいヴィンテージです
 瓶熟は最低6年

5.ブリュット ブラン・ド・ブラン コレクション2007
 こちらは長期熟成の限定品です。
 いつも販売されるわけではなく、熟成品の中から特別に良いものだけを選んでこの黒いラベルが張られています。
 2007年は難しい天候に右往左往した年です。
 春と初夏は暑かったのですが、夏になると一転して気温が低く雨が続いて病気の心配が高まりました。
 収穫の前には晴天が続いて何とか持ち直したものの、収穫の時期は慎重に決めなくてはならず、気の抜けない年になりました。
 それでもシャルドネはきれいに成熟し、繊細かつ複雑な香りを備えた素晴らしいシャンパーニュになっています。
 因みに143000円です(涙)

サロンとは異なり、ドラモットはMLFしていますので、味がその分優しいでしょうか?
いやいや、やっぱりソリッドでシャープかな。

さー飲んで確かめよう

あとは自分との闘い。

10月25日追記:

飲みました

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すっごく美味しかったです

個人的には2014のブラン・ド・ブランが最高にいいバランスでした
カーヴミツクラで売れなくてずーっと熟成されていましたので、とても落ち着いたコンディションデ最高に良かったです。
複雑な気持ち・・・

コレクションの07は圧倒される香りでした
あんな香りのブラン・ド・ブランには滅多に出会えませんね。
美味しかったですが、値段を考えると次回はあるのか疑問だ

皆様はぜひ2014を買いに来てください〜











 
 









posted by cave MITSUKURA at 15:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月23日

大阪遠征


昨日は寒かったですね〜
雨のせいもあってか、いきなり冬になったような。
うっかり半袖で外出すると寒くて風邪ひきそうでした。


昨日は大阪まで業界の試飲会に行ってきました

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残念ながら名古屋での開催はなくなってしまってます。
やはり、名古屋ってワインの商圏が小さいのです。
(それに試飲会のマナーが悪い)


会場には130以上のワインが並んでいました
どれも貴重でいい経験になりました
試したのは60ほどですが

貴重なブルゴーニュがたくさんありました

特に良かったと思ったのは ↓

ジェノ・ブーランジェール ピュリニー・モンラッシェ2022
プス・ドール ヴォルネイ1erクロ・ドーデニャック2019
フランソワ・カリヨン ヴァン・ド・フランス ラ・ベルジュリ シャルドネ2021
ダケリア タヴェル エリタージュ2023
ダケリア リラック・ルージュ2023


いいワインは本当に買いたいのですが、問題は値段ですね…

今朝のニュースで、1ユーロが175円とか、信じられない
ワインを取り巻く環境は当分厳しそうです

輸入元の皆様、ありがとうございました〜









posted by cave MITSUKURA at 15:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月19日

ライセンスなしで飲めますよ(20歳以上なら)


10月後半だというのに、まだ半袖姿の人も多いですね
今日は少し涼しめです

秋は業界向けの試飲会が増える時期で、来日生産者もたくさんあるのですが、
同日に4件以上あってもとても全て行けません
せいぜい2件

できるだけ、こうした機会に色んなワインを経験させて欲しいのですが、やはりそこは商売との兼ね合いも必要ですし。
特に名古屋では、ただの飲み会みたいに来てる人が散見されますけど、みっともない事です
自分も相手も仕事、っていう気持ちで行くべき(当たり前)



さて、今日はこのシャンパーニュを紹介します
きっと絶大なファンがいますよね

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ボランジェ スペシャルキュヴェNV 007リミテッドエディション

オリジナルデザインのパッケージ、BOX入り
ガンバレル・シークエンスの絵柄がかっこいい

が、なぜこのタイミングで、これが発売になったのか、ちと謎です。
以前にも同様のボトルはありましたが(箱のデザインがボンドとアストンのシルエットだった)

ボランジェはご存じ、特級アイの大手メゾンです

映画007のジェームズ・ボンドの愛飲シャンパーニュとして長年のパートナーになっています。
もう45年にもなるそうです。

公式コメント ↓

007 の長年のパートナーであるボランジェは、全25作のうち14作においてジェームズ・ボンドとボンドガール
が愛飲するシーンとして登場しておりますが、本商品は映画『007 A View to a Kill(邦題 美しき獲物たち)』
公開40周年を記念してつくられた限定商品です。

発売資料より

「美しき獲物たち」はロジャー・ムーアの最後の出演作品です。
公開から40年ですか、1985年なんですね。

次作の情報も、7代目のジェームズ・ボンド役が誰になるかも未だ未定ですが大きな話題になるのは間違いなさそうです

この特別なパッケージですが、中身は通常のスペシャルキュベと同じです
ですからお値段も同じ
これは良心的な計らいですね、版権の分の値上げなし

定価11550円税込みですが、ミツクラの店頭なら渋沢君でお釣りが来ます〜

007の映画を見ながら飲む、っていうのはどうでしょう

てんちょ、見るならやっぱりカジノロワイヤルかなぁ
あなたはどの作品が好きですか?








posted by cave MITSUKURA at 13:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月16日

マスカレードな泡


既に10月14日火曜日から始まっておりましたが、

カーヴミツクラでも名古屋プレミアム商品券をご利用いただけます

名古屋プレミアム商品券.png

紙も電子マネーも両方使えます
来年1月31日まで。




今日は新入荷のスパークリングワインを紹介します
お手頃価格の辛口です

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ピエール・シャヴァン マスカヴィネ ブラン・ド・ブランNV

フランス、ラングドックのスパークリングワインです
白の辛口、シャルドネ100%

シャヴァンは南仏ベジエのワイナリーです

ベジエは南仏モンペリエから東に100キロ弱、オクシタニアの古都です。
この辺りには一度も行ったことがありません、ぜひ行ってみたい

ベジエはここ ↓

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日本人には馴染みがないかも

個人的にカスレが大好きなので、元祖論争になってる3都市(トゥールーズ、カルカソンヌ、カステルノーダリ)も回ってみたい


ピエーエウ・シャヴァンはノンアルコールワインも色々と生産していて、日本でも割とよく見ると思います
この分野では先駆者的存在で、フランスのみならず世界的にも有名です

大手ですし、この辺りに多い協同組合かと思ったら違いました。

シャヴァンはシャンパーニュ出身の女性、マチルド・ブーラシャンさんが2010年に作った会社です。
まだ新しいですね。

マチルドさん ↓

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HPより、以下同様

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彼女はワインとマーケティングの専門家で、いち早く低アルコール&ノンアルコールワインの生産に取り組んだ方です。
ちょうどその時期に自分が妊娠していたので、アルコールが飲めなかったことも大きな理由のようです。

シャンパーニュに起源がある彼女は、やはり泡の魅力をよく知っていますので、ノンアルコールスパークリングワインでも成功してます

「ピエーエウ・シャヴァンってだれ?」とHPに書いてありますが、誰なのか結局分からない…
あっれ〜?



今日のスパークリングワインはアルコール入っていますよ
度数は11%、言及がありませんが製法はシャルマーでしょう。

ラベルがマスカレードなイメージ
だから仮面

ハロウィンにもいいかも

で、来たばかりで飲んでおりませんので、香りと味は不明(こらこら)
お値打ちなので気軽に試せますよ〜

ジャケ買いオッケー











posted by cave MITSUKURA at 15:47| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月14日

一度は飲むべきワインの一つ


今日は
これから一雨ごとに気温が下がっていく季節ですね
そう言いつつ、何だかんだまだ蒸し暑いんだなぁ…


今日は久しぶりに入荷しました、こちらを紹介します

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ジュゼッペ・クリンタレッリ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ2017

アマローネの最高峰、ほんとに久しぶりです

今日のワインはイタリア、ヴェネト州の赤ワインです

ヴェネト州には観光地で有名なヴェネチアがありますが、ワイン産地は海から離れた内陸です。

世界で最も飲まれているらしいスパークリングのプロセッコもヴェネト州のワインです
イタリアの白ワインで知名度の高いソアベもヴェネト州で作られています。


今日のアマローネは特別なワインです

ヴェネト州のヴェローナ地区のワインがその元になっていて、コルヴィーナという土着品種を主として作られています。
ヴェローナと言えば、「ロミオとジュリエット」の舞台になった町ですが、この町の北に広がる丘陵地帯がヴァルポリチェッラです。

ミラノから車で2時間くらい、ガルダ湖に近い場所です。
クインタレッリはここ ↓

クインタレッリ.png

残念ながらHPなし
一度訪問してみたい



アマローネは発祥がはっきりわかってる新しいワインです

このヴァルポリチェッラのワインにはレチョートと呼ばれる甘口があり(赤ワインの甘口です)、この地の生産者はまろやかな赤と一緒に甘口も作るのが慣例でした
戦前は甘口の方が人気がありました、現在でも生産はあります。

1938年にヴァルポリチェッラで最古の協同組合であるカンティーナ・ヴァルポリチェッラのセラーで、置き忘れられて糖分が完全に発酵してしまったレチョートの樽が見つかり、試飲してみたところ、甘さはなくなっていたものの豊潤でコクの深いいいワインだったそうで、それ以降このコクを出すような醸造が行われるようになった、というのが誕生秘話です

…ヴァンジョーヌみたい、置き忘れた功績って意外と多いですよね
ロックフォールとか。

甘さが完全発酵により失われて苦くなっていたものの、とても深い味わいで、単に苦い=アマーロではなくて、偉大な苦み=アマローネと名付けて販売したのが最初です
(かなり駆け足の解説ですんません)

その後、1968年に正式にDOCの許可が下り、広く誰もが生産できるワインとなりました
それまではこの組合だけが30年くらい独自ワインとして販売していたんです。




さて、このアマローネですが、干しブドウを圧搾して作っています
(イタリアでパッシートと呼ばれる製法です)
収穫したブドウを籠(または棚)に並べて3か月ほどかけて乾燥させます。
そうすると水分が減り、糖度の高いブドウになりますので、それをゆっくり発酵させますが、アマローネは辛口なので残糖を残さずしっかり発酵させて作ります。

アルコール度数は(DOC認定当時から)14%以上必要で、最低2年の熟成が義務付けられており、レゼルバになると4年です。
しかし、たいていの生産者はもっと長い熟成でしっかり味を落ち着けてから出荷しています

手間暇かかった大事なワインです


クインタレッリでは、ブドウの出来が良い最高のヴィンテージにだけ、このアマローネを生産します
出来栄えに納得しない年には販売しなかったこともあるほどの拘りです

毎年ある訳じゃない。

天然酵母を使用、スロベニアンオークの大樽で7年熟成の後に瓶詰めされます。
妥協なしの完璧主義で知られたクインタレッリの3代目当主のジュゼッペ氏が蔵の名前を一躍有名にしました

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輸入元HPより

今ではアマローネと言えばクインタレッリをおいて他にないほどの最高の評価を受けています

残念ながらジュゼッペ氏は既に鬼籍、今は娘さんとその息子(孫)のフランチェスコ氏が仕事を継いで、彼が醸造家を務めています。
(てんちょ、ミツクラに来たばっかりの頃に訃報を聞いて、不謹慎ですが在庫を買いまくった覚えがあります
その当時3万円くらいだったでしょうか。
きっと今は良い飲み頃になっているでしょうが、もちろん店頭はおろか手元にも1本もありません。

例にもれず、このアマローネも値上がりしてます。
渋沢君5人と少し
ひょえー

クインタレッリには同じ製法でカベルネで作るアルゼロというワインがあり、こちらの方が高額です。
これも非常に美味しいですよ

どちらも非常に凝縮したワインで、緻密で重くエキスがぎっしり詰まったワインです
香りも重厚で、甘く複雑です。
味わいは何といっても余韻が長い、喉奥から戻るような官能が最高です

今日の17年ではまだまだ若いので、余裕がある人は5年から10年待った方がいいです
すぐに飲む方は早目の抜栓で、デキャンタージュしてください。
変化が楽しめるので、ゆっくり飲むのがおすすめです

ラベルの字はジュゼッペ氏のお嬢さん(と言ってもいいお年ですが)の手書き
くせ字で読めないかも

自分も飲みたい〜







posted by cave MITSUKURA at 15:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする