2026年03月27日

2015年ホリゾンタル


今年も早々にシャブリが危機に瀕しています

今年も二日連続で嵐&雹が降った
そして夜には気温がマイナス5度近くまで下がって、ストーブ再登場

ブドウの芽は守られたんだろうか…

もはや村名であってもシャブリは高級ワインです
辛口のシャルドネと言えばシャブリ、ですが、気軽に飲める値段ではなくなってきました



てんちょ、先日ブルゴーニュ水平ワイン会を開催しました
11年目ですので、そろそろどうかな、と。

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ルイ・ジャド ボーヌ1er2015 6本セット

ボランジェはおまけ。

ルイ・ジャドのアンバサダーに販売があったセット
垂直セットもありましたが、既に売り切れ、これが最後のセットでした。
(今後も販売あるでしょうか?)

内容は、すべて赤の1級で、
Aux Cras
Les Bressandes
Les Chouacheux
Les Teurons
Les Vignes Franches
Pertuisots

の6本

ウルスルやグレーヴは入っていませんでした
ボーヌは広いブドウ畑を有していますが、ほとんどが1級で42もあります。

木箱の蓋には畑の地図が書かれています ↓

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各区画はここ ↓

ボーヌ1er.png

小さくて見えない…
興味ある方はお調べしてみて下さい



ブルゴーニュ2015年は豊作で当たり年と言われていますが、萌芽からずーっと順調だった訳ではないんです。

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↑ 2017年春に参加した2015バレルテイスティングのメモを見ると…

3月4月は気温が急に上昇して、ブドウは一気に成長しました
7月も高温・好天が続いて成長が早く進みすぎる懸念が出てきたところ、8月に入って気温が低下、平均を下回りるほどで、これによって成長が抑制され、ブドウ樹が土中のミネラルを吸い上げる余裕ができた、とのことです。

暑さのせいでブドウの粒が小さく、果汁が少なく凝縮しているのも特徴です。

赤ワインは特に熟した果実味の後ろにタンニンのストラクチャーがある、固めの構造になっています
古典的な酸味は隠れています。

ジャドでは区画ごとに、自然酵母による発酵で、赤も白もレジョナルからグランクリュまで全て同じ醸造をしています。
特別扱いはなし
そのため、特にヴィンテージの特長が分かりやすいと思います


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2015年はやはり強かったです
11年目の熟成ですが、赤く中心が黒いほどの濃い色が付いた外観で、香りも若々しくて、ブケはまだ出てきません…

アルコール313.5%で、やや高め。
しっかりした構造なので、あまり飲み進められません

1時間以上経ってようやく変化してきたかな、という感じ。
2時間立つとつやつやした丸いワインになりました
香りはほとんど変化せず、ずーっと出来立ての若いワインみたいでした。

講師の輸出部長、オリヴィエ・マスモンデさん曰く「1947年に似て成功したヴィンテージ」だそうですが、47年は飲む機会が流石にない



飲むのが早かったですね…
ちょっと最初は苦戦したかなぁ、うーん、侮れない15年。

しかしレベルの高いワインばかりでした
09年よりも良い年と言われる2015年、やはり長命です
美味しくて、品質がとても良かったので悔いはない

れからも修行を続けよう〜









posted by cave MITSUKURA at 13:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月22日

お手頃で嬉しいピノノワール発見


春分の日も過ぎて、世間は3連休最終日ですね
もうお彼岸過ぎたのね

4月からまた値上がりするワインが結構ありまして
円安対策、少しはしてほしい
国内には当然ながら輸出産業以外もあるのだよ

この前の東京も、外国人がめちゃくちゃいまして。
大陸の人が減ったのに、それでも日本人の方が少ない
ホテルは我々以外みーんな外国の方。
観光で潤うのはいい事ですけど




さて、久しぶりにワインの紹介をします
低価格なのにびっくり、美味しいのです。

ウンドラーガ3.png

ウンドラーガ アリウェン リザーヴ ピノノワール2024

コスパ最高
品質も良し

チリの赤ワインです。
DOカサブランカバレー
↑ どこか分かりますか?

ウンドラーガは1885年創業、チリ最古のワイナリーの一つです。
大会社で沢山のワインを生産しており、数多くの受賞歴があります

前にも紹介していますが、覚えている方いますか? ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/516699414.html

ワイナリーは首都サンチアゴのあるマイポバレーにあります ↓

ウンドラーガ1.png
首都中心部から車で30分

ウンドラーガ2.png
グーグルマップより

南北に長いチリは多様な気候、多様な自然環境、多様な土壌があります。
この多岐に渡るテロワールを表現すべく、ウンドラーガは5つの地区に合計1200ha以上の自社畑を所有しています
さすが

ワイナリーの設備も大きい

ウンドラーガ4.png
HPより、以下同様

ウンドラーガ5.png



今日のピノノワールはカサブランカバレー産です
カサブランカバレーは、マイポのあるセントラルバレーのすぐ北のリージョンDOアコンカグアのサブリージョンです。

メドックの中にポイヤックがあるように、
セントラルバレーの中に、マイポバレー、ラペルバレーなどがあり、
アコンカグアの中にカサブランカバレーやアコンカグアバレーがあります。
包含関係入れ子になってます

名前だけで覚えるとややこしくて間違えやすいので、やはり地図を見るのが手っ取り早くて覚えやすいです。

region_chile_01.png
KIRINビールさんから拝借 ↓

https://www.kirin.co.jp/alcohol/wine/wine_academy/knowledge/region/chile.html
とてもいい解説です

ワイン名のアリウェンとは先住民の言葉で「聖なる木」を意味します
砂漠では木陰を作り、平原では風を遮る木、生命と多様性のシンボルです。


今日のピノノワールはステンレスタンク発酵の後、古樽で6カ月熟成しています。
樽の風味はほとんど感じられません。

ですが、非常にピュアで綺麗なピノノワールです

適度な酸味があって食事のお供にもぴったりです、甘すぎない所がニューワールドらしくないかもしれませんが、洗練されています
甘いだけのワインはすぐ飽きるので、てんちょは個人的にこういう酸味があるワインを評価します。
全く酸っぱくはありませんのでご安心ください
古典的な良さがあります。

なんと、このピノノワール、税込1500円以下で買えます

スクリューキャップのお手軽ワインですがデイリーには文句なし
濃くて強い赤ワインが苦手な方には最適

これは買って損はなし

是非お試しください〜
















posted by cave MITSUKURA at 13:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月19日

デジタル依存


昨日のクレジット決済端末の通信障害は3時間ほどで復旧しました

長引かなくてよかったですが、お一人の客様を帰してしまった
せっかくご来店してもらったのに申し訳ありませんでした…
現金でいいよ、と言ってくれた方には感謝ですが、自分も現金ほとんど持っていませんので、そういうことがあると大変困ります


 
昨日は業界関係の試飲会に行ってきました。
いいワインが色々ありましたので、また来月入荷したら紹介します
今月は決算なので入荷は本当に控えています

また明日








posted by cave MITSUKURA at 15:12| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月18日

年上のウニコ


早くもが降り出しました
寒くはないので、この雨で花粉が多少は落ち着くといいのですが。



昨日は東京でディナー会に参加してきました

今月は生産者の来日が多くて、あちこちで試飲会・ディナー会があると思います
昨日は10名ちょっとのとても贅沢な会でした

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夜景がすごく綺麗でした

来日は、スペインの名門トップ生産者のベガ・シシリアから、オーナーのパブロ・アルバレス氏と新しくマーケティングディレクターに就任したジェシカ・ジュレミーさんのお二人。
パブロさんは昨年も来日していますが、てんちょはお会いするのはこれが初めてでした

ジェシカさんはスイス生まれで、クリュッグやLVMHなどワイン業界で沢山のキャリアを積んで、2025年8月からベガ・シシリアで働き始めています
素敵な女性でした。

参加者は業界の大物ばっかりで、てんちょみたいな小さなお店の店主はおそらく他になし
皆さん、有名なお店(飲食店もショップも)の方でしょうが、全然どなたか知りません

ジェシカさんに「うちのお店は小さなショップで」と話したのですが、
small is beautiful
と言ってくれました。
何と気の利いた返しでしょう、こういう事がさっと言えるなんて優しいですね〜
嬉しかったです。

昨日はもう二度とないであろう、貴重な古酒を含めて沢山のヴィンテージを味わうことができました
オレムスもありました、またもやエッセンシアが飲めるとは。

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1965などの現行以外はスペインから送って来た物だそうですが、どれも非常にいいコンディションで、65は61年目の還暦越えだというのにまだ非常に若々しくて枯れたところは皆無、外観もオレンジでなく赤い(ちょっと会場は暗かったですが)、ボトルにも澱が全くなくて、これはにはびっくり。
澱が出ているのがピークを知る指標でもあるので、あのボトルはまだ登り坂の途中なのです

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2020年のバルブエナも、全く固さがなくて広がりのあるスケールの大きなワインでした
2008年の方は、現在ではもう栽培していないマルベックが少し(メルロと合わせて7%)ブレンドされています。

まろやかで甘い最近の流行と違って、スペインらしいドライさやスパイシーな香りがあって嬉しい。

ベガ・シシリアではリオハのマカンや、トロのピンティアなど他の地域にもワイナリーがありますが、リベラ・デル・デュエロでは3つのワインしか作っていません
バルブエナ
ウニコ・ヴィンテージ
ウニコ・レゼルバ・エスペシアル

です。
(アリオンはご近所の別ワイナリーです)

二つのウニコの片方、レゼルバ・エスペシアルは3ヴィンテージのブレンドです。
こちらの方が単一ヴィンテージよりも高額なのですが、早く飲み頃が訪れるという、なんとも不思議な逆転?現象があるそうで。
やはりブレンドされてバランスが良いので、分子の結合も配分が良くて早いのでしょうか??

てんちょは単一ヴィンテージの方が好きです
もちろん全部好きですよ

ベガ・シシリアの赤ワインはデキャンタージュはしない方がいいそうです
パブロさんはデキャンター反対でした。
事前抜栓はした方がいいですが、デキャンタージュすると一気に空気が押し寄せて壊れてしまうみたいですね。

ウニコは堅牢なイメージですが、やはりバランスの良さを重視していますので、その開き具合や変化を楽しむべきでしょう
ワーッと注いで、ぐるぐる回しても、大丈夫そうに思えますが(フルボディですし)、やはり見逃してはならない繊細さも併せ持っていますので、そこはご注意ください

準備は必要ですが急いではいけません、ってことでしょうか
うーん、経験が必要ですね。

評論家の点数を気にすることなく、顧客をいつも気にかけているパブロさん
ワインを大事にする姿勢も共感できて尊敬します

このような会に参加できたのも、いつもワインを購入してくれるお客様のおかげです。
完全役得
ありがとうございます。



…って、15時。
クレジット決済端末が通信エラーで使えない
うちだけじゃなくて、この端末全部が日本中でダメらしい
サポートセンターは当然つながらない

原因不明
復旧時期不明

こらー

って、何とかしてー










posted by cave MITSUKURA at 16:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月17日

アルザスワインを再勉強


日差しが温かい割には空気が冷たくて寒い
こういう冷たい空気もあと少しです。

シャブリでは早くもストーブが登場しました
気温が氷点下になったようで。

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meteo89さん SNSより

って、もう萌芽してたんですね
毎年早い
20年前なら、4月に萌芽、6月下旬に開花、9月中旬から収穫、が普通だったんですが、今では1か月は前倒しになってます。

今年は無事に豊作でお願いします〜



昨日は大阪まで行って業界の試飲会に参加してきました
フランス、アルザスからマルク・クライデンヴァイスの13代目当主のアントワーヌさんが来日して、試飲会&ミニセミナーを開催してくれました

名古屋はなし
昨日は来日初日だそうで、その前は韓国にいたそうです

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ところで、てんちょ、ずっと、クレイデンヴァイスって言ってました
Kreydenweiss、ですが、輸入元の表記、クライデンヴァイスに倣うのが良いのかもですが
アルファベットのカタカナ表記は正確には無理なことは承知。

300年も続く家系(だから今13代目)で、先代のマルクさんはニーム(南仏、ここでも30年前から赤ワインを作ってます)に移住してます。
今はコスティエール・ド・ニームのワインはアントワーヌさんの弟さんが作ってます。



クライデンヴァイスには2019年に行きました
6月の上旬なのに非常に暑かったです

クライデンヴァイスでは新しくネゴシアンのワインも生産を始めていました。
ルナ・ボワールと言うシリーズで、友人知人の畑でエコセール認証を取っているブドウだけを使っています。

ゲヴェルツとピノグリのブレンドのオレンジワインがいい印象でした
ただ、ラベルの顔がちょっと怖い??

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写真が見づらいですね、すみません

89年からビオに転換、前にも書きましたがこれは早い。
周りから変人扱いされるのは致し方なし、かも

醸造には最低でも1年かけています(というか自然に任せてほっておくので下手すると醗酵だけで1年かかっちゃうこともあり)
最大で4年のワインもあります。
大樽で醗酵・熟成

テロワールを表現するワイン
を作るのがドメーヌのモットーです

リースリングの早すぎるブケ=石油香についても尋ねてみましたが、
「テロワールのせいだろう」
と。
そうかなぁ???
暑さのせいじゃないの??

「アルコール度数もそんなに高くないよ」
とも。

確かに、クライデンヴァイスのワインはどれも、おしとやかです。
食事と一緒で100点満点になるような古典的な個性があります

最近はどこでも、ワインだけで100点満点になっちゃうような物が多いので、こういうスタイルは貴重です
和食の出汁や旨味にも調和しそうです

ここもやはり値上がりしていますので、もはや手頃とは言えませんが、それでも非常に質の高いいいワインです
ビオの良い面=ピュアさ、が感じられます。

貴重な機会をありがとうございました



最後に。
ビオが過剰に評価されているワイン界隈ですが、何にもしてない事だけが良いわけではないはず。

巷の不味いビオは、良さをわざわざ失くしているような残念なワインが多い
これを有難がって飲んでる人ってどんな味覚?って正直思います

何が美味しいと思うかは、もちろん個人の自由ですし、好みは尊重されるべき、ですが。
他人の価値観に乗っかってるだけの「軸のない個人」が多くなった気がしますねぇ



クライデンヴァイス以外のワインの試飲もありまして、「おっ」と思う興味深いワインがありました
4月にしか入荷しませんが、入ったら紹介します〜
















posted by cave MITSUKURA at 12:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月14日

2024年ルイ・ジャド バレルテイスティング行ってきました


ずっとブログ書いてなくてすみません〜
毎日ちゃんと営業しております

原油の価格が上昇したせいで、色々としわ寄せがきています
てんちょ、今年も初夏にヨーロッパ行く予定ですが大丈夫なんでしょうか
レンタカーがますます高くなりそうなので早く予約したいのですが、予定がはっきりしなくて予約できない



昨日は毎年の貴重な試飲会に行ってまいりました

ルイ・ジャド 2024バレルテイスティング

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まだ樽熟成中のサンプルですが、その年のキャラクターを知る非常にありがたい機会です

このバレルテイスティング自体、開催されるのが、イギリス・アメリカ・日本の3か国のみ。
名古屋でも会があって助かります(名古屋は業界試飲会&生産者の訪問が段々なくなって来ています

駅前の高層ビルへ〜
普段、地上にいるので高層ビルの大企業に入るの緊張するなぁ

アジア・パシフィック担当のエリーさんにも会えました
来日が一年ぶり、とのこと。
もう1年経ってしまったと思うと早い。

貴重なデータをもとに詳細な解説がありました。
ありがたや〜


2024年のブルゴーニュはご存じの方が多いでしょうが、21年をさらに下回る低収量の年です
(お子さんの生まれ年や、結婚の記念の年の方などで24年のブルゴーニュを狙ってる方は早目に買っておいてください)

去年、2023年のバレルテイスティングのノートにも同じ事が書いてある(当たり前ですが)
値上がりと品薄、厳しいなぁ


収穫が激減した理由は21年の遅霜とは違って、長雨です。
温かい春のおかげで芽吹きが早かったのですが、7月末までの統計で、実に10日中8日が雨だったという驚異的な多雨の年でした
ずーっと降ってた、昨日も今日も降ってた年です。

当然、雨が多いので日差しが減って、23年と比較すると全然違う完熟具合なのですが、それでも昔と違うのが温暖化のおかげ
2024年は一年を通して平均気温が過去30年の平均よりも高い、という、なんとも矛盾した気象環境だったんです。

2024年は高温多雨の年です

ある意味、蒸し蒸し、じめじめです。
ベト病など湿度が高いと発生する病害が多発しまして、生産者によっては大きな打撃になったところもあります。
日本とは違って元々湿度が低いフランスですが、24年はそれでも多湿でした

生産者の中には、オーガニック(ビオ)の認定を諦めて、農薬を散布せざるを得ない蔵もあったようですが、ジャドにとって24年は認定の最終年に当たり、ここでやめるとまた一からやり直しになってしまいます。
そのため、ジャドでは認可されている手間のかかる方法だけを選択して、何度も畑に入って病気の蔓延を防ぐべく、労力と時間を費やしたそうで、無事に認定を受けることができました

しかし、温暖化の影響か、8月からは日差しが戻って、湿気を吹き飛ばし、ブドウを完熟へと成長させてくれました
30年前なら、このまま寒い秋がやって来て、アルコールの弱い、ほそーい酒質の酸っぱいワインになるところですが…
9回裏の満塁ホームランで大逆転です

収穫開始は9月13日から、これは遅め。
8月の収穫程、気温の高さを余り気にしなくてよかったという利点もあったそうです
(気温が高い中で収穫したブドウを長く置いておくのは良くないのです)

開花時期にも雨が多かったおかげで結実が不均等で収穫は少ないですが、ジャドではそこまでの選果が必要なかった程までブドウの状態が良好になったそうです
うーん、これだけ見れば温暖化はいい事ですね

最近のヴィンテージと比較すると、こんな感じです ↓

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↑ 今年はこのグラフは出てこなかったので、個人的にエリーさんと「この辺だよね?」と確認しました


シャブリ、コート・ド・ニュイの北部が特に減収著しい地域で、南へ行くほど被害が少ないのが特長です。

シャトー・デ・ジャックのムーランナヴァンは非常に甘く、繊細な酸味があって熟成が楽しみなほどです

反対に、マルサネやサヴィニーでは古典的な酸味と、果実味が前に出るようなモダンさが混ざった印象です。
黒くない外観に少し安心しますが、アルコール度数は13.5%ありますので、全然弱くない
23年のような強く、分厚い構造ではありませんので、早めにピークが来るだろうと予想されますが、それでもやはり近年の「明るく強めで早飲み」スタイルです。
綺麗ですけど。

…やっぱり21年のワインは大事にしよう
(てんちょ、モダンな濃いワインがあんまりいいと思えませんので

24年は赤よりも白が良い年になったようです
早く飲めるのは赤、待つのは白。

会場には現行の2022年もいくつか出ていまして、比較すると24年は(若い分もありますが)酸がはっきりしています。
こういうワインの方が個人的には好きです、熟成した時に香りが変化して良くなりますし
もう少し熟成して、年末には日本へも入荷してくる予定です。

値段は、相変わらず高め。
クロサンジャックが68200円税込です

ネゴスと言えども、もうプティ・モンなんて見ることすらないのかも…
返しちゃったんだっけ?

そして、昨年2025年のブルゴーニュもこれまた不作です
原因は水不足、雨が降らなさ過ぎたんです。
この真逆の理由で連続の不作とは。

雨が降ってもダメ、降らなくてもダメ、ちょうどいいところって難しいわ〜

そして円安のあほ〜、もうブルゴーニュは日本人には遠くなっていくかも















posted by cave MITSUKURA at 13:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月07日

来週後半から頑張ります


花粉で、目がぁ目がぁ〜 ムスカ状態です
そこまで重症じゃないはずなんだけど、ダメですね

しばらくブログ書いていませんでした、やはり3月は何かと忙しい。
ちょっと前半は休みます




posted by cave MITSUKURA at 16:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年03月02日

飲み頃を待てる人いますか


3月になりました

花粉症の症状が出て、目がかゆいてんちょです
そんなに重症じゃない、と思ってますが。

イラン攻撃でまたもや世界が混乱しています
ベネズエラの一件もですが、イランの情勢が一旦沈静化しても、こういう力でねじ伏せるようなやり方は、「新たな911」を呼ぶだけなのではないでしょうか…
日本もアメリカの同盟国なのですから、あちらから見たら「同罪」な訳です。
将来が心配です



イベント&ニュース欄に載せましたが、
今月30日の月曜日は棚卸の為にお休みします
どうかご了承ください。

地獄の棚卸、やだなぁ〜
事前に少しずつはやっておこう。
当日に更新システムがエラー出したりすると、アホレジのシステム担当を堀川に突き落としてやりたくなります(うそうそ)
(うちの担当って特にいないし、一度もエンジニアに会ったことないんですが




今日は簡単にこのワインを紹介します

MLQRG16_1.jpg

クインタレッリ アルゼロ・カベルネ2016

イタリア、ヴェネト州の赤ワインです
クインタレッリはアマローネのトップ生産者なので知ってる方が多いでしょう。

このアルゼロは、カベルネソーヴィニョン40% カベルネ フラン 40% メルロ 20%で作られていますので、アマローネは当然ながら名乗れません

この蔵を有名にした3代目のジュゼッペ氏は既に鬼籍に入ってますが、蔵は娘さんとさらにそのと息子さんで継続中。
(くせ字?とも言える、ラベルの文字はお嬢さんの手書きが元になっています)
変わらず長熟(既定の2倍以上の熟成期間を経て出荷)で洗練されたフルボディのワインを作っています

今日のワインは、アマローネと同じ作り方をしています
伝統重視の手作業で何度も手間暇をかけています。

カベルネソーヴィニヨンは半分程度が貴腐状態で非常に糖度が高く、ゆっくり発酵させて高いアルコールになっています。

アルコール度数、驚異の16.5%です

普通のアマローネでも結構な濃厚さがあるフルボディですが、クインタレッリはさ更にその上を行く凝縮感で飲みごたえは十分です

ただ、それだけに熟成がかなり必要です。
ようやく10年ですが、まだまだですよ〜

どうしても飲みたいときは前日に抜栓したほうがいいでしょう、いや、ほんとに

チョコやコーヒーのような黒く甘い、濃さがどっかーんと押し寄せてきますので
暑くなる前に飲むか、来年以降に持ち越すか。
待った方がいいでしょう〜













posted by cave MITSUKURA at 13:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月28日

フジクレールありがとうございました


春らしい強風が吹いてます


地下鉄伏見駅の6番出口のエレベーターが少し前から稼働しています
写真今度撮ってきます

階段はそれより前に使えてましたが、これでようやく不便がなくなりました

長かったー
やっと、やっとかー

5年は経ているのでは…
コンラッドがもう3棟くらい建ちそうだ


木曜日のフジクレール試飲販売会では多くのお客様にお越しいただき、ありがとうございました。
キャンセル待ちで入れなかった方には申し訳ありません。

やっぱりフジクレールさんのワインはピュアで、バランスが良く、軽やかな日本ワインの良いスタイルを作っていると思います
日本らしさ
重く、濃いワインじゃなくでも洗練されたバランスのいいワイン

今後もこの道を進んでほしいです。

店頭にもいくつかワインありますので、興味ある方は是非飲んでみて下さい



この春から、沢山の生産者が日本を訪問するようです
残念ながら名古屋にはほとんど来てくれません

てんちょも出来る限りセミナーや試飲会には参加しようと思いますが、時間と都合がうまくいかないこともあり…

また来月〜












posted by cave MITSUKURA at 14:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月23日

お初のひと


今日は超手短です



てんちょ、カーヴミツクラに勤めて16年になりますが、初めて扱う正規ワインが来ました


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アルマン・ルソー シャンベルタン・グランクリュ2017

これまで並行の村名、1級くらいは扱ったことがありますが(比較的お値打ちだった昔ですが)、
正規品、初めて来ました

やっと、ここまで来た…
とは言っても、すべてのご提案ワインをじゃんじゃん購入できるわけありませんので、可能な範囲で取引するしかありません

ブルゴーニュの赤ワインの最高峰の一つ

DRC
ルロワ
ルーミエ
アルマン・ルソー


これらのワインは、ネットで来歴不明にも関わらずもっと高く売られていますが、こちらは正規品です
(中古が正規より高いってどゆこと??)
変な所をうろちょとしてきたワインではありませんので、安心して購入いただけます。

気軽に買おうというお値段とは言えませんが。
(これでもプレミアム価格とか、のっけていません

新樽100%だというグランクリュ、まだ熟成の途上でしょう

…ネットに載せると叱られるかもしれませんので、そうしたら削除します


ラヴノーも来ないかなぁ





posted by cave MITSUKURA at 13:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする