ずっとブログ書いてなくてすみません〜
毎日ちゃんと営業しております

原油の価格が上昇したせいで、色々としわ寄せがきています

てんちょ、
今年も初夏にヨーロッパ行く予定ですが大丈夫なんでしょうか




レンタカーがますます高くなりそうなので早く予約したいのですが、予定がはっきりしなくて予約できない

昨日は毎年の
貴重な試飲会に行ってまいりました
ルイ・ジャド 2024バレルテイスティング


まだ
樽熟成中のサンプルですが、その年のキャラクターを知る非常にありがたい機会です

このバレルテイスティング自体、開催されるのが、イギリス・アメリカ・日本の3か国のみ。
名古屋でも会があって助かります(名古屋は業界試飲会&生産者の訪問が段々なくなって来ています

)
駅前の高層ビルへ〜
普段、地上にいるので高層ビルの大企業に入るの緊張するなぁ

アジア・パシフィック担当の
エリーさんにも会えました

来日が一年ぶり、とのこと。
もう1年経ってしまったと思うと早い。
貴重なデータをもとに詳細な解説がありました。
ありがたや〜
2024年のブルゴーニュはご存じの方が多いでしょうが、21年をさらに下回る
低収量の年です

(お子さんの生まれ年や、結婚の記念の年の方などで24年のブルゴーニュを狙ってる方は早目に買っておいてください)
去年、2023年のバレルテイスティングのノートにも同じ事が書いてある(当たり前ですが)
値上がりと品薄、厳しいなぁ
収穫が激減した理由は21年の遅霜とは違って、
長雨です。
温かい春のおかげで芽吹きが早かったのですが、7月末までの統計で、実に
10日中8日が雨だったという驚異的な多雨の年でした



ずーっと降ってた、昨日も今日も降ってた年です。
当然、雨が多いので日差しが減って、23年と比較すると全然違う完熟具合なのですが、それでも昔と違うのが
温暖化のおかげ。
2024年は一年を通して
平均気温が過去30年の平均よりも高い、という、なんとも矛盾した気象環境だったんです。
2024年は高温多雨の年です
ある意味、蒸し蒸し、じめじめです。
ベト病など湿度が高いと発生する病害が多発しまして、生産者によっては大きな打撃になったところもあります。
日本とは違って元々湿度が低いフランスですが、24年はそれでも多湿でした

生産者の中には、
オーガニック(ビオ)の認定を諦めて、農薬を散布せざるを得ない蔵もあったようですが、ジャドにとって24年は認定の最終年に当たり、ここでやめるとまた一からやり直しになってしまいます。
そのため、ジャドでは認可されている手間のかかる方法だけを選択して、何度も畑に入って病気の蔓延を防ぐべく、労力と時間を費やしたそうで、無事に認定を受けることができました

しかし、温暖化の影響か、8月からは
日差しが戻って、湿気を吹き飛ばし、ブドウを完熟へと成長させてくれました

30年前なら、このまま寒い秋がやって来て、アルコールの弱い、ほそーい酒質の酸っぱいワインになるところですが…
9回裏の満塁ホームランで大逆転です
収穫開始は9月13日から、これは遅め。
8月の収穫程、気温の高さを余り気にしなくてよかったという利点もあったそうです

(気温が高い中で収穫したブドウを長く置いておくのは良くないのです)
開花時期にも雨が多かったおかげで結実が不均等で
収穫は少ないですが、ジャドではそこまでの選果が必要なかった程までブドウの状態が良好になったそうです

うーん、これだけ見れば温暖化はいい事ですね
最近のヴィンテージと比較すると、こんな感じです ↓

↑ 今年はこのグラフは出てこなかったので、個人的にエリーさんと「この辺だよね?」と確認しました
シャブリ、コート・ド・ニュイの北部が特に減収著しい地域で、
南へ行くほど被害が少ないのが特長です。
シャトー・デ・ジャックのムーランナヴァンは非常に甘く、繊細な酸味があって熟成が楽しみなほどです

反対に、マルサネやサヴィニーでは古典的な酸味と、果実味が前に出るようなモダンさが混ざった印象です。
黒くない外観に少し安心しますが、アルコール度数は
13.5%ありますので、全然弱くない

23年のような強く、分厚い構造ではありませんので、早めにピークが来るだろうと予想されますが、それでもやはり近年の
「明るく強めで早飲み」スタイルです。
綺麗ですけど。
…やっぱり21年のワインは大事にしよう
(てんちょ、モダンな濃いワインがあんまりいいと思えませんので

)
24年は赤よりも白が良い年になったようです

早く飲めるのは赤、待つのは白。
会場には現行の2022年もいくつか出ていまして、比較すると24年は(若い分もありますが)酸がはっきりしています。
こういうワインの方が個人的には好きです、熟成した時に香りが変化して良くなりますし

もう少し熟成して、年末には日本へも入荷してくる予定です。
値段は、相変わらず高め。
クロサンジャックが68200円税込です

ネゴスと言えども、もう
プティ・モンなんて見ることすらないのかも…
返しちゃったんだっけ?
そして、昨年
2025年のブルゴーニュもこれまた不作です


原因は水不足、雨が降らなさ過ぎたんです。
この真逆の理由で連続の不作とは。
雨が降ってもダメ、降らなくてもダメ、ちょうどいいところって難しいわ〜
そして円安のあほ〜、もうブルゴーニュは日本人には遠くなっていくかも





名古屋のワインショップカーヴミツクラの店長のブログです
posted by cave MITSUKURA at 13:55|
日記
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