2022年12月18日

深窓の令嬢ワインは緑色


予報通り、寒いです
晴れなんで車に乗ってる方は暖かいかも

フランスでも寒波が到来しています。

ボーヌの夜は̠−4度
アルザスのカイザーベルクでは雪景色

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ポール・ブランクSNSより



来年のカレンダーですが、ファインズからも届いております

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こちらも卓上。
しっかりしたケースに入ってます
写真のワインも解説もついていますので、勉強にもなりますよ

ファインズのワインをお買い上げの方に差し上げます



今日はこのワインを紹介します

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シャトー・フェリエール2005&2015

当たり年ペア✨

05年に比べて15年の方は、ラベルがシンプルになってますね
エコの為(華美な印刷を控える)なんでしょうけど、どのシャトーでも同じ取り組みをしてます。

緑色のラベルとキャップシールって珍しいですよね

フェリエールは格付けシャトーなので知ってる方も多いでしょう
飲んだ事ある方はどのくらいいるかなぁ?

今日のワインは、フランス、ボルドーのメドック3級ワインです
生産地(AOC)はマルゴーです。
メドックなので赤ワインです(メドックは赤ワインしか名乗れません、内包するAOCでも同様です)

メドックの中にポイヤックやマルゴーなど、6つの単独のAOCがあり、包含関係になってます。
格付けワインとは、1855年にメドック全体(と例外でペサックレオニャンのオーブリオンが一つ入ってます)から60シャトーを選んで5段階に格付けされたワインの事で、1973年にムートンが1級に昇格した以外では不動のランク付けになっています。
(古くは統廃合で名前が変わったりしたシャトーもありますが)

30年くらい前までは格付けと言っても、あんまり手を掛けられていないシャトーもあったりして、品質がイマイチなワインもまま、あったんですが…
90年以降は「格付けシャトー」であるが非常に重要になってきて、誰もその恩恵を無駄にせず、誠実に栽培・醸造に取り組んでいます
(これ、何回も書いてますけど)

その結果、しょぼい格付けワインて本当に無くなりましたね
そして価格も上がって、それはそれで複雑な気持ちですが。
消費者としては、お手頃で高品質でいて欲しい。


シャトー・フェリエールは、1700年代の後半に設立された蔵で、1792年には創業者フェリエール氏の従弟がボルドー市長を務め、共同経営者としてシャトーの拡大に貢献したそうです
1855年には3級格付けに選出される栄誉にあずかりますが、創業者の死後、所有畑は売りに出され一時バラバラになってしまいます。
その後もフェリエール家がシャトーの運営を続けますが、1914年に蔵を手放すと、何人かの手を渡って1991年に現在のヴィラール・リュルトン家の所有になりました。
リュルトンの一族は沢山のボルドー有名シャトーを持っており、デュルフォール・ヴィヴァンオー・バージュ・リベラルも所有しています。


シャトー・フェリエールを語る時に必ず言及されるのが、その小ささです
フェリエールは格付けシャトーで最小の蔵で、その所有畑は僅か8haしかありません。

シャンパーニュやブルゴーニュの家族経営で、中規模のドメーヌでも15ha程度は自社畑があることを考えると、その規模の小ささはボルドーでは極少と言われてしまうでしょう

年間生産量は48000本程度、アメリカ向けがほとんどのようでフランス国内でも日本でもかなり少ない流通になっています

それでも中身は素晴らしい
シャトー・マルゴーに隣接する最高の区画を持っています

素敵なシャトー ↓

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HPより、以下同様

ショップもあります ↓

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セパージュは、大体50〜60%がカベルネソーヴィニョン、30〜40%がメルロ、残りがカベルネフランとプティヴェルドです
4割程度を新樽で18ヶ月以上熟成しています。

いいブドウ ↓

フェリエールDSC_0936.jpgカベルネソーヴィニョンでしょう

繊細で洗練されたフルボディです
落ち着きがあるしっとりした構造でしょうか、もちろん熟成させた方が圧倒的にいい香りがします。
ブケが出るまで待った方がいいけど、今飲んでも辛いまではいかないでしょう。

深窓の令嬢、なイメージです(勝手な個人意見)


そう言えば最近、メドックが格付けシャトーを中心にカベルネ回帰してるようです。
メドックらしさ、があるのは重要ですよね、賛成です

セカンドワインも二つ、あるんですが、最近では滅多に見ませんねぇ
あったら是非買いたいです

価格は、格付けではまだお手頃な方かな。
05や15年は当たり年で多少高いですが、05でも諭吉さんでお釣りが来ます。

店頭にまだありますので、お正月にトライしてみませんか〜











posted by cave MITSUKURA at 14:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月15日

アネモネのグラス欲しい


昨日からいきなり真冬になりましたね
さっぶー

あぁ、やっぱり暖冬は幻だったのか…



幻と言えば、店頭には入手困難になって久しい、あのシャンパーニュがグラスセットで少量復活しました

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ペリエ・ジュエ ベルエポック2014 グラスセット

昔よりグラスが大きくなってます
このグラスが二つ付いてるのはいいですね

ギフトボックスも(以下の二つも同様に)環境に配慮したエシカルボックスと言う事で、リサイクルできる箱材だそうです。

他にも、

ペリエ・ジュエ グランブリュット グラスセット

ペリエ・ジュエ ブラン・ド・ブラン グラスセット

も入荷しました
写真なくてすみませんが。

とにかく入手困難で少ないので、買いたい方はお早めにご来店ください〜
グラスの破損が怖いのでネットショップには出しません、どうかご了承ください








posted by cave MITSUKURA at 16:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月12日

ルイ・ジャド2023カレンダーあります


快晴の名古屋、明日は多少雨??


去年に続きまして、今年もルイ・ジャドから2023年のカレンダーが届いています

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ルイ・ジャド 卓上カレンダー

写真が去年よりもスタイリッシュになっている
書き込みも出来ますよ、小さめではありますが

素敵です

ルイ・ジャドのワイン(なんでもOK)をお買い上げの方に、差し上げます

早速、「会社のデスクに置きたい」という方がいて嬉しいです
「あ、ルイ・ジャド」って気が付いてくれる人がいたらいいですね

数には限りがありますので、欲しい方はお早めにご来店ください〜



posted by cave MITSUKURA at 12:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月11日

6年越しのテーブルワイン


今のところ暖冬気味の名古屋です
後半はもっと寒くなるようですが。

毎年そうかもしれませんが、今年は特に「年の瀬」感が全く湧きませんねぇ
しかも曜日感覚が薄いなぁ(個人的感覚)




今日はこのワインです

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マス・ドマ・ガサック(ムーラン・ド・ガサック) クラシック・ルージュ2016

ガサックのワインは随分前ですが何度か紹介した事があります
覚えてる人いるかな。

2018年4月のブログ(このフリザンテは美味しいね) ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/458690017.html?1670752912



今日のワインはラングドックの赤ワインです

1970年に生産者のギベール夫妻がドマ家の農家を購入して始めた蔵です。

このドメーヌ名ですが、ラングドックでは農場をマスと呼びます。
(フランス語でMASと書きますが、最後のエスを発音する数少ない単語です、「マ」という表記は間違い)
ガサック渓谷にあるドマさんの農場、という意味です

農場の土壌がブルゴーニュの銘醸地と同じ構成だそうで、冷涼な風が吹いてブドウを病害から守ってくれる絶好のロケーションにある、とボルドー大学の巨匠からお墨付きをもらい、準備万端でワイン生産を始めたという、前提から素晴らしい蔵なんです
土壌よし、気候よし、って最高ですね。

場所はここ ↓

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HPより、以下同様

初ビンテージが1978年とまだ若い蔵ですが、最初から非常にいい評価を得ています

現在は4人の息子さんが分業で蔵を盛り立てています。
こんな皆様 ↓

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てんちょ、何番目か忘れましたがお一人にお会いした事があります。
熱心な説明でとても良い機会になりました。


で、ガサックのワインは、「ラングドックのラフィット」だとか言われてますが、それは誉め言葉として置いといて…
グランヴァンである事は間違いありません

この蔵は、自根のカベルネソーヴィニョンを植え、その品質の高さが注目されましたが、ラングドックではカベルネを名乗るアペラシオンがありませんので、ワインは全てヴァン・ド・フランス=テーブルワインとなっていました。
現在は法改正によって、IGPである(昔のヴァン・ド・ペイ)エロ―を名乗っています


そして、今日のムーラン・ド・ガサックは、買いブドウで作られる新たな廉価シリーズですが、それでもガサックの質の高さを知るには十分良いです
クラシック・ルージュが一番基本となるワインです。

セパージュは、シラー25%、カリニャン25%、アリカント20%、グルナッシュ15%、マルスラン15%

HPには畑の写真が載ってます ↓

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いい景色


醸造はステンレスタンク発酵で樽なし、しなやか、重くありません。
甘さもありますが繊細でバランスがいいです

ニューワールドの派手な甘さに慣れた方には、少し大人しく感じるかもしれませんが

2016年ですので、6年を経て十分落ち着いています
複雑な香りと、優しい果実味、後味の余韻が非常にいいですね〜
濃いワインが苦手な方には是非お勧めです。

これが野口君二人で余裕で買えます素晴らしい
6年熟成って中々ありませんよ

冬の食卓に是非とも登場させてください
シチューがいいなぁ〜















posted by cave MITSUKURA at 17:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月10日

白だけじゃない、1級でっせ


年末年始の業務連絡が増えるこの頃。

お知らせ欄にも載せましたが、
カーヴミツクラは12月31日まで無休で営業しております
ただし、31日は18時で閉店します。
新年は1月5日から営業します

2022年〜2023年年末年始営業カレンダー.png

どうぞよろしくお願いいたします。



最近、きちんとワインを紹介していませんでした…
今日は自分の勉強も兼ねてこのワインを紹介します

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ポール・ピヨ シャサーニュ・モンラッシェ1erクロ・サン・ジャン2020

フランス、ブルゴーニュの赤ワインです
ピノノワール100%

シャサーニュ・モンラッシェですが白ではありません。

ピュリニーモンラッシェムルソーも同じですが、シャサーニュ・モンラッシェでも赤ワインの生産が可能です。
圧倒的に白のシェアが多く、知名度が高いワインも白ばかりなので、赤ワインの存在を忘れてる方が多いかもしれませんが、ちゃんと赤もあるんですよ

因みに、年間生産の割合は、
ムルソーで、白260万本弱に対し、赤は68000本しかありません
ピュリニーモンラッシェでは、白144万本に対し、赤12800本のみ
シャサーニュ・モンラッシェでは、白135万本、赤は67万本と、多少は赤が多めですが、やはり白の牙城

そりゃ白って思われるのも無理ないですね
そして、同じ生産者でも比較すれば、やはり白の方がお値段が高いです。


今日のポール・ピヨ、ご存知の方、いらっしゃいますか?

このドメーヌは元々樽職人のジャン・パティスト氏が興した蔵で、その後1968年に現在のオーナー、ティエリー・ピヨの父のポール・ピヨ氏が引き継いで生まれました。
ポール・ピヨさんに至るまでに間にもう一人オーナーさんがいますので、現在のティエリーさんで4代目になります。

こんな皆さん ↓

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輸入元HPより、多分、右がティエリーさんで、お父さん(左)と妹のクリステルさん(真ん中)

ドメーヌはシャサーニュ・モンラッシェにあります。

他にサントーバンやサントネイに合計13haの畑を所有してます
作っているワインは16種類もあるそうですが、全部は日本に入ってなさそう

家族経営のドメーヌなので、醸造所には看板もない
細い通り(その名もクロサンジャン通り)に面したドメーヌ、もう少し南に行くとギイ・アミオやラモネがあります。

うーん、HPありませんね、残念

蔵のトップワインは白のクロ・サン・ジャンです
ドメーヌのすぐ近くに広がる1級畑、この区画でポール・ピヨは赤も白も作っています。
(今日のはそれの赤です)
ピノノワールに向く土壌なんでしょう

畑はここ ↓

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ブルゴーニュワイン委員会より

似た名前の1級に、LES CHAMPS GAINS=レ・シャン・ガンもあるので間違えませんように

シャサーニュ・モンラッシェの赤ワインは、力強さとエレガンスを兼ね備えた物が多く、ポール・ピヨもそうしたしっかりした骨格にシルキーな中身のスタイルになっているようです。
完全除梗の後、コンクリートタンクで発酵、熟成には一部新樽を使います。

てんちょ、まだこれ飲んでませんので実際の詳細は不明で、すんません。

蝋キャップですし、流石にもう数年は待った方がいいでしょう
外観は濃い色をしてますね。

しかし、既に後味はとても良さそうです。
飴色の焼き豚や、鶏料理に合わせるといいらしい
パンタード(ホロホロ鳥)にも良さそう。

うーん、飲んでみたい

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それから、蝋キャップは開けづらくて嫌、という方もいると思いますが、若目のワインで蝋が柔らかい時は、そのままいきなりコルクスクリューを刺すっていう手もあります
ソムリエナイフの歯で角を落とすのが一般的ですが、それだと破片が散らばって後が大変になりますのでご注意ください。

赤とは言え、中々のお値段がするシャサーニュ・モンラッシェの1級(諭吉さん二人弱)
熟成させて飲んでみたいですね〜

クリスマスやお正月にとっておきのワインを、という方はコート・ド・ボーヌの赤ワインも候補に入れてみてください













posted by cave MITSUKURA at 18:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月06日

レア・ブルゴーニュ来たけど


日本のサッカーW杯は終わりましたね…
勝機があっただけに残念ですが、また4年後の活躍を期待したいところです

てんちょは個人的には、夜中に騒いでた隣人が大変迷惑でした
夜中の試合ですし、盛り上がりたい人はしかるべき所へ行って欲しい




今日は非常に希少な割り当てブルゴーニュが入荷しました
何でこんな時期に??って感じですが。

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アラン・ユドロ・ノエラ2020

写真は上から3つです
飾り文字が読みづらいでしょうか。

サンヴィヴァンが来なかった…
ムルソーもなし

他にも6つほど入荷しましたが、ほぼ1本のみ
値上がりもしてますが、こうも少ないとは。
うーん、厳しい。

去年の13周年パーティが嘘みたいです ↓

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今回はネゴスのシャルル・ヴァン・カネットも少し入荷しています
ノエラはあまりに少なくて、どうやって売るか思案中です…












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2022年12月05日

ピンクの泡で乾杯


12月になって急に冬の気温になりました
街中もダウンやコート着てる人が一気に増えましたね、朝晩は手袋が欲しいくらいです
それでも名古屋は比較的快晴続きです、いいんですが乾燥注意かも

今日の夜中はサッカーW杯のクロアチア戦ですね
「クロアチアワインありますか?」っていうお問い合わせがちょこちょこありますが、
すみません、店頭にはないんです



さー、今年もあと4週間を切りました
皆様の今年一番のワインはなんでしょうか?
まだこれから、っていう可能性もありますね

今年は昨年や一昨年と比べて、ワイン会も多く開催できました
1月のティボー・リジェ・ベレール会からもう1年になるんですね。
早い〜
DRC、ソゼ、ポール・ブランク、05フランス、ボングラン、ミッシェル・マニャン…等々

セミナーもいくつか開催してもらえてうれしいです
ジャド、マッツェイ、チェレット、シャルル・エドシック、ジャン・ヴェッセル…
何か忘れてないかな
来年も沢山の生産者に来て欲しいです

てんちょの個人的な一等賞ワインは同率で二つ、思い出深い、大変いい経験になりました
(銘柄内緒ですんません、一部箝口令敷かれてまして)

来年もため込んでる「縦飲みワイン会」、やりたいと思います




前置きが長くなってしまいましたが、今日はこのワインを紹介します
 
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シャルル・エドシック ロゼ 2005

シャンパーニュです

シャルル・エドシックは既に何度も紹介してますので、改めて書く必要もないでしょうか。

シャンパーニュにおいて、ロゼってどうしても高いんです(vintageなら尚更)が、これは奇跡的なお値段です。
前は箱入りであったんですが、長らく欠品しててほんの少しだけ在庫が復活してた(しかも前と同じ値段で)ので、すかさず購入。

シャルドネ73%、ピノノワール27%(細かいですね)
12のクリュから厳選したブドウを使用しています。
瓶熟期間は10年以上

香りの複雑さはとても良いです
更に余韻が長くて素晴らしい

キレのある辛口で全然まだ若い。
目をつぶっていたらロゼって言えるだろうか、と思える辛口です
繊細な泡です、非常に上品ですよ

ピノノワール100%で作った赤ワインをブレンドしてますので、鮮やかなピンクい色です。
長い瓶熟でも退色していません。


箱なしですが、税込15000円以下、こういうロゼってまずないと思います
しかもヴィンテージで。

同じロゼで、2008年だと22000円なので、値上がりが激しい分、この05は貴重です
既に数本売れまして、残り3本ですが。

是非、クリスマスや年末年始に開けてみてください
いいとこ見せたい人は買っておきたまえ












posted by cave MITSUKURA at 15:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月01日

寒さを忘れるワイン


今日から12月
そして、いきなり気温が下がって寒い



寒くなると、これですよね

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右から、
アグリー・グリューヴァインNV & ドクター・ディームス カトレンベルガー ブルーベリーグリューヴァインNV

ほんのり甘いホットワイン2種です

アグリーはなんとスペイン産です。
テンプラニーリョ100%

ホットワインには珍しいセパージュですね
味はやや甘めで美味しいですよ
スパイシーさやタンニンは全く気になりません
アルコール度数は14%なので、結構しっかりしていますね


ドクター・ディームスはドイツ産です。
ブルーベリーやキウイなどのフルーツ果汁で作ったフルーツワインに少しのスパイスを入れています
クローヴやシナモンが少し入ってますが、こちらも甘くてとても飲みやすいです
目によさげ??(どうかしら)
アルコール度数も8.5%しかありませんので、気軽に飲めます

どちらもマグカップに注いでレンジでチンすればお手軽にホットワインが楽しめます
もちろんお鍋で温めてもOKです

重要なのは必ず温める事、です

寒い季節には本当に温まりますよ
おすすめです〜















posted by cave MITSUKURA at 16:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月29日

CEOいらっしゃいませ


今日の名古屋は雨なのに気温が高めで、何だかぬるい空気です
明後日はもう12月かぁ〜
今年も早かったな



めちゃくちゃ忙しい訳ではないんですが、ちゃんとブログ書いてる時間がなく

今日は先程、シャンパーニュのシャルル・エドシックから社長のステファン・ルルーさんが来店してくれました

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ほんの立ち話であいさつ程度ですが。
勿体ない、ディナー会とかセミナーとかあればい最高なのに

先日のセミナーでお世話になった本間さんもご一緒でした
また是非やって欲しい。

過密スケジュールで、ほんと忙しそうでした。
明日は早朝から札幌へ移動されるそうです

次回があればいいなぁ〜













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2022年11月26日

黒馬のワイン


名古屋の上空は今日、ブルーインパルスが飛来するそうですが、仕事しててお店にいると流石に眺める時間はなさそうです
昨日も予行で飛んでたらしいですね

ニュースの映像を楽しみにします



今日はこのワインを紹介します
黒馬伝説

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シャトー・シュヴァル・ノワール2015

フランス、ボルドーのサンテミリオン、赤ワインです
サンテミリオンはお隣のポムロルと同じく、赤ワインのみが名乗れる名称です。

サンテミリオンのシュヴァル・ノワール…
何かどっかで聞いたような…

って、シュヴァル・ブランのバッタもんか

と思ったあなた、確かに名称は??かもしれませんが、違います。
由緒正しい歴史のあるシャトーなんです
シュヴァル・ブランが余りにも有名なので仕方ないでしょうか

しかし、侮るなかれ。
この黒馬シャトーのオーナーは、メドック・マルゴーのシャトー・パルメのオーナーである、マーラー・ベッセ家です
この一族は、1892年創業の巨大なワイン商で、パルメ以外にもポンテ・カネがあります

シャトー・シュヴァル・ノワールは1937年にマーラー・ベッセ一族が最初に取得したシャトーです。
当時から非常に高品質のワインを生産してたらしく、ご近所のアンジェリュスの共同経営者であるウベール・ド・ブアールさんとノウハウを数年にわたって共有していたそうです

こんなシェ ↓

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HPより、以下同様

こじんまりしてます

シュヴァル・ブランがポムロールに近いグラーヴ地区にあるのとは違い、シャトーはコート地区の西端にあります。
5haと小さな畑ですが、樹齢50年以上のメルローは植えられています。
セパージュはメルロー100%

他にセカンドの赤やボルドー・ブランも生産しています

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流石、名前入りの樽

最新設備の清潔な蔵です。
が、醸造に関しては詳しい情報がありません



てんちょ、このシャトー、知りませんでした
全くのお初です。
しかもまだ飲んでません。

2015年だし、間違いないでしょう
価格もお手頃、一葉さんくらいです。

いいメルロー、飲んでみたい時に是非
この前の、サンジョルジュ・コート・パヴィと飲み比べしてみたいですね。

正統派の赤ワインですよ〜













posted by cave MITSUKURA at 16:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする